定期購読中のCD付きマガジン『日本のうた こころの歌』63号が届いた。
その中に「ちゃっきり節」が載っていた。
唄はちゃっきり節 男は次郎長 花はたちばな 夏はたちばな 茶のかおり ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ きゃアるが啼くんで雨ずらよ
(ワシは「¨¨ちゃっきりな」と歌っていた)
という有名な静岡民謡だが、実は昭和の初め(1927年) に静岡鉄道が、当時すでに偉大な詩人として高名だった北原白秋に宣伝用として依頼して作ってもらったCMソングだった、という程度のことは地元人として知っていた。
しかし、原詩が30番まである長い長い作品であったとは知らなかった。(この歌誌にも全詩は掲載されておらず、北原白秋全集に収録されている17連のみ)
また、静岡鉄道が白秋に作詩依頼した理由が、昭和2年に沿線に開園した「狐ケ崎 (きつねがさき) 遊園地」(同鉄道が経営) の宣伝だった、ことも初めて知った。
狐ケ崎遊園地といえば、ワシが子どもの頃には、今の東京DLの比ではなく、夢の遊園地。
仙台の大学に行ってからは、帰省した時の貴重なバイト先でもあり、手近なデートスポットでもあった。(うーん、健全!)
その後、上の息子が生まれてまもなく経営不振で閉園になってしまい、現在は大型スーパーに転じてしまったが、ワシがボート係を務めた池だけはそのまま残っているそうだ。
「狐ケ崎駅」も当時のまま存続しており、改札口の近くに「ちゃっきり節」の全30番歌詞が掲示されているとのこと。
(地元・清水の旅館のHPにも全詩が紹介されている)
朝 11km 1:04’19”、心拍173。
夜、プールへ。クロール1000m+平200m。帰宅後、おんぶスクワットなど。
おんぶ、といえば、当ブログにコメントを寄せてくださるluneさんがジョグ中に、しょいこみたいなものに幼児を入れて走ってるランナーに遭遇して仰天したそう。そりゃあ、驚く。バギーに乗せて突っ走ってる外人さんは時々見かけるが。