サン・ロレンツォ大聖堂
ホテルを出てすぐのバビル通りを直進、散策を開始しました。世界遺産に登録されたガリバルディ辺りには豪華な宮殿が建ち並び、当時のジェノヴァの豊かさが偲ばれます。観光本と地図を手に赤の宮殿や白の宮殿を始め、沢山の貴族の邸宅を見て回りましたが、見学する人も少なくて今年もオフシーズンのメリットを味わいました。
ジェノヴァの見所となるエリアは思っていたより小さくて、のんびりと歩けたのは良かったのですが、教会などはお昼までで閉まるので効率の悪さも思います。そんな教会の一つがサン・ロレンツォ大聖堂でした。例によって、あっちへ行ってみようと寄り道をしながら歩いていたら迷ってしまい、やっと探しあてたのはお昼過ぎ。午後からの見学は3時からなので、さて、どうしようと思案しました。白と黒の大理石で出来た独特のゴシック様式のファサードは、とてもモダンでこの教会はどうしても気になるのです。
コロンブスの家と後方ソープラ門
そこで、逆方向にある「コロンブスの家」を見に行くことにしました。何でも、コロンブスが幼少の頃過ごした家を復元したものらしいのですが、時間つぶしにはいっかと訪ねました。見学料4ユーロを支払い、中にも入ってみましたが、ちょっとお粗末でがっかり。コロンブスと何かゆかりがあるのかどうか分からない衣装を着せられたデパートにあるフツーのマネキン人形が三体、それもその一つはツルツルの坊主頭だし、観光客のイタズラか、何かの領収書がペタリ張り付いていました。他の一体のかつらもずれ掛かっているしなぁ~ハテ、これは直してあげていいものか…一緒に中に入った人が、私に「トロッポカーロ(料金が高すぎる)」と話掛けてきましたが、「シーシー(はい)」と苦笑混じりに応じる他はありませんでした。
マネキン人形のある「コロンブスの家」にて
ビニール傘を持ってハイチーズ
結局、雨は降らなかった(-_-;)
「ディソープラ」
そうそう、ランチに良い場所の情報です。ネットで知ったのですが、思い切って訪ねてみました。レストラン「ディソープラ」。ドゥカーレ宮殿の中2階にあります。セルフで好きなものを好きなだけ食べられるランチビュフェで、土日は17ユーロでした。ジェノヴァの家庭料理が味わえて、お水やジュースなどもこの料金に含まれます。味も美味しくて私は満足でした。イタリアでは一人で食べるとなると一品は多すぎて他の料理は頼めないし、こんな形のお店があちこちに増えたらいいなぁと思います。
どれも美味しかったです
ピアッツァ・デ・フェラーリ側から入る
なお、場所はフェラーリ広場側から中へ入ります。階段を上がって2階へ。トイレは一階のバールにあります。食事のあと、領収書を持っていけば、このバールで食後のエスプレッソが飲めます。
そしてそして…
ジェノヴァで見つけたグロム!!勿論、ピスタッキオを頼みました。お店はなんと、サン・ロレンツォ大聖堂の真ん前。聖堂に行くのを諦めていたら、このジェラートも食べられなかっに違いありません。ハイ、ドヤ顔して食べました(*^_^*)