電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

手原和憲

2018-02-04 12:07:54 | 漫画
手原和憲がスピリッツに帰ってきましたよ。
1話は凄く良かった。
ただ2話からが・・・。
高校生男女の多角形ラブストーリー!なんて煽りがついてるってことは、すんなり恋愛させてはくれんのだろうなぁ。
あまりドロドロしたのは見たくないんだけど。
キャラデザ的にも、キャラ的にも、クライフイズムの梅さんと彼氏の話を陸上を舞台に再構築してみましたって感じの印象。
天然美女と生真面目くんという所は同じだけど、♂側のスペックだけ今中くんなのが心配。(笑)

1話の調子で行けば、スローモーションをもう一度とスピリッツ最萌えツートップを担って行けそうなので頑張って連載して欲しいところ。
売り上げ的にも、打倒知恩さん!で行きましょう。



東村アキコ移籍してきたけど、雨上がりもそうだけど、なんであんなことするかね。
途中からとか読む気しないじゃん。
プッシュするほど面白いとも思えないやわスピ出張も邪魔だし、手堅い連載陣揃っているんだから、休載減らしてまともに連載させてよって感じなんですけど。
東村アキコを売りたいのもわかるし、連載の調整が利くスピリッツ本誌が便利なのもわかる。
でも、途中からって、読者には迷惑なだけでしょ。
と、思っていたら、連載誌廃刊になってたのね。
又吉先生ブームに乗れなかったヒバナ連載か。
IKKI系・・・。
仕方ない、許そう。(笑)
まぁでも、同じ月間なんだしゲッサンで良くね?
ゲッサンだと追い出される作家が出るから厳しいのかも知れないけど。
どうせなら1話から再掲載すりゃいいのにね。
作家も編集も楽ができて読者に迷惑も掛からない、追いつくまでに連載のストックも貯められる。
連載追っかけてた人には悪いけど、廃刊打ち切りよりはマシと思って納得してもらえばいいし。
菅原キクみたいに名前変えて再スタートとか、それまで買ってた単行本どうすんだよ!って感じで読者泣かせなことも平気でしてくるからなぁ、漫画業界。
そこいくと、黒井あがさの対応は神がかっていた。
久々に読み切り載ったけど、フレッシュ読みきりなんて括りにされているのが泣けた。
打ち切られ連載作家にフレッシュって酷くね?
その上単行本1巻絶賛発売中なんて追い打ち掛けるし。
あんたが2巻出してない作品の1巻を絶賛とか嘘っぱちのコピー付けて宣伝するって、何がしたいのよ秋田書店。
おかげで我が家の本棚が打ち切られ漫画の墓場と化しているんですが。
ジャンプみたいにロングテールを支えられる看板作家がいないから台所事情が厳しいのもわかるんだけど、もっと配慮があって然るべきと思ってしまうのは私だけであろうか。

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黒伯爵は星を愛でる

2016-01-02 17:23:48 | 漫画
黒伯爵は星を愛でる 1 (花とゆめCOMICS)
音久無
白泉社


立ち読みNGな書店で1巻試し読み可な作品だったので読んでみたのですが、ツボったので既刊全てお買い上げ。
王道純愛ものですね。

主人公は幽霊が見えるので、お母さんから見つけたら目を合わせないようにして逃げなさいと教えられていたのですが、実は幽霊と思っていたのはヴァンパイアで、ヴァンパイアと人間との合いの子(ヴァンピール)な主人公にはヴァンパイアを見抜く能力があった。
母を亡くし、弟がどこぞの貴族様に貰われていったらしいので一人になった主人公は、寂しさに負けそうになるも、どんなときも笑顔を絶やさないようにとの母の教えを胸に気丈に生きていた。
貧民街で。
そんな主人公の元に貴族のおぼっちゃんが現れて、自分の家系は代々ヴァンパイアハンターだ。
ヴァンピールの嫁がいれば家業の役に立つだろうから嫁になれ。
ただし、ヴァンパイアの本性表しやがったら遠慮なく殺すからな。
てなことを言われて掠われてきた。
そんなことを言われたもんだから、そうなんだろうと信じて、嫁というのも仕事上の関係で用済みになったら元の生活に戻るのだろうとわきまえた振る舞いをする主人公。
大事な嫁だとかちやほやされても、もったいのうございます的に距離を保とうとするのでした。
実はこのぼっちゃん、主人公にベタ惚れで、本気で嫁にと思って掠ってきたのですが、どんなに本音を口にしようと全く信じて貰えないという、何かのプレイ状態に陥ってしまうという。
自分で招いたこととはいえ、お可愛そうに。
相思相愛なのに、微妙な距離感を保った恋模様が展開されるという作品。

一つ気になったのが、主人公とおぼっちゃんは過去に出会っていて、主人公の母に命を、主人公に心を救われた感じなのですが、その縁を含めて主人公に惚れてるという状態なのですが、ちょっとその設定は余計だったかも。
両親が殺された理由に繋がる部分だと思うので、過去に出会っていたという設定は有って良いのですが、主人公に救われたことをおぼっちゃんが覚えていない設定の方が良かったと思うんですよね。
どんなに貧しくても笑顔を絶やさない、掃き溜めに鶴な主人公を見初めて、過去の因縁など知らず連れて来たって方が、純愛要素が高まるのではないかと。
恩人て時点で、色恋関係なく大事にするだろう。
そこは純粋に恋愛要素だけで繋がる関係でも良かったと思うんですよね。
そこだけがちょっと残念ですね。



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コレットは死ぬことにした

2015-12-31 20:22:59 | 漫画
コレットは死ぬことにした 1 (花とゆめCOMICS)
幸村アルト
白泉社


最近新規開拓出来てないなと思って何か買ってみることにして手に取ったのかこれ。
以前も同じこと考えて1册買ってみたのがばらかもんの作者の短編集で、これが全然面白くなくて失敗だったんですが、懲りずにまたやってしまいました。
以前の時はその後なんでこの作者の作品が受けてるんだろと思ってばらかもん読んだら普通に面白かったんで、作者を好きになってから手にするべきファンブック的なものだったんだと納得しましたが、それでもやはり失敗は失敗。

書店員のお薦め文が、ワーカーホリック気味なお姉さんに読んで貰いたい的な内容だったので、それを真に受けてしまったのですが、ワーカーホリックな人にこれ薦めるのは正直どうかと。
だって、この作品の主人公は仕事に疲れて自殺したんですぜ。
正確には死のうとしたが死ねなかったんですが。
それをお疲れなお姉様に薦めるとか、死ねと言ってるようなもんじゃないですか。
この作品の主人公は死ねなかったことで、イケメンとの出逢いをきっかけに見つめ直す機会を与えられたわけですが、現実にはお疲れなお姉様にイケメンとの出逢いがそうそうおとずれたりしませんから!
死んで終わりですから!
というかこの作品、お疲れなお姉様に共感できる部分なんてないよな。
癒しや慰めを求めるなら、純情ホモンチカでも薦める方がよっぽど慰めにもなろうってものではないですか。(いや、意味違うし)
頑張るお姉さんの活力ってんなら、彩雲国みたいなのでいいと思うし。

この作品の主人公コレットさんが死のうとしたのも、悩みに悩み抜いて意を決してって訳でもなく、この井戸に身を投げたら解放されるかなくらいの場当たり的な衝動からなので、商売大繁盛な医者やってる優秀な人がそういうことするのも、正直勿体ないと思うし、殺気立って治療をせがんでくる患者を見捨てるのかってのもあって、理解は出来るが共感は出来ない。
同じ見捨てるのであれば、夜逃げするなりして再起を図ればいいし、そうでないのなら自分の窮状を説明して、患者に理解を求めるという方法もある。
優秀なはずなのに何ら解決策を探らない、ほっとけないキャラなはずなのに考え無しに自死を選ぶ。
なんかどっちつかずな感じなんですよね。
死にたくなる気持ちは痛いほど良く分かるんですが、考え無しに死んじゃいけません。
新幹線に飛び込むにしても、賠償金が発生したらその請求がどこに向かうのか、細切れになった死体を片付けて下さる方がどんな思いをするのか、乗れなかったことでどれだけの人がどんな損害を被るのか、その程度は考えてみるべきだし、コレットさんは直接的に迷惑を掛ける死に方ではありませんでしたが、立場ある人が安易な死に方をしたら、それだけで大変なことになる。
というか、死ぬ気が有ったというわけではなく、あれは単なる事故でしょ。
「コレットは死ぬことにした」というタイトルは読み切り時に付けたもので、内容と合わなくなるけどま~いいかってことで今に至ると作者が申しておるとおり、2巻からは、というか冒頭数頁以外はコレットは死なないことにしたなわけですが、連載持てない人や単行本出ない人も数多くいる訳なので、タイトルくらいもうちょっとちゃんと付けて欲しいと思います。
これは担当編集者の怠慢でもアルト思いますね。

その後のこの作品は閻魔様との微妙な距離感の恋模様が描かれていくのだとは思いますが、コレットさんに主体性がない感じで興味を引かれません。
絵は悪くない感じだったのでとりあえず1巻買ってみたのですが、失敗しました。


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女の子が死ぬ話

2015-08-08 04:22:19 | 漫画
女の子が死ぬ話 (アクションコミックス)
柳本 光晴
双葉社
全1巻。

響の作者、柳本光晴の作品ということで買ってみた。
買うということは決めて、とりあえず本当に同じ作者で間違いがないか確認がてら尼損のレビューを見てみると、どうにも歯切れの悪いコメントが多い。
原因がタイトルにあることは容易に想像が付くが、レビューがどんなだろうが響の作者であることへの期待は揺らぎはしないので、ヨドバシでお買い上げ。
尼で買うのも何だけど、楽天で買うと傷だらけのことが多くて、迷ったらとりあえずヨドバシで行こうと決めた今日この頃。
いや、迷わずヨドバシでいいんだけど。

女の子が死ぬ話というのは合っていないわけではないが、正確ではない、というか間違っている。
女の子が死ぬのは結果であって、作品的にそこは大して重要ではない。
というか、確かに死ぬけど、生き続けるわけだから。
正直、このタイトルで行くことにGOを出した編集者に猛省を促したい。
気を引いて買わせるには十分なタイトルなのかも知れないが、作品の内容を表していないというか、風情がない。

鏡に映った制服姿に自惚れて、進学を機に格好いい女から可愛い女へと転身を図ろうと勇んで登校した主人公が初日に出会ったのは絶世の美少女だった。
可愛いとはこういうことなんだと思い知らされた主人公は、少女のお付きのイケメンくん含め強烈に惹かれる。
トイレの鏡に向かい少女への素直な憧れを呟いたその時、少女が立ち聞きしてしまったことで好感を持つ。
人との関わりを避けて生きてきた薄幸の美少女が、余命宣告を受けきれいに死のうとの決意を胸に進学した先で出会った、快活な少女との儚くも濃密な時間。
ぼっち姫が残された僅かな時間の中で、一生の親友と呼べる関係を築くという作品。

この作者はあだち充ばりにキャラの引き出しが少ないなと思わされるほど、響の登場人物のプロトタイプ的なキャラが多い。
ヒロインの幼馴染みなんか涼太郎そのものって感じだし。
だがそれは悪い意味ではなく、響が好きな人なら、この作者の作品は好きになれる可能性が高い。
逆に言えば、このキャラが嫌いなら、この作者の作品はどれも好きになれないだろうけど。
しかしなんだ、どいつもこいつもすぐに手が出るな。
いや、嫌いじゃないけど、サイヤ人が立場を失うレベル。

自分は別に薦めはしない。
でも、響好きなら当然持ってるでしょ。
つまりはそういうこと。
響ほど萌える要素はない。
泣けるかどうかというのは微妙なところ。
いいはなし系。

この作品を読むと、タイトルで釣れるかどうかというのはどうでもいいことだと思わされる。
だって、響の作者じゃなかったら買っていないわけだから。
良い作品を描くことが一番の宣伝になるってことですね。


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2015-08-08 00:52:11 | 漫画
響2巻発売!
先々号の響がめっちゃ萌えたから、そこまで収録されていたら嬉しいなと思っていたけど、やっぱ無理だったか。
蹴り入れるとこまでだったけど、まぁ、そこが一番切りの良いとこかなとは思うんで仕方ない。
最近読んでる漫画で最も萌えるのがこの作品というのは、果たしてどうなんだろうか。(笑)

響は有名作家の落とし種かなんかで、種の存在を知らずに同じ道を歩み始める的な良くある設定なのかなと疑っていたりもしたんですが、そう考えると辻褄が合わないところが結構有るので、どういう展開になるんだろうかと思ったりもしてたんですが、そっちか~ってなことで腑に落ちる設定でしたね。
ヤンキーの溜まり場に平然と馴染んでいたり、漫画の絵面的にはガングロヤンキーにしか見えないんで、ハーフって設定は言われなきゃ全くわかんねーもんだから、なんかややこしいこと考えたりしちゃいましたよ。
ヤンキーなのにパンピーに一目置かれたり憧れられたりするって、どんな人なんだと色々考えたりしちゃったんだけど、なんだよそっちかよ!
ミスリード狙ってあえてのその展開なのか、単にネタバレ避けて設定を明かさなかっただけなのかは分からないけど、絵見ただけじゃ分かんないから、やられた訳じゃないのにやられた感が・・・。(笑)
設定分かった上で改めてみると、部長の複雑な気持ちが良く分かる。
どんなヤンデレ展開が訪れるんだと思いきや、響も部長のために色々と立ち回ってくれるし、嫉妬を覚えずには居られないのは間違いないけど、嫌いにはなれんよなぁ。
だからこそ余計に苦しいという。
親の七光りのつもりはなかったけど、圧倒的な才能を目の当たりにしてしまうと、有名作家の娘に産まれて来なかったら良かったのにと思ってしまうでしょうな。
肩書きに相応しい結果を求められることは必至、でもその上を軽々と越えていく存在が目の前にいて、同じ土俵に立ったときに周囲から向けられる目がどんなものになるのか容易に想像できてしまう辛さ。
そして、響に熱を上げるふみちゃんの残酷さ。
いや~これ、どうしろと。(笑)
軽さの内に秘める部長の孤独がまた、何とも言えない感じに。

響の学校も平和というか、ぼっち姫がいじめの対象にならずある種の憧れの対象になっているっていうのは、いい世界観だなと。
これも好意的に見られる一つの要素かな。
現実じゃこうはいかないけど、フィクションの世界くらいこういうのがあってもいいじゃない。
リカ先輩がマジのヤンキー設定かと思ってたんで、ああいうのが一目置かれているってのも珍しい作品だなと、ちょっと不思議に思ってたりもしたんですけどね。
ハーフ設定なかったら、同級生達がよりいい娘に思えてならなかったのに、あー、そういう設定なら合点がいく。
響に対する感情はちょっと理解できないですけどね。(笑)
触るな危険!なぼっち姫はぶらずに仲良くしたいだなんて、ほんと、いい娘達ですよ。
せめてかよちゃんくらいには交流を持ってあげて欲しい。

それにしても、かよちゃんのキャラ、あれ何なの。
びびってるのにしつこくタカヤに集金掛けるって、太いのか細いのか分かんないとこが・・・イイ!
ただのモブ子ちゃんで終わってやらねーよ的な雑草魂を見た気がした。(笑)
部長との立場を対比させるのに重要なキャラではあるんですけど、あの溢れる庶民感が愛おしい。
「タカヤくん。」
やっぱかよちゃんすげーわ。(笑)

中原さんが筆を折ってしまったのは残念ですよね。
ふみちゃんも高く評価しているし、何より響が認めているんだから才能は折り紙付きなわけで、響と出会ったことで刺激を受けて売り上げが伴ってくるくらいに開花するという展開も有り得ただけに、心を折られる事になってしまったのは残念としか言いようがない。
本人はその方が幸せなのは間違いないんだけど、響を喜ばせるためにも書き続けて欲しかった。

ふみちゃんの涼太郎評が的を射ているというか、良く分かってるとは思うんだけど、夜中に猫とかいじめてそうってのはちょっとね。
響第一ってだけで、そういう陰湿なキャラ付けは無しの方向でお願いしたい。
響以外かぼちゃやじゃがいもに見えるとかじゃなくて、一人一人の顔・名前・性格をきっちり掴んだ上で、そこから先は響にとってプラスかマイナスかというだけの事だと思うわけで。
響だけが特別で、他は当たり障り無くってだけで、そんな性格悪いみたいなことは無いと思いたい。
きっとタカヤくんがドン引きするくらい響が好きってだけなんですよ!
・・・それが気持ち悪さに繋がるのは否めないけど。
自分も大分涼太郎寄りだよなぁ。
響と一緒にいたらそうなるよね。
どこ飛んでくかわかんないし。

マメに連載追っかけてるのに、単行本でもきっちり読んでしまう作品。
展開がどうこうじゃなく、早く続きが読みたい。
頼むから休載だけは止めて。
ただでさえ週刊じゃないから間が長いのに、休載されるとほんとにもう・・・待ち遠しくて仕方がない。


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今週の漫画

2015-02-28 02:23:54 | 漫画
前号が休載ということもあって楽しみだったんですが、いや~、今号の響は想像以上に良かった。
にやにやが止まりませんわ。
キャラの関係性がたまらん。
部長がいて、地味子ちゃんがいて、幼馴染みがいて響のキャラが成り立つんですよね。
響だけだったら、触るなキケン!な単なるぼっちですもんね。
保護者ポジションの幼馴染みが口説かれてるのを見てテーブルに蹴り入れる娘が可愛いと思うかって、これがちゃんと可愛いんだな。
あのキャラじゃなきゃそうはならないんですけどね。
ようやく単行本も出たし、めでたいのう。
鬼死ねに匠三代もあるし、なんだかんだいってもスペリオールは見逃せないのよね。

響~小説家になる方法~ 1 (ビッグコミックス)
柳本 光晴
小学館

小説家になる方法は載っていないので悪しからず。
しいて言えば天才に生まれろ!って一言に尽きるので。

奥さん、だがしかし10万部突破ですってよ!
3億部のワンピ先生に比べれば微々たる数字ではありますが、あれを10万部さばいたってんですから大したものです。
中身そのものよりも扉絵で売ったような気がしないでもないですが、ウリがあるってのは良いことです。
毎度毎度、妙に扉絵に力が入ってるのよね。
いや、本編に力が入ってない訳じゃないけど、扉絵は毎度感心しちゃう。

ヒーローアカデミア良かった。
ジャンプに載ってるべき作品って感じで、安心する。
燃え萌えだしね。

久々にマガジン買ったんだけど、いつもは割と面白いの有る気がしていたけど、改めてみてみるとDAYSくらいしか楽しみな作品がないことに気付く。
BIRDMENも載ってることだし、素直にサンデー買っときゃよかった。

白暮のクロニクルはつまらないことはないんだけど、みてるとどうしても屍鬼がちらついていまひとつ乗り切れないところがあるんだけど、でぃす×こみの方がふつうに面白かったりするから困る。
でぃす×こみの方が軽いノリで連載始めたっぽいのに。
載ってなきゃ載ってないで物足りなさを覚えてしまうんですがね。
でぃす×こみといえば、最近漫画家ネタ漫画多くなったな。
漫画界版ガラスの仮面のHOPEとか、小光先生とか、ツーアウトとか、化学物質過敏症のやつとか。
まぁ、それぞれに切り口は違うからどれも面白いですけどね。
忘却のサチコは休載だったけど、トクサツガガガが載ってるときは一緒に載っててほしいな。
2作セットな印象があるというか、片方載ってるとなぜか両方みたくなるのよね。

恋は雨上がりのように、単行本出てたのね。
冴えないおやじ萌え美少女を愛でる作品。
茄子とアルタイルなら戦える。(勝てるとは言ってない)

恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)
眉月 じゅん
小学館



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絶版マンガ図書館

2014-07-14 15:14:48 | 漫画
なんかで話題になっていたのを目にしたので覗いてみたんですが、何気に奇面組あるのは凄いなとか思いつつみてたんですが、夏目もクロザクロ出してる。
大丈夫か夏目。
内田美奈子もBOOM TOWN出してるじゃん!
あきら翔ぶ!!もあるし、ふくやまけいこ、永野のりこ、星里もちる・・・普通に金取れるぞこれ。
腐らせているよりは今の自分の宣伝になれば売り上げにも繋がるだろうし、自分の作品を読んで貰いたいという気持ちも満たされて、作家にとっては良いことだというのは分かるけど、ファンとしては複雑ですね。
あまり安売りして欲しくないな。
読める状態に作ってあるのであれば、普通に金取って下さい。
十把一絡げではなく、10円でも100円でも、作家個人に対して対価を払えるシステムだと良いのですが。

今は作品数多すぎて、あっという間に絶版になっちゃうからなぁ。
売っていれば買いたいものも沢山あるのに、機を逃しちゃうと買えなくなる時代性もあって、読者にも作家にも難しくなってきていますね。
新刊がどんどん出てくるから、展示スペースも限られているということもあって、人気作品ですらあっという間に店頭から消えちゃいますしね。
短期的には良いことなのかも知れないけど、ずっと無料で読めるようになると、中国みたいに合法だろうが違法だろうが無料が当たり前な状態になって、長期的には自分の首を絞める様なことにならなければよいですが。
作家個人のみならず、出版業界全体に影響ありそう。
お蔵だしみたいな感じでそのうち出版されることもあったかも知れない作品が、こうすることで出版される機会を失っているということも十分に考えられますし。

菅原キクの昭島スーサイド☆クラブの連載が終わっていた様なので、やっぱ危惧していた通り打ち切りか、とりあえず2巻出てるっぽいから買っとこうと思って尼損見に行ったら・・・Kindle専売になってた。
そうですか、菅原キクの為に使う紙は無いってことですか。
Kindle買いたくねー。
ろくに税金払ってない外資をこれ以上潤わせるのもどうかと思うし、てゆーか、紙で読ませてくれよ。
HOLY HOLYは書店で見かけたので買いましたが、いい感じですね。
しかし、ダークなノリの作品が増えてきているのは、売れてないからだったりするのだろうか。
夏目みたいにネガティブオーラ全開のコメント出されてもこっちが滅入るので、元気出していきましょうや。


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ボニータ 2014-8

2014-07-10 03:11:45 | 漫画
今号の特集は日常ファンタジーと銘打って4作品が取り上げられているんですが、アンケートでその中から一つ選ぶという作業が待っているので、そういう視点で読み進めてみた。
前二本は絵は悪くないけど目新しさはなく、特に二本目はろくなオチも付いてなかったので、こんなもんかなという感じで、それに比べれば三本目は目新しさがないのは同じだけど、割りと上手く纏まってるかなと思ったら、四本目がその上を行ってていい意味で裏切られました。
56歳の大型新人☆待望の第3作目!!とあおりが付いてるだけ有って、年の功ってやつかと納得。

「ネコノシテン」雲田月子
漫画大賞とった吉田秋生の「海街diary」に近いものがあるかな。
ファンタジーというにはリアル寄りな内容。
亡くなったおじいちゃんの最期の言葉を手掛かりに、孫が行動を起こし、その行動によって普段見えなかったものが見えてきて、色々考えさせられるという内容。
死んじゃえーとか言ったら本当に死んじゃって激しく後悔する・・・というのは使い古されたネタですが、割りとそういう後悔は日常に潜んでいるもの。
それに近い後悔をおじいちゃんの死を起点として上手く構成したなって感じでしたね。
ああいう経験は少なからず身に覚えがあるという人は多いはず。

薇超能力部!と恐怖博士の研究室は、なんでボニータに載ってるんだって感じなんですが、良かった作品三本選ぶ中に、一票入れてあげたいけど、あのボリュームの作品を三本の中に入れるというのはなかなかに難しい。
しかし、ページ数増やすというのも何か違う気がするし、あのページ数であの内容だから面白いというのもあるだろうし、アンケート送る時迷うんですよね。
毎号載ってる作品の方が少ないから、載ってる時に一票入れとかないと打ち切られる不安があるんで、結構真剣に選んでいたり。

「あなたに花を」と「カラフルクロウ」の連載終わっちまいやしたな。
「あなたに花を」はオムニバスの純愛ものとして徹底してくれれば良かったのに、中途半端に野郎の友情展開にしちまったばかりに、後半はいまひとつな感じになってしまったのは残念。
やっぱBL臭さが出てしまうのは避けられないんですよね。
鉱山が舞台なので出逢いの機会がそう多くないという難しさはありますけど、そんな中だからこそ、いい出逢いが演出出来るし、それが心地良かった分けなので、短期で終わった事よりもそっちの方が残念でなりません。
「カラフルクロウ」はこれから恋愛関係で盛り上がってくると思っていただけに、呆気なく終わってしまったのが残念。
これの作者って、Petshop of Horrorsの原作者だったんですね。
自分はアニメでしか知らんかったから、全く繋がらなかったんで気付かんかった。

あの騒動以降、懸賞は複製原画やポストカードなど、作家のイラストを使ったものに替わったんですが、今号から市販品もラインナップに戻ってきたのはどういう思惑があってのことなのか。
懸賞に応募する理由も、贔屓作家の打ち切り阻止、賞品狙い、余った年賀葉書の活用くらいなものでしょうが、ボニータ買うような人に賞品目当てでマメにアンケートに答える人もいなさそうだし、作家のイラスト活用した賞品はいいんじゃないかなとは思ったんですが、以前よりアンケートの戻りが減ったとか、企業からの提供品があるからとか、大人の事情はあるでしょうけど、贔屓作家以外のイラスト貰っても有難味もないだろうし、選択肢が増えるのは悪いことではないですね。
希望賞品を第4希望まで選べるのですが、そんなに必要か?とも思ったんですが、当選者選ぶ上ではその方が効率的なんでしょうね。
当選者少人数の賞品に希望が集中することが予想されますから、そういう賞品は当選者を選ぶのは容易ですが、当選者数100人とかの賞品を第一希望に上げる人は少ないだろうし、第二希望でも、第四希望でも、希望しているという事実が必要なんでしょうね。
分母が少ないからか、意外と当たったりするんですが、流石に第四希望とかだと欲しいものじゃなかったりもするので、市販品がメインだった頃はこんなのに応募したっけ?とか思うこともありました。

高額商品当たったらそりゃ嬉しいですが、売れてる雑誌ですら大したラインナップじゃないんだから、ボニータがそんな無理する必要はないんですけどね。
秋田書店の見解では、当選者数を間違って記載したため帳尻合わせたみたいな感じでしたが、だったらごめんなさいしとけば済む話で、どっちの言い分が正しいのか当人にしか分かりませんが、不正は良くないですね。
会社に来なくなった人が会社に戻りたいとか言ってる時点で無理だろとは思いますけど。
ま、本当に当選者がいるかどうかなんて、読者には確かめようもないんで、どこも同じ様なことやってるだろうなとは思ってたんで、ボニータ無理しやがってって感じですね。
流石にNHKの全国ニュース沙汰はやばいっす。


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最近読んでる漫画

2013-12-30 04:22:43 | 漫画
FIRE BALL!の単行本、カバー外すと漫画描いてあるって気付いてない人もいそうだよね。
そういうサービス精神あるなら、森薫ばりに巻末コメントも描いてくれてもいいだろうと思うのだが、付ける付けないは編集部の方針なのだろうか。
作品で語れってのは大前提ではあるけど、ちょっとでも裏話とか思い入れとか、作者の姿が見えるのは嬉しいもんなんだがなぁ。
夏目みたいに怨み節で埋まってたり、読者投稿とか載せられんのは微妙だけど。
昴ちゃんエロかわ。
あの脚は反則だよな。
最近はパンツ出しゃいいと思ってる作品も少なくないだけに、昴ちゃんのエロかわさに癒されますわ。
少しは田中モトユキも見習って貰いたいもんだ。
MAJORのノゴロー君と同じことやるだろうなとは思っていたけど、昴ちゃんまで志望校変えるとか、面倒見がいいってレベルじゃねー。
頼むから一生面倒見てやって下さい。

RiN見てると作中の編集者がしつこくエロ描かせようとしてるんだけど、ハロルド作石がどういうつもりで入れてるのか知らんけど、エロ無しにNG出す編集者が幅を利かせてるって事なんだろうか。
出版不況とか言い訳して即効性を求めているからだろうか。
真っ当に面白いもん描ける芽のある人を摘み取らんで欲しいわ。
妹のジンテーゼとか、真面目な作品かと思って期待したのに、見えないアングルでパンツ見せ入れてて、失望してそれ以降見るの止めたりもしたなぁ。

ハイリコ終わってしまった。
グラジャンPREMIUM読む理由が無くなった。
インサイダーとかはいらなかったんで別に良かったけど、ハイリコはグラジャン本誌で連載して欲しかったよ。

八重の桜便乗商法に手を出した夏目は八重の桜終わったらどうなるんだろう思ってたら・・・web連載流しとは。
夏目のために使う紙は無いってことか!
夏目のためには印刷所動かせないってことかよ。
巻末連載が続いたからやばそうな感じはあったけど、折角やっと面白くなってきたと思い始めたところだったのに。
JINの作者の応援コメント載って、少しでも追い風になればいいなと思った矢先にこれだから。
webまで付き合ってらんないよ。

グラジャンはエロ作品率上がって、読むもの減ってきてたから、王様の仕立て屋が来てくれたのは凄く有り難かった。
いや、読むの面倒だから辛いんですが、でも読まなきゃならんでしょこれは。
バーテンダーは巴里編の方が好きだった。
今は客視点が多いから、ストーリー性が薄いってのもあるけど、バーテンダーって仕事自体が外人相手の方が絵になるのは否めない。

スピリッツも話題作が何本か終わって、新しい連載も始まったけど、団地ともお程ではないにせよ、偉人住宅 ツバキヒルズは意外と面白いかも。
王様達のヴァイキングやマガツクニ風土記も結構面白くなってきたし、食う寝るマルタや明日にはあがります。も安定した面白さがあって良いですわ。

連載陣は割りと厚いけど、アリエネが月刊に移動になったのは痛い。
楽しみにしてたからなぁ。
しかし悲しいかな、月刊スピリッツはアリエネにとってはいい環境なんだよな。
だって凄い読みやすいんだもん。(笑)
手にぴったりフィットするあの厚さ、装丁が、読むのに凄く楽。
読者数とか知らんけど、読む人にとってはいい環境。(笑)

手原和憲の新連載はちょっと微妙かな。
サッカーもの二本の読み切りがどっちも良かったから、連載は妥当と思って期待してたんだが、期待していた分だけこれじゃない感が・・・。
他誌に描いてたのチラッと見てみた時、あまり面白そうに感じなかったんだけど、なんかそれに近いものが・・・。

冬目景が最近真面目に描いているからか、イエうたのカラーページが最近酷いことに。
本編は雑な時も多いけど、そこまで悪くはないんだが、カラー原稿が似てないわ、崩れてるわで・・・。
あれ、画集とかで使う気なんだろうか。
それに引き替え、マホロミは割りと安定してる。
どっちに力を入れて欲しいかと言えば、当然前者なんで、もどかしい限り。

最近嬉しかったのが、福地のあなぐらモグール復活劇。
死ぬようなことはないとネットにはあったけど、半信半疑というか、今更戻れないだろうと半ば諦めてたんで、今週の休載作品の所にタイトルを見つける度、まだ生きてるんだなと思って安堵してたんですが、戻ってきて連載しているのを読んで、改めて自分は福地が好きなんだと思い知らされた。
上手いとか下手とか面白いとかいうよりも、好きだって思えることが割りと重要。

新刊コーナーにあったアシガールというのが、話題の作品みたいなのに名前が上がってたような気がして手に取ってみて、キテレツ大百科を少女漫画にしてみました的な?感じの設定なんだろうかと思いつつ、まぁあくまでも普通に面白いという感じだなと思ったんだけど、読み終えて他の作品に目を移したら、あしがるというタイトルが目に入ってきた。
なんかの冗談?と思って手に取ったら、結構ツボだわ。
角川系滅多に読まんから全然知らんかったんだけど、まぁ連載誌的にも人気のある作品なのだろうが、タイトル的にどうなのよ。
絶対タイトルで損してるだろ。(笑)
かたや話題作として取り上げられてて、隣にこのタイトルがあったら、パチモンとしか思われんだろ。
いや、アホガールとかもあるけどさ、アシガールは三巻出てるのにあしがるは一巻でしょ。
編集部は何も言ってくれなかったんだろうか。
ぐぐってもトップに来ないし、掘っても掘っても出て来ないし。
だめじゃん。
そういうとこフォローすんのも編集の役割じゃないんかね。

菅原キクが連載持ってると知り、どこでだろと思ったら、ちゃんぽんREDとかいう・・・ああ、あの有害指定の・・・。
有害指定のは一護とか付いてたかな。
まぁ、元気でやってるのはよいことだが、これもタイトルの付け方がな・・・。
死ぬ気で頑張るがスーサイドはあかんやろ。
頑張れないから自殺なんやで。
リボーンとかにしたらいいんじゃないかしら。(ゲスな提案)
まぁ、雑誌じゃ読めんし買いましたがね。
打ち切られてなきゃ次も買いますが。
指定がどうか知らんけど、書店で売ってるの殆ど見かけたこと無いし。
秋田書店も台所事情が厳しいからなぁ。
秋田県にはほんとご迷惑をおかけしましたわ。
ポジティブな話題でイメージアップに貢献したって~な。


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またしてもボニータ買ったにょろ

2013-06-10 02:14:59 | 漫画
参りました。
4月号から「鮮烈リニューアル!少女漫画の新地平へー。」なんて謳い文句でリニューアルしちゃったんですが、まぁ、連載陣に変化があったとかいう分けではないんですが・・・書店で見つけられなくなり申した。
いや~、少女漫画宣言しちゃうだけあって、少女漫画の群れに埋もれる埋もれる。(笑)
腐るほどある少女漫画にわざわざ埋もれる必要があるのかと小一時間問い詰めたい。
4月号は特に見つけづらくて、平積みしてある書店では見つけられず、背表紙見せて並べてあったスーパーの雑誌コーナーでようやく見つける有様で。
それ以上に問題なのは、安住の地を求めて流れ流れてきたカルラ舞う!がまた浮いてしまうではないか!
新装版で再版したり結構大事にされてるようなので、すぐに追い出されるって事もないだろうけど、将来に不安を覚える所です。
まぁ、最近のカルラは妙に色気付いてるんで、そこまで浮かないかも知れないですが、編集方針でそうさせられているんだろうか。
少女漫画化で(いや、以前から少女漫画なのだろうが)ますますミステリー要素も薄くなるし、それでいいのか月刊ミステリーボニータ。(笑)

それはさておき、7月号。
梅田阿比の新連載が始まりましたな。
宮崎駿が無くしたものがそこにあるって感じの王道ファンタジーな感じで期待出来そうかな。
あまり暗くならんように頑張ってな。

中川真琴の「あなたに花を」が、今号もいい感じ。
最近はこれ読みたいが為に買ってる感も有る。
あと、カラフル・クロウも毎号載っててくれると楽しいんだけどな。
連載とか言っても平気で隔月だったりしちゃうから油断出来ん。
そうやって読みたい作品が載ってないのにずるずる買ってしまうんだろうな。
小狡いなボニータ。
おまえはスピリッツかよ、とか思いつつ贔屓の作品を探す日々。
次号は黒井あがさも載るし、ちゃんと書店で見つけられるといいな。(笑)


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ボニータ買ってしまったにょろ

2013-01-14 03:58:55 | 漫画
カルラは単行本待ちなので雑誌では読まない。
ならばなぜ。
パラパラと立ち読みしてたら、いい感じの作品が目に止まったというか、私の中の乙女心が刺激されてしまったんだな。(いや、無いし)
というのが12月号で、今月号をみたら、これはもしかして・・・やっぱ続きもの・・・というか、過去編か。
ということで確保。

「泣かない子ども」黒井あがさ(前「ロイヤルガーデンの友人」)

©秋田書店

前回のが女装癖(というか性同一障害)のある小国の王子様のエピソードで、今回はその母である女王の幼少期のお話。
前回の城付きの○○に加え、今回は○○も登場。
気の弱い父(王)は人前で話すのが苦手で、スピーチを避けられない王の立場を重荷に感じていた。
周囲の者も向いてないのは分かっていたがどうしようもない。
しかしその娘は物怖じしない、転んでも泣かない強い心を持ち、父の悩みが分かっているようで理解出来ていなかった。
それに気付いた時既に・・・。

英国王のスピーチから発想を得ているのかも知れないが、この作品のメインは○○の方だから、ちゃんと自分の作品として昇華出来ていると思う。
緑溢れるお庭が思い浮かぶのがいい。
何より主人公のキャラクターがいいから、掛け合いが楽しかったり。

梅田阿比の「裸足で、空を掴むように」、中川真琴の「あなたに花を」も良かった。
特別目新しいとこが有る分けでも無いけど、植物とか魔女狩り的要素を使った純愛ってのがまた、乙女心を刺激する。(だから、そんなものは無いっての)

カルラ読んでると気付かないけど、もしかしたらボニータって少女漫画だったりするのかも知れない・・・と、思い始める今日この頃。
最近、普段読まない雑誌をめくってたら良い感じの読み切りが載ってる事が多い。
それが収録される単行本を手にする機会は多分無いだろうから、なるべく確保したいけど、買ったら棄てられない病の自分はどうしたらよいのかと思うと悩ましい。
一期一会。


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コミックいわて2

2012-05-05 16:15:11 | 漫画
新刊が出ていたのでみてみた。
話題にはなっていたけど、特に好きな作家も居なかったので1巻はみなかったんですが、どんなもんかなと思いぱらっとみてみたのですが・・・菊池通隆、岩手出身だったのか。
いや、以前もwikiかなんかで見た気もするけど、岩手を代表するには微妙なんで見なかった事にしていたのかも知れない。(笑)
岩手といえば、宮沢賢治、桑島法子、池田洋子ですよね~。(笑)

ぱらっとみて気になった作品というと、「飛鳥あると」という方の「キリコ閉じます!」かな。
これはカルラ好きには親しみやすい作品ですね。
アテルイの子孫の女の子のことが大好きな、霊が見えちゃう女の子が主人公。
1話をみていないので何とも言えないんだけど、目映い光を放つ快活な少女に惹かれるうちに、根暗な少女が少しずつ変わっていくみたいな安心感のある設定(?)。
女主人公でBL臭さも多少抑えられつつ、前世の因縁も絡めつつ、展開しやすさもある。
女性作家だとどうしてもBL臭さが出てしまうのが漫画界の悩みどころ。

しかしなぁ、奥州市在住とか言われても、どこよって思ってしまうよなぁ。
広域合併許すまじ。
行政が楽になるのは間違いないんだろうけど、地域性が薄れていくのは哀しいものがある。
一関みたいになーんもない所だと一纏めでも良いのかも知れないが。(おいおいw)
※日本百景の猊鼻渓は一関市に編入されました。
関係ないけど、日本地図見ていて青森の五所川原市と中泊町と外ヶ浜町が飛び石になってるのが地味に気になる。
分割統治の名残とか?

県のHPに漫画の項目があるってのも不思議な感じがしますが、こういう試みは悪くない。
補助金垂れ流すよりはよっぽど有意義。
アニメーター育成プロジェクトもこういう形でやればいいのにな。

コミックいわて2
岩手県 岩手日報社,岩手県知事 責任編集
メディア・パル



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よんでる漫画

2011-12-19 22:01:09 | 漫画
ブームのはしりは「ヒカルの碁」だとは思うが、「ちはやふる」がアニメ化したり、にわかに活気づいている感のあるマイナー競技・部活漫画。
「とめはね」「ましろのおと」「あさひなぐ」等、面白いというのもなんなのだが、安定して読める作品が出てますね。
そんな中連載の始まった「ボールルームへようこそ」に注目。

お題は社交ダンス。
月刊マガジン連載なので、そっち系のアシ経験があって当然なのだろうとは思うが、絵が曽田っぽい。
でもなんかもう一人誰か入ってるような感じがするんだけど、誰なのか出て来ない。
調べれば分かることだろうけど、めんどくさいので放置。
少なくとも二人以上の人から強く影響受けてる感じがする。

主人公はヤンキーの的にされ易そうな引っ込み思案な少年。
進路を決めなきゃ行けない時期に、特に目標もやりたいこともなく、進路を決めあぐねていた。
同じ学校の不良に絡まれていた所を、入会希望者と勘違いされ助けられてダンス教室へ連れて行かれる。
そこには、自分同様進路を決めあぐねているために、職員室に呼び出されたのだろうと思っていた、職員室で見かけた美少女がいたが、それは全くの見当違いで、目標もやりたいことも決まっているから教師の意見に耳を貸さないプロに手が届く位置にいるダンス少女だった。
その事に気付いた少年は恥ずかしさのあまり帰りたくなったが、入会希望者を逃すまいとあの手この手で引き留められる。
ためしに踊ってみせられたプロの演技に衝撃を覚え、自分もあんな風なプロになりたいと思わず声に出してしまったが為に、素人が簡単に言いやがってと気を悪くした指導者に課題を与えられる。
夢中になって踊る主人公は一晩中踊り続け、素人のレベルを超えた動きを見せる。
言葉で教えられても全く出来ないが、その集中力と目と体で覚える能力に才能の片鱗を見出され、当面の間その教室へロハで通えるようになるというお話。

美少女には当然ながら同じ年頃のパートナーがいて、当然の如く実力のあるイケメン。
ダンスに対して真摯に向き合い、ヒロインはその才能に嫉妬を覚えつつも尊敬し、かつ、何もない所でこけちゃうような危なっかしさから、あれこれと世話を焼く。
良い仲と思われることに、まんざらでもない様子。
国内敵無しの実力から物足りなさを感じていたが、一度しか見せていない自分の動きをコピーされ、ライバル意識が芽生えたサラブレッドと、美少女に世話を焼かれていい気になってるだろうと思い込んでいたら、圧倒的実力の上にあぐらをかくこともなくダンスに真摯に向き合う姿に尊敬と憧れを抱いた主人公。

と、こうしてみると、キャラ設計的に結構カペタに被るな。
海外留学を決めている二人がどういう道を進むのか、主人公はヒロインを振り向かせることが出来るか、波風立たず第三者が現れるか、どう展開しますかな。

月マガでちょっと気になったのが、いつの間にか孫六が野球やってる。
いつから野球漫画になってしまったのか・・・。(笑)
サンデーに福地が帰ってきたし、ちょっと読むものが増えた。


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漫画雑誌

2011-10-09 03:24:04 | 漫画
久しぶりにボニータ買ったにょろ。
付録に小冊子付いてて・・・というか、小冊子ってレベルじゃねー。
690円なので安いという分けでもないけど、一冊分で二冊付いて来たような感じ。
コンビニで単品で売ってそうなボリューム。
カルラは単行本派なもんでボニータは読んでない分けなんだが、なんで買ったかといえば、小冊子の作家群の中に杉山小弥花の名前があったから。
本誌に連載始まってたのね。

で、買ったもんだから他のも読んでみるかって思っても、連載ものはちょっとついて行けませんがな。
つーか、9番目のムサシなんて、ラジオドラマやってたの大昔ですぜ。(縄文時代くらい?)
いまだに連載してんのかよ。(それいったらカルラもなんだがw)
ムサシってアニメ化してなかったよなぁ。
ムサシとか妖魔夜行とかアニメ化するのかと思ったりもしたんだけどな。(てゆーかしろよ)
とまぁ、それはさておき、読み切りで長谷川綾という作者の「オンガエシ」といふ作品を読んでふつーに面白かったのだが、何やらキャラが誰かと被る。
なんだろーなと思ったら、アニメ版ヒカ碁の佐為とかモノクロームファクターのあれとかだ!
どうにもカマっぽい声で脳内再生されて仕方ない。(笑)
設定的には猫だしなぁ。(狐か犬にしか見えないけど)
なよなよした感じに見えるのも仕方ないか。
いや、それにしてもあれはちょっとなぁ・・・。
まぁ、そんだけ。

ビージャンは今号で廃刊か。
どうせ潰してもまた新しいの創刊するだけなんだから意味ねーと思うけど、ジャンプスクエアでなんか成功しちゃったもんだから右倣えな所もあるんだろうし、切りにくくなったベテランのリストラとか、意味はあるんだろうな。
片方の雑誌残して、切りたい作家切って異動させればいんじゃねって思うけど、イメチェンするには名前変えるのが簡単で良いんだろうけど・・・。
ビジネスジャンプを道連れに廃刊するのはスーパージャンプ。
そっちは殆ど読んでなかったけど、看板作家って誰よ?
新雑誌はグランドジャンプだそうな。
ダシマスターやイエうたは残るし、甘い生活、怨み屋、ぼくの体はツーアウト等、めぼしい所は残るから、まぁ、誌名が変わるくらいの感覚しかないかな。
ソムリエールがWeb連載に追いやられるのか。
やっぱバーテンダーと被るからかな。
ソムリエール描いてる松井勝法って、ヴァンガードのサイレント・トムとかデーモンイーター描いてる人だったのか。
確かに違和感はあったけど、全然気付かなかった。

どうせ一誌減っても増刊とか別冊とか適当な名前付けて数変わらないように出すんだろうけどね。
もう少し整理してくれると読む側としては助かるんだけどな。
いっそのこと小学館と被ってる雑誌統廃合しちゃえばって思う。
ジャンプとかスピリッツとか同じ名前付いてても色が全く違うじゃん!って雑誌が多すぎる。
色変えたいならジャンプ名乗るなよ。
どうせ中身は、スーパーでもビジネスでもグランドでもないんだし、ホップでもステップでも好きに付けたらいいじゃない。


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夏アイテム

2011-08-09 15:47:16 | 漫画
会社の同僚が暑いのでネットで心霊ものの映像を見て涼んでるというので、永久保貴一の生き人形と検証・四谷怪談を貸した。
自分は怖いものは苦手なんだが、永久保作品を片っ端から集めていた時期があって、その時に買ったものだが、正直手元に置きたくなくて本棚には飾られていなかったものだったりする。
カルラから入った自分からすると、永久保作品というと、ホラーというよりもアクション活劇という印象だったので、特に身構えもせずに買ったんだけど・・・。

貸したのが返ってきて、そんなに怖くないですねと言われた。
絵が全然怖くないとか。
そんなもんだったかなと思いつつ、そうだよねみたいな返しをしたんだが、軽い気持ちでぺらぺらとめくってみたら・・・怖いじゃねーか!
これを怖くないと言ってしまえるのが信じられん。
絵が怖いとか、話が怖いとか、そういうことじゃないんですよ。
それが本当にあったことで、自分の身にも起こりうると考えると、背中が気になるようになっちゃう。
単なる物語として楽しめちゃう人には怖さがないのかも知れない。

生き人形は稲川淳二の体験を漫画化したもの。
稲川淳二といえば怪談というくらいに有名になってますね。
ひょうきん族見てた頃にはこんな風になるとは思いもしなかったな。

ノエインやCのOPみてると、神道オカルト草子や明王伝レイを思い出すのは自分だけだろうか。
色遣いやお金に絡むとことか、宗教やあの世との因縁を感じさせる所があるからか。
宗教色の強いエヴァンゲリオンとかを見ても全くそういう感じがしないのは、西洋宗教と怪談は交わらないということを表しているからかも。


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