イタリアより

滞在日記

バーリの救世主その2.

2023年01月18日 | バーリ

真冬なのに

あちこちで

ブーゲンビリアが咲き誇っていました

-ストリートビューより-

この横断歩道を渡って

一人の男性が近づいてくる…

バーリに到着時、三人の人に助けられたと記しましたが、その一人が、実はこの男性でした。空港の一階到着出口を背にして、左方向の隅っこにシャトルバスの乗り場があるのですが、男性は、私に『バスがある』ことを教えてくれたのでした。端(はなっ)からタクシーに乗るつもりだったし、24時にもなって、バスがまだ運行しているとは思いもしなかったのです。

ストリートビューより

到着出口を背にして

左方向端っこに乗り場がある

この男性は、小走りにやって来て、「早く行け、間に合うから」と教えてくれました。彼が指さすシャトルバスの乗り場を背伸びしながら見ると、確かにマイクロバスが一台止まっています。男性にお礼を言って、乗り場へ駆け出しましたが、本当にシャトルバスなのかとこの期に及んでも、まだ訝(いぶか)る疑い深い私です。

公式サイトより

切符は車内で売ってくれる

車内を覗き込むと既に20人近くの人たちが乗車していてバスの発車を待っています。念のために、バスの運転手さんにバーリ中央駅へ行くかと確かめると快く返事があり、ここに至って初めて安心できたのでした。

それにしても、あの男性が声を掛けてくれなければどうなっていたか…雨が降り始めた中、タクシーは来ず、最終便のシャトルバスもタクシーを待つ私の目の前を走って行ってしまう…今思っても身震いがしてきます。

※このシャトルバスの切符は車内で売ってくれました。一人4ユーロ(2022.12月現在)

バーリ空港からバーリの市内へ行く方法は、バス・私鉄・タクシーの3通りあります。夜遅く到着するため、当初からタクシーを利用する予定ではいたのですが、その他にもちょっとした❛事情❜がありました…その❛事情❜を回避しようとしたのに…イヤな予感はこの後、見事に的中することになります。

-続く-

コメント (2)
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