絵本と児童文学

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パンの味

2008-04-03 07:11:23 | 身辺のこと・自然
 庭に野鳥をよぶために、ドラッグストアから食パン(100円ぐらい)を買ってあたえています。いつもは蜂蜜にヨーグルトを混ぜて食べるが、たまたまその期間だけ食べていたキンカンのジャムがおいしかったので、1枚につけ食べてみました。原料の小麦の味がよくなく、驚きました。安いだけあってと、小麦に対してさまざまな疑いを持ってしまいました。
 その味を払拭したいと思い、この地域で広く展開しているパン屋から玄米パン(400円ぐらい)を買って食べてみました。その店は駅ビルにあって、通るたびに昼時など大勢で込み合っているほどです。パンは口に入れてすぐは甘みがあったが、よくかむとこれまたおいしくないものでした。
 パンってこんなにおいしくないものだったかと思って、自然食品店で玄米パン(400円ぐらい)を買って食べてみました。味がついていなくかみ進むほどに、材料のおいしさが口に広がりました。これぞパンの味だと、満足しました。

 昨日は購入したてのパン焼機(7000円ほど)で作ったパンを食べました。その味のおいしいことったらありません。小麦の味をじっくり味わい、大満足でした。作り方は材料を容器に入れて、3時間待てばよいのです。途中の焼きあがるパンの匂いもなんともいえません。使った小麦は、国産で信頼できるしかるべきところから購入したものです。
 というわけでわたしは、パンの小麦を味わうでなく、甘みを中心にしたしかるべき名前の味を感じていたということが分かりました。
 小麦はほとんど輸入でまかなわれているので無理からぬことでしょうが、そのなかでも長期間保存されるあるいは品質の悪いものが、多くのパンの原材料に回っているのでしょうか。

 わたしは米飯が基本で、めったにパンを食べません。しかしたまに手っ取り早く手に入って食べられるパンで、昼食を済ますことがあります。そのときはあわただしいので、パンの小麦の味というより、しかるべき名前に加工された味を口に通過させていたな、と考え直してみました。