Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Spiritual Thang@Brown Sugar

2009-07-25 00:31:43 | 私の日々
ブルーノートの小曽根真&No Name Horses、7/18 2ndショウが終わり、
外に出ると12時少し前。
目の前にはタクシーが何台も待機している。
乗り込んで、車内で流れている曲はボサ、そしてジャズ。
さすが、ブルーノート前で客待ちしている運転手さんは違う。
車内で演歌が聴こえてきたら、興ざめだ。

恵比寿に向かい、久々にソウルバー、ブラウンシュガーへ。
タクシーを下りると、EW&F"September"が、聴こえてくる。
今日はマスターの他に二人のスタッフ。
テンプテーションズ、シュープリームスの曲などが掛かっている。

メニューが大幅に変り、マスター手作りのソーセージ、チョリソ、
何とブータンノワール(豚の肉に血を詰めたフレンチソーセージ)まである。
自家製のピクルスとともに頼むと、
フランスパンにブータンノワール、そして煮林檎が載っている。
美味しい! どうしてこんなすごい物が作れるのかと聞くと、
カウンターに座っている男性はフレンチシェフ、そしてもう一人は、
お肉屋さん、最高の材料、指導者、マスターの料理の腕があり、
このようなメニューが完成したそう。

引き続き、自家製オイルサーディンも頼む。
これは、上質の鰯を手に入れ、圧力鍋で蒸し、その後、梅酢でマリネして、
紫蘇とイタリアンパセリが添えられている。
こちらも爽やかな味。
忙しい中、これだけ手の込んだメニュー開発をしたマスターのポジティブさに拍手!

メニューには自家製でないソーセージ、チョリソ、オイルサーディンが載っている。
こちらの方が値段が高い。一般的には「自家製」と書かれたほうが、
値段が高くなるはずなのに、反対だ。
「どうして?」と尋ねると、他所から仕入れたものは高くなる、
自分で作ったものは、手間隙かけてはいるけれど、その分は加算せず、
材料の原価のみでお客様に還元ということだった。

マスターに今年のニューオリンズのエッセンスの現地のチラシをお土産に。
一人で行ってきたと言うと、「とんでもない女房だ!」(爆)
確かに、行く私も私だが、弱気になっていた私の背中を押し送り出す夫も夫だ。

1日目はスーパーラウンジでエリック・ベネイの2ショウ、
2日目はスーパードームを観戦と話すと、
「それはエリック・ベネイの追っかけ。」(笑)
はい、はっきり言えば、そういうことです。
あいまいに言っても、そうかもしれない。

3日目のアル・グリーン、ライオネル・リッチー、メイズを観ないで帰ってきた、
と残念がると、9月のコットンクラブのメイズの来日の話になる。
1日、1ショウ、しかも前金、予約開始は本日、7/25、11時、
電話予約が、スライの時のようにになるかと思い覚悟していたが、
今回はそこまでの券取り合戦にはならないのではとの意見。

お店を出て、エレベーターで1Fに降りると、
外にEric Benet"Spiritual Thang"が聴こえてきた。
見送りに掛けてくれたらしい。
エリックは今年の来日でも、そしてエッセンスミュージックフェスティバルでも、
私の好きなこの曲を歌うことはなかった。

時計を見ると、1時半。
2週間前の同じ時間、ルイジアナスーパードーム、
マックスウェルのライブは、まだ始まってもいなかった。