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カタールに圧勝

2008-11-20 14:39:20 | サッカー
 カタール戦は、未明の1時30分キックオフだった。立ち上がり主導権をにぎろうとするカタールの攻撃が続いた。日本側にボールが落ち着くことはなく、押し込まれる場面もあった。
 しかし、日本選手はよく動いた。前線からの厳しいプレスで攻撃力を押さえたり、一人が寄せてプレーを遅らせながら2、3で囲むというディフェシブなプレーを怠らなかった。19分、内田のロングボールを受け、右サイドからディフェンスの裏に飛び出して田中が得点をした。
 カタールはゲームプラン通りでなくなったこともあり、いっそう激しくボディコンタクトプレーをするようになった。日本はパスでつなぐことが多くなって、ペースをつかんで行った。カタールの得点をたたき出す、FWセバスチャンには決定的な仕事をさせないで、前半を終えた。
 後半2分、2点目を玉田が入れた。長谷部が中央から出したボールを左サイドから蹴り込んだ。この得点は、試合を優位に展開していくための重要なものであった。
 さらに23分、右側からの遠藤のショートコーナーを中村俊受け、ななめ左前方にあげたボールを闘莉王がヘッドで決めて勝利をほぼ掌中にした。

 カタールはスピードがあり集中力も高いチームだが、どちらかというと個人の強さで打開しようとするため、日本のスピードに乗った組織的展開には、対応できなかったと見てよりだろう。それに日本のミスが少なかったことと、ドリブルを随所に使って攻撃に変化をつけたし、コンデションづくりの成功も大きいだろう。
 中東チームの特徴である玉際の強さはさほどではなく、後半では手で顔を押さえるなどのラフプレーがめだった。
 さらにこれまでの弱点を修正し、最後までメンタルの部分での強さと持続力を維持して、自分たちのペースを失わなかったことが、終わってみれば危なげない圧勝をもたらしたのであろう。10月15日のウズベクとの引き分けをプラスに転じたとも思える。
 これでまだ3試合終わったばかりで、あと5試合がある。2月ホームでのオーストラリア戦が強敵であり中間地点であることなどから、ひとつの山場になるだろう。日本選手はシーズン始めのキャンプシーズンなので準備はできるが、ヨーロッパ選手はシーズンの佳境のときであり、所属チームの離脱して準備に参加するのは難しさをともなう。

 W杯最終予選はライブで見ようと思っているが、日常生活に支障をきたさないで1時30分キックオフの試合をみるためには工夫が必要になる。わたしは21時に床についたら、目覚まし時計がないのに起きられた。われながら不思議だが、試合が終わってすぐにまた眠りについたのだった。
 昨日と今日は12月中旬並みの寒さとかで、とにかく寒い。

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