あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

健康長寿:枕と日光と乳製品

2023-08-21 06:29:19 | 日記
簡単な判定法

 私の願いは健康長寿。
お迎えの来るその日まで自分の足で歩いていたいものです。
そんな私が頼りにしている健康法はウォーキング、だから毎日1時間
歩いています。
ついでに毎週月曜日にこのふたつに関連するテーマで駄文を書き散らし
ています。
今週は「熟睡とウォーキング」です。

 昼間本を読んでいるといつの間にかうとうとしている。
十分寝た筈なのに何だかだるい。
最近そんなことがたびたびあります。
毎日8時間近く寝ているけれど熟睡できていない気がします。
熟睡しているかいないか、簡単に判定する方法があれば試してみたいものです。
 そう思って調べたら意外な程簡単な調べ方がありました。
<熟睡とは「朝の目覚めが快適」「日中に眠気や倦怠感がない」ことを指す。>
つまり私は熟睡できていない側。
さて、どう対応したら良いのでしょう。

やってはいけないこと

 色々原因はありますがどうやら私の場合は加齢が一番影響している様子。
<体は休んでいるが脳は休んでいないレム睡眠は、若い頃と比べてもそれ程
減りはしない。
しかし体も脳も休んでいる状態のノンレム睡眠は激減する。>
 レム睡眠とノンレム睡眠は90分周期で入れ替わるのが基本形。
ひと晩に3回から5回これを繰り返します。
 眠り始めてからの3時間はノンレム睡眠で深い眠りにつき、朝になるにつれ
レム睡眠でスッキリ目覚めるのが理想形。
これが上手くいかないと睡眠の質が低下し、寝ているのに疲れが取れない
などの症状に現れます。

 加齢の他にも<体内時計の乱れ、心理的不安や環境の変化などによるストレス、
カフェインやアルコールなどの摂りすぎ、寝具や調光や騒音などによる睡眠
環境の不具合、が考えられる。>
 解決する為には<睡眠時間には拘らない、アルコールなどを摂りすぎない、
寝る前の食事は控える、有酸素運動を行う。>(引用は全て 再春館製薬 より)
週に5回も休肝日を設けているしウォーキングにも励んでいるし、そんな私が
熟睡できない本当の理由は何?

 色々調べて謎が解けました。
私、良かれと思われることの反対をやっていました。
「朝起きたらすぐに日光を浴びる」→毎朝4時に起きるので外は真っ暗。
「できれば夕方歩く」→午前中に歩いてます。
「朝ごはんに乳製品を加える」→16時間断食で朝は白湯のみ。
「自分にあった枕を選ぶ」→腰痛には枕を使わないのが良いと聞いてから
もう何年も枕は使っていません。
 これだけ阻害する要因があれば熟睡できていないのも納得です。


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日曜日は川柳の日

2023-08-20 06:29:59 | 日記

 先週ゴルフに行ってきました。 
酷暑の中、物好きなものです。
世の中は大谷の活躍で野球が注目されています。
こちらは観客の無い中、無言の行。
ホームランなんか簡単に打てるゾ。
そううそぶきながらラウンドしました。
 そこで今週の駄作です。

 <バンカーで 今日も出ました ホームラン>

 お盆明けの次週の予告編です。
「あるくあかるく」は暑さにめげず毎日更新目指します。

21日(月)健康長寿:   ぐっすり睡眠
22日(火)雑草の日:   牛が付く草
23日(水)身近な生き物: 小さな邪魔者
24日(木)国語のおさらい:豆知識と雑学
25日(金)昭和のプロレス:リング上でプレゼント
26日(土)日々の愚問:  謎のメキシコ

 下手は下手なりに楽しいのがゴルフ。
たまに出るナイスショットが酷暑を乗り切る薬です。


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日々の愚問:岩盤支持層から脱落

2023-08-19 06:29:59 | 日記
認知度3.6%

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週は近頃アルコール市場でじわじわと勢力を広げている「ソバーキュリ
アス」についてです。
 聞きなれない単語なので「蕎麦焼酎」の名前かと思いましたが実態は
真逆で、酒を飲まない生活スタイルのこと。
正確には「飲めるけれど敢えて飲まない」ので、従来からの酒を受け付け
ない「下戸」とは全く異なるのだそう。
 大酒のみの私からすると何とも理解しかねる行動なので、「何故?」が
どんどん湧き出します。

 この考え方が広がった切っ掛けは、2018年に出版された「ソバー
キュリアス」という書物。
本では、酒は飲めるが敢えて飲まない、あるいは少ししか飲まない、という
選択を紹介しています。
 この本が日本に入った時期は正に新型コロナの流行期。
飲み会などが激減し酒との付き合い方を考え直す人が増えていたこともあり、
急速に注目されました。
 ここで最初の愚問、この人たちは楽しい夕餉に何を飲んでいる?
<ノンアルコール飲料やソフトドリンクを楽しんだり、ビール替わりに炭酸水
を飲んだりする。>

 それでどんな効果を期待する?
<睡眠の質が高まる、肌がきれいになる、作業能率がアップする、などの
メリットがある。
当然ながら生活習慣病のリスクは軽減し出費が減る効果も期待できる。>
 それはなかなかの効果ですが、ソバーキュリアスを実践しているのはどれ
程の人々?
<21年に20~59歳の男女1万人を対象に調査した結果、言葉の認知度
は僅か3.6%。
しかし「考え方に賛同できる」とした人は80.6%。>
 今後一気にこの言葉が広まりそうです。

休肝日が倍増

 この言葉とは別に、以前から若年層のアルコール離れが度々報じられて
きました。
先の調査によると<20代の飲む派は48.1%で飲まない派の51.9%
を下回る。>
 ちなみに50代の飲む派は61.7%、もっと多いと思っていただけに
同胞の勢力衰退が気になります。
 敢えて飲まない傾向は若者だけでは無いそうで。
<ビールを飲む人の6割は60歳以上。
この世代は若い頃ほど飲めなくなり、ビールに代えてノンアルを飲む人が
増えている。>(引用は全て 信濃毎日新聞 より)

 何だか同輩の裏切りに直面した気分でが、考えたら私も似たようなもの。
春に急性膵炎を患って以降、平日はノンアルを飲む身。
少し前までの週二の休肝日が週五の休膵日に変わりました。
 ソバーキュリアスとは全く別物ながら、ビール需要を支えていた6割から
脱落したのは確かです。
 

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昭和のプロレス:ベルトの看取り人

2023-08-18 06:29:59 | 日記
馬場から王座を奪取

 「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」ではリングを盛り上げた脇役達を
振り返っていますが、たまには毛色の違った話を。
今週登場する脇役は主役レスラーが巻いた「インターとPWFのベルト」
主役と脇役の不思議な因縁を振り返ります。
 登場する主役はボボ・ブラジル。
言わずと知れた昭和プロレスを代表する黒人の実力者です。
195cm127kgの巨漢が初めて日本にやってきたのは1957年8月の
日本プロレスでした。
 14日は一騎打ち、翌15日にはタッグマッチで力道山と2連戦を敢行。
これが大きな話題になって大映が「頭突きと空手チョップ」の題名の映画
にする程の盛り上がりをみせました。

 再来日は11年後の68年6月。
25日にジャイアント馬場が持つ日本マットの最高峰、インター王座に挑戦。
2対1で勝利してテーズ、力道山、馬場に次ぐ第4代王者に就く偉業を
達成しています。
 ベルトは27日の再戦で失ってしまいますが、馬場から王座を奪ったのは
ブラジルと後のキニスキーのふたりだけ。
インター王座の歴史にその名を刻み込みました。
 その後も来日を重ね70年72年とインター王座に挑戦をします。
その年の12月1日には、馬場の日プロ脱退により空位になった王座の決定戦
を大木と行っています。
 見事勝利して新王者になりますが4日の再戦で大木に敗北。
その後まもなくして日プロは崩壊してしまうので、力道山から続いたインター
王座の歴史は実質的にこの頃が終末期。
いうなればブラジルはベルトの最期を看取った存在でした。

20代と27代王者

 73年には馬場が興した全日本プロレスに登場。
馬場は「世界の強豪と10戦を行い、勝ち越したら力道山家寄贈のベルト
を巻く」と宣言しており、その最終戦の相手となったのがブラジルでした。
2月27日の対戦は2対1でブラジルが敗退し馬場が初代PWF王者の
ベルトを巻いています。
 力道山家が所有していたこのベルト、元々はロスを本拠地にしたWWA
のベルトのレプリカです。
<1962年3月28日に力がブラッシーからWWA王座を奪取。
31日に帰国した力は千代田区の記章会社にコピーの作製を依頼。
5月に完成したベルトが11月のインター防衛戦から使用され始めた。
オリジナルは5月にWWAに返却されている。>(日本プロレス70年史 より)

 この時のコピーが初代PWFベルト。
ブラジルはインターの消滅に立会いPWFの誕生にも絡んだ稀有な存在でしたが、
大元のWWAのベルトにも関係します。
 66年9月2日に20代王者になりますがその後に転落。
68年1月12日に27代に返り咲きますが、NWA加盟のためにWWAベルト
はこの時をもって封印されています。
 ブラジルはこのベルトの終焉にも立ち会っていたのでした。

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国語のおさらい:ガガーリンに質問

2023-08-17 06:29:59 | 日記
青、赤、黄、黒、緑、桃色

 毎週木曜日は国語をおさらいしています。
今週は「あおみがかった」の言い回しをおさらいします。
 「青みがかった」と書きますが、分かった様で分からない表現です。
解説にはこうありました。
 <青み/がかった、に分かれる。
「青み」は青い状態を指し、「がかった」は名詞について「その状態になる」
の意味になるので、青くなっている状態を表している。>(Hinative より)

 別の解説はこんな内容でした。
<青みがかるは青色を帯びること。
色名の「あお」+接尾語の「み」+名詞について傾向(そのようになる)を
意味する動詞の「かかる」の連濁形「がかる」で構成される。
他にも「あかみがかる」「きみがかる」「くろみがかる」「みどりがかる」
「ももいろがかる」などと使われる。>(Wikipedia より)
 この手の解説が数多見つかりました。
それはそれとして納得できるのですが、どうにも腑に落ちない点があるのです。

別の解釈

 実は私、これまでずっと「青みが勝った」だと思い込んでいたのです。
「勝つ」には勝ち負けの他にもこんな意味が含まれます。
 <勝つ:全体の中で、その傾向が他より目立つ。>
だから複数ある色の中で青が目立つ場合に「青みが勝った」と表現するの
だと信じて疑いませんでした。
 実際、辞書にも例文として<赤みが勝った絵>(新明解国語辞典 より)
が載っています。
ところがネットで幾ら検索してもこれを支持する解説が見つかりません。
この解釈はもしかして、三省堂と私だけが抱く大きな勘違いだったりして。

 全く別の話になりますが、歴史的に大きな勘違いをされ続けている
「青みがかった」があるそうで。
それが1961年にソ連のユーリイ・ガガーリンが発した言葉。
「地球は青かった」とは宇宙から送信してきた有名なセリフです。
 ところがこれは日本だけで良く知られた話で、諸外国では誰もそんな
セリフは知りません。
何故ならば実際の原文は「空は非常に暗かった。
一方地球は青みがかっていた」
日本以外の国ではこれに別のセリフが続きます。
「ここには神は見当たらない」、こちらのフレーズの方が諸外国では有名
なのだとか。(ディークル より)
「地球は青みがかっていた」のか「地球は青みが勝っていた」のか、
ガガーリンに聞いてみたいものです。


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