シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

今見ると「イカス!」・・「ハーレーダビットソン&マルボロマン」

2005-08-30 20:42:56 | Weblog
91年サイモン・ウィンサー監督作「ハーレーダビットソン&マルボロマン」

主演は不良中年ふたり、ミッキー・ロークとドン・ジョンソン。

10年前だからまだふたりとも40代だ。ふたりともハーレーに乗っている。
バイク乗りだが、気持ちはカウボーイだね。

バイクは車よりももっと生き物に近い感覚だと思う。相方がバイク・フリークでハーレーも大好きだ。もっとじいちゃんになったら乗りたいそうだ。

この映画は最初にレンタルで出たころ見て、「なんじゃ?こりは?」と思った。このくだらない展開・・

しかし、今見ると、このユルサがいい。自分も年をとったっていうことなのでしょうか?

ストーリーは単純で、ミッキー・ロークとドン・ジョンソンは古くからのマブダチ。久しぶりに帰った街の馴染みの店が乗っ取られそうなことを知り、「ここで立ち上がらなきゃ、男がすたる」ってんで、ミッキーが強盗しようと言い出す。反対意見もあったが、結局みんなで店を守るためチームを作り、強盗に。

しか~~し、盗みに入った先が銀行を装ったドラッグ・ディーラーだったから、さあ、大変。彼らはどんどんわけも分からず、トラブルへと巻き込まれていくのであった・・

もう短絡的もいいところ。オイオイ連発の展開なのだが、まあ、いいじゃん、こんなにいい男ふたりの主演なんだから・・と許せてしまう。

この銀行のボスのシーンで大爆笑なところがある。
日本人の取引先を相手にテレビ会議をやっていて、一応流暢な日本語を話しているという設定になっているのだが、この日本語がドめちゃくちゃ。

「ミナサン~~ドモアリガト ゴザマシタ・・ソレデ アリハ、アリアリ~コリコリ~~」のように延々と呪文のような日本語が続く。聞き取れるのは出だしの「ミナサン」くらい。

カンペくらい用意しろよ~~でも笑える!!

「ダイ・ハード」でもナカトミ・コーポレーションの社長、タカギが「ヨク、ガンバリマシタネ」などとたどたどしい日本語で言っていたが、あれは日本語として一応聞こえた。

まあ、とにかくお気楽に見たい方にはぴったりです。バイク好きにもおすすめですな。ちなみに私は免許はもっていませんが、バイクならドカッティか、ノートンが好きです。かっこだけしか、わからんが・・