「大豆田とわ子と三人の元夫」フジ系
確かめてはいないけど、カルテットスタッフかな。
脚本家は同じらしいけど、ＭＴと松田龍平組ませたり主題歌歌わせたり、作りも手口も一緒。
ＭＴ主演。
三度結婚して三度離婚した主人公に元夫が絡んでくるという作品。
一人目は主人公から別れを切り出し、主人公の方に未練があり、残り二人は性格の不一致（笑）で元夫の方に未練があるという設定。
これのスタッフ、松田龍平好きよね。
何を演じても松田龍平でしかないのは、ある意味キムタク越えてる。
だがそこがいい。
自分市川さん好きなんで、唐突に殺されたのは流石にショック。
作品には必要だったかも知れないけど、最後までいてくれると思ってたのに、なんで殺したし！
人間関係が計算し尽くされていますよね。
カルテット越えたね。
今期第一席は堅いかな。
ただ、視聴者投げかけの演出はややクドいかも。
伊藤沙莉のナレーションか、どっちかに絞った方がいいかな。
「イチケイのカラス」フジ系
これ、原作あるとは思えないくらい、竹野内豊でやるべき作品って感じに、竹野内豊にはまってます。
と思ったら、竹野内豊でやる前提で大分変えてるのね。
キャラは選TAXIと同じような飄々としたキャラですけど、今のポジションにいる背景が結構重いものをもっているので、コミカルとシリアスの塩梅が丁度いい。
「ドラゴン桜2」TBS系
現実的には実現不可能なことやってるんで、完全にエンタメとして見る感じではありますけど、可もなく不可もなくって感じですね。
カマっぽい演じ方しか見たことなかった髙橋海人がそういう感じじゃないのも出来るんだってのがちょっと新鮮だったかも。（笑）
「ネメシス」 日テレ系
へっぽこ櫻井くんで既視感ある感じの仕上がりですが、橋本環奈がそっち側じゃねーかってのは、早い段階から感じてたんで何の驚きもなく。
出だしから広瀬すずとタメ張りすぎでしょう。
櫻井くんと江口くんで全部ゲロったのを見たときは、こいつらアホ過ぎね？って思うくらいドン引いた。
結構仕込みの段階で浅さが目につく作品だったかと。
「着飾る恋には理由があって」TBS系
川口春奈主演。
ヒロインは横浜流星。
これなぁ･･･。
素直に向井くんとの恋愛に突っ走ってくれてたらなぁ。
横浜流星の方に行ってもなんも面白くない。
憧れの人との微妙な距離感がいじらしくて良かったのに。
シェアハウスマジック恐るべし。
「特捜9 season4」テレ朝系
津田寛治っていうキャストが降りたがっているってネットニュースに出ていたけど、でしょうなって感じの変な作り。
渡瀬派のスタッフ降ろして一新しようとしているのが不満だとかなんとか。
だったら大人しく殉職させればいいだろうに。
というか、転属で良くね？
どこまで本当なのか知りませんが、そう思われても不思議ではない変な作りでしたね。
単純にコロナっただけかと思ったらそういう記事出て、だからってこの作りはどうなの？って感じでした。
「恋はDeepに」日テレ系
石原さとみ主演。
ヒロインは綾野剛。
一言で言えば人魚姫でしかないんですが、何がやりたいのかあまりよく分からない作品ですね。
綾野くんのデレのタイミングがどこにあったのかわからんので、全く感情移入できんのよね。
「桜の塔」テレ朝系
玉木宏主演。
ヒロインなり損ねは広末涼子 。
竜の道の焼き直しみたいな雰囲気の作品でした。
新鮮味もなく、納得出来る展開でもなかったので、イマイチでしたね。
広末涼子と結ばれていたら、多少は救いもあったのですが、それはそれで人としてどうよってなりますしね。
「レンアイ漫画家」フジ系
吉岡里帆主演。
ヒロインは鈴木亮平 。
数字は良くないみたいで、吉岡里帆数字持ってないってまた言われちゃっていますが、掴みが弱かったですからね。
数字がコケたのは吉岡里帆のせいじゃなく掴みの弱さが問題だったと思いますが、作品は面白いです。
私は好きです。
鈴木亮平の野獣のようなキスにドッキドキ（笑）ですが、普通のキスシーンは、まぁ、そういうキャラなんだからそう演じるのがセオリーなんだろうけど、映えないなぁ～と思ってしまうのは罪だろうか。
恋は別冊での玉森くんのキスシーンが映え過ぎたせいで、キャラを守るより映える方を求めてしまう。
単純に玉森くんが慣れ過ぎているせいで差が付いてしまっただけなのかも知れないですが。（笑）
木南さんが生き生きとしているだけでも楽しめる作品ですが、他のキャストも良かったですね。
「リコカツ」TBS系
アニメ好きとしては、セラムン繋がりのバーターでキャスティングされたであろう三石琴乃が気になって他が入ってこない。（笑）
関智一もなんかの作品に出ていたけど、ほぼモブでしたが、こっちはメインで出ていますからね。
ジャイアンの方がまだ目立ってた。
ふつーに面白いですが、それ以上でも以下でも無いかな。
熟年離婚を扱うにしても、ぬるい部類に入る設定ですしね。
結婚から始まる恋愛があってもいいじゃない･･･って、昔の夫婦は結婚式で初めて会うってのもふつーにあったわけだから、別に新しいわけでもないですし。
割とタイトル詐欺な面もありますしね。
離婚に向けての活動というより、勢いで結婚して失敗したって思ったけど、別れると決めてから相手のいいところが分かってきて、恋心が芽生え始めたって設定なので、一昔前なら結婚から始まる○○みたいなタイトルになっていたはず。
熟年離婚が流行っているから、こういうタイトルになったに過ぎないのかなって思います。
「コントが始まる」日テレ系
菅田将暉を中心に、売れない芸人の岐路を描くって感じの作品。
脇のキャストも主演級で、豪華と言えば豪華。
売れない芸人設定なんで間違ってはいないのですが、コントがひたすらつまらない。
これを見せられるのは結構苦痛かも。（笑）
「きれいのくに」NHK総合
前後編で別れている感じ。
一纏めにする意味がよく分からなかった。
美容整形が当たり前になって、稲垣吾郎顔がそこら中に溢れたらアイデンティティーってどうなるねって感じの話でした。
相手が今の自分を好きでいてくれても、自分が満足するために整形するって考え方は理解出来んなと改めて思う。
「家、ついて行ってイイですか？」だったと思いますが、声かけたカップルの家行って話聞いたら、今喧嘩中だったんですって言われて、なんで？って訊いたら、彼氏に黙って彼女が整形したから･･･って当たり前じゃん。
あの顔が好きで付き合ってたのに黙って勝手に変えるなよって普通に思いますよね。
整形後も別に整形依存症の人みたいに酷いことになったわけではないすし、人によっては整形後の方が好みって人もいるだろうけど、彼氏相当へこんでましたね。
「半径5メートル」NHK総合
芳根京子＆永作博美 。
社会派な作品。
週刊誌のゴシップ担当部署でヘマして部署替えになった芳根ちゃんが、永作博美に影響を受けて視野が広がっていくという感じの作品ですね。
永作博美がきっかけを与え、芳根ちゃんが自分で考えて結論を導き出すというのが良かったですね。
「カラフラブル～ジェンダーレス男子に愛されています。～」日テレ系
見られるもののなかでこれだけ1話切り。
生理的に無理でした。
「あのときキスしておけば」テレ朝系
松坂桃李主演。
ヒロインの外の人が井浦新で中の人が麻生久美子。
漫画家とその大ファンが出会って恋愛が始まろうかという時に、飛行機事故で漫画家の方が死んでしまう。
死んだはずの漫画家がバイト先で目にすることがあったオッサンの姿で現れるという作品。
麻生久美子のままでもキャラが立っているし、普通に恋愛しても面白くなりそうだから、おっさんずラブにする必要なくね？って思ったけど、これはこれで面白いからなんとも。
ビジュアル的にはきついものがありますが。（笑）
三浦翔平の方が気持ちが強い分だけ、より厳しいものがありますが。（笑）
二人のキャラに対して三組のカップルがあって、色々ややこしいことに。
しかし、お母さんの想いにはちょっと来るものがありました。
「今ここにある危機とぼくの好感度について」NHK総合
こっちも松坂桃李主演。
どっちも似たような演じ方の作品ですけど、方向性が全然違いますね。
自分が見た目だけの無能であることを自覚している主人公は、ただひたすら好感度を下げないように立ち回っていたが、それだけではなんともならない立場の人の強い決意に心動かされるみたいな作品。
これも良い作品でしたね。
「泣くな研修医」テレ朝系
前半の印象最悪。
主人公がクズい。
これで研修医に人権がないとか言われてもなぁ。
そりゃそうだってしか思われん。
変わるタイミングとかとくになかった気もするけど、主人公は前半と後半でまるで別人。
後半だけ見れば割といい医療モノだけど、使えない子なのに見栄張って調子のいいこと言っていた主人公が、真摯に医療に向き合っていた優等生みたいになってるのは都合良すぎ。
同じ期に木南さんの違った演技が見られて良かった。
「コタローは1人暮らし」テレ朝系
原作好きなので･･･。
ドラマとしては無難な出来だけど、原作の魅力は三割くらいしか表現できていないかな。
キャストが関ジャニ5の横山くんなのは悪くなかったとは思うけど、童顔だとはいえ、横山くんてもう40なのね。
ちょっとフレッシュさが足りなかったかな。
「最高のオバハン 中島ハルコ」フジ系（東海テレビ ）
大地真央、松本まりか主演。
普通にエンタメとして楽しい作品でした。
ふとしたきっかけで松本まりかが美容整形外科医院長の大地真央に人生相談というか指南というかを受ける関係になって、大地真央の起こす騒動に巻き込まれるといった感じの作品ですが、名古屋推しのご当地ノリで特色を出すというのがコメディー作品にマッチしていた感じですね。
松本まりか的には、妖怪シェアハウスにノリが近かったかな。
ついでに
「おかえりモネ」朝ドラ
OP爽やか。
天気の子ですが、チキンの歌、完璧すぎる。
震災トラウマものですが、戦争が無い分気持ち的にはラク。
明治後半から昭和初期が舞台になると、それだけで戦争が避けられないですから、似たり寄ったりな雰囲気になってしまいがちなので、どう逆立ちしてもこんな爽やかな雰囲気は作れませんからね。
設定的には重いものもありますが、ツンデレ坂口くんだけでも飯が美味い。
総評
好みは分かれるでしょうけど、大豆田とわ子と三人の元夫 が第一席で。
次席はエンタメ要素満載でソツの無い作りのイチケイのカラス。
三席は半径5メートル ですかね。
今ここにある危機とぼくの好感度について 、あのときキスしておけば 、とかがそれに続く感じですが、順番は付けがたい感じですね。
コロナの影響で余裕のある作品とカツカツな作品の放送時期が被りでもしたのか、主演2本の方もいますし、メインで複数作品に参加されている方が目立った印象。
普段ならメイン級の役者被りは気になるところですが、全然気にならなかったどころか、嬉しい被り方していて自分は楽しかったです。
総合して良い期だったかと。
