電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

コロナ禍で稲作ゲーが人気だったとか

2021-05-04 06:09:00 | 雑記
以前、天穂のサクナヒメが人気だというニュースをテレビでやっていて、リモートインタビュー受けてた若手農家だと言う人が、稲架掛けをゲームで初めて知ったと言っていて、流石にそれは農家としてどうよって思ったんですが、後継者がちゃんといて手広くやってるようなとこは、逆に機械化も早くて、専業でやっていても知らないって人がいたとしても不思議ではない時代なんだなと、ちょっとびっくりしましたね。
という以前に、こっちでははせがけと呼ぶのが一般的なので、全国的にははさがけと呼ばれると知ってそれにもびっくりしました。
音で聞くことしかない用語なので、てっきり支倉常長の支って字をあててはせなのかと思っていたので、稲架掛けと書くと知って尚びっくり。
いや、だって、骨組み組んで稲を掛けるから、音からいっても支えるって字をあてるのが自然だって思うでしょうよ。

機械でやるのが当たり前になっているから、拘って作っています!って人でも何も疑問に思うことなく機械でやっちゃってるんでしょうね。
天日干しの方が旨いごはんになるので、機械じゃない方が本当はいいんですけど、割に合わなすぎて現実的じゃないですね。
機械の入れられない棚田で作っているようなとこの米は美味そう。
農業の機械って凄く高いので、ただでさえ個人で手が出ないうえ限られた時期しか使わなかったりするので、だいたい共同所有とかレンタルとかになるんですが、繁忙期しか使わないので需要が立て込むうえに天候にも左右されるため、いつどこで使うかとか調整が大変だったり。
更にたまにしか使わないのに使うときはハードワークなので、大抵一番忙しい時期に壊れる。
それに、オペレーターのスキルによっても色々あったりするので・・・。

政府のお達しで大規模化が進められた結果、農地解放で一国一城の主となった農家が、今では小作人に逆戻り。
個人よりも組合での活動が増えたことで、○○さんが転ばして壊したとか、あの人は使い方が荒いとか、そんなギスギスした噂が飛び交っているので恐ろしいです。
わたしゃそういうのからは距離を置いているので、他人事として聞いて可哀想にと思うだけですが、会社勤めの気苦労だけで死にそうなのに、そんなのまで引き受けてらんないですよね。
個人でやってないから責任の所在も曖昧で、作物の味も一気に落ちたと感じる今日この頃。

うちとこでは杭をクロスに組んで間に杭を渡して稲を三段に掛けるのが一般的(だった)ですが、一山越えると杭を一本真っ直ぐに立てて引っ掛けて干す地域もあって、あっちの方が楽そうなのに、なんで別のやり方をしてるんだろうと思ったものですが、まぁ、色々理由はあるんでしょうね。(なんか乾きにくいとかだったような・・・)
ぐぐったら、稲架掛けについて触れているブログがあったので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょう。
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