波打ち際の考察

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波屋山人

韓国料理の未来は「てなむ」にある

2009-04-21 00:52:12 | Weblog
この数週間、毎週1回は東新宿の「てなむ」という韓国料理屋でランチを食べている。
老舗の韓国料理屋「松屋」にも近い場所。
東新宿駅から職安通り沿いに新大久保駅のほうに100mくらい行く。
四つ角に韓国食材店がある。
2階は窓ガラスが暗く中の様子がわからないけど、実に居心地のいい韓国料理屋なのだ。

「てなむ」のところには以前「大邱家」という韓国料理屋があった。
名前が変わっただけなのか経営者が変わったのか知らないけど、店舗は変わっていないらしい。
奥の席では大きな窓から職安通りの様子がよく見える。
すっかり街路樹には緑の葉がのびてきて、歩道を歩く若者も薄着だ。

「てなむ」は内装が良い。
オーストリッチのような合成皮の席も、石の床も、すっきりしている。
店員さんは丁寧で腰が低く、ホテルマンが勤まりそうなほどだ。

「てなむ」には、新大久保の人気韓国料理屋に揃っていなかったものが揃っている。

清潔な熱いおしぼり。
おもわず顔や首を拭いてしまう。

大きな氷の入ったグラスも大きく、清潔だ。
陶器でできた食器も、落ち着きがある。

メニューには、生のマッコルリもある。
夜も来てみたい。

料理の味は辛すぎず、刺激よりもコクを感じる。
品のあるモダンな韓国料理といった印象。

昼の12時半くらいにここを訪れると、今日はぼく1人しかいなかった。
先週も先々週も2~3組しかいなかった。
こんなにすばらしい店に客が来ないというのは寂しい。

韓国料理の未来は、「てなむ」のスタイルにある。
新宿や歌舞伎町からはちょっと遠いけど、歩けない距離ではない。
ぜひ、趣味人のマダムは「てなむ」でランチを食べて、1Fの韓国食材店で生マッコルリやコチュジャンを買って、上階のサウナで汗をかいて帰ってほしい。


・大邱家 東新宿店(現・てなむ)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13029113/

コメント (2)
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