Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Nile Rodgers and CHIC 12/28 2nd @Blue Note Tokyo

2012-12-29 12:36:57 | NILE RODGERS & the CHIC organization
"That's why I sing, thank you Nile!"とコメントを添えてヴォーカルのFolamiは、
この画像をアップした。
まさに言葉と画像の通り、観客がいて、ひっぱってくれるナイルがいることで、
それはクルー達を力づけ、歌い、演奏する原動力となる。

昨日、2ndショウを観るために5時過ぎにロビーに到着する。
1stを観るために既に入場しているchanparaさんとお会いすることができたが、
1stで正面中央をゲットできたそうだ。

私のセカンドの入場番号は10番。
4月の来日の時、前日から並んだ人もいてたいへんな席取り合戦があった時と較べると、
意外に拍子抜けした。
年末に仕事がまだ忙しい人達、あるいはこの日、パースエージョンズ、アル・マッケイ、
フィリップ・ウーとライヴが重なったためか、お馴染みの顔ぶれも見当たらない。

整理券ゲット後、食事に外に出るが、この時期にお店に入れるかと心配していたものの、
予定していた近くのレストラン2軒はもう年末年始休暇に入っていて、
骨董通り沿いの青山バルに入る。
スペイン風小皿料理、ブルーノートでライヴを観る前に既に何回か、ここに寄っているが、
ライヴの時間に間に合うようにセッティングしてくれて、
料理もお酒も美味しくリーズナブル、スタッフも感じが良いので気に入っている。

ブルーノートのロビーに7時過ぎに戻ると、
ベースのジェリーが出てきていて観客たちと記念撮影をしたり会話をしたり。
「調子はどう?」と尋ねると「絶好調だよ。初日はいつもね。
3日目位から少し疲れてくる(笑)」
「今日は雨だけれど腰痛の具合は?」
「もう重いベースをずっと持っているから万年の職業病。
でも今回は全然大丈夫だよ。
だけどナイルのエネルギーが少し弱っていてね。」
「それなら私達がナイルにエネルギーを送るわ。」

毎年家族でCHICを観に来ていたのに、
シンガポールへ引っ越ししてしまって来られないフランス人家族からの挨拶を伝える。
「あの一家は子供の小さい時からずっと家族で来てくれていてね。
一緒に歌ったり踊ったりする姿を見るのが微笑ましかった。
会えなくて残念だけれどフェイスブックでは繋がっているからね。」

入場が始まった。
番号は10番だったのにもかかわらず、団体が多いのか、
席は2列目の後ろの角になる。
最初、4月の時よりも活気がないかに思われた客席。
始まる間際には満席。立ち見も出ている。

いつもの通りの"Hanging"でメンバー達が登場。
最初からオールスタンディング。
そしてここからはいつもの期待した通りのナンバーをやってくれる。
"Everybody Dance""Dance Dance Dance""He is the Greatest Dancer"
"I Want Your Love""Chic Cheer" "Soup for One""My Forbidden Lover"
"Open Up""We Are Family"""I'm Cominig Out""Upside Down""Like a Virgin"
"Let's Dance""Le Freak""Good Times"
4月の来日で演った回となかった時があった"Notorious"
ライヴで聴くのは今回が初めてだった"Lost In Music"もセットリストに入った。
今ここでおさらいをしつつ私の大好きな曲"Thinking of You"が入ってなかったような?

ナイルの少しのMCが挟まるくらいで、ほとんどノンストップ。
演奏されている曲を聴きながらコード進行から次の曲が何なのか、
わかるのが嬉しい。
私もかなりCHIC Freakの部類に入ってきた。

何回かナイルはギターを弾きつつ、ヴォーカルに歌わせずに
客席に振った。"Le Freak""Good Times"

ジェリーのベースとナイルのギターが白熱する。
ナイルの体調を心配していたジェリーが元気づけようとしている気持ちが伝わってくる。
ナイルもどんどん気持ちが乗ってきている様子だった。

キンバリーの歌の迫力に一瞬ほろっとする。
フォラミのいつものスタイリッシュな様子に見とれる。

退場していくクルー達を感謝の言葉で見送る。
キンバリーと握手、フォラミからは頬にキス。
ナイルは私とはハグ、年上の友人には彼女の手を取ってうやうやしく、
手にキスをしてくれた。

メンバー達が退場した後もいつまでも拍手が鳴りやまない。
楽屋にいてもきっと聞こえているだろう。
この日はこの後続くライヴへと大事を取ったのか、サイン会、写真撮影などはなし。
昨日からカウントダウンまで、そして一日休んで1/2の公演。
ライヴに行く観客たちの声援がナイルとクルー達にエネルギーを与え、
最後まで素晴らしいライヴを見せてくれるはずだ。
そしてもちろん、私達もCHICのライヴから大きなエネルギーを貰っている。