昨年の秋から3度目の正直、四十ならぬ五十の手習い、仏語学習を始めた。
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20101107
「外国語既習者向け」というクラスを受講したのだが、
全く日本語ができない人、片言だけで読み書きができない人もいた。
また5ヶ国語話せるとか、海外に長く生活していた人、これから仏語圏に行く人、
仏語圏から帰ってきた人、帰国子女などもいて、国際色豊かな上に若くて機転の効く人ばかりだった。
授業もペースが速く、気が抜けない緊張感があった。
先生の名前がEric、最初は全然似てないと思ったのだが、
今にして思うとけっこう繊細で優しくて素朴、気持ちが傍から読み取れるところ、
そしてお洒落だったのもエリックべネイに似ていた。
発音や受け答えなども細かく直してくれて、
大切なポイントも押さえて教えてくれたので、
とても勉強になった。
日本人で外国語を習得している人はみな勉強熱心だったし、
欧米で教育を受けた人は何度も間違えて先生を怒らせ「あなたは今日の授業はパスしなさい。」
と言われてもめげずに次の時間から発言してきたり、当たった答えがわからないと、
「(それはできないけれど)~ならできます。」と言いだしたりするのには仰天した。
同年代の人が二人いて話すと「やったことをすぐ忘れてしまう。」
「応用が効かなくなった自分に気づかされる。」
などと思うことは同じ。
「外国語既習者クラス」は3ヶ月だけでその後がない。
一般クラス、1年かけて勉強して来た人達と合流することになった。
人数も1.5倍くらいに増える。
前の時よりもずっとスピードがゆっくりになる。
前のクラスの時はちょっとでも間が入ると、もう授業の流れに付いていけなくなるので、
3時間の緊張感はたいへんなものだった。
授業は週に一回だが1週間の間に何度か予復習もした。
それが今回は余りにペースがゆっくりしているので、授業中、
余計なことを考え始めてしまったりする。
準備なしでも授業に臨めるので1週間テキストを開かないこともある。
人数が多くなった分、指されることも少なくなる。
前のクラスの時は「このままだと付いていけなくなる。」と思ったが、
今回は「このままだといい加減なままで通ってしまう。」と逆に心配になってきた。
学校のネットサービスにアクセスすると発音や数、文法の練習ができる。
前の週にアクセス記号を講師から聞いていたので勉強してみようかと、
アクセスしようとするとエラーになってしまう。
学校に問い合わせると間違ったアクセス記号を教えられていたことを知り、
先週の授業中、講師とクラスメートにも伝えた。
皆、前の席を避けるので授業開始ギリギリに行くと空いているのは先生の正面の真ん中の席。
しかしその分、講師との会話の数も増える。質問もしやすい。
一昨日、授業が終わった後、先生が目の前の私を見つめてフランス語で「疲れた・・・」と言うので、
黙っているわけにもいかず"Pourquoi?"(なぜ?)と何となく聞いてしまった。
「他の講師が休むことになって電話して来て、代わりに授業をやってくれって言われてね。」
「昨日?」
「違う。」
「それなら今日?」
「そうなんだ。そればかりか月曜日も。」とため息をついている。
どうして私に愚痴を言うんだろう?
前の先生も個性的だったけれど今度の先生も何だか可笑しくて、
けっこう憎めないキャラクターになってきた。
冬季10回のレッスン、既に4回が終了した。
http://blog.goo.ne.jp/ak-tebf/d/20101107
「外国語既習者向け」というクラスを受講したのだが、
全く日本語ができない人、片言だけで読み書きができない人もいた。
また5ヶ国語話せるとか、海外に長く生活していた人、これから仏語圏に行く人、
仏語圏から帰ってきた人、帰国子女などもいて、国際色豊かな上に若くて機転の効く人ばかりだった。
授業もペースが速く、気が抜けない緊張感があった。
先生の名前がEric、最初は全然似てないと思ったのだが、
今にして思うとけっこう繊細で優しくて素朴、気持ちが傍から読み取れるところ、
そしてお洒落だったのもエリックべネイに似ていた。
発音や受け答えなども細かく直してくれて、
大切なポイントも押さえて教えてくれたので、
とても勉強になった。
日本人で外国語を習得している人はみな勉強熱心だったし、
欧米で教育を受けた人は何度も間違えて先生を怒らせ「あなたは今日の授業はパスしなさい。」
と言われてもめげずに次の時間から発言してきたり、当たった答えがわからないと、
「(それはできないけれど)~ならできます。」と言いだしたりするのには仰天した。
同年代の人が二人いて話すと「やったことをすぐ忘れてしまう。」
「応用が効かなくなった自分に気づかされる。」
などと思うことは同じ。
「外国語既習者クラス」は3ヶ月だけでその後がない。
一般クラス、1年かけて勉強して来た人達と合流することになった。
人数も1.5倍くらいに増える。
前の時よりもずっとスピードがゆっくりになる。
前のクラスの時はちょっとでも間が入ると、もう授業の流れに付いていけなくなるので、
3時間の緊張感はたいへんなものだった。
授業は週に一回だが1週間の間に何度か予復習もした。
それが今回は余りにペースがゆっくりしているので、授業中、
余計なことを考え始めてしまったりする。
準備なしでも授業に臨めるので1週間テキストを開かないこともある。
人数が多くなった分、指されることも少なくなる。
前のクラスの時は「このままだと付いていけなくなる。」と思ったが、
今回は「このままだといい加減なままで通ってしまう。」と逆に心配になってきた。
学校のネットサービスにアクセスすると発音や数、文法の練習ができる。
前の週にアクセス記号を講師から聞いていたので勉強してみようかと、
アクセスしようとするとエラーになってしまう。
学校に問い合わせると間違ったアクセス記号を教えられていたことを知り、
先週の授業中、講師とクラスメートにも伝えた。
皆、前の席を避けるので授業開始ギリギリに行くと空いているのは先生の正面の真ん中の席。
しかしその分、講師との会話の数も増える。質問もしやすい。
一昨日、授業が終わった後、先生が目の前の私を見つめてフランス語で「疲れた・・・」と言うので、
黙っているわけにもいかず"Pourquoi?"(なぜ?)と何となく聞いてしまった。
「他の講師が休むことになって電話して来て、代わりに授業をやってくれって言われてね。」
「昨日?」
「違う。」
「それなら今日?」
「そうなんだ。そればかりか月曜日も。」とため息をついている。
どうして私に愚痴を言うんだろう?
前の先生も個性的だったけれど今度の先生も何だか可笑しくて、
けっこう憎めないキャラクターになってきた。
冬季10回のレッスン、既に4回が終了した。