F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

第25回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍

2010年08月29日 | 大会
10位入賞 58m52s
自己タイムは3分半ほど更新。


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【スタートまで】
今回はnyoさん号乗り合わせにて現地まで。
いつもありがとうございます!
 0645 女池
 0710 umiさん邸
 1150 乗鞍会場着

会場が近くになるにつれ、専ら車内での話題は昼飯。
 ①松本市アルプス公園近くにある「インド料理シュプラ」のキーマカレー
 ②乗鞍高原 「ル・コパン」の石窯ピザ
 ③会場ブース「カレーハウスCoCo壱番屋」のカレー

ネタ的には①のキーマ大盛りをnyo氏に食べてもらいたかったが、笑
今回はコスト、利便性から③をチョイス。
キャップとkinoさんは②に行ったみたい。
来年はそうしましょーかね。

受付後、時間的に余裕があり、宿でのんびりと温泉に浸れたのは良かった。
あとは晩飯食って寝るだけだが、
晩飯で想定外の瓶ビア祭りがスタート。汗
明らかに飲み過ぎたので、みんなと夜の散歩へ。
夏とはいえ、標高1500mは別世界。気持よかったー。

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当日朝
0400 起床→フローラー
0500 朝御飯(御飯一膳、味噌汁、おかず少々)
0550 ホイールバッグ×2とメットを持って場所取りへ。
0605 アップ開始
   高ケイを維持しながら、いろんなポジションとってカラダをほぐす
   負荷は10分経過後に徐々に↑
   ウィダー摂取して空腹感を感じないように。
0650 アップ完了
   マッサージオイルでケア(umiさんサンクスでした!)
0700 会場へ

【レース】
昨年のレースは、第1CPで先頭集団から千切れて、
さらに後続に嫌ほど抜かれてゴール。
絶対的なパワー不足。
さらに、集団前方を維持することに固執し消耗を早めた。

今回は去年と比較しパワー、持久力は若干改善されたものの、
上位陣との差は歴然。
格好付けて前方維持するより、自分の走りに集中する。
その中で、もし中盤以降に勝負できる場面があれば、
躊躇せず全開でいく。そんな作戦。

最前列からのスタート。
決して無理をしないように順位を落として集団に馴染んでいく。
スタート直後は、集団もザワザワしていてやや危ない場面もあったが、
数分ぐらい走ったところで20人ぐらいの集団となり落ち着く。
後ろを振り向けば、誰も居ない…。最後尾。
村山さんは自分の目の前を走る。前半はいつもこの位置なのかな。
前方では森本選手、宮崎選手、南島選手らが先頭を引いている様子。
ペースの上下がありつつ、前回のような消耗なく第1CP通過。
補給を受け取り水を2~3口だけ飲む。

ここから1kmほど、勾配がややきつくなる。
脱力を意識して最後尾を走っていると、村山さん・宮崎選手と
その先の集団にギャップが生じている。
その差は数メートル程度なのだが、縮まることなく推移。
自分も脚に余裕があまりなく判断に迷ったが、踏み込んで集団に復帰。
負荷的に厳しい局面だったが、ギリギリ集団でこの区間を通過。
この時点で集団は7~8人ぐらい。

比較的長いトラバース区間を通過し、ミニ九十九へ。
勾配がきつくなるため、ここも勝負所と踏んでいたが、
その通りペースが落ちず非常に苦しい。
九十九の出口でついに集団から脱落。
先頭集団4~5人 ← 自分 ← 強い選手わらわらと
森選手や矢部選手をこの付近で一旦は抜いたものの、
間もなく抜き返された。

大九十九に突入し、これを過ぎると終盤局面の森林限界。
勾配がきつくなってからすぐに竹谷選手が追い抜いていく。
すがる思いでペースを合わせて追随する。
運よくレッドゾーンに突入することなく、2人で第2CPを通過。
この時点で9位。水を数口飲んで終盤へ。

すぐに後ろから宮崎選手が抜いていく。
やはり地力が違う。凄い粘り。
ラスト5km、余す体力は必要ない。
コーナーでべたインをついて抜き返す。
しばらく並走。しかし宮崎選手は強かった。
徐々に遅れだし、竹谷選手にも抜かれて1人旅に。
脚がいっぱいで、ペースが上がらない。
そして凄い勢いでもう1人に追い抜かれた。本柳選手。
去年のジャパンカップの借りは返せず。現在11位。

ラスト3kmほど。1km1kmがとてつもなく長い。
ふと顔を上げると前方によっしー選手。
大九十九のあたりで、森本選手と通り去りゆく姿を見て以来。
戦いを終えて下がってきたんだろうか。
よっしー選手を抜いて残り3kmちょい。
自分もペースが上がらず、その差は大きくならないまま
大雪渓を通過し1年ぶりの頂上へ。


(信州ふぉとふぉと館より)

10位。58m52s。
入賞と60分切りという、今シーズンの1つの目標を達成。


【来年に向けて】
第2CP以降で先行した本柳選手、宮崎選手、竹谷選手は57分台でゴール。
4kmほどで1分以上の差を開けられている。
本柳選手は40分程の坂でトレするとのこと。
宮崎選手は25分程の坂をリピート5本。
自分は20分の坂を1~2本。

YHKリピート5本~をこなせる筋持久力をつければ、
乗鞍57分台が見えてくるかもしれない。
数年前までは想像さえできなかったチャンピオンクラス入賞。
折角この位置までこれたのだ。
もう少し頑張って上を目指す価値は、大いにある。


(アランさんより)


(アランさんより)

宮崎選手と。この自分のポーズは一体…。笑

(信州ふぉとふぉと館より)