シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

いや~本当に怖くありません・・「ホーンティング」

2005-05-08 23:39:27 | Weblog
99年、ヤン・デ・ボン監督作「ホーンティング」

リアム・ニーソン、キャサリン・ゼダ・ジョーンズなどの結構な役者もそろえたのにね~
誰かさんの「こちとら自腹じゃ」のコーナーではありませんが「星ゼロやな!!くだらんわ!ほんま、むかついたわ!」ってな感じです。ただし自腹で見ていません。テレビ放映で見たのでえらそうなこと言えない・・

一応ジャンルはホラーですよね、これ!???

これを、ホラーを見たくて、怖がりたくて映画館でお金を払ってみた人は最高に後悔したと思います。前にも書いたキアヌの「ウォッチャー」と肩を並べるくらいつまりません!

結局お化け屋敷ものなのですが、もってまわった思わせぶりな展開、リアム扮する医者がこの屋敷でやる実験も意味不明、最初に出ていた助手ふたりはいったいどうしたの?みんなを怖がらせるために早々に消えたの?

ラストもなんだか、「え~~~!!!こんな風にもっていくことないじゃん!!!」ともう少しでテレビに物を投げるところでした。

怨霊ってものの存在はもちろん「アリ」とは思いますが、その戦いで生きた人間が簡単に死ぬなんて納得いきません。

やっぱり怖がらせるのって難しい・・
ず~~っと映画の間中、それらしいBGMがかかってムードは盛り上げているんだけどね。
怖いぞ~怖いぞ~みたいな、なのに期待をはずしまくる・・ツボをはずしたマッサージみたい・・

昔の日本映画「四谷怪談」や「番長皿屋敷」のほうがはるかに怖い!

だって自分がしたことへの密着した見返りだもんね~
このほうが身にしみるってもんです。

まあ、この映画はアミューズメントパークのアトラクション気分ってことかな?
テレビで無料で見る以上の鑑賞はお奨めしません。
レンタルすら頭にくることでしょう!