しっかりと手を掛けながらもスマートな印象がある阿部春弥さんの磁器。
レトロ感のあるオーバルや陽刻(凸柄)、輪花は、型成形。
陰刻(彫文・凹柄)や面取り、鎬、亀甲鎬などは、轆轤成形後に手仕事で彫り出されています。
どちらかに偏ってしまう作家も多いですが、バランス良く仕事が配分されていて
1点物の良さ、揃いの良さがあり、収納時のスタッキングなども考えられていています。
牡丹豆皿や花豆皿、輪花中鉢は、レモンやライトブルーのパステルカラーもあって涼やかな印象です。
鉄彩タイル皿は、カッチョイイ1枚。
磁器ですが、電子レンジは使えませんのでお気を付けください。
自分も1枚求める予定です。
奥様のみかさんとコラボした蓋物、マグカップを手に ちょこんと座った猫が蓋の取っ手になっています。
表情が たまらん可愛さね。
中には小魚も描かれています。
他にもマグカップ、スープマグ、麺鉢、プレート等、明日までお楽しみいただけます。
奥様の箸置きは、残りは3種です。
web展示でもご覧いただけます。
https://alpinoginka.thebase.in/
信濃の工房から
明日(7/27・16:00)までとなります。
14:00頃より、戸津圭一郎さんが在廊してくれる予定です。
茹だるほど暑いですが、お出かけいただけると嬉しいです。
ギャラリー樟楠