アメリカのエリックべネイファンクラブの会長、トロイリンに何度か日本に来ないか、
と誘ったことがある。
「ありがとう。でもテキサスからサンフランシスコまでのフライトが私の限界かなぁ。」
「わかった。その内、気が変わるのを待っているわ。」
フランスのリンダも何回か誘った。
「行きたい。でも・・・」
「いいのよ。またいつかね。」
リーサ「従兄が日本にいるから行ってみたいの。」
その他にも行きたいという気持ちを表したお馴染みのメンバーに対して、
「どうぞ。いらっしゃい。」と言葉にしてきた。
すると「でもやっぱり難しい。」ということになる。
この方達に関しては、呼ぶからには徹底的にお世話する覚悟で声を掛けてきた。
一方、全く面識のない人から「エリックのショウを観に日本に行きたい。
行く場合はショウを一人で観るのは嫌だから全部、あなたに付き添って欲しい。」
全く知らない人からご機嫌伺いの挨拶の言葉もなく単刀直入にそう言われても・・・
「東京にエリックのショウを観に行きたいけれど東京って
アメリカのOからどれくらいの時間で行くのかしら?4時間くらい?」
自分で東京に来る方法も調べられなくてどうやって日本に来られるんだろう?
そういうメール、あきれて放っておくと次には怒りのメールが来る。
「知りません!でも家からニューオリンズまではドアtoドアで24時間くらい掛かった。」
と返事をするとそれっきりになった。
「エリックのライブに東京に行くわ。ライブやコンサートに最後に行ったのは20年前かしら。」
母国でのコンサートの行き方もわからなくて日本のライブに来られるはずもない。
パトリーナから「東京のエリックのライブに行きたいんだけど。」とメールを貰った時も、
彼女のことはよく知らないし、ファンクラブのメンバーになって半年に満たない人なので、
最初は半信半疑だった。
ブルーノートのページが日本語しか書いてなくて読めないと言う。
"English"と書かれたところをクリックすると、ページは白紙。
これはひどい。見かけだけで実際は英語のページがないとは。
エリックのショウのスケジュールをメールで伝える。
ホテルはどこがお薦めかと聞いてきたが、これも難しい。
その人の感性や予算もあるし、アメリカの人にとって東京のホテルはびっくりするくらい、
狭くて高い。
一応、立地としてブルーノートに近いのは渋谷区、港区と伝える。
東京に住んでいるのでホテルの室内までは分からないが、
ロケーションに関してはアドバイスできる、と。
この時点まで彼女がどこまで本気か見定められず、私は少し距離を取ろうとしていた。
パトリーナが見つけてきたホテルは南新宿にある。
彼女がリンクを貼ってきた英語のホテル探しのサイトではどういうわけかこのホテルが渋谷となっている。
立地の割には料金がお手軽で英語圏の利用者のレビューがやたら良い。
ここからだとブルーノートには乗換えが必要になるが、その他の観光、また近くにはデパート、
ショッピングモール、地下鉄、JR双方利用できる。
九州のエリックべネイファン、Takakoさんがブルーノートから徒歩圏のホテルを教えて下さった。
ブルーノートから歩いて帰れるなんて私も泊まりたいくらいだ。
しかしそのホテルは残念ながらエアポートリムジンバスが停まらず、
そして住宅地にあるので海外から来る人には、立地がわかりにくかったようだ。
パトリーナは南新宿のホテルを選んだ。
この辺りから彼女が本気で日本に来ることを考えているのがわかり、
こちらも真剣になって来た。
その上、日本に来たらぜひ京都も観光したいと言ってきた。
せっかく来たらやはり東京だけでなく日本の伝統的な文化も見学して帰って欲しい。
この件ではEさんがいろいろと調べて尽力して下さった。
しかし、南新宿のホテルから新幹線の停まる駅のホームへと彼女は無事に行けるだろうかと、
心配が増える。
Eさんと私と相談して、品川のホテルはどうかと提案した。
品川からと南新宿からと表参道に行く時間は意外にも大差なかった。
品川なら新幹線の駅もある。
これで一件落着かと思ったらパトリーナはどうもこのホテルが気が進まないらしい。
英語のサイトを見るとかなり評価が低い。
確かに格安のイーストタワーはまるでブートキャンプ、合宿所だ。
ノースタワーはイーストタワーより少し割高になるが泊まれなくもない。
今朝になってパトリーナは赤坂見附の別のホテルをどうかと言ってきた。
赤坂見附、永田町、どちらからでも表参道はすぐ。乗り換えの必要ない。タクシーでも近い。
どうもここが良さそうだということになった。
JRの四谷にも徒歩圏だ。
しかしここは巨大ホテル、中で迷ったと海外の人のレビューにもあるし、
今まで候補になってきたホテルと較べると、高級ホテル。ホテル内の物価も高そう。
赤坂見附もどちらかと言えば夜の町、あるいはビジネス街で、決してお薦めとも言えない。
午後になるとパトリーナは南新宿の別のホテルはどうかと言ってきた。
こちらも彼女の見ている英語のサイトだとロケーションが渋谷になっている。
これは新宿で表参道には乗換えが必要だからお薦めではないとメール、
とうとう私は、もう値段は関係ないと渋谷の駅に直結しているホテルのURLを送り、
「ここが一番近くて便利だと思う。」と書いた。
東京で値段が手ごろで便利、エアポートリムジンが停まって新幹線の駅にも近い、
英語対応があり、部屋もそれなりに広くて居心地が良い、
その上、ブルーノートまで簡単に行ける、そんなホテルはないのだろうか。
6泊することになるパトリーナ、ホテル選びに慎重になる気持ちもよくわかる。
エリックの来日、毎回新しいテーマが加わって挑戦し甲斐があるが、今回はホテル選びに難航している。
何とかパトリーナの希望に叶ったホテルが見つかり、日本の滞在を楽しく過ごしてもらいたいものだ。
と誘ったことがある。
「ありがとう。でもテキサスからサンフランシスコまでのフライトが私の限界かなぁ。」
「わかった。その内、気が変わるのを待っているわ。」
フランスのリンダも何回か誘った。
「行きたい。でも・・・」
「いいのよ。またいつかね。」
リーサ「従兄が日本にいるから行ってみたいの。」
その他にも行きたいという気持ちを表したお馴染みのメンバーに対して、
「どうぞ。いらっしゃい。」と言葉にしてきた。
すると「でもやっぱり難しい。」ということになる。
この方達に関しては、呼ぶからには徹底的にお世話する覚悟で声を掛けてきた。
一方、全く面識のない人から「エリックのショウを観に日本に行きたい。
行く場合はショウを一人で観るのは嫌だから全部、あなたに付き添って欲しい。」
全く知らない人からご機嫌伺いの挨拶の言葉もなく単刀直入にそう言われても・・・
「東京にエリックのショウを観に行きたいけれど東京って
アメリカのOからどれくらいの時間で行くのかしら?4時間くらい?」
自分で東京に来る方法も調べられなくてどうやって日本に来られるんだろう?
そういうメール、あきれて放っておくと次には怒りのメールが来る。
「知りません!でも家からニューオリンズまではドアtoドアで24時間くらい掛かった。」
と返事をするとそれっきりになった。
「エリックのライブに東京に行くわ。ライブやコンサートに最後に行ったのは20年前かしら。」
母国でのコンサートの行き方もわからなくて日本のライブに来られるはずもない。
パトリーナから「東京のエリックのライブに行きたいんだけど。」とメールを貰った時も、
彼女のことはよく知らないし、ファンクラブのメンバーになって半年に満たない人なので、
最初は半信半疑だった。
ブルーノートのページが日本語しか書いてなくて読めないと言う。
"English"と書かれたところをクリックすると、ページは白紙。
これはひどい。見かけだけで実際は英語のページがないとは。
エリックのショウのスケジュールをメールで伝える。
ホテルはどこがお薦めかと聞いてきたが、これも難しい。
その人の感性や予算もあるし、アメリカの人にとって東京のホテルはびっくりするくらい、
狭くて高い。
一応、立地としてブルーノートに近いのは渋谷区、港区と伝える。
東京に住んでいるのでホテルの室内までは分からないが、
ロケーションに関してはアドバイスできる、と。
この時点まで彼女がどこまで本気か見定められず、私は少し距離を取ろうとしていた。
パトリーナが見つけてきたホテルは南新宿にある。
彼女がリンクを貼ってきた英語のホテル探しのサイトではどういうわけかこのホテルが渋谷となっている。
立地の割には料金がお手軽で英語圏の利用者のレビューがやたら良い。
ここからだとブルーノートには乗換えが必要になるが、その他の観光、また近くにはデパート、
ショッピングモール、地下鉄、JR双方利用できる。
九州のエリックべネイファン、Takakoさんがブルーノートから徒歩圏のホテルを教えて下さった。
ブルーノートから歩いて帰れるなんて私も泊まりたいくらいだ。
しかしそのホテルは残念ながらエアポートリムジンバスが停まらず、
そして住宅地にあるので海外から来る人には、立地がわかりにくかったようだ。
パトリーナは南新宿のホテルを選んだ。
この辺りから彼女が本気で日本に来ることを考えているのがわかり、
こちらも真剣になって来た。
その上、日本に来たらぜひ京都も観光したいと言ってきた。
せっかく来たらやはり東京だけでなく日本の伝統的な文化も見学して帰って欲しい。
この件ではEさんがいろいろと調べて尽力して下さった。
しかし、南新宿のホテルから新幹線の停まる駅のホームへと彼女は無事に行けるだろうかと、
心配が増える。
Eさんと私と相談して、品川のホテルはどうかと提案した。
品川からと南新宿からと表参道に行く時間は意外にも大差なかった。
品川なら新幹線の駅もある。
これで一件落着かと思ったらパトリーナはどうもこのホテルが気が進まないらしい。
英語のサイトを見るとかなり評価が低い。
確かに格安のイーストタワーはまるでブートキャンプ、合宿所だ。
ノースタワーはイーストタワーより少し割高になるが泊まれなくもない。
今朝になってパトリーナは赤坂見附の別のホテルをどうかと言ってきた。
赤坂見附、永田町、どちらからでも表参道はすぐ。乗り換えの必要ない。タクシーでも近い。
どうもここが良さそうだということになった。
JRの四谷にも徒歩圏だ。
しかしここは巨大ホテル、中で迷ったと海外の人のレビューにもあるし、
今まで候補になってきたホテルと較べると、高級ホテル。ホテル内の物価も高そう。
赤坂見附もどちらかと言えば夜の町、あるいはビジネス街で、決してお薦めとも言えない。
午後になるとパトリーナは南新宿の別のホテルはどうかと言ってきた。
こちらも彼女の見ている英語のサイトだとロケーションが渋谷になっている。
これは新宿で表参道には乗換えが必要だからお薦めではないとメール、
とうとう私は、もう値段は関係ないと渋谷の駅に直結しているホテルのURLを送り、
「ここが一番近くて便利だと思う。」と書いた。
東京で値段が手ごろで便利、エアポートリムジンが停まって新幹線の駅にも近い、
英語対応があり、部屋もそれなりに広くて居心地が良い、
その上、ブルーノートまで簡単に行ける、そんなホテルはないのだろうか。
6泊することになるパトリーナ、ホテル選びに慎重になる気持ちもよくわかる。
エリックの来日、毎回新しいテーマが加わって挑戦し甲斐があるが、今回はホテル選びに難航している。
何とかパトリーナの希望に叶ったホテルが見つかり、日本の滞在を楽しく過ごしてもらいたいものだ。