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ヴァンホォーレ、マリノスをやぶる

2006-04-23 20:27:39 | サッカー
 庭の野草のアマドコロが白い可憐な花をつけ始めた。それが増えて、スズランが少なくなった。ギボウシが日ごとに目覚しい成長で、葉がだんだん大きななっている。この葉は山野草として食するとのことだが、わが家は活気のある緑の葉を鑑賞することにしている。
 スズメが巣作りをしているのか、枯れた芝草をせっせと運んでいる。

 Jリーグのヴァンホォーレ-Fマリノスの試合があった。用事を済まして後半から見た。意外にも前半が0-0だったので、驚いた。ホームのヴァンホォーレだが、力の差は歴然なので勝敗はともかくとして、どんな試合をするかに興味があった。引き分けなら上出来と思って、ヴァンホォーレに肩入れして試合を見た。
 2連敗と調子がよくないとはいえ、マリノスが試合を支配しながら進んだ。選手のレベルに相当開きがあるし、マリノスとしては勝って不調を払拭することと上位を射程に入れておきたい大事な試合だ。
 ところがヴァンホォーレは、押し込まれながらも運動量と集中力を維持して、時折のカウンターにかけるゲームをした。いつマリノスが得点を決めてもいい展開なので、はらはらしてみていた。
 2分のロスタイムもマリノスの執拗な攻撃は続いたが、終了直前逆襲したヴァンホォーレが右サイドからのボールをバレーが押し込んで勝利で終了した。ゴールインの時中沢がゴールの中で見送ったのが印象的だった。終了後マリノスの選手が呆然とピッチに倒れこんでうごかないことも。
 それにしてもヴァンホォーレの、運動量と劣勢ながら集中をいずする力はすごい。大木監督のチームづくりが浸透しているようだ。
 小瀬競技場に15000人(収容人数17000人)入った。ヴァンホォーレサポータが喜びと満足はひとしおだったであろう。たんなる勝利だけでなく、見ている人に感動を与える試合であった。このような試合を続けると、サポータの輪が広がるだろう。

 わたしの関心は、クラブの予算規模にもある。ヴァンホォーレが11億とJ1下位の超弱小に対して、上位クラスの50億近いだろうマリノスは、選手層がまるで違うといってよい。厳しい環境ながら地域に支えられているヴァンホォーレが、むしろハングリー精神で驚くべきチーム力を発揮し、今のところ中位を維持していることをたたえたい。

*24日の新聞によると、観客は14615人とのことである。
 

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