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オペラ・トスカを見る

2009-05-30 20:38:19 | 音楽
 2日続いた朝雨が上がったが、1日中曇り。日の出が4時過ぎで夕方も明るいので、雨か曇りのほうが落ち着く感じだ。 ラジオの放送によると、この時間の日の出時間は、北海道が4時ごろで沖縄が5時40分ぐらいと、南北に長い日本の日照時間の違いがあることが分かる。
 庭はドクダミ、ガクアジサイ、ヤマアジサイが花をつけている。気候は初夏であるが、気温が上がらず20℃以下である。

 昨日切符を手に入れ、近くのホールでのオペラ・トスカを見に行く。オペラ実験工房と冠しているとおり、200人ぐらいの小さいホールで舞台は簡易なもので、音楽はピアノである。トスカは場所が思い出せないが、本格的舞台のものを1度見ている。
 わたしはこの機会にと思い前のほうで見た。歌い手はそうとう力のある人のため、音楽は十分堪能できた。しかも歌う時の歌いだしの準備、呼吸、体の使い方など細部にわたって観察した。歌いだしの準備や呼吸を感じさせないのはさすがだ。それにプロなので当たり前だが、最後まで声を維持していたように思えた。
 プッチーニは「蝶々夫人」など日本になじみのある作曲家であり、美しいメロデーが多く人気もある。トスカのアリアとしては、トスカの「歌に生き、愛に生き」、カヴァラドッシの「星はひかりぬ」が知られている。わたしがこれまで放送で聞いて思い描いているより、満足のできる歌であった。
 2時間半ほど集中して楽しんだ。観客は年輩の人が多く、しかも女性は和服、男性がスーツという身づくろいの人が多かった。ヨーロッパのオペラ劇場で見た経験がありそうだ。
 隣の大ホールでは宝塚をやっており、帰りに夜の部の開始の列があったが、当然ながらオペラとは雰囲気の違う人たちが大勢だった。歩いて家路について、夕食をとったのであった。


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