Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Happy Birthday Eric Benet!

2009-10-16 00:05:29 | エリックベネイの日々&KyteVideo
エリック・ベネイ、10月15日、43才のお誕生日を迎えた。
映像だと本人は29才とか言ってますが。
そう見えないこともない?

今年のファンクラブからのプレゼントは弾丸を再生利用して作ったネックレス。
銃規制に向けてのメッセージが込められたピース。
そして、ファンから送られた残りの金額は癌基金のために寄付された。
これは、先日、ミルウォーキー時代のバンド仲間、ベッキーの肺癌治療のためのライブ、
エリックが参加したことから、最初は彼女に送るという意見も出たのだが、
個人に向けて送るのではチャリティーという今までの趣旨から外れるということで、
the Cancer Research Institute へと寄付された。

お誕生カードに送金したメンバー全員の顔写真が。
私の写真もあるのを見つけたYAY!
全員の写真をしっかりと眺めてくれている。

エリック・ベネイ、この後のショウでこのネックレスを付けて歌っている。

そして、日本のライブの新しいニュース。
ブルーノートの後、横須賀、横田基地でのライブ。
エリックは大晦日を日本で迎えることになるのかな?

December 27 at the Benny Decker Theater at the Yokosuka Navy Base
December 28 at the Yokota Air Base

Eric's birthday gift 2009

アメリカンダンスアイドル シーズン3

2009-10-15 00:55:22 | アメリカンダンスアイドル
「アメリカンダンスアイドル」"So You Think You Can Dance"のシーズン3が、
フォックスチャンネルで再放送されていた。
シーズン3、準優勝したエリック・ベネイによく似たダニー、そして日系というか、
国籍は日本なのだろうか、トップ10には残念ながら入れなかったHokこと
小西ホクトを応援しながら観ていたが、
二人が最初に受かったオーディションは見逃していた。

ホークは、シーズン1で学生ビザしか持っていなかったために、
オーディションを通過してラスベガスまで行ったのに失格となっている。
そのせいか、注目度は高い。
しかし本人も「以前と同じことをやっても評価されないから、更に技を磨かないと。」
優勝する気迫で望み、ラスベガス行きの切符を手にする。

日本で生まれ、イギリスで育ちアメリカのカレッジに通っていたBボーイ。
今はダンサーとしても活躍、myspaceで見ると、絵も上手。
http://www.myspace.com/hok
彼のヒップホップのレベルは本場に通用することを証明した。
社交ダンスやフォックストロット、タップなど古典的なダンスは東洋系の人には難しいと思っていたら、
意外にもHokは、コンテンポラリーで落選してしまった。

トップ10には残らなかったが、パートナーのジェミーと組んで踊った
「ハチドリと花」(ハミングバード)というダンスの人気が高く、ツアーに参加することもできた。

この番組のオーディションを観て思ったのは、回を重ねて上手になってくる「アメリカンアイドル」と違い、
ダンスアイドルでトップになった人は最初から巧かったんだなぁと。
そして、「アメリカンアイドル」は優勝しても、CDを出せるが、しなくても、
ジェニファー・ハドソンのようなスターになれるのに、「ダンスアイドル」は、この時がハイライト。

この後はコーラスライン、または振付師、ダンス教師。はかないだけに、それがまた魅力だ。
パートナーと組んで踊る場面も多いので、相手と相性が悪いとそれもダンスに現れてしまう。
組んだ相手を立てつつ、自分のダンスを踊らないと上位に残っていけない。

この後のシーズンもずっと日本での放映があるかと期待したが、続かなかった。
この前のシーズンが放映されているのを、偶然、他局で見つけたことがあるが。

シカゴのオーディションでは義手のダンサー、シーズン1に出た後、
バイクの事故にあい、片足を失ったダンサーも登場した。
チャレンジすることの美しさに胸を打たれた。

"Humming bird"
Hok and Jaimie



Eric Benet - Georgy Porgy live

2009-10-14 08:52:31 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
アメリカのテレビ番組、『リリックカフェ』、新しい映像がアップされた。
2ndアルバム、"A Day In The Life"から、Totoのカバー、"Georgy Porgy"

リリックカフェのバンドがタイトで、この曲はフォーンが入ると断然、良くなる。
エリックはお気に入りのヴィンテージジャケット。
日本のライブでも着ていたが、裏地が鮮やかなシルクのコバルトブルー。

リリックカフェの観客は、映像で客席の音が拾ってないのか、何か静かな感じがする。
"Georgy Porgy pudding pie, Kissed the girls and made them cry"
エリックは一生懸命、歌わせようとしているが、余り声は聴こえてこない。

日本でも、いつもこのフレーズを歌わせようとするが、ちょっと無理があるかなぁ。
2007年の東京ブルーノート、アル・グリーンの"Love&Happiness"をカバーした時は、
客席を、二つに分けて"Love"班と"Happiness"班。
これくらいなら、突然、要求されても、みんな答えられると思うけれど。

このブログを読んでくださっている方で、エリックの12月のライブに行かれる方、
ぜひ、"Georgy Porgy pudding pie, Kissed the girls and made them cry"
覚えてご唱和下さい。

またエリックは今までの来日では、ほぼ必ず2ndの後にはサイン会をやります。
今回、2ショウが5日間続くので、少しセーブするかもしれませんが。
2ndの後にはサイン会があると思って、CDなどをご準備下さい。
ビルボードは場所的に無理がありますが、
ブルーノートだと1stの後にサイン会をしたこともありました。

私は21,22日の1st、25日の2ndに行く予定です。

Eric Benet - Georgy Porgy live



India Sings Eric Benet- Be Myself Again

2009-10-13 00:34:21 | エリックベネイの日々&KyteVideo
エリックの娘のインディア、Youtube、アカペラでエリックベネイ、3rdアルバム、
"Hurricane"の1曲目、アルバム全体のメッセージソング、"Be Myself Again"を歌っている。

"Be Myself Again"、日本語だと「初心に返る」という感じだろうか。
この曲をインディアが選んだことが嬉しい。
そして、インディアが歌唱力もアップ、表情豊かに歌いこなしていることも。

最初、エリックはインディアが音楽業界へと進むことを反対していた。
2年ほど前から根負けしたのか、"Love&Life"の"Still I Believe"では、
インディアをバックコーラスとして参加させている。

クリスマスにエリック・ベネイの来日は楽しみだが、
インディアが父親抜きのクリスマスを過ごすのは気の毒な気がする。
いっそ、インディアも一緒に来て歌ったら、どうだろう。

以前のエリックの来日の折、インディアに「日本に一緒に来ないの?」とメールすると、
「お父さんが、連れて行ってくれる気になればねぇ。私は行きたいんだけど。」

India Sings Eric Benet's Be Myself Again



エリック・ベネイ クリスマスライブ

2009-10-12 09:40:07 | エリックベネイ-クリスマスライブへGO!
エリック・ベネイ、12/21~25、ブルーノート東京のライブが決まり、
友人達から「今回も毎日でしょ?」「また皆勤?」とメールが届く。
残念ながら、12月、そして20日過ぎは最々繁忙期、
今回ばかりは、とても毎日、行けそうにありません。

ブルーノートの予約、いつも安易に考えていた。
しかし、クリスマスというとエリックを知らない人も音楽を聴きながら、
お食事、楽しい一時を、と予約が立て込む可能性はある。
それに、最近、ブルーノート、インターネットカード決済の予約席も増え、
自由席の枠が減ってきている。

ブルーノートの指定席は余り好みではないので、今まで自由席で充分、
それなら先行予約の必要もないし、会員になる必然性を感じていなかった。
今度ばかりは様子が違う。12月、予定が立てられないこともあり、
何としても自由席を確保したい。

ブルーノートのホームページを見ると、会員手続き、
初回は現金書留と申し込み用紙、手続きに2週間近く掛かると書かれていた。
来店すれば(5時~11時半)その場でカードが発行される。

10/10(土)の午後、ブルーノートに電話で確認。
4時からでも受け付けられるとのこと、そして会員手続きをした翌日の11時から、
会員権が有効になるという。
10/11(日)から、エリックのライブ、会員先行予約が始まる。
ということは、ブルーノートに行くしかない!と思い、夕方手続きに行く。
5時半を回った頃に到着すると、既にその日のライブ、ラリー・カールトンの入場が始まっていた。

10/11、午前11時ジャストにブルーノートに電話。5分ほど繋がらない。
コットンクラブのメイズの時、そしてビルボードのチケット争奪戦を思い出し、
一瞬、不安になるが、その後、すぐに電話は通じた。3日間を予約。
いつもは友人達にも声を掛けて誘ったりするが、今回は慌しい時期なので、
とりあえず夫と二人分だけ申し込んだ。

一年で2回の来日、そして7月にはニューオリンズにも行っているので、
2月、7月、12月と5ヶ月毎にエリックのショウを観られることになった。
今年はなんか、当たり年だなぁ。

ビルボードは会員になると、ワンドリンクのサービスが付くが、
ブルーノートは平日の公演の10%引きの特典がある。

Michael Jackson - Medley piano (hommage)

2009-10-11 10:21:03 | Weblog
フランスの28才の男性。
ピアノでマイケル・ジャクソンのオマージュメドレー。
そして、その他にも自分でアレンジしてカニエ・ウェスト、トト、ブラックアイドピーズ。
巧いか、どうかはともかく、グッドトライ!
関連画像で6/29にパリのノートルダムで行われたマイケル追悼イベントもみつける。
フランスでもマイケルが偲ばれていたんだと思う。

『bmr』9月号のマイケル追悼特別号、エッセンスの帰りにニューオリンズの空港で買った
"Tribute To The King Of Pop" from child star to the greatist showman on earth
取り出してまた眺めている。
あの時はニューオリンズの街中でもマイケルの曲が流れ、
エッセンスのアーティストもマイケル・ジャクソン トリビュート曲、
エッセンスの待ち時間にもマイケルの映像が映し出される。
ヒューストンまでのフライトでサービスするスチュワートもエプロンにマイケルのバッジを付けていて、
6/25にマイケルが亡くなって日本で言えば初七日から二七日。
フェスティバルも市内もマイケル一色だった。

1) I'll Be There
2) I Want You Back
3) Can You Feel It
4) Billie Jean
5) Thriller
6) Bad
7) Somebody's Watching Me
8) Dirty Diana
9) Dangerous
10) Beat It
11) Black Or White
12) Heal The World
13) You are Not Alone

Michael Jackson - Medley piano (hommage)

金子三勇士@シャネルネクサスホール10/9

2009-10-10 00:39:50 | ピアニスト 金子三勇士
ピアニストにとって午後1時半からのリサイタルと
夜になって7時からの演奏では、まるでテンションが異なるのでは。
特にボリュームのある曲の演奏では時間帯の違いは大きいはずだ。

曲目は10/3と同じになると聞いていた。
同じ組み合わせで2回目のステージ、しかも時間帯が5時間近くずれる。
それだけに、どのような別の表情をみせてくれるかと期待も膨らむ。

「スケルツォとは、『悪戯』という意味ですが、まじめな曲です。」
と説明があり、視線が合った。
前回のブログで書いたことを個人的に叱られたような気がして思わず目を伏せる。

ショパン 夜想曲第14番
『夜想曲』、夜を想う曲、
やはり午後2時に聴くのと、夜7時を回って聞くのでは、明らかに響きが異なる。
たいへん情緒豊かに感じられた。
お隣に金子三勇士のお母様がいらして、お話して下さったのだが、
この曲を聴きながら、ハンガリーで育った子供時代の夜の雰囲気、
宵闇の中に牛や馬の声が聞こえ、牧草地帯の緑の香りまで蘇ってきたそうだ。
おばあさまはリスト音楽院で教鞭を執ってられたと聞く。
音楽一家の純粋な家系だ。

一呼吸おいて、切り替え、集中力を高めて「練習曲第5番 『黒鍵』」
音のない間も音楽が続いているように聞こえる。

リスト・ソナタ
これはもう金子三勇士のテーマ曲と言っても過言ではない。
今現在、聴けるこの曲の中で最高の演奏者と言えるだろう。
多くの方に聴いていただけないのが残念。
CDあるいは、DVD化が待ち望まれる。
この曲、もちろん、金子三勇士自身も、その都度、変化をつけて、新たな解釈を加えて演奏されるが、
聴く時の自分の心の状態によっても、さまざまな様相を現す。

ピアノに関する経験知としては非常にマチュア、11才から飛び級でリスト音楽院の大学生となった。
実年齢は20歳でもピアニスト年齢としては30歳前後の金子三勇士。
今までの経験、そして彼の今の心情がこの曲とマッチして、熟成された楽曲として形成されている。
もしかすると、今の若い感性でこそ、この究極の演奏を可能にしているのかもしれない。

前回、今回と同じセットリストで聴き、通して感じたことは、
クラシックとして捉えていた枠からすでにそれを通り越して、
すべての音楽ファンに受け入れられる演奏家へと成長を遂げたことだ。

3月の最初のシャネルのリサイタル、スーツ姿が痩せて骨ばって見えた三勇士、
場数を重ね、今ではたくましい背中を見せている。
半年余りでここまでの変化を見せた。
日本に、世界に羽ばたくピアニストになって欲しいと願ってきたが、
それが実現する日も遠くないはずだ。

リサイタル終了後、小学校時代の同級生二人が観に来ていて声を掛けられた。
知人を誘って金子三勇士のコンサートに行くのではなく、
三勇士の演奏会で、偶然、知り合いと遭遇したことに感動を覚えた。
久々の再会も嬉しく、そして三勇士に注目した彼女達のセンスにも。

私にも、ご紹介した三勇士のお母様にも、
雄弁に素晴らしさと感動を語っていた彼女達、
三勇士の前になると急に無口になり私の後ろに引いた。
「とても良かったって二人とも言ってる。」
「CDが出たら買いたいって。」
なんか、日本語の通訳をしている。
いつのまにか、金子三勇士、女性ファンを圧倒するカリスマが出ていることに気がついた。

エリック、クリスマスライブに歌う曲は?

2009-10-09 10:35:48 | エリックベネイ-クリスマスライブへGO!
12/21~25、ブルーノート東京、5日間のエリック・ベネイ、クリスマスライブ。
クリスマスソング、アルバムができるほどの(まだ実現はしていないけれど)
レパートリーを持っているエリック。
クリスマスにちなんだ曲もいくつもパーフォームするのではと期待する。
エリックベネイ自身の曲を聴くだけでなく、アルバムにない曲、他のアーティストの曲、
昔ながらのクリスマスソングをエリックがアレンジを加えて歌うのを聴くのは、
ライブのお楽しみ。

そして自分のアルバムでクリスマスに相応しい曲として、何を選ぶか?
やはり外せないのは、このチョコレッグでしょう。
クリスマスにエリックのライブに行くつもりの皆さん、
このカラオケ用YouTubeで、ぜひ練習して、エリック・ベネイのバックアップ、
よろしくお願いします。

来年、発売予定の曲もこの場で披露されるかと思いますよ。
"Love&Life"の「スパニッシュフライ」、日本の2007年のブルーノート東京、
そして東京国際フォーラムの東京ジャズフェスティバル2007、
この時の観客の反応が良かったことから、アルバムに入れられたとも言える。
来年のエリックのNewアルバムに入れる曲、どの曲にするか、エリックに選ばせるのは、
ブルーノートに来るあなたのリアクションしだいです!

Eric Benet - Chocolate Legs (Karaoke) On-Screen Lyrics

Eric Benet - Chocolate Legs live

2009-10-08 00:17:50 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
アメリカのテレビ番組、『リリックカフェ』の映像で、「チョコレートレッグ」
ボクシングのリングアナウンサーみたいな雰囲気でエリック・ベネイを紹介。

チョコレッグの話になり、前に座るスカート姿で足を組む女性達を指し、
「ライト、ダーク、モカ、キャラメル、みんな、いいね。」

ニューオリンズ、スーパードームのラウンジでは、エリックと一緒にみんなで、
この曲を合唱した。
この日のスタジオのオーディエンスはエリックが客席にマイクを向けても、
"Wrap Your Chocolate Legs Around Me"が小声。
どうしたのかと思ったら、みんなうっとりと聴き入っていた。
そして最後はスタンディング。

プロモは別としてテレビのクルーがしっかり撮った"Chocolate Legs"の映像。
やっぱりいい感じに撮れている。
スティービー・ワンダーが最近の自分の曲以外のお気に入りと話したこの曲。

エッセンスミュージックフェスティバルの時もスーパーラウンジ、
カメラのクルーが入っていた。
あの時の全員でシャウトした「チョコレッグ」映像の放映はないのだろうか。
リリックカフェのシリーズ、後3曲が既に収録されているそうだ。

Eric Benet - Chocolate Legs live



ポーランド大使ヤドヴィガ・ロドヴィッチ講演会

2009-10-07 00:23:31 | 私の日々
日本・ポーランド国交樹立90周年記念
講演者: ヤドヴィガ・ロドヴィッチ
 駐日ポーランド共和国特命全権大使
テーマ: ' Multi-Cultural Character of Polish Tradition
       - Language, Customs, Cuisine and Clothing'
(「ポーランドの伝統の多文化的性格―言語、習慣、食べ物、服装」)

青山学院大学のポーランド大使講演会に昨日、行ってきた。
女性の大使、そして美しい日本語を話す。
日本の人が話しているようには聞こえないが、とてもわかりやすく、
親しみを感じさせる柔らかい日本語。
最初の挨拶は日本語、講演は英語、最後の質疑応答が日本語。
この最後の質問は終了予定時間を20分近く越え、講演の内容に即したもの、
と限定されたにもかかわらず、学内からホロコーストに関しての質問などが出た。
この部分に関しては英語の返答になり、料理や観光、無難な歴史の話題など、
のどかに終わるかと思えた講演が、白熱したものになった。

講演を聞きにきていた人達は私の母くらいか、それよりも年上の女性もいる。
そして大学生、大学院生、中間が余りいない印象。

大使は能や日本料理に関しての著書もあり、ワルシャワ大学の日本語学科卒。
ポーランドはヨーロッパの中央に位置し、遮る山脈も大河も海もないことから、
他国の支配や影響を常に受けてきた。
第二次世界大戦において領土の38%、人口の25%が失われたという。
ポーランド、ウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、ドイツ、ハンガリー、イタリー、ユダヤ系、
多民族で形成される国家。
13世紀から14世紀にかけてはイスラム圏の影響も強く受けた。
16世紀はギリシア哲学の思想に基づく都市構想が行われたそうだ。

21世紀となり、工業都市も増え、都市化が進んでいる。
映画、演劇なども盛んでアンジェイ・ワイダ監督などを生んだフィルムアカデミーもある。
ユダヤ人のコミュニティーもあるがヘブライ語ではなく独自の言語を使う。

ポーランドのかつての主食は魚、川魚などが食された。
今は魚、肉、パン、穀物など。
ポーランド貴族とイタリア貴族が16世紀頃から結婚するようになり、
その頃からイタリア料理が浸透し始める。

EUのメンバーになり、パスポートなしにIDカードのみでの加盟国間の旅行が可能になり、
もともと旅好きな国民性、他国での知識を自国に反映することが得意な国民性、
経済成長率も昨年度もプラス、国力をつけてきている。

日本に関しては日露戦争の日本の勝利以来、親日派が多い。
人口4000万の国で3万人が日本語を学習、65の語学学校があり、大都市の大学には日本語科がある。
寿司も人気があり、ポーランド文化と融合した独自の寿司もあるという。
日本のアニメ、ポップカルチャーも好まれているそうだ。

どうして大使は日本語を学んだのか?
人生の偶然、それを話すと長くなるけれど、川端康成、谷崎潤一郎、松尾芭蕉などの
翻訳された日本文学との出会いがある。若かったので、日本に夢を抱いた。
そして医学部も考えたが、縁あってワルシャワ大学の日本語科に入る。

民主化以降、悪くなった部分もあるというポーランド人もいるが?
変化には良い部分と悪い部分が伴う。しかしながら、以前は全く自由がなかった。
そういう時代特有の家族や友人間の結束の深さは確かにあったかもしれない。
貧しくてもその中での幸せはあったけれど、発言の自由さえなかった時代。
本来はかつて経済的にも活気のある国だった。
今は収入も増え、今の状態が国のあるべき姿に戻ったと言える。

なぜポーランドと日本間、お互いに親しみを感じるのか?
花見(日本は桜、ポーランドは林檎)、花をめでるなど、感性で似ている部分がある。
過去や祖先を大切にするなど、文化的に欧米の中では日本に近い部分がある。

日本語学習が盛んなのは、国策? 
国として力を注いでいるわけではなく、自然にそのような成り行きに。

ホロコーストに関して、ドイツとは違いポーランドは謝罪をしていないのでは?
(ここから日本語で了解を得た後、英語の返答になる)
16世紀、西ヨーロッパからユダヤ人が追われた時、中央ヨーロッパにおいてポーランドが受け入れた。
19世紀に反ユダヤ主義が起き、第二次世界大戦においては、
ポーランド在住のユダヤ人ほとんどが殺害された。
ドイツ軍、ナチの収容所、アウシュビッツは元々、名前も異なりそこでは、政治犯の処刑が行われていた。
自分の叔父も18歳で政治犯としてそこで殺されている。
その後の反ユダヤ主義の行過ぎた犯罪に対しての和解。
1970年代から生き残りの人の証言などにより、その和解についてのプロセスが始まった。
1990年代から行われるようになる。多くの文献が残されている。
そしてそれは今も継続されている。

時間切れと司会の人から言葉があり、大使も「この件に関しては、もう一度、講演が必要ですね。」と。

1939年のナチスドイツの侵略は9/1、そして9/17にはロシアに占領される。
カチンの森事件(ポーランドの将校1万5千人がロシア軍により殺された)から今年は70周年。
冷戦下では語る事さえ許されなかったこの事件が、
父親をこの時に殺害されたアンジェイ・ワイダにより映画化。
12月に岩波ホールにて上映される。

最初ソフトな印象を受けた大使の姿、講演後、SPとともに退場していく様子に、
今まで身近に触れたベルギーやフランス、タイの大使館員とは異なる国情を垣間見た。
恥ずかしながらこの講演を聞くまで、戦時中に侵略されていたポーランドに対して、
ホロコーストに関しての責任が追及されているとは全く認識していなかった。

Michael Jackson Medley-Sam Tsui&Kurt Schneider

2009-10-06 00:06:17 | Weblog
Sam Tsui - Vocals
Kurt Schneider - Arrangement, Production

最初は???
それぞれのmyspaceを読んでみる。
Sam Tsuiが歌い、友人のKurt Schneiderが音と画像をアレンジをしている。
画面にたくさんいるのがSam、端にいる一人がKurt。
コネティカットの大学生。
Samの歌う姿と声を重ねて、アカペラのコーラスに。
ご要望があれば、アレンジや楽譜のリクエストに答えるとのこと。
あっぱれ。

Michael Jackson Medley



Eric Benet - Spiritual Thang live

2009-10-05 00:04:33 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
アメリカのテレビシリーズ、"Lylic Cafe"でエリック・ベネイのライブ映像、
"Spiritual Thang"、"Chocolate Legs"が昨夜、放映された。
確か収録は8月末頃に終わっていたはず。

久々に聴く"Spiritual Thang"
2005年の来日以来、日本でのパーフォームはない。
好きな曲なので12月の来日に期待したい。

ここのところ、エリックが組んでいたキーボードのデモンテ、
ドラムスのウェス、ベースのグレッグ、4人のユニットではなく、
リリックカフェのメンバー、そしてバックコーラス、二人、
ギターとフォーンも入り、バンドが厚い。

いつものメンバーもリラックスして歌うことができるが、
たまには違ったメンバーと、そしてバッグアップにコーラスとフォーンが入ると、
やはりエリック・ベネイ、断然映える。
そして緊張感もいい。

12月のブルーノートのライブ、どんなバンドメンバーと共に来日するか
期待が膨らむ。

Eric Benet - Spiritual Thang live



金子三勇士@シャネルネクサスホール10/3

2009-10-04 00:59:11 | ピアニスト 金子三勇士
そのピアノを車に例えれば、それまで中古のミニクーパーを運転していて、
20歳のお誕生日プレゼントに突然、ココ・シャネルからJaguar XJ SuperSportニューモデルを贈られた、
金子三勇士にとって、そんな感じだろうか。

『ショパン スケルツォ第2番変ロ短調作品31』
スケルツォとは「戯れ」
ピアニストが作曲家に遊ばれているのかと思いきや、観客が完璧に金子三勇士の手玉に取られた。
新しいピアノになった前回、8/22でもこの曲を演奏しているが、自信、力強さが漲ってきている。
観客を自在に操り、クラシックピアニストの枠を越えたエンターテイナーとしての資質を見せた。
前回より更に滑らかにスケールが大きく感じられる。
毎回、こんなに変っていくのなら、録画、録音して保存できないというのが、もったいない気持ちになる。
金子三勇士、端正な顔立ちと丁寧な日本語、貴公子然としているが、
実際はかなりオチャメな性格なのでは?
この曲のエンディングの見事さに思わず、立ち上がり拍手、"Yay!"と叫びそうになった。
ここはR&Bのライブ会場ではなく、シャネルのクラシックコンサート、危ないところでした。

『ショパン 夜想曲第14番 嬰へ短調 作品48-2』
『ショパン 練習曲第5番 変ト長調 「黒鍵」作品10-5』
『夜想曲』の最後と『黒鍵』の最初が同じ音で始まるとのことで、続けて演奏された。
『黒鍵』とは、右手による主旋律のほとんどを黒鍵により演奏することからつけられたタイトルだそうだ。
華やかで技巧的な曲を難しく感じさせないのが彼のテクニック。
そのためには普段の血の滲むような努力、住宅地で練習時間は夜9時までとのこと。
その後の時間は楽譜を見つめながら、気が付くと眠ってしまう日もあるそうだ。
もちろん学生としての日々も重ね、今はちょうど、大学の前期試験を終えたところ。
3月14日、遠慮がちに観客の反応を手探りしていたシャネルでの最初のリサイタル、
そこから大きく飛躍して今は楽しみながら自分の持ち味を発揮している。

休憩を挟んでまたあの曲を聴くことができた。

『リスト ピアノ・ソナタ ロ短調』
演奏時間が31分というこの曲。
弾く前に1分間黙って集中するピアニストもいるという。
金子三勇士はこの日の演奏前に10秒間の黙祷をスマトラ地震犠牲者に捧げた。

低音から静かに始まる。
そして楽しく煌びやかな部分と重くのしかかる暗さが錯誤する。
その中で繰り返される壮大なテーマ。

エンディングに向かう時、三勇士の左目から一筋の涙が流れていった。
リストの魂が金子三勇士に宿る、リストを弾くために生まれてきたとさえ思える瞬間。
金子三勇士、どんどん力をつけて、そして男性的な表現力が濃くなっている。
三楽章が続けて演奏されるソナタ。椅子が、ピアノさえ動くのがわかる。
他の曲ももちろん素晴らしいがこの曲の持つ魅力には抗えない。
感動に打ちのめされ顔を上げて拍手で送ることができなかった。
リストのピアノソナタを演奏させたら、今、彼の右に出るピアニストは存在し得るのだろうか。

ショパンのスケルツォに始まり、リストのソナタに終わった昨日のリサイタル。
金子三勇士、シャネルのホール全体を光輝くオーラで満たした。
アンコールは、「実は涙で周りが余り見えないのですが、リスト『愛の夢』を弾きます。」

海外に行くと必ず大きくなって帰ってくると感じさせる三勇士。
「何か感じが変った気がするんだけれど?」と尋ねると、
「20才になったからじゃないですか?」と返事が返ってきた。

Eric Benet - The Last Time Official Video

2009-10-03 00:25:06 | エリックベネイの曲
日本で、韓国でそしてフィリピンでも人気のある曲、
エリック・ベネイ、"Hurricane"アルバムの中の"The Last Time"
今も多くの歌手たちがカバーしている。

その"The Last Time"
プロモーションビデオが撮影されていた。
2005年に発売されたこのアルバムから最初は"Hurricane"、次に"I Wanna Be Loved"
プロモーション映像が公開され、そして"Pretty Baby"も予定されていた。

未公開に終わったこの"The Last Time"の映像。
白黒のフィルムノワール、相手の女性は東洋的で親しみがある。
"Hurricane"のアルバムの発売に先立ち、インドネシアでこの他、幾つかのヴィデオが撮影されている。
そのせいか、この映像には独特のエキゾチックな雰囲気が添えられている。

2005年の2月、ジャカルタでのジャズフェスティバルを訪れた際に、収録されたと思われる。
エリックのマネージャーとジャワジャズのプロデューサー、ピーター・ゴンザが懇意にしている事から、
この時、初めてエリックはインドネシアを来訪し、フェスティバルに参加した。

この当時、アメリカで厳しいバッシングを受けていたエリックにとって、
バリ島で過ごした休日、インドネシアで受けた歓迎は忘れられないものになったようだ。
翌年、娘のインディアを伴って再び、ジャカルタジャズフェスティバルに参加、
バリ島にも足を運んでいる。

なぜ公開されなかったのか理由はわからない。
ワーナーがこのアルバムのプロモーション期間を終了してしまったからなのか?

ワーナー側の意見としては、相手役の女性が東洋人なので、
アフリカ系女性の反感を招く、ということだった。
アフリカ系アメリカ人のエリック・ベネイファン達、そんな心の狭い人はいませんよ。
クリント・イーストウッドは東洋系のファンのために、
恋人役にオリエンタルな女優を使った映画を一本撮っている。

Eric Benet - The Last Time Official Video



Eric Benet & Ledisi & Mint Condition Tour

2009-10-02 00:39:52 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
昨日、赤い羽根をスーツの襟につけた人をみかけて、10月1日、
赤い羽根の共同募金の日だったと気づいた。
中学、高校と6年間、この日は学校を挙げて募金を行った。
新宿、銀座などにクラス毎に配置され、2~3人一組で街頭に立つ。
学校に戻ると集計が行われ、グループ毎に上位のランキング発表。
成績は負けても、売り上げは負けたくないという変な意地があった。

同じ縄張りのライバルはボーイスカウトと四ツ谷のF学園。
可愛らしいボーイスカウトの少年達に負けじと声を張り上げた。
四ツ谷Fの人達は淡々としている。
「Sの人達は、どうしてあんなに熱くなるのかしらねぇ。」
とFが母校でかつて同じ活動をした母が首を傾げる。
四ツ谷Fと飯田橋のS、近くにあるカトリック系の学校だが校風はかなり異なる。

買って下さった方の胸元に緊張しながら、赤い羽根を刺す。
コインではなくて、お札で下さる方があると感激した。
今でも、母校の後輩達は10/1、街頭募金を行っているのだろうか。
あの時の最低金額は10円。それも変らない?

あの頃は、10月1日というと、制服も夏服から冬服へ。
かなり秋めいた印象があったが、今年は初秋と言えども暑い日が続き、
まだ実感がわかない。

さて、Ledisiが自分のページで秋から冬へと向かい、
Eric Benet、そしてMint Conditionとツアーをすると発表したそうだ。
エリックベネイのマネージメントサイドではまだこの事についてのアナウンスメントがない。
レディシのライブスケジュールは確定とみられる。

10/29のヒューストンに始まり、12/17~20、シアトル4日間で終わるこのツアー。
シアトルって日本からの直行便があったような・・・
調べるとかなり短時間でいけるし、パッケージツアーもある。
シアトルのライブハウス、ジャズアレイのホームページを読んでみる。
Jazz Alley
http://www.jazzalley.com/

ジャズアレイ、ダウンタウンにありアクセスの良い場所。
歩いていける所にホテルもいくつかある。

ジャズアレイのHP、Ledisiの名前はスケジュールにあるが、エリック・ベネイはない。
レディシのツアー、一部はエリックとミントコンディション、その他は単体で、とのことなのだろうか。

October 29 Verizon Wireless Theatre
Houston, TX

October 30 Voodoo Experience
New Orleans LA

October 31 Fox Theatre
Atlanta, GA

November 1 Ovens Auditorium
Charlotte, NC

November 5 Music Hall
Cincinnati, OH

November 6 Palace Theatre
Cleveland, OH

November 7 Masonic Temple Theatre
Detroit MI

November 8 Riverside Theatre
Milwaukee, WI

November 12 The State Theater
Minneapolis MN

November 13 Arie Crown Theater
Chicago, IL

November 19 The Beacon Theater
New York, NY

November 20 Academy of Music
Philadelphia, PA

November 21 Chrysler Hall
Norfolk, VA

November 27 Kleinhans Music Hall
Buffalo, NY

December 3 The Pagent
St. Louis, MO

December 4 The Midland
Kansas City, MO

December 5 Orpheum Theater
Memphis, TN

December 6 Nokia Theatre
Dallas, TX

December 14 Birchmere
Alexandria VA 7:30pm

December 15 Birchmere
Alexandria VA 7:30pm

December 17 Jazz Alley Seattle WA
December 18 Jazz Alley Seattle WA
December 19 Jazz Alley Seattle WA
December 20 Jazz Alley Seattle WA

Ledisiのmyspaceで確認できた。
http://www.myspace.com/ledisi
Ledisi&Eric Benet&Mint Conditionの競演があるのは、
10月29/31
11月1/5/6/7/8/12/13/19/20/21
12月3/4/5/6
それにしても、かなりのハードスケジュールで北米を移動するツアー。

追伸:
SHOKOさんから今朝、教えて頂きました。
Eric Benet、ブルーノート東京にてクリスマスライブ決定!!!

12/21.22,25 7:00/9:30 ミュージックフィー    ¥9,450
12/23.24  6:30/9:30 クリスマスディナーショウ ¥21,000

ブルーノートに電話で問い合わせたところ、予約開始は、会員10/11 11:00より、
一般、10/18 11:00から。