電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

怪談レストラン 4話

2010-08-02 00:18:11 | 東映
「神かくし、井戸の底のばあさま、白いマフラー」
脚本:丸尾みほ、清水東、演出:細田雅弘、美術:渡辺佳人、演助:中村亮太
総作監:高橋晃、作監:小泉昇、小松こずえ
原画
小泉昇、泉恭子、梶原煌平、直井正博
完甘美也子、佐伯哲也、川口悌徳、新井達郎、小松こずえ
色指定:豊永真一、動仕:TAP、かぐら
背景:KLAS
平良亜梨沙、木佑梨、吉崎優、桑村幸、中林由貴、水沢康子
撮影
中村訓士、岡野祐一郎、品川敦範、久野充博、彦坂圭祐、濱崎正利、小林賢治
製作進行:佐古田篤、仕上進行:金子翔、美術進行:山口彰彦

流石にこの面子が続くと2話の進藤プロ回が見劣りするのも仕方ないか。

「神かくし」は神木に向かってゴミを投げつけた少年に罰が当たるのですが、美術に立体感があっていいですね。
神社の雰囲気も良く出ていて好き。
流石の小泉作監って感じになってますね。
もうちょっと天の声に威厳みたいなものが感じられると良かったんですが・・・。

「井戸の底のばあさま」・・・アンコは見える人なのか?
あそこで逃げる辺り、見える人の対応ですよね。
まぁ、噂を知っていたから気味悪く思っただけなんだろうけど、霊と思わず逃げたのなら失礼なやっちゃな。(笑)

「また探検?」
「レイコ・・・」
「ほんとに好きよね、二人とも。私今日たまたま暇だから付き合ってあげてもいいわよ」

レイコのアンコ好きも相当なもんですね。(笑)
わざとらしいレイコと、やれやれといった感じで微笑ましく思うショウくんと、それがちょっぴり恥ずかしいアンコ。
レイコもアンコもショウくんも、ほんと良い表情してるわ。

このエピソードは描き方次第ではそうとう怖い物にもなったと思うんですが、とりあえず昔話的な印象で、ガチなホラー色はそこまで出ていないですね。
まぁ、児童文学原作なので、そこまでガチにするのもなんですが、ある程度怖さがあった方が印象にも残るし作品も引き締まりますし、東映作品だと地獄堂霊界通信のような緊張感があってもいいですね。
このエピソードだと、井戸周りだけでも濃いめの陰影処理を施して、お婆さんにこの世の者ならざる雰囲気を持たせても良かったかも。
急に現れる、急に消える、急に後ろに立たれるなど、ちょっと背筋が寒くなるような感覚があっても良かったかも。
お婆さんの語る部分はあれ以上やると残酷な部分が際立ちすぎる気もしますから、あれで良かったかも知れませんが。
テレ朝芸人の素人臭い演技もまた微笑ましい。
アレにアンコ演られてたらキレてたかも知れんけど。(笑)
でもああいう投げっぱなしな演技はタケコの性格に合ってるかも。(笑)

話の終わる辺りに三人で井戸を見つめてるカットから引いて行って、お婆さんの「まだ埋まってるんだから」のセリフでハッとするカットで三人の顔を映していますけど、あそこは引きはなしでアップカットからお婆さんのセリフと共にハッとして辺りを見回すみたいな感じの方が、緊張感出て良かったかも知れないですね。
視聴者にはお婆さんの姿が無いことが分かってしまっているので、驚きが無いんですよね。
埋まってる→居ない!→まさか・・・という感じに背筋が寒くなる展開の方が収まりがよい気がする。

「白いマフラー」って怪談なんだろうか?
げに恐ろしきは人間なりって感じで、そういうのは地獄少女の領分なんじゃ。(笑)
てゆーか、殺人予告?!

実際みるまではこのキャスティングは合わないんじゃ・・・って思ってたんですが、驚くほどマッチしてますね。
ますみんはエロアニメのおつむが足りないキャラばかり演じてる印象しか無かったから、正直ちゃんとやれるのか不安だったんですが、そこは腐ってもベテランwという感じで上手く合わせてきましたね。(失礼なやっちゃなw)
ほんと、良い意味でサプライズが重なる作品だ。

EDもね、原作がどういうものか分からないし、誰が演出しているのか分からないですけど、ああいうEDにしようってどうして思ったんだろ。
面白いんですけど。
それに、毎回アンコの笑顔に癒されるぅ~。
アンコはいいよね。
レイコがちょっかい出したくなるのも分かるわ。








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