シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

顔の傷がだんだん治っていくのがすごい・・「フランケンシュタイン」

2005-09-09 21:52:22 | Weblog
94年ケネス・ブラナー監督、コッポラ製作の「フランケンシュタイン」

古典の名作をかなり忠実に映画化。フランケンシュタイン博士はケネス自身が演じ、彼が生み出した人造人間をロバート・デニーロが。フランケン博士の恋人にヘレナ・ボナム=カーター。かなり豪華なキャストですね。

フランケン博士の実験室の美術がすごい!金かけてるぞ~~って感じ。

でも、見終わった後に気持ちが晴れ晴れする映画じゃありません。当たり前か・・特に無実なのに縛り首になってしまう女性のシーンは強烈で、気分が悪くなりました。ヘレナも最後はめちゃめちゃにされてしまい、もうどうなってもいい状態・・

ホラー色はあまり強くなく、全編悲しみの感覚が強いですね。怪物であるデニーロも恐ろしいというより、哀しみをたたえた哀れな存在として描かれているし。

私はケネス・ブラナーって人がどうしても好きになれないのよね。なんでここで裸?みたいなシーンで上半身裸で実験室で走りまわるし・・

演技がきっと素晴しいし、才人なのも事実だろうけど、何か「うぜ~~やつ」という印象が。まあ、生理的にだめってことでしょう。

私は気づかなかったけど、怪物のデニーロが動き始め水槽からドッバ~~って出てきたとき、(当然真っ裸なので)局所が見えたんだそうです。
そして、すごいのはこのデニーロの怪物の顔中に無数にある縫い傷がだんだんと、(映画の進行とともに)はれが引いてくるところ。細かいの~~

これから見る人は、チェキアウト~~

ヘレナはエキセントリックな女優だが、きらいじゃありません。彼女が声優をやる今秋公開の「コープスプライド」

夫であるティム・バートン監督作で相手の声優はジョニー・デップ!!絶対見なきゃ!
ここに行くと1カットだけ見れるよ。
www.corpse-bride.jp
ふたりの顔そっくりのアニメキャラが笑えます。たぶん「ナイトメア・・」ののりでしょう。