青、赤、黄、黒、緑、桃色
毎週木曜日は国語をおさらいしています。
今週は「あおみがかった」の言い回しをおさらいします。
「青みがかった」と書きますが、分かった様で分からない表現です。
解説にはこうありました。
<青み/がかった、に分かれる。
「青み」は青い状態を指し、「がかった」は名詞について「その状態になる」
の意味になるので、青くなっている状態を表している。>(Hinative より)
別の解説はこんな内容でした。
<青みがかるは青色を帯びること。
色名の「あお」+接尾語の「み」+名詞について傾向(そのようになる)を
意味する動詞の「かかる」の連濁形「がかる」で構成される。
他にも「あかみがかる」「きみがかる」「くろみがかる」「みどりがかる」
「ももいろがかる」などと使われる。>(Wikipedia より)
この手の解説が数多見つかりました。
それはそれとして納得できるのですが、どうにも腑に落ちない点があるのです。
別の解釈
実は私、これまでずっと「青みが勝った」だと思い込んでいたのです。
「勝つ」には勝ち負けの他にもこんな意味が含まれます。
<勝つ:全体の中で、その傾向が他より目立つ。>
だから複数ある色の中で青が目立つ場合に「青みが勝った」と表現するの
だと信じて疑いませんでした。
実際、辞書にも例文として<赤みが勝った絵>(新明解国語辞典 より)
が載っています。
ところがネットで幾ら検索してもこれを支持する解説が見つかりません。
この解釈はもしかして、三省堂と私だけが抱く大きな勘違いだったりして。
全く別の話になりますが、歴史的に大きな勘違いをされ続けている
「青みがかった」があるそうで。
それが1961年にソ連のユーリイ・ガガーリンが発した言葉。
「地球は青かった」とは宇宙から送信してきた有名なセリフです。
ところがこれは日本だけで良く知られた話で、諸外国では誰もそんな
セリフは知りません。
何故ならば実際の原文は「空は非常に暗かった。
一方地球は青みがかっていた」
日本以外の国ではこれに別のセリフが続きます。
「ここには神は見当たらない」、こちらのフレーズの方が諸外国では有名
なのだとか。(ディークル より)
「地球は青みがかっていた」のか「地球は青みが勝っていた」のか、
ガガーリンに聞いてみたいものです。
毎週木曜日は国語をおさらいしています。
今週は「あおみがかった」の言い回しをおさらいします。
「青みがかった」と書きますが、分かった様で分からない表現です。
解説にはこうありました。
<青み/がかった、に分かれる。
「青み」は青い状態を指し、「がかった」は名詞について「その状態になる」
の意味になるので、青くなっている状態を表している。>(Hinative より)
別の解説はこんな内容でした。
<青みがかるは青色を帯びること。
色名の「あお」+接尾語の「み」+名詞について傾向(そのようになる)を
意味する動詞の「かかる」の連濁形「がかる」で構成される。
他にも「あかみがかる」「きみがかる」「くろみがかる」「みどりがかる」
「ももいろがかる」などと使われる。>(Wikipedia より)
この手の解説が数多見つかりました。
それはそれとして納得できるのですが、どうにも腑に落ちない点があるのです。
別の解釈
実は私、これまでずっと「青みが勝った」だと思い込んでいたのです。
「勝つ」には勝ち負けの他にもこんな意味が含まれます。
<勝つ:全体の中で、その傾向が他より目立つ。>
だから複数ある色の中で青が目立つ場合に「青みが勝った」と表現するの
だと信じて疑いませんでした。
実際、辞書にも例文として<赤みが勝った絵>(新明解国語辞典 より)
が載っています。
ところがネットで幾ら検索してもこれを支持する解説が見つかりません。
この解釈はもしかして、三省堂と私だけが抱く大きな勘違いだったりして。
全く別の話になりますが、歴史的に大きな勘違いをされ続けている
「青みがかった」があるそうで。
それが1961年にソ連のユーリイ・ガガーリンが発した言葉。
「地球は青かった」とは宇宙から送信してきた有名なセリフです。
ところがこれは日本だけで良く知られた話で、諸外国では誰もそんな
セリフは知りません。
何故ならば実際の原文は「空は非常に暗かった。
一方地球は青みがかっていた」
日本以外の国ではこれに別のセリフが続きます。
「ここには神は見当たらない」、こちらのフレーズの方が諸外国では有名
なのだとか。(ディークル より)
「地球は青みがかっていた」のか「地球は青みが勝っていた」のか、
ガガーリンに聞いてみたいものです。
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