イタリアより

滞在日記

レッチェからオートラントへの行き方その3.

2023年06月23日 | オートラント

乗り換えの

Zollino駅に掲げてあった写真

当時ゾッリーノ駅にやってくる

新型の列車の到着を待つ人々…らしい

これから除幕式も開催される様子です

そもそも「スド・エスト」(Ferrovie del Sud Est)とは?なのですが、Ferrovie del Sud Est は 1931 年に誕生したプーリア州のローカル鉄道で、全長 474 km の鉄道網に列車やバスを走らせています。サイトによると、プーリア州の南部 4 県を横断し、バーリ、ターラント、レッチェの州都とその周辺の 85 の自治体を結んでいるのだそうで、レッチェ以南の地域では唯一の鉄道会社なのだとか。

ゾッリーノ駅に掲示されていた

スド・エストの路線網

ということは、プーリアを旅する時にはお世話にならざるを得ない交通機関ということになりますが、現在は、旧国鉄トレニタリアと同じ「Ferrovie dello Stato Italiane」のグループ企業になっているのと、レッチェやバーリのような大都市では、トレニタリア(FS)の駅に乗り入れている為に、レッチェでの乗車時はそう神経を使わずに済むという感想を持ちました。

レッチェ駅1番ホームから地下へ

レッチェ駅の窓口で聞いた乗り場は「7番線」ホーム。地下へ降りるとずっと奥へと案内があって、するするとホームへ行きつきます。1~7番までホームは几帳面に並んでいる。

地下通路を降りて

移動する

突き当りの階段を上がって

「7番線」ホームへ

そうそう、レッチェ駅で注意がいるのは、エスカレーターやエレベーターの設置がないことです(2022年12月現在)。プーリアの大都市とはいえ、レッチェはまだまだ発展途上にあるのだと痛感した次第です。それでも、『Ferrovie dello Stato Italianeは2022-2031経営計画として、様々なインフラや交通手段を統合する』(サイトより)のだそうで、ここレッチェにもその変容の波がきっと押し寄せる、そうして近い将来、バーリのように設備の整った駅に生まれ変わるのだろうと思います。

-続く-


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