電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

変ゼミ 4話

2011-04-30 02:18:09 | XEBEC
「集団への奉仕者とそれを受容する側の幸福感の差異に関する考察」
脚本:鴻野貴光、コンテ・演出:ふくもとかん、作監:Park sang jin
総作監:渡邉政訓、プロップ:鶴元慎子
原画
Kim yoon jeong、Hae sea hwan、Lim kun soo
Kim ji yeon、jeong ji he
動検:後藤章子
動画
Kim ran young、Kim sun hwa、Choi yoon he、Kim ho nam
Park mun gil、Lee ju he、Lee mi suk
色彩設計:関本美津子
色指定・検査:宮川はれみ
美監:釘貫彩、小濱俊裕、美術:美峰
撮監:武原健二
撮影:スタジオトゥインクル
菊池達也、澤田浩司、岩田雅幸、小西庸平、国常哲史、海切歩
特効:福田直征
音監:亀山俊樹、効果:中野勝博、録音調整:熊倉亨
録音演出助手:郷文裕貴、音楽:横山克
制作デスク:小山剛弘、設定制作:冨田知宏
制作進行:濱田愛、Ha so young、宮川宗丈

アニメーションプロデューサー:能登隆

アームスグロス。
総作監渡邉さんか。
M2頑張ってますね。
以前の体制に戻れたらいいのになぁ。

変態アニメで女体盛りな回なんですが、規制商法な作品だから、肝心な台詞が消されてるわ肝心な部分が映ってないわで、放送版は売りとしてる部分が隠されてるから、なんとも締まりのない絵になってしまうのは仕方がないのか。
パッケージ版ではまともになるのか知らんけど。
近岡のキャラデザは良い感じだけど、総作監やってないってことは、既にA-1に脱出してるのかもなぁ。
大体、原作抱き合わせOVA版やってた上坪がそふてにやってるってとこからして何かおかしいし。
出来自体は安定してるんですけどね。
原作が原作なだけに、何ともいえんとこですけど。
すたちゃくおりてぃーなエロアニメ・・・もとい、変態アニメ。

この回はどうにも違和感を感じるカットがあって、韓国絡みなスタッフ入ってるんだろうなとは思ったんだけど、フル三文字アームスだったか。
花澤キャラが酒飲むシーンで、酒注がれて注いだキャラから顔背けて飲むカットがあったんですよね。
韓国ではそういう作法らしいけど、日本人が見るには違和感しか生まないよね。
演出が気付かないはずはないんだろうけど、ふくもとさんも付き合い長いから違和感を感じなかったのか、自身もそうなのか・・・。

アームス向きな作品ではあるけど、アームスが元請けでやったらこの雰囲気にはならないでしょうね。






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もしドラ 4話

2011-04-29 01:53:44 | I.G/タツノコ
「みなみはイノベーションに取り組んだ 」
脚本:桜井圭記、コンテ:浜名孝幸、演出:安藤貴史、作監:窪田康高
原画
加藤真人、飯田宏義、中西実美子、玉村幸子、越後光崇、吉岡勝
三柴直樹、山田真也、平林孝、酒井晴世、臼井篤史
扇多恵子、諸正麻実、木内千鶴、斉藤梢、大薮恭平、上田晴子
下地彩加、清田万里子、真部周一郎、中村直樹
和田弓枝、宮原秀典、仲田充、田辺孝明、保坂恒、中森晃太朗
動検:阿部美幸
動画:戸塚弘樹、林怡君、林民雨、裴仁漢、金志泰
背景
北原絵美、松本実希子、島田純子、大野久美子
森麻由子、赤上由峰、佐々木達也、齋藤緋沙子
色彩設計:田中美穂、色指定・検査:黒田聖子
ペイント:ホカリカナコ、市村一徳、長岡多希子、島方亜矢子
特効:村上寿美江
撮影
だいけんいち、小林真也、森口莉江、橘高敬司、浅井千里
桑原賢治、木全孝幸、金光俊、志村豪、志倉陽介、山崎真紀子
効果:小山恭正、録音:依田章良
アニメーション制作担当:小林敦、南雲賢太

今回もトランスアーツ回かな。
原画はクリエイトとかバンビーノ、A-LINE、中プロとかばらばらだけど纏まって撒いてる感じか。
中西実美子は麻実子さんの誤記かな。
扇多 恵子ってのも、常識的に考えて、扇 多恵子さんなんじゃないかと思うんだけど、思いもよらぬ読み方の人もいたりするから、ようわからん。
石川さんもIGの何が問題かって分かってるんだろうに、いつまでこんなこと続けるつもりなのか。
上場しちゃってるし、分かっててもどうにもならないのかも知れんけど。

コンテは変な感じだったけど、作画は少しマシ・・・でもないか。
作画、演出も気になるんだけど、棒キャストも地味に気になる。

早くもマネジ四号・・・。
選手として限界を感じて、それでも野球部に貢献したくてマネージャーに転向。
まぁ、良くある話ですね。
彼に任せとけば一号いらない気もするけど、一号はムードメーカーとして必要なのか。

昔、厳しい部活で辞めるに辞められず、リタイアした人がマネージャーになって、選手よりマネージャーの方が多いって状態になってたりしてたな。
流石に野球部がそんな状態になったら廃部になるかも知れないけど。(笑)

マネジ一号も貢献してた・・・家庭科部に。(笑)

掻き回されるだけって事になる場合もあるし、合同トレーニングも良し悪しだよね。

Innovation for Tomorrow・・・TNP!TNP!

宇宙をかける少女 Volume 4 [Blu-ray]
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もしドラ 3話

2011-04-28 01:35:58 | I.G/タツノコ
「みなみは人の強みを生かそうとした」
脚本:藤咲淳一、コンテ・演出:松澤建一、作監:田畑昭
原画
及川博史、沼津雅人、金宰容、荒井美由紀、伊藤依織子、山内麻沙美
樋川麻衣、鈴木歓太郎、北條裕之、杉本道明、田宮徹、飛田美和子
柄谷綾子、小澤尚子、浜森理宏、小渕陽介、谷口繁則、清積紀文
勝はるな
動検:戸塚弘樹
動画:林怡君、林民雨、裴仁漢、金志泰
背景
北原絵美、松本実希子、島田純子、大野久美子
森麻由子、赤上由峰、佐々木達也、齋藤緋沙子
色彩設計:田中美穂、色指定・検査:長岡多希子
ペイント:ホカリカナコ、黒田聖子、市村一徳、島方亜矢子
特効:村上寿美江
撮影
だいけんいち、小林真也、森口莉江、橘高敬司、浅井千里
桑原賢治、木全孝幸、金光俊、志村豪、志倉陽介、山崎真紀子
効果:小山恭正、録音:依田章良
アニメーション制作担当:小林敦、野上香織

トランスアーツ回かな。

この回も全方位に渡って・・・。
OPからしてアレだからどうにもならんのかも。
エラーの子のキャラ修がなんか怖い。

もうマネジメントから離れた方が良いんじゃなかろうか。(笑)
病院にいる娘がマネージャーやれば全てが上手く回る気がする。
マネジメント云々より、病院にいる娘のアドバイスが一番役に立ってるよね。
マネジ二号のモチベーションもその娘にかかってるし。

「野球部が見違える様にやる気になった原因が、貴方のマネジメントにあるって」

また、ご冗談を。(AA略)
マネジ一号の成果っていったら、マネジ三号を引っ張り入れたことくらいじゃん。
やることなくて遊び歩いてたから悪い噂立ってる実はよい子・・・みたいな定番キャラ。
やり甲斐とかいってマネージャー勧めるのもどうかと・・・。
あのての娘は運動神経良かったりするんですよね。
遊んでるよりは良いかも知れんけど、興味のない娘がやり甲斐見出すのは難しいよね。
気に掛けてる子がいるとはいえ。

風光る~甲子園~(1) (講談社漫画文庫 (か10-25))
七三 太朗
講談社



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もしドラ 2話

2011-04-27 01:22:07 | I.G/タツノコ
「みなみはマーケティングに取り組んだ」
脚本:桜井圭記、コンテ・演出:新留俊哉、作監:永島朋子
原画
新野量太、石橋香澄、番由紀子、中島由喜、西畑あゆみ、高橋靖子
上村雅春、吉邊尚希、松竹徳幸、齊藤拓也、鈴木明日香、松坂定俊
窪田康高、石川哲也、洪昌熙、黒岩裕美、浜田秀之、三木達也
高岡希一、藤城香菜、清水亮吾、趙香春、久原陽子、渡部由紀子
李始恩、石塚健
動検:西村潤子
動画
山梶明美、杉田まるみ、角田桂一、佐藤千春
斉藤言栄、鈴木野々子、森かや乃、上田美紀
背景
北原絵美、松本実希子、島田純子、大野久美子
森麻由子、赤上由峰、佐々木達也、齋藤緋沙子
色彩設計:田中美穂、色指定:吉岡あかね、検査:谷口ゆり子
ペイント:大庭昭子、横井未加、新井理恵、佐久間ひとみ
特効:村上寿美江
撮影:谷内潤、中田祐美子、小川美怜、高木宏紀、山崎真紀子
効果:小山恭正、録音:依田章良
アニメーション制作担当:小林敦、福留俊

1話みのがした。
トランスアーツ丸投げかと思ったらそうでもないのか。
ぴえろ絡みな仕事の多いにいどめコンテでまったけ来たこれ。
背景は風雅か。
帯でやるから10分くらいなのかと思ってたら、普通の尺で1クール分なのかよ。
これに毎日付きあえと?・・・鬼だ。
原画の人数も鬼のようだ。
思いの外出来が悪い。
スケジュール悪かったんかね。

一言で言えば「男の仕事に女が口を出すな」みたいな展開だった。

エラーから崩れてストライクが入らない投手。
監督に意見するマネージャー。
んなことぁ分かってる。
息詰まる投手戦だったはずが、一気にコールドゲームに。
試合後の反省会で投手を責める捕手。
エラーした野手を庇うために俺が何とかしてやると力んでストライクが入らなくなったのに、野手を責めてふてくされてわざと四球を出したと思っていた捕手。
以前の試合で同じ状況で交替させられ監督に不信感を持ち、監督のいる時は練習しようとしなかった投手。
そんなだから、練習しなくても試合に出れる大エース様はいい気なもんだなと思われていた。
口を出そうとする度タイミングが掴めす言い出せずにいたら、監督の言葉で全てが丸く収まる。
結局マネージャーが何も出来なかったことで、男社会に出しゃばるなって感じなっちゃってる。
マネージャーの立つ瀬がないね。

チーム強くしたいなら、ラストイニングでも読んでた方が良くね?
大体こういうビジネス書って、理想論しか書いてないしなぁ。
誰もがそういう風に行動出来るなら苦労しないって。

ラストイニング 1 (ビッグコミックス)
中原 裕,神尾 龍
小学館



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マリー&ガリー 5話

2011-04-26 22:30:24 | 東映
「電磁力!歌え!ラブコイル」
脚本:山田隆司、演出:土田豊、作監:仲條久美、美術:増田竜太郎

マリガリは一期の再放送に入っちゃいましたが、二期はあれで終わり?
定期購読のアニメージュがまだ届かない。
もうじき5月になっちゃうよ。
まぁ、急ぐもんでもないから別に良いんですけどね、マリガリどうなったのか確認出来ないのは痛い。

この回はコンテ込みで土田さんですね。
ミュージカルは基本的に好きじゃないんだけど、この回は楽しかった。
相変わらず密度が濃い。
色遣いがまた面白い。
しかし、ほんとにテンション高いですね。
作画と演出の一体感がはんぱない。
尺が短いから組み立てやすいんだろうか。

フレミングのDJ屋台。

「マリカ♪紹介するよ♪俺のダチ公で♪ラッパのMCJFことジョン・フレミングだよ♪」
「ラッパじゃなくてラッパーだYO!宜しくマリカ♪」
・・・・・・こくり。

ノリ悪いYO!ノリカはまだまだ先だYO!

フレミングのリズムに釣られて歌い踊るマリカ。

「お目々ぱっちり、気分爽快」
「イェイ!」
「眠れなくて困ってたのにかえって目が冴えちゃってどうするの」
「フレミングさんが変な歌歌わせるから・・・」

あー、確かに、マリカのソロパートは微妙だった。(笑)

フレミングの科学講座により、無事眠りに就くことが出来たマリカ。

「眠れない時は左手の法則でぐっすり」(マリカはね)




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スイートプリキュア♪ 10話

2011-04-26 00:39:55 | 東映
「ウッホッホー!響先生、幼稚園で大奮闘ニャ♪」
脚本:大野敏哉、演出:畑野森生、美術:佐藤千恵
作監:ポール・アンニョヌエボ、フランシス・カネダ、演助:志久菜美子
原画
ポール・アンニョヌエボ、フランシス・カネダ、ノエル・アンニョヌエボ
ビクター・バラノン、レジー・マナパット、レム・バレンシア、アリエス・ナリオ
星川信芳、仲條久美、森知鶴
色指定・秋元由紀、動仕:TAP
背景
西田渚、渡部葉、田中里緑、篝ミキ
TAP
ルーベン・オレンセ
撮影:三晃プロ
白鳥友和、緒方美佐子、福井道子
松平高吉、清水正道、花見早苗
CGデザイナー
猪原英史、中谷純也、中山美緒、権藤彰哲
製作進行:八重樫逸郎、美術進行:西牧正人
仕上進行:金子翔、CG進行:桜井正樹

アルフレッドがいないな。

「パパと一緒に幼稚園の先生をやらなイカい」

歌の発表会で園児達が恥をかかないようにしっかり教えようと思っても、てんでバラバラで真面目にやる気がないように見える園児達。
言うこと聞かずにやりたい放題。
振り回されるだけで一日が終わってしまう。

「危なかったね、クロちゃん」
「良かったね~無事で」

車に轢かれそうになったところを王子先輩に助けられ、ほっぺをすりすり。
天にも昇る勢いでときめいてしまうセイレーン。

「これが所謂、ぬ・く・も・りってやつ?!」

何でもするからその代わりちゃんと歌ってと言った響に対して、ゴリラの真似を要求する。
ゴリラの真似をしたのに言うことを聞いてくれない。
結局ゴリラの真似だけで時間を潰してしまう。

ゴリラの真似で釣っておいて、徐々に歌に乗せて歌わせることに成功した響。
声は元気に揃ってきたけど、下手なままということを奏と話ながら歩いていると
「誰の歌が下手だって」
と、通りかかったアコが話に乗ってきた。
アコは歌が下手だから、アコの前で歌が下手とか言っちゃダメという奏太。

「アコちゃんも歌が嫌いなんだ」
「えっ?・・・好きだよ」
「えっ?」
「あんたたちってほんと単純。下手だからって歌が嫌いとは限らないでしょ」

確かに。
このシーンのアコちゃん可愛い。
えっ?ってとこが素直な反応な感じでいい。
歌好きなのに、嫌いなんだって言われて、ほんとに意外に思ったって反応してますよね。
本当は素直ないい娘なんだという一面が垣間見える。

「ねえ・・・もうおうたおしまいなの?」
「えっ?発表会終わったし、目的達成だよ」
「おれも、まだうたいたい」

「音楽に目的などいらない。音楽は楽しむものだよ」

響のセリフにはちょっとびっくりだね。
発表会終わったから歌はもうおしまいとか・・・そういう性格だから部活も助っ人専門な分け?
確かに子供の気持ちは大人には分からなかったりするし、何かの目的のためにやってる分けじゃないんだよなと気付かされるいい流れだとは思うんだけど、響のセリフで全部台無しな気がする。(笑)
息合ってきたしピアノの練習はもう終わりとか言い出す奏もたいがいだけど。
こういう反応じゃないと構成的に回らないってのは分かるんだけど、もうすこし違ったやり方がなったんかなと思ってしまうのはウチだけやろか。
全体としては帳尻は合ってるんだけど、どうもしっくり来ない。

「奏・・・私いますっごくピアノ弾きたいの」
「うん私も同じこと考えてた」

もうベルティエ使えるようになったから練習やらないというとこから始まって、幼稚園でのエピソードがあって、目的のためではなく楽しむために弾くというという落ちに持って行ってるので、確かに帳尻は合うんですけどね・・・。

幼稚園でクロちゃんと王子先輩が再会したシーンが、周りをぼかして回想カットみたいなことになってたんですが、あそこはどうにかならなかったのかな。
演出的にはそこだけ納得がいかない。
しかし、クロちゃんとか呼ばれてるけど、セイレーンは紺色じゃないのかよ。
設定的には黒猫かも知れないけど、黒いセイレーンがイメージ出来ない。(笑)

畑野さんなのにアクションシーンいまひとつだったかな。
しかし、メロディが力尽くで抜けるのは良いとしても、リズムが引っ張られて抜けるとか・・・あの猿はぬるぬるなのか。
その助け方は怖いよ。(笑)
ミュージックロンドの合わせ技とか、バンクにバリエーションがあって良いですね。
リズムが一人でスタスタ帰っちゃうんじゃないかとちょっと心配でしたけど。(笑)

バスドラいきなりキャラ出してきたなぁ。
もうちょっと段階を踏んでも良いと思うんだが・・・。






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へうげもの 1話

2011-04-25 00:43:04 | ビィートレ/P.A.
「君は物のために死ねるか!?」
コンテ:真下耕一、演出:真下耕一、澤井幸次
作監:山下喜光、佐々木睦美、総作監:津幡佳明
コンセプトデザイン:堤谷典子
原画
才木康寛、渡辺亜彩美、鰐渕和彦、岡辰也、湯本雅子
堤谷典子、ふくだのりゆき、山崎真央、竹上貴雄、千葉崇明
動検:鶴見美巴
動画:須川恵、塚越修平、森元温子、稲垣康隆、大貫誠
色指定:小島真喜子
仕上げ
若本ちえ、附田萌、山中真紀子、横田英恵
水野多恵子、森山由紀、皆川奈緒子、岡亮子
背景:青山直樹、菱沼康範、槻舘育子、加藤智美
撮影:堀内美咲、佐藤和
CG:大塚絵里、加茂あゆみ、八重樫安代
音響効果:野口透、録音調整:内田直継
アニメーション制作担当:丸亮二

監督:真下耕一、シリーズ構成・脚本:川崎ヒロユキ
キャラデザ:津幡佳明、山下喜光
美監:海野よしみ、色彩設計:小島真喜子
撮監:堀内美咲、編集:黒澤雅之
音監:なかのとおる、音楽:大谷幸、Cro-magnon
アニメーションプロデューサー:来本克弘
制作統括:斉藤健治、柴田裕司
原作:山田芳裕

山下・・・年季が明けて帰ってきたか。
あのままとんずらこいたかと心配した。
1話は実にビィートレらしい・・・と言うほどでもないけど、概ねいつもの面子。
1話に集中しないのは、長丁場故各話に分散してるからか。
まぁ、それもいつものことだけど。(他社作品にグロス参加する時の方が内製率高かったりね)
OPにクレジットあるので川崎さんなら全部やるだろと思ったけど、これ3クール予定なのか。
とりあえず5話までの予定は全て川崎脚本だけど、各話で誰か呼ぶかも知れんな。

へうげものと書いてひょうげものと読む。
五十音順に並べる場合、どうしたら良いものか。(笑)
1話だけみると、どういう作品なのか掴みにくいですが、2話までみると分かり易い。

主人公は織田信長に仕える古田左介という武士。
17から仕え、現在は使い番として敵や味方に信長の命を伝える役割を担う。
齢34を越え、嫁は14年下。

史実では平蜘蛛を抱いて爆死したと伝えられる松永久秀の謀反。
平蜘蛛の茶釜を差し出せば赦すという信長の言葉を伝えるよう命じられる。
平蜘蛛と聞いて目ん玉飛び出しそうな程反応してしまう佐介。
無類の茶器好きで、名器を前にすると会う者会う者に好き者と見抜かれるほどの反応を示してしまう。

顔芸がいいですね。
上手く感情が表現出来ています。
もっとふざけたノリの作品なのかと思ってたんですが、ノリ自体は大真面目。
ただ、過剰とも思えるキャラ達の反応や台詞の選び方が、滑稽さを演出しているんですよね。

最近の真下×川崎作品は、OPとかアイキャッチとか時代劇なのに高層ビル群背景に使ったり、そういう所は好きじゃないんだけど、演出そのものは好きなんですよね。
そういう悪ノリっぽい所は控えて欲しいなぁと個人的には思うんだけど・・・。
OP、EDも作品に合ったものをというスタンスじゃなく、我が道を行ってるのもちょっと勿体ないなと思いますし。
PVっぽい作りなのは真下らしさとして有りだとは思うんですけどね・・・。
八雲でも多く見られた天地反転演出は、ビィートレ流として真下王国に根付いているのか。

平蜘蛛の蓋と一緒に飛んでるちょんまげ・・・一体どういう事だ?
被り物なのか肉塊なのか・・・後者だとしたら怖い。

佐介のキャラは、秀吉に抱いてるイメージに被る感じだったので、1話をみた時点で掴めんかったんですよね。

「ひょうげた奴よ。だが、何かやりそうな男ではある」

というのが秀吉のポジションという感じがしているから、普通に秀吉も登場していて佐介と絡むのが不思議な感じがあったんですよね。
2話をみれば佐介のキャラが分かるから、似て非なる者というのも分かるんですけど。
才能と野心をもって立身出世街道を邁進して、出世の先に趣味があるのが秀吉。
才能があるとは言えないかも知れないけど、野心は人並みにあって出世を望んではいるが、好きな物には目がなくて、趣味に対する欲望がそれを上回ってしまうのが佐介。
最前線で戦果を期待する、したたかで何かやらかしそうな面白い奴=秀吉
戦果は期待してないが、考えてることが表情に出て何かやらかしそうな面白い奴=佐介
という感じなのか。
自分が信長でも、側に置いておきたい武将ですね。

「物の良さと尺の大小は関わり無しと存じます」

間違ったことを言えば斬られるというシーンでも、信念を曲げずに好きな物は好きと言えるところは信頼に値する。
顔見りゃ本心かどうか分かるキャラというのもポイント。

ギャグっぽいノリではなく、佐介は割りとちゃんとした武人として描かれている感があるんですが、やっぱりなんか真面目とは一風変わった面白さのある作品ですね。
時代物の趣もありつつの、真面目にやってるコミカルさ・・・まさに、ひょうげているという表現が相応しい作品なのかな。


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屍鬼 第悼と夜話

2011-04-23 16:43:57 | 童夢/アクタス
脚本:杉原研二、コンテ・演出:寺澤伸介
作監:澤崎誠、橋立佳奈、山田裕子
原画
志村直美、工藤晃子、平野勇一、南部広海
柴田志朗、吉村絵里、宮崎里美、中川洋未
.
寺澤伸介、塩田学、浅輪康治、山内亜紀、岩田紘明
山内麻沙未、古住千秋、村井咲代子、千葉孝幸、南東寿幸
ウォンバット、遊歩堂、武遊
動検:秋吉育子
動画
浦田武治
リード 中島彩佳、山崎寛、吉田利衣
ギムレット 阿部京子、梶山亜里沙、辻麻美、久松沙紀
ムー 内田紗保利、谷口麻美、中井香名子、西川千尋
遊歩堂 金子亜衣、栗崎健太朗
ディオメディア、MSC、太観アニメ
色指定・検査:澁谷圭子
彩色
馬庭由佳
MSC 沢井啓子、加藤玲子、末繁明佳、田中悠詩
カオスプロジェクト 鍋島佳寿子、小林弘美、小林真美、内野万里那
トランスアーツ 一村和徳、黒田聖子、島方亜矢子、ホカリカナコ
太観アニメ
美術:立田一郎
背景:風雅
北原絵美、中山美名、時田美歩、松本実希子、齋藤緋沙子
針崎義士、佐々木達也、寺澤早苗、島田純子、森麻由子
ビジュアルエフェクト:佐々木正典、笹木しのぶ、3DCGモデリング:加藤幹雄
撮影:菅原勝利、高智太志、笹木しのぶ
プロダクションマネージャー:渡部圭、制作担当:加藤幹雄
制作進行:加藤幹雄、寺崎弥佳

怒濤の展開。
作画も演出も良い感じ。

起き上がって人狼となった夏野。
結城くん(父)は起き上がりではなく狂っただけ?
ああはなりたくないものですね。
しかし、夏野と琢巳はなんつー椅子でくつろいでるんだか。
沙子の回想で太陽の塔が出て来たり、地味に狙ってる感じが。

沙子に買われているという徹ちゃんは、幹部候補との期待を受け、起き上がり小屋で起き上がったばかりの律ちゃんの世話を任される。
看護師なだけあって、声の出し方も状況も即座に理解する律ちゃん。
マジたおやかっすなぁ。
後光が射して見える。

神楽のお囃子が聞こえてきて、興味を抑えられない千鶴さん。
先生が落ちたことで気が緩んだか、言葉巧みな先生の誘導によって、神事の中心部へ誘き出される。
若奥様が医者と患者を装って不倫デート・・・そんな気分を盛り上げられ、ハイテンションの千鶴さんは、畏怖と興味が鬩ぎ合いながらも気が付けば祭りの中心で人の輪に取り囲まれていた。

「逃がすな。起き上がりだ」

冷たく言い放つ先生。
千鶴さんの恐怖が良く分かる。

先生の口説き文句が実に自然。
祭りの高揚感、勝利を確信した状況であんなこと言われたら舞い上がっちゃうだろうな。

 


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世界一初恋 1話

2011-04-22 11:52:14 | DEEN
「Fiast impression are the most lasting.」
脚本:中瀬理香、コンテ:小滝礼、演出:西村博昭
総作監:菊地洋子、作監:安田京弘、金順淵
原画
宮崎萌、今泉直子、大河内忍、平川亜喜雄、松浦里美
松本文子、瀧原美樹、談義裕子、吉開順子、洞内梢
桂木杏、大石美絵、高井浩一
二原:冨田収子、AI、
動検:浅利歩惟、赤堀隆一、プロップ:番由紀子
動画
今橋明日菜、芝本彩夏、表むつ美、延原弘治
岩佐千愛、佐藤千春、ECHO
色指定・検査:松本真司
仕上げ:新井こずえ、津茂谷知里、吉田沙織、ECHO
美術:イースター
真鍋暁子、斉藤貴美代、小澤泉、池田優希
美設:高橋武之、特効:上原将一
撮影:め組 武藤弥生、米澤寿、宇那手貴子
編集助手:小池祐樹、ビデオ編集:東京現像所 瀬賀弘光
音響効果:出雲範子、録音:福田夏紀、助手:佐藤寛之
制作デスク:和田薫、設定制作:山田忠廣
制作進行:西出奈津美

監督:今千秋、シリーズ構成:中瀬理香、キャラデザ:菊地洋子
美監:清水順子、色彩設計:松本真司、撮監:近藤慎与
編集:松村正宏、音監:郷田ほづみ、音楽:安瀬聖
音楽P:井上俊次、音楽ディレクター:関根陽一、音楽制作:ランティス
アニメーションプロデューサー:浦崎宣光

製作
安田猛(角川書店)、武智恒雄(クロックワークス)、土橋哲也(AT-X)
高野宏明(メモリーテック)、野口和紀(ディーン)、平田哲(ダックス)

小林潤香(バンダイビジュアル→角川)、福田順(クロックワークス)
藤田敏(AT-X)、青木絵理子(メモリーテック)
アシP:松本あい(ディーン→角川)、協力:山崎明日香(AT-X)

クレジットに出てないですが、製作委員会の内訳は他作品から類推するとこんな感じなんですかね。
CS放送は二年落ちが当たり前、殿様商売の角川作品が遅れなく放送出来るのも、出資分がでかいんだろうな。
AT-Xはまともな作品でもこれくらい頑張って欲しいもんです。

無く子も黙るDEEN浦崎班。
始まりました、純情ロマンチカ3。
前シリーズは超糞画質での放送でしたが、今回はわりとまともで見易くて良かった。
山崎明日香プレゼンツ。(ナビゲーターは安元くんやで)
今回のアニメ腐女子部作品は近藤隆×小西克幸のラインナップでお送りいたします。

OP・ED コンテ・演出:今千秋、作監:菊地洋子
OP原画
安田京弘、野田康行、貞方希久子、吉原達矢
小坂知、中山由美、川崎愛香、石川洋一
ED原画
番由紀子、吉原達矢、川崎愛香、前澤弘美、小坂知

今回も来てるし、貞方も好きよね。
由美様は流石って感じ。
よしおはOP、ED共にやってるって・・・余程の好き者と見える。(笑)
本編は安田さんフル回転なのかな。

横文字のとこがサブタイってことで良いのかな?
ぐぐるさんで引っかかった和訳は「第一印象が最も長持ちする。」らしい。
もっと気の利いた訳し方無いのんかな。
横文字苦手なんで分からんですけど、日本語として微妙。

ノンケを籠絡していく作品なのかと思えば、既に学生時代に掘られてんのかよ。

大手出版社の御曹司で本の虫な主人公。
本に関わりたくて親の会社に入社したが、新人の頃から売れっ子作家を担当させられ、コネ入社と後ろ指を指される。
それに反発して他社に入社し直した主人公は、希望の文芸担当ではなく畑違いの少女漫画部門に配属される。
すぐに辞めるのは角が立つので、2週間くらい居てやんよ・・・やる気ねーけど、と行ってみたら、編集長のセリフにカチンと来て見返してやろうと続ける羽目になるのだが、実はその編集長というのが・・・みたいな?

「お前と前にどこかで会ったっけ?」

あー、もうこの時点でアレですよ。
顔も覚えていない初恋の相手・・・とはいえ、流石に気付くだろ。

原作者も同じですし、基本的にはロマンチカと何ら変わりませんね。
違いと言えば、まだ風呂にアヒル浮かべてないくらいで。(笑)
ガチホモというだけで話自体つまらん分けでもないですし、たまに出てくる女の子が可愛ければ問題ないです。
1話は総務さん可愛いし、逃げっぷりも良かった。
演出的にもテンポ良く進むので、楽しいですよ。
ガチじゃない作品でも、駄目な場合は駄目だったりするので、この作品はコミカルとシリアスのメリハリがあって、ガチな部分もさほど気にはならんですね。
女面のイケメンが掘られるくらいは、シグルイのガチシーン見るより全然らく。(笑)
ガチな部分も放送波に乗せられなくなるってのもあるだろうけど、見えてる分けでもないし、露骨なパンツ見せアニメより作品としてちゃんとしてる感があるくらい。
エロくないとは言わんですし、間違っても買うことはないでしょうけどね。
いや、その辺は総務さん次第でどうにでも・・・ならんか。(笑)




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雪の女王 6話

2011-04-21 15:57:34 | TMS/手塚
「えんどう豆と少女」
脚本:島田満、コンテ:出崎統、演出:熨斗谷充孝
作監:小林ゆかり
原画
古阪美津妃、福井明博、三浦珠美
泉保良輔、猪狩英憲、村上暢康、石井和彦
西田美弥子、春日香、橋本聡之、信太直樹
海野節子、佐藤滋記、矢野裕一郎、上村栄司
動検:野上慎也
背景:安原稔、朴※一
色彩設計:伊藤純子、色指定:安藤由香里
ペイント:遠藤剛彦、山城邦男
撮影:岡崎英夫、編集:高山智江子、佐野由里子
音響効果:糸川幸良、録音:平野延平
文芸担当:小野田博之、アニメーション制作担当:鵜飼浩史
※=金+庸

マジックバス回。
ゲストヒロイン勝生真沙子&仲尾あづさ。
相変わらず撮影、美術が素晴らしいのですが、ファランギース殿も相変わらず素晴らしい。
作画もキャラ修は割りと安定してますし、撮影効果を生かすレイアウトも良い感じです。
跳ね橋を馬車が通る時、頂点を過ぎるところまで馬車が上向きで揺れながら進んでいて、頂点を過ぎると下向きになって揺れずに進むとか、芸が細かいですね。

道を歩いていると、通りかかった馬車に轢かれそうになるゲルダ。
ぼけっと突っ立ってる奴が悪いと怒鳴る男に対し、飛ばしすぎなのが悪いと反論するゲルダだったが、馬車に同乗していた女性アーニャがゲルダの肩を持つ。
慰謝料払いなさいと脅すアーニャのはからいで馬車に同乗することに。

「馬鹿だねぇほんとに、私って」

ゲルダと別れて歩き出した直後、そう呟きながらゲルダの方向に走り出すアーニャ。
女の子が一人こんな時刻に、宿を探せるはずもなく、それを放っておけない自分を分かっていながらそのまま別れてしまった自分を悔いる。

アーニャの家に泊めて貰うことになり、部屋に通される。
そこには病を抱えた次女リーネが寝ていた。
亡くなった長女と同じ病を抱えるリーネに薬を与えるために、昼夜を問わず働き続けるアーニャ。

アーニャの家をたったゲルダは、馬車の男と行き会った際に、リーネが長く持たないと知りつつ薬を与えていることを聞かされ、居ても立っても居られずアーニャの家に戻る。
リーネの相手をしているゲルダに、小窓から外を眺めながらえんどう豆の畑だというリーネ。
嬉しそうにしているリーネに「どうしたの?」と尋ねるゲルダに、秘密を打ち明ける。

「リーネはね、春になったら天国に行くの」

姉が逝ったのも春だった。
母が働かなくても良くなるし、怖さはないというリーネは、スープに入っていたえんどう豆を食べずにこっそり植えて、母の助けになろうと考えていた。
煮られたえんどう豆が芽を出すことはないということを知らずに・・・。

会う人会う人に秘密だと言って同じ話を聞かせていることを知っていたアーニャ。

「春なんか来なければいい!スープに入ってたえんどう豆が芽を出す分けないんだから」

そう言ったアーニャの嘆きをリーネは聞いてしまう。
希望を持って死をむかえようとしていたリーネに絶望を与えてしまう。

畑の持ち主は馬車の男だった。
豆を譲って欲しいというゲルダに、来年から転作するつもりだから全部売ってしまったという男。
駆けずり回り、豆を探してきたゲルダ。
リーネの植えた所に植えようと思ったが、屋根からぶちまけて落としてしまう。
その時カイは、氷で作った笛を吹いていた。
雪の女王曰く「この笛の音は、きっと心優しい人々の心に届いていますよ」

十日後、豆は芽吹き、リーネは回復した。
スープの豆が芽を出した、不思議なこともあるもんだねぇと馬車の男と話しているアーニャは、ゲルダが豆を探し回っていたことを聞く。

カイの笛の音によって奇跡が起きた分けですが、リーネがそのまま死んでいたら悲しい話だなぁという感じで綺麗に終わっていたと思うんですが、生かしたことでみる人によっては超展開という印象を持つかも知れませんね。
鏡のかけらで豹変したカイを連れ去った雪の女王。
この時点では、悪の大幹部みたいな風にも思えるのだが・・・。

雪の女王を演じているのは涼風真世なんですが、シヴュラアウレア理恵子さんが被る。
声優演技じゃなく役者演技だからそういう印象になるのも仕方がないんだけど・・・涼風真世・・・るろ剣何年やったんだよ。(笑)
雪の女王はクールビューティーって感じなのに、割りとお茶目なキャラも持ってるから、尚更理恵子さんを重ねて笑ってしまう。
女王様、早口ネヴィリルお願いします!(笑)
理恵子さんじゃないからすらすら言えるんでしょうけどね。


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雪の女王 5話

2011-04-20 11:26:49 | TMS/手塚
「はじめての道」
脚本:富田祐弘、コンテ:出崎統、演出:矢野篤
作監:立中順平
原画
原敦彦 渡辺裕二、斉藤雅智、坂野希和子
石井寿賀子、藤田美保、首藤武夫
新井亨、鹿島功光、正岡恩、玉村幸子
飯塚葉子、木下ゆうき、片山貴仁
動検:下地拓郎
背景:安原稔、朴※一
色彩設計:伊藤純子、色指定:久力志保
ペイント:松林彩、中篠貴子
CG制作:濱中裕、撮影:小堤勝哉
編集:森田清次、佐野由里子
音響効果:糸川幸良、録音:平野延平
文芸担当:小野田博之、アニメーション制作担当:鵜飼浩史
※=金+庸

スポーツ系の作画に定評があるという立中さん作監。
しかし、キャラ修は安定しないかな。
前話と多少原画面子が被ってるらしいけど、みれなかったので分からん。
斎藤さんとの色の違いも楽しみたかったのに残念。

転んで怪我をしたところへトランクを下げた男が通りかかり、傷を手当てし薬と包帯で銅貨5枚と吹っ掛ける。
普通なら銅貨1枚程度だと食い下がるが、旅路での相場は変わるものだと言われしぶしぶ払う。
その男は町では銅貨3枚で売っていた。
どうにも胡散臭い行商人。

路銀を無くしてしまったゲルダ。
皿洗いでもやって泊めて貰おうと宿まで来たが、交渉するきっかけが掴めずにいると、子供一人なのかと訪ねられ思わず逃げ出してしまう。
追いかけてきた宿を営む人の良さそうな夫婦は、とりあえず中に入るよう促す。
トランクの男も同じ宿に来ていて、泊めてやりゃぁいいと言うが、貴方が保証人になるのならと言われて突っぱねる。
しかし、自分が保証人になっても良いというものが多数名乗り出て、バツが悪くなって俺が保証人になると言い出す。
夫婦は客と同じ食事を用意してくれ、仕事を与え、客用の部屋を用意してくれた。

回転扉を掃除しているゲルダが、回る扉につられて回ってたり。

客から預かった貴重品をしまう部屋の仕掛け式の鍵を開ける様子を見ていたトランクの男。
ゲルダが夜中に目を覚ますと、トランクの男が鍵を開け中の物を盗み出して去ろうとしているのを見てしまう。
先回りをして立ちはだかるゲルダ。
涙をたたえ、どけと言う男に、おじさんがいい人で優しい人だと分かったらいつでもどく、自分の大切な靴をあげるから、元の場所に返してあげてとうったえかける。
そんな安物だれも欲しがりやしない、そう言いつつ涙をたたえた男は宿に戻っていった。

このシーン地味にくるんですよね。
男が根っからの悪党なら、ゲルダの思いが届くことはなかっただろうけど、そうではないから響いた。
ペテン師でこそ泥かも知れないけど、根っからの悪ではない。
だからこそ、ゲルダのまっすぐな目に見つめられると、良心の呵責に耐えられないんですよね。
無視して去ったとしたら、心が痛んだに違いない。

最後の海のシーンがまた、独特で良い感じですね。
デジタルだともっと自然な感じにも出来るし、普通の作品だとそっちに意識が行っちゃうと思うんですが、そうしてたら平凡な絵になっちゃってたでしょうね。
そこからハーモニーに繋げているのが、より美しさを際立たせている感じがします。

四月も末だというのに雪が降るとは。
大気も泣いているのか。


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出崎統監督が

2011-04-18 11:39:52 | その他
亡くなられたようです。
監督作降りたり名前を見なくなったり、その予感はあったんですけどね、そうでなければよいと祈っていたんですが・・・。
肺癌で享年67歳とのこと。
また一つの時代が終わってしまったか。

最後にすげー面子集めて何かやって欲しかった。
残念です。

謹んでご冥福をお祈りいたします。
素晴らしい作品をありがとうございました。

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デジモンクロスウォーズ 32話

2011-04-18 00:52:38 | 東映
「立ち上がれキリハ!クロスハート奪回作戦」
脚本:三条陸、演出:土田豊、作監:高橋晃
美術・背景:徳重賢
デジモン総作監補・BANK原画:大塚健、総作監補:市川慶一
原画
和田喜彰、斎藤佑、Lee hyun ju
Joung young mi、上海ダブ、榎本勝紀
BANK原画:冨田与四一
動検:斉藤玲子
動画:小野寺尋子、明智春菜、田中希果、藤井芳徳
色指定:穂積恵梨香
彩色
阿部千春、穴吹春奈、伊藤元子、柴田裕美、千葉愛理沙
原聖子、山田喜子、アーク・クリエイション サイゴン
撮影
彦坂圭祐、濱崎正利、小林賢治、武田純
桑良人、板倉あゆみ
則友邦仁
美術進行:山口彰彦、記録:梶本みのり
演出助手:鈴木裕介、製作進行:堀越圭文

今回はダブ単独でしたね。
キャラ修良かったけど、デジモンはあっさり目。
もうちょっとメリハリが欲しい。
というか、まだローテに入ってるってのが泣ける。
キリハメインでしたけど、展開は良かったですね。

「私はオハナモン!」

・・・珍種じゃなかったのか。

なんだあのアグモンヘッドなワニっぽい奴は!・・・またかよ。(笑)
ネネが壊れた。
面白すぎですが、ヒロイン捨てるにはまだ早いぞ。

「非力かどうかは関係ない。ドラコモンには戦う意志がある」

タイキのこういうとこ好き。
しかし、キリハみてると過去シリーズのヘタレキャラの顔が浮かんでくる。
キリハもセイバーズ程度には立ち直れるんだろうか。(笑)

「嫌いじゃないかも、そういうの。きっと今より強くなる男の子だから」

ネネさんはそう言ってくれていますが・・・。

ネネさん小悪魔化し過ぎ。(笑)
どんどんおかしなキャラになってる。
次回もいろいろと酷そうだ。(良い意味で)




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雪の女王 3話

2011-04-17 04:08:21 | TMS/手塚
「鏡のかけら」
脚本:十川誠志、コンテ:出崎統、演出:山崎友正
作監:大河内忍
原画
岡田誠司、小林慶輝、川口幸治、木村友和
九鬼朱、伊藤智子、野津美智子、西田浩二
池田志乃、川口千里、大谷房代、福元敬子、莉来楠
動検:川口千里
背景:岡部真由美、安原稔
色彩設計:伊藤純子、色指定:佐藤丈志
ペイント:松田文子、河野文子、鈴木克徳
撮影:川田敏寛、編集:森田清次、佐野由里子
音響効果:糸川幸良、録音:平野延平
文芸担当:小野田博之、アニメーション制作担当:鵜飼浩史

メルヘン社のグロスですね。
最近は大河内さんはあまり作監やらない印象ですが、この頃はメインのローテ作監だったのかな?
今はTMSラインは大谷さんと池田さんさんがやってる感じですが。
3話までのスタッフ構成を見ると、出崎作品というよりライブオンやらの最近のTMS作品って感じですね。
この回はキャラ修は安定してるけど、ちょっと動きが物足りないところがあるかな。
各話で作画の印象違うから、ハーモニーカットにもそれぞれ色の違った絵になってますね。
ハーモニーカットはキャラ修良い方が見栄え良く映える感じ。(止め絵だから当然か)
スケートのシーンとか良い感じでした。

飛んできた鏡の破片がカイの目の中に。
その日から人格が豹変するカイ。

変わらず、撮影、美術が良い感じ。
鏡の破片が目に入った時、しゃがみ込むカイをゲルダから離していき、闇夜の背景からスポットライトが当たったように演出するのがいいですね。
そしてハーモニーからOPへという流れも上手い。

「枯れてしまった野薔薇なんて、ちっとも綺麗じゃない」
「まだ枯れてないわ!」

雪に埋もれ葉の落ちた野薔薇の鉢をカイは壊してしまう。
その時のカイはやばい目をしていた。

変わってしまったカイ。
雪の女王はそんなカイに目を留める。
扉の前で掲げる。
まるで魔法少女のように・・・きっと変身して現れるに違いない。(笑)

迎えに来た雪の女王に微笑みかけるカイ。
手を取り馬車に乗り去ってしまう。
雪の女王はゲルダには見えなかったが、走り去る馬車が見えた。
消えたカイ。
夢かと思っていたが・・・。

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カードファイト!! ヴァンガード 11話

2011-04-17 03:23:06 | TMS/手塚
「忍者ファイター 退場」
脚本:砂山蔵澄、コンテ・演出:梅本唯
作監:濱口頌平、池内直子、とみながまり
原画
松永真彦、関暁子、森亜弥子、細萓明良、吉森直子、土方友希
渡邊慶子、阿曽仁美、備前克彦、小室未来、中島一美、齋藤陽子
諏訪昌夫、村山ともみ、丸山泰英、興村忠美、小田不二夫
二原
金井千鶴、笠原あずさ、谷方瑠衣、臼井里江
古川恵理、大原大、本田創一、細田萌香
動検:竹村南、長尾未来
動画:藤田裕子、石川美幸、今岡律之
色指定・検査:斎藤明子、ペイント:PTC MAGIC
撮影:スタジオエル 村上優作、田島宏造、酒井淳子、高田誠
背景:スタジオ・ユニ
石黒恵美子、宮良子、朴守珍、林孝珍、桐山尚子
文芸担当:宮澤浩介、制作担当:川邉大輔、設定進行:宇都宮英幸
制作進行:高橋純基

作楽二回目。
なんというネタバレなサブタイ。(笑)
キャラ修安定してなかったですし、パクが合ってなかったり演出も今一つな所があってちょっと気になった。

先生白々しい。
結局はイロモノなだけだった。
ミサキさんのバトルをもっと膨らませて欲しかったな。
相手が弱いから仕方ないけど。
というか、モブ過ぎる。
だからこそ余裕シャクシャクでいつものミサキさんが見られたんですけどね。

「ああ、あたし、実は少し猫語分かるんだ」
「ほんと?!」
「いや、冗談だけど・・・」

何その脚本家に無理矢理言わされてますみたいな感じは。
「~お弁当、食べちゃ、駄目って・・・」
なんかアイチ・・・いや、三橋みたいなどもり方はなんなのさ。
代永菌に感染しちゃったのか。

エミちゃんのアイチ好きも相当だね。
妹には思えんね。
エミちゃんに強く言えないミサキさん優しい。
ヤンキーとは思えん。(ヤンキー言うなw)
バトルよりこういう展開の方がらしいってのは辻作品らしくあるんだけど、正直これでよいのかと・・・。
ショップを飛び出して強敵と戦うようになれば、良くなってくるのだろうか。

 


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