Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet の歌うMe and My Shadow

2012-12-14 08:34:01 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
ここのところ、ホリデイシーズンのパーティーへの出席が続いているエリック・べネイ。
LAでのイベントでSebastian Anzaldとフランク・シナトラ&サミー・デイビスJr.
"Me and My Shadow"を歌った動画。
思わぬサプライズに観客たちが大喜びしている様子から、
請われて飛び入りで歌ったことがわかる。

これは極めて内輪の集まりだったようだが、
クリスマスらしい誂え、暖炉に燃える炎などに今の季節感が伝わってくる。

改めてエリック・べネイ、オールラウンドなシンガーだなと思う。
最近、ジャズミュージシャンとの共演が少ないが、
ジャズのアルバムも出して欲しいものだ。

Eric Benet singing "Me and My Shadow" with Sebastian Anzald



CeeLo Green feat. Eric Benet - Silent Night

2012-12-13 11:16:40 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
ラスヴェガスで11月末に行われたCeelo Green & Friends のクリスマスイベント。
Eric Benetは"Silent Night"を一緒に歌った。

今までエリックべネイの歌うクリスマスソングと言えば、
映像として残っているのが"This Christmas""I Really Don't Want Much for Christmas"
"The Christmas Song"はFourplayの"Snow Bound"に収録されていて、
2009年の来日、ブルーノート東京のライヴでも歌ってくれた。

そして今シーズンに入り、
フェイス・エヴァンスとデュエットした"Christmas Without You"
エリックの新たなクリスマスソングを聴くことができたと思ってたら、
今日になって"Silent Night"のライヴ映像も上がってきた。

Eric Benet、Ceelo Greenに華を持たせて、
あくまでも抑え気味にデュエットを支えている。
ドラマティックな演出はないが、それだけにエリックの聴かせる中低音が冴える。

CeeLo Green feat. Eric Benet - "Silent Night" [Live]


21歳になったインディア

2012-12-11 20:02:52 | エリックベネイの愛と人生
エリックべネイと娘のインディア、二人の絆は深い。
3rdアルバム"Hurricane"の中には"India"という曲があるし、
それ以降のアルバムには毎回インディアに捧げる曲、
インディアがバックコーラスで参加する曲が、
含まれている。

2005年の来日で「娘が例えば40代に入って、自分に自信を失ったりした時、
『これだけ父親に愛されていたんだ』そんな風に思って欲しいと、
この曲を書いた。」と"India"を歌った。
その頃はまだティーンエイジャーだったインディアも今月3日には、
21歳の誕生日を迎えた。

既に南カリフォルニア大に進学したインディア。
別の家庭を持つようになったエリック。
それでもいつも仲が良く、お誕生日にはこのような一コマも。


6thアルバム"The One"の中の"Muzik"
初めてのインディアとの本格的なデュエット。
娘とのデュエット曲をどのようなものにするか、
ずいぶん迷ったというエリックべネイ。

"You just like musik in my life,
You take that wrong and make it right,
You saved me so many times,
You just like muzik in my life"

「君は僕にとって音楽そのもの
僕の間違いも受け入れて許してくれる
数えきれないほど僕を救けてくれた」

インディアがいたからこそ、今のエリックがある。

Eric Benet Muzik Feat India Benet

Eric Benet and Faith Evans- Christmas Without You

2012-12-10 16:15:02 | エリック・ベネイ、アルバム外の曲
今までエリック・べネイとフェイス・エヴァンス、
2ndアルバム"A Day In the Life"の"Georgy Porgy"
5thアルバム"Lost in Time"の"Feel Good"と2回のデュエット曲をレコーディングしている。
3回目の今回は、ホリデイシーズンに合わせてのクリスマスソング、
"Christmas Without You"

二人の息の合ったデュエットが聴ける。
「あなたと離れていると暖炉の炎も冷たく感じる
あなたなしのクリスマスなんて
クリスマスに願うのはあなたと一緒にいられること

奇跡はいらない
でも腕の中に君が欲しい
どこまでも君を探しに行きたい
星に願うのは君と一緒にいられること」
愛する相手とクリスマスに離れている寂しさが、
美しいクリスマスの情景と共に歌いこまれている。

エリックべネイには、クリスマスアルバムを出してほしいと願っているが、
中々実現しない。
それでも他のアーティストのアルバムに参加、
あるいはイベントで歌った物だけでもかなりの数になっているはずだ。

Eric Benet - Christmas Without You Ft. Faith Evans (NEW SONG 2012)

Eric Benet @ RnB live Hollywood

2012-12-09 11:38:19 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
12月に入り、エリック・べネイはいろいろなイベントに参加、
出席しただけの写真もあれば、ミニライヴを行っているものもある。

数年前にはLAを離れてミルウォーキーに帰ることも考えていたエリック、
やはり音楽の都にいるからこそ、様々な催事に気軽に出席したり、
出演も受けることができる。

この映像、久々に聴くスライのカヴァー"If You Want Me To Stay"
1stアルバム"True To Myself"に収められたこの曲。
日本では2005年の来日以来、歌っていない。
ぜひ、次回の来日ライヴでは歌って欲しい。

そして6thアルバム"The One"からの3rdシングル、
"News for You"
ライヴ映像で観るのはこれが初めてだ。

最後は2ndアルバム"A Day in the Life"から、
お馴染みの"Georgy Porgy"
エリックのライヴではないこのイベント、
やはりこの曲が掛かると会場は盛り上がる。

会場のざわめきはあるもののエリックの歌に、
フォーンセクションとバックヴォーカル2人が華を添えている。

Eric Benet @ RnB live Hollywood / RollingStone 12/5/2012 (Watch in 1080p HD)

マサ小浜スペシャル Part9 12/6 @Blues Alley Japan

2012-12-07 15:18:35 | その他のライブ
今年、確か3回目のマサ小浜スペシャル、"Masa's Lounge"と合算すると、
通算4回目のマサさん名義のライヴ鑑賞になる。
その他にも今年は久保田利伸のニューヨークオールスターズ、ブレンダ・ボーン、
スライ&ファミリーストーンのトリビュート等のライヴでも、
マサ小浜さんの演奏を聴く機会に恵まれた。
エリック・べネイのライヴにもマサさんはジーノと共に足を運んでくれた。
そしてこの日が今年のマサ小浜の演奏の聴き納めになる。

いつもは徐々にウォームアップしていくマサさん、
今回は1stの始まりから、トークも冴えテンションが高い。
ギターをステージ周辺の観客の手を取り弾かせたり、ステージ周りを練り歩いてくれたり。

ツイッターでマサさんのライヴは「女子力がアップするライヴ」と書いた人がいたそうだ。
マサさんから「女子も男子も『女子力アップ』して帰って下さい(笑)」
恒例のマイケル・ジャクソンコーナー。
この日はジャクソンズのコンサートとも重なる中、マイケルファンなのに、
こちらのライヴを選んでくれたMちゃんにマサさんからお礼の挨拶。
曲は"P.Y.T"(Pretty Young Thing)

この時期に相応しく"The Christmas Song"

プロレスのテーマソング、"Spinning Toe Hold"
これは入場のテーマであると同時にプロレスの技の名前でもあるそうです。

80年代コーナーではその当時流行った『シタール』というインド音楽調のギター奏法、
例えばと"You're Everything"をチラ弾き、Hall&Oates、そしてポール・ヤング"も歌う
"Everytime You Go Away"
コーラスの部分"Everytime you go away,
you take a piece of me with you"を皆でコーラス。

確かあれは85年だっただろうか。
アナハイムの知人宅に居候していた私は、
6月のカリフォルニアの気候とぴったりフィットする雰囲気のこの曲が、
ラジオから流れてくるのを聴いていたことを懐かしく思い出す。

イントロの部分がとても気に入っているというマサさん、
そこだけもう一度やろうとすると、ジーノは次の曲のためにベースを替えてしまっている。
ベースが間に合わずにギターだけでイントロ、そしてジーノのベースを加えてもう一度。
「あ~すっきりした!」とマサさん。
ギターにベースが加わっていく変化も面白かった。

2ndは前々回のMasa's Loungeと同じく"Rose"から始まる。
George Benson"Love X Love""On Broadway"

90年代のR&Bとして今回マサさんが選んだのは、
ミント・コンディション"What Kind of Man Would I Be"

恒例の昭和歌謡シリーズはザ・ピーナッツ「恋のバカンス」
先日の村上龍"Ryu's Latin Night"、サルサイベントでもキューバの奏者たちが、
この曲を演奏し歌っていた。
途中で挿入された曲、聴きながらトラヴォルタの顔が浮かんできて
「何の曲だったろう?」と考えていたら、
映画『パルプフィクション』のテーマだったとマサさんから説明あり。

ここでなぜか、最近新シリーズが公開されたことを祝してか、
007のテーマをキーボードのケイリヴが始め、マサ、ジーノともにさらっと聞かせる。

そして恒例のブルース、前回も素晴らしかった"Stormy Monday"
今回は客席からマイラ・ケイさん、メロディーさんがステージに呼ばれて、
それぞれブルージーな世界を表現してくれる。
マサさんから「まだぼやきたい人いませんか?」との問いかけに、
ステージにアパレルメーカーの社長サイトウさんが登場。
「調子の良いのはユニクロだけ。でも負けてはいられない・・・」と唸る。
会場は爆笑。皆さん、素敵でした。

さて待ちに待ったエリック・べネイコーナー。
もう一部の時から何を演奏してくれるのか気になって落ち着かなかった。
皆の予想を見事に裏切り、Newアルバム"The One"から"Harriett Jones"
黒人霊歌を土台にしたこの曲、ブルースからの流れに繋がりつつ、
スタンディングで盛り上がる。

"Swing low swing low sweet Harriett, Baby want you let me come home!"
"Pretty pretty girls all over me, these pretty pretty girls wont let me be"
ケイリヴと一緒にコーラス。

思わぬ曲だけに嬉しさは格別、この後エリックべネイ宛てに
「日本のブルースアレイでマサ小浜が"Harriett Jonesを演奏しているよ!」とツイート。
ところが@Blues Alley という部分が別の人のアカウントにリンクしてしまったので
慌てて取り消し、書き直したものをその後ツイートすると、
何とエリックべネイが最初のツイートを直後にリツイートしてくれていたことに気付く。
消去してしまったのが残念。

ルーサー・ヴァンドレス"Never Too Much"

マサさんのこの日のジャケットのデザイナーの方のリクエストで、
TLC"Red light Special"
最後にまたケイリヴは007のテーマをちらり。

アンコールはお約束のプリンス"Purple Rain"

満席、立ち見も出て、ジャクソンズ終了後駆けつけてきた方もあり。
吉岡先生もいらしていてセカンドの途中には間に合ったそうです。

前回の「マサ小浜スペシャル」がゲストに重鎮・日野皓正を迎え、
格調のあるものだったのなら、今回はアットフォームな感じが、
とても楽しく益々充実していくマサスぺ、毎回が見逃せない。
(セットリストはMr.AOKIにご協力いただきました。ありがとうございます!)


マサ小浜スペシャル パート9
~ザ・師走スペシャル~ the shiwasu special
(G)マサ小浜 (Key/Vo)Kaleb James (B)日野JINO賢二 (Ds)Jay Stixx

金子三勇士 ピアノリサイタル 12/5@浜離宮朝日ホール

2012-12-06 00:33:30 | ピアニスト 金子三勇士
浜離宮朝日ホール、開館20周年記念イベントとして金子三勇士、
二台のスタインウェイDタイプ、1957年製のウォールナット木目、2001年の黒塗り、
を使い分け、演奏曲目はすべてピアノソナタという今回のリサイタル。
ソナタはバルトーク、ベートーヴェン、シューベルト。

一曲目はバルトークのピアノソナタ。
今年の三月末に埼玉県内のコンサートホールで初めて披露したが、
その時よりも勢いが増し、ずっとこなれた印象で、
観客の気持ちを一気に惹きつける。

二曲目、ベートーヴェン ピアノソナタ 第8番ハ短調「悲愴」
一曲目共々、先月発売された2ndアルバムに収録されている。
この曲はこここのところ、ほぼ毎回リサイタルで演奏するのを聴いてきているが、
やはり第2楽章の優しさにはうっとりと聴き入る。
金子三勇士、既に自分の曲として独自の世界観を作り上げている。

休憩の後、ピアノは木製のウォールナット素材に変わる。
シューベルト、ピアノソナタ 第21番変ロ長調。
先ほどのクリアな音質とは異なり、柔らかみのある音から滑り出していく。
金子三勇士、ここのところ、この曲の練習、曲の解釈にずっと取り組んできて、
この日が初めての観客の前での演奏となる。
第一楽章にある旋律にクリスマスのメロディーが含まれる。
この楽章の演奏を終えた後、少しの間三勇士は目頭をぬぐっていた。
汗ではない、演奏しながら泣いてしまったのだ。

第二楽章、第三楽章と進むうちにピアノの響きが変わってくる。
激しい部分、軽快な曲調の部分でそこは著しく感じられた。
弾きこむことで演奏者とピアノが一体となり音が変化していくこと、
ピアノにも血が通ってくる。

演奏を終えて金子三勇士、
「ヨーロッパのクリスマスは日本とはまた少し違い、
寂しいような印象もある。
それを演奏しながら思い出してしまって・・・」
と言葉に詰まり涙。

「この雰囲気の後に次のアンコールというのも何なのですが。」
との言葉に三勇士の気持ちを思いしんみりした会場からは暖かい笑い声がこぼれる。
選んだ曲はバッハ・フランス組曲よりサラバンド。
ピアノの音と演奏者、観客の気持ちにこの曲はぴったりと重なった。

ヨーロッパのクリスマスはかつての日本のお正月のようなイメージ。
お店は締まり、家族や親類の集まりが中心。
そしてハンガリーの冬は寒さが厳しく日照時間も短い。
金子三勇士のクリスマスの物悲しい印象とは、
家族と離れて一人ピアノの練習のためにブタペストに滞在した学生時代、
そんな思い出から来るのだろうか。
それでもその時の辛さこそが、
彼をこの日にこれだけ観客を感動させるピアニストへと導いたに違いない。

Xファクター シーズン2 トップ8へ

2012-12-03 14:00:32 | Weblog
感謝祭を前にしたアメリカでの番組の放映、Thanks Givingにあたり、
自分の恩人に捧げる曲がテーマ。

カントリーのテート・スティーヴンス、
前回と前々回の投票結果で二週連続でトップ1を記録した。
「父からは多くを学んだ。父に憧れていた。
軍人を引退した後、音楽の道に進んだが家族を養うために諦めてくれた父。
父への感謝の気持ちを込めて歌う。」
テートも家族のために音楽を断念していたが、今回のXファクターに挑戦した。
「お父さんもきっと喜んでくれるだろう。」とLAリード。
テートの両親の映像が映し出されるが、父としての今までの苦労が報われる瞬間。

一度、脱落したものの前々回に呼び戻されたダイヤモンド・ホワイト。
「両親の離婚を理解できずに苦しんだ。
今は女手一つで自分を育ててくれたことに感謝している。
9歳の時に母は大きな病気をした。
ママのいない人生なんて考えられない。」
母への感謝の真心がこもった歌を泣かずに歌い切ったダイヤモンド。
こういう時程観ている方は涙。

エンブレム3が選んだのは身内ではない。
ユースプログラムの指導者だったり、高校をドロップアウトしたドリューを支えてくれて、
ハイチの大地震の後に家を建築するボランティアへ連れて行ってくれた友人の父親。
日焼けしたお気軽なカリフォルニアボーイに見えた三人に意外な一面があった。

エイリン・レイ
幼い時に両親が離婚しそれからは父代わりになってくれた兄に"Hero"を捧げる。
「僕は自分のやるべきことをしただけだ。」という兄に、
「でも愛しているからしてくれたんでしょう。感謝の気持ちを歌いたいんだ。」

シーシー・フライ
「クリスマスイブに7歳で亡くなった天国にいる姉、ケイシーは、
赤ちゃんだった私をとても大切にしてくれた。
いつも姉が見守っているのを感じる。」
彼女の歌を聴きながら両親は肩を抱き合って泣いている。
シーシーも感情をこめながらも抑えて歌った。
一見つっぱった感じのシーシーにこんな苦労があったとは。

5thハーモニーは神への感謝をそれぞれ言葉にする。

ベアトリス・ミラー
両親がベトナムから養女に迎えた双子の姉妹。
低体重や余病を併発し病院通いの日々だったそうだ。
妹たちへと捧げるのは"Chasing Cars"
彼女もこれほど複雑な環境にいるとは想像もしなかった。

ヴィノ・アレン
「国のために仕える兵士たちへ捧げる。」
軍の慰問歌手をするヴィノ、"God Bless the USA"
歌としてはこの日、この時点で最高だった。
このままで充分プロとして通用しそうだ。

ペイジ・トーマス
ペイジが6歳のクリスマスイヴに母は交通事故で亡くなる。
その後、自分の居場所がなかった彼女を友人の母親のコリーンが引き取った。
映画「しあわせの隠れ場所」、実話を基にした物語をサンドラ・ブロックが演じた。
映画では主人公がフットボール選手だったが、まるでそれの歌手版のエピソード。
アメリカという国のの懐の深さをしみじみと感じる。

カーリー・ローズ
5歳上の兄へ。
生まれた時からずっと可愛がってくれた。
10歳の時に母が脳卒中で倒れた時も支えてくれたのは兄の
「何もかもきっと意味があるんだよ。」という言葉だった。
楽屋に兄が訪ねてくる。
ほんとうに妹思いの優しそうな少年。
兄に捧げる曲は"Over the Rainbow"
アカペラで始まり、アコギの伴奏が入り、オーケストラが加わる。
彼女の才能はずば抜けている。
今シーズンの優勝候補と思わせる。

今回の番組を観ながら、候補者たちがそれぞれたいへんな思いをした経験があり、
それでもそういう中で人に感謝する気持ちを忘れず、それを歌に表現したことに、
素直に感動を覚えた。
また番組を通して現在のアメリカの抱える厳しい現状を見聞きしつつ、
その中にも多くの善意があることも知った。

脱落はエイリンとベアトリス。
トップ8の順位も発表になるが、エピソードのドラマ性に流されず、
歌唱力をしっかり判断して視聴者が投票した結果だった。

The Three Degrees @ Cotton Club 12/1 1st

2012-12-02 12:18:34 | その他のライブ
中学高校時代の同級生と一緒に二年前行ったスリーディグリーズのライヴ、
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/e/a2a8089fee781a0f7eaec8d67ba499f7
二人で一緒に最初からスタンディング、歌って踊って青春時代にタイムスリップした。

今年もあのノリで盛り上がろうと12/1を予約。
自分のブログを遡って検索すると2年前に行ったのもやはり12/1だった。
前回の時、友人はアフロのかつらと点灯する大きな蝶ネクタイを用意していて、
それらを着用して鑑賞となったが、
今回、彼女が持ってきたのはワンちゃんの夜のお散歩用の点滅する首輪。
それを付けようと言われたが、さすがに首輪はちょっと。
で、手に持って振るだけにしました。

いきなり、the O'Jays "I Love Music"で登場。
前回は三人ともそれぞれ型違いの赤のドレスとシューズ。
プロモーション映像を観ているとピンクのドレス、光物系の水色のドレスも出てくる。
お揃いのつもりでピンクのブラウスを着て行ったがスリーディグリーズは赤いドレスで登場。
前の時とはバックスタイルが違う、そして今回は全員が同じ形。
でも靴は一人づつ形が違っていてお洒落。

KC & the Sunshine "Give It Up"
スティーヴィー・ワンダー"Superstition"
"Halleluhah"
エモーションズの"Don't Ask My Neighbors"
なんとLabelleの「レディー・マーマレイド」まで。
"Lady Mamalade"には飛び上がりました。

お約束の日本語の曲「苦い涙」
日本語の歌詞も入る「天使のささやき」"When Will I See You Again"
「荒野のならず者」"Dirty Ol'men"等の他にも、
その当時の人気ヒットメドレーがたっぷり。
最後はEarth Wind & Fire"Boogie Wonderland"

ヘレンのトークはいつものように日本語も交えて、ギャグ満載。
英語も簡単な言葉で話し、みんなに「わかった、今の?」と確認する。
「ヴァレリーは歌が上手だけれど、何しろキャリアが長いから。
恐竜がいたころから歌っているからね。」
ヴァレリーも「はい、竪穴式住居に住みながら歌っていたわよ。私は。」

「今日、独身の人は?」と挙手させて手が上がった数が少ないと、
「今日のお客様はみんな、『オクサマ、ダンナサマ』なのね?」
「まあ、今結婚していても別れる人もいるだろうし、
私達は独身の『カネモチのオトコ』を探し続けるわ。」

とにかく来たからには楽しんで良いエネルギーを出して、
発散してハッピーになって帰って欲しい、そしてまた会いましょうと。
「みんな、エクササイズしている?」
挙手率が低い。「仕事に行くのも家事をするのもエクササイズよ。
みんな、やっている?」多くの人が挙手。
「それではここで立ち上がって汗をかきましょう。」
「ブギーワンダーランド」では全員で一緒に振りをつけて歌う。

最後は「皆がこうやって集まってくれるから、毎年日本に私達も、
来ることができる。ほんとうにありがとう。感謝しているわ。
私達があなたたちのことを大好きだって覚えておいてね。」

ステージに向かって右のカウンター席、
ほぼ最初からスタンディングで一緒に歌ったり踊ったりしていたが、
熱くなるし息切れもする。
ずっとノンストップで歌い通す数曲もあり、スリーディグリーズの鍛え方、
また日本語もあれだけ挟めるのは勉強したりして、かなり努力していることがわかる。
何よりも観客を楽しませて自分たちも楽しんでいる姿は観ていて気持ちが良い。
変わらない、そして進化しているスリーディグリーズ、来年もまた行ってしまいそうだ。

Eric Benet、LAでクリスマスイベントに参加

2012-12-01 10:36:28 | エリックベネイの日々&KyteVideo
LAのダウンタウン、ノキアプラザ行われたクリスマスツリーの点灯の式典、
そしてミニライヴにエリック・べネイはサラ・ブライトマン、テイク6、
バリー・マニロウ等と共に参加し、このイベントの様子はテレビ中継された。

赤のタイとチーフがお洒落、インディアは画像では見えないが、
赤いシューズ(ヒールではなく)を履いていて可愛い。
カジュアルな服装にクリスマスらしさが添えられている。
エリックべネイが"Christmas Song"を歌った映像を観て、
2009年のクリスマス、ブルーノートでのエリックのライヴを思い出し、
懐かしい気持ちで一杯になった。

インタビュー映像を訳してみた。
http://watch.accesshollywood.com/video/eric-benet-finds-the-one/1995945767001?fb_action_ids=490361441008930&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=246965925417366

シャノン・ロビンソン
「私、今回、こういうイベントのホストを初めてするんだけれど、
今日の私、どうかしら?」
エリック・べネイ
「そんなことよりも番組について話そう(笑)
洋服もメイクも決まっているよ。
君らしい感じがでていて最高だ。」

シャノン「LAのダウンタウンの最近の雰囲気についてどう思う?」
エリック「ここ数年、この辺りはとてもシックなスポットへと変化しているね。」

シャノン「あなたは新しいアルバムを出したのよね?」
エリック「自分のレーベルを起ち上げてそこから最初に出したアルバムなんだ。
そういう意味で"The One"、意義深いね。
クリスマスギフトなどにぜひ!」
インディア・べネイ「お奨めよ!」
エリック「インディアとのデュエット曲もあるんだよ。
インディアはね、お洒落なだけでなくて歌も巧くて才能がある。」
インディア「(笑)」

シャノン「赤ちゃんの誕生、おめでとう!」
インディア「とっても可愛いのよ!」
エリック「いつもにこにこしていてね。音楽が好きでね。
妻のマニュエラはイタリアとエジプトの血が入っているので、
義父はアラビア語、義母はイタリア語でルチアに話している。
いろいろな言語を学びながら成長しているよ。」

シャノン「今のあなたはとても幸せそうね!」
エリック「君は僕のことをずっと前から知っているからね。
そう、Life is wonderful!
今は家族に囲まれて、このインディア、そして妻とルチア、
幸せを噛みしめている。
ありがたいことだと思っているよ。」

シャノン「マニェラはあなたにとってどういう存在?」
エリック「彼女は僕にたくさんの愛、幸せ、喜びをもたらせてくれた。
いつも明るく励ましてくれて、僕は満たされた気持ちになれる。」

シャノン「リレーションシップについて学んだことを教えてくれる?」
エリック「そうだな。自分にできるだけ正直で、自分らしくあるようにすること。
恐れや不安からそうしない人が多いと思うけれど、
自分自身を愛することができなければ、人のことも愛せないと思う。」

シャノン「新しいCDはどう?」
インディア「最高よ!」

シャノン「クリスマスの家の伝統行事とかある?」
エリック「音楽だね。僕は大家族の一番年下だったから、
クリスマスは親戚一同と歌三昧。」
インディア「音楽漬けよ。」
エリック「一人がクリスマスソングを何か歌い出すと、
次々に他の家族がそこに加わっていき、それが延々とノンストップで続くんだ。」
インディア「とても楽しいの。」

エリックべネイの新しい家族が誕生した喜び、
そして娘のインディアがそのことで寂しい思いをしないように、
心遣いをしている気持ちが伝わってくる。
インディアが公式の場でのインタビューで出過ぎず、
それでいて娘として父をさりげなくサポートする姿が初々しい。