週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ 東日本復興

2011年08月01日 00時00分01秒 | たわごと(少し硬派に振って)
東日本大震災被災地区の雇用が回復していないようだ。
昨日のニュースによると有効求人倍率は0.2程度だそうだ。
10人の求職者の内、職に就ける事が出来るのは2人ということである。
善意の支援金のみでは復興の道のりは遠い。

緊急避難的には援助を仰いでも、自分の力で自立したと願うのが人である。
その為にも、生活の糧である収入を得なければならない。
それゆえ、職に就かねばならない。
なのに東日本大震災から既に4ヶ月がっ経ったのにまだ、復興の先が見えない。
原発の事故が復興の足を引っ張っているのは確かであるがそれだけではないように思える。
早く経済の血液が循環させなければならない。

何重苦の被災者達。
身内になくなった方も多く居るであろう中に在ってのこの状況である。

政府、地方自治体を非難することは簡単である。
それだけでは前に進むことにならないと思い、一日も早い復興を願うためにも経済の血液が必要である。
工場が被災した経営者が資金調達しようとしているが資金調達がままならない。
資金調達が出来ないことで、企業が起業できないのである。
企業が稼動を始めなければ雇用も生まれない。
大震災前まで沢山の人を雇用していた沢山の地場産業が企業基盤を破壊されて困っているのである。
企業基盤を再構築するためにも資金が必要なのである。

復興の資金需要の助けになればと思い、野村證券が扱った『東日本復興支援債券ファンド1105』の目的に賛同して我が家も購入した。
5月27日付けのメールで518億2,177万円にて信託設定が出来たとの連絡があった。
この518億円の資金が集まって債券ファンドが設立されたが、再度資料をみてしまった。
ポートフォリオ特性値の平均格付けはAAである。
(超優良な格付けである。)
地場産業など全く対象になっていないのである。
出資者には嬉しい格付けかも知れないが、格付けが落ちても真に資金を調達したいが調達先がままならない企業などに資金が廻ればと思っている人も多いはずである。
ファンドの対象は国や地方自治体や地元の超大企業であった。
これらのとこのに資金が廻れば、結果的にお金が廻り廻って地場の中小零細企業にも資金が廻るかも。
でも、その為には凄く時間が掛かりすぎる。
利回りが落ちても、融資した資金が焦げ付いても、早く真に必要な所に資金が廻ってもらいたいものである。
(そんな風に考えるのは天邪鬼の自分だけだろうか!)

早く資金を回す一番の方法は、東北地方の物産を購入して東北地方に旅行するのが一番かも知れないと考える昨今である。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンター