ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

青梅の茶屋

2006-05-05 23:46:45 | トレーニング
家族3人はオーストラリアにいるので、ひとり残ったワシは多摩川へ。

前に紹介した『東京周辺ランニングコースガイド』(山と渓谷社)に載っている多摩川コースの地図と写真を参考にして、まだ行ってない上流をめざす。

Jog Noteのコミュニティーサイト(多摩川土手ランナーさん主宰)でも話題になっていた[国立市の中央自動車道くぐった先]で、前回ワシは見事に迷子状態になってしまったので、そこに書かれていた道すじをたどってみることに。

軽チャリでニ子玉川に出て、そこからサイクリングロードに入り、ひたすら上流へ。71分で国立の「問題の場所」に到着。なるほど、民家の庭みたいなでこぼこ道を通り、木の小橋を渡るとグラウンドがある。その向こう側へぐるりと回りこむとまた多摩川沿いの道が続く。
ただ、「残堀川」(ざんぼりがわ)と交差するあたりでまたちょっとややこしい感じだが、とにかく多摩川から離れないように気をつければOK。
30分ほどで、JR中央本線の鉄橋をくぐった先に昭島市の赤い多摩大橋が。
ここにチャリを置き、いざランに移る。

81分で「羽村の堰」に着く。ここがサイクリングロードの終点。
江戸時代、多摩川修工に尽力したという玉川兄弟の銅像がある小公園にはサイクリストが多数いて休憩中。

そこから階段を上ると奥多摩街道に出る。
40分ほど走って、青梅線の河辺(かべ)駅前。左へ行くと青梅マラソンの受付会場になっている総合体育館。当日はごったがえす会場だが、きょうは閑散としている。
青梅マラソンの時は、電車ではるばる遠くへ来たと感じる場所に、こうしてチャリ+ランで自分の脚でたどり着くと、点が線になってつながったようで、なんだかうれしいもの。

きょうの「ゴール地点」にさせてもらったのが、「紀の家」さん。
青梅マラソンの時、臨時の更衣室・荷物置き場となる青梅市民病院のすぐ前にあり、和菓子屋さんなのだがマラソン当日はランナーにお茶をふるまってくださり、おしぼりまで出してくれる親切なお店。申し訳ないので、赤飯や土産用の饅頭などを買っていた。

きょうは、ちょうど昼時だったので、いなりとのり巻きを買いながらマラソンの時の御礼を言うと、「もう来年はなくなっちゃうんです」とオバチャンが残念そうに言う。

??? 青梅マラソンは「東京マラソン」に日程取られて前倒しになったけど、存続ですよね。
ううん、ウチが店じまいなんです。立ち退きしなくちゃいけなくなって、今月いっぱいで……。

この地で39年だそう。青梅マラソンが今年40回目だったから、ほとんど青梅マラソンの歴史と重なるわけか。
(河辺駅の隣りの小作駅前にある本店は引き続き営業とのこと)

残念記念に柏餅も買って、感慨とともに店を眺めながら食べ、帰路についたオヤジであった。
チャリ50km+10km 約4時間/ ラン30km 約4時間。

多摩川走の終了後、プールでクールダウン。クロール1000m+平200m。
コメント
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