先日、房総の入り込んだ深い渓や尾根を歩いていた時のことです。
モミ、ツガやスダジイなどの巨木が点在して、法面からは水が滴り
周辺は空中湿度が高く、マメヅタなどが樹を覆っている森です。
時々立ち止まっては、周辺を見渡したり林床に目をやったりしながら
歩いていました。
大きな樹に近寄って、上の方を見上げてみると、何かいろいろ着生しているようにも見えますが
双眼鏡を持ってきていないので、よく確認することができません。
そんな感じで、好き勝手に歩いている時に、ドキッ!として急に足が止まりました。
・・・・すぐ脇にある樹に、いっぱい着生している (◎_◎;)
モミ、ツガやスダジイなどの巨木が点在して、法面からは水が滴り
周辺は空中湿度が高く、マメヅタなどが樹を覆っている森です。
時々立ち止まっては、周辺を見渡したり林床に目をやったりしながら
歩いていました。
大きな樹に近寄って、上の方を見上げてみると、何かいろいろ着生しているようにも見えますが
双眼鏡を持ってきていないので、よく確認することができません。
そんな感じで、好き勝手に歩いている時に、ドキッ!として急に足が止まりました。
・・・・すぐ脇にある樹に、いっぱい着生している (◎_◎;)
最初はカヤランかな・・・と思いましたが、よく見ると少し感じが違うような気がします。
カヤランの葉よりも少し幅が広くて厚みがあり、水分も多く含んでいるような感じがします。
葉の色も瑞々しい緑色です・・・・カヤランの葉は、確か乾燥気味の印象が・・・・
葉の出方も、カヤランは葉が交互に出てムカデのように伸びていきますが
この着生ランは、扇状に一点から広がっていく感じで葉が展開している株が多い。
・・・この特徴は! もしかして、カシノキランかな・・・
探していたランに、やっと巡り合えたかな・・・・
この樹の種類も、カシの木です。
それにしても驚くのは、その着生している数です。
カヤランの葉よりも少し幅が広くて厚みがあり、水分も多く含んでいるような感じがします。
葉の色も瑞々しい緑色です・・・・カヤランの葉は、確か乾燥気味の印象が・・・・
葉の出方も、カヤランは葉が交互に出てムカデのように伸びていきますが
この着生ランは、扇状に一点から広がっていく感じで葉が展開している株が多い。
・・・この特徴は! もしかして、カシノキランかな・・・
探していたランに、やっと巡り合えたかな・・・・
この樹の種類も、カシの木です。
それにしても驚くのは、その着生している数です。
裏側を見てみると、こちらにも多く着生しています。
小さな株を数えたら、きりがありません。
地面に近い足元にも・・・・
株の大きさは、こんな感じ。
少し上に目線をやっても、同じように着生しています。
葉の裏側に蛾が卵を産み付けていますね。
その上の株には、ウリのような果実が付いていますが・・・ こ、これは!!
・・・・・私は以前に高尾山でカヤランの果実は見たことがあります。
今は無くなってしまいましたが、目線の位置に付いていたその果実は、カラスノエンドウの果実に似ていて細長く、
3~4センチ位の物でした・・・・ここの株は、カヤランではない!
オー 神よ! ここにある株はすべて、カシノキランだ!
~ 今日から、しばらく、多少の嫌な事や腹の立つことがあっても
すべて、許せます。(^^
房総のカシノキランは、絶滅、消息不明となっていましたが、
最近になって再び発見され、時々ネットでも見かけるようになりました。
何とか見つけようと、房総の山に来るたび、立ち止まりながら樹の上を
眺めていました。
ネットでは、自生する株の多くは、大きな望遠レンズがないと撮影できないような
場所が多い感じでしたが、ここでは、そんな苦労はまったく必要なさそうです。
下の方の株も横から覗いて見ると果実が付いていました。
その上の株には、ウリのような果実が付いていますが・・・ こ、これは!!
・・・・・私は以前に高尾山でカヤランの果実は見たことがあります。
今は無くなってしまいましたが、目線の位置に付いていたその果実は、カラスノエンドウの果実に似ていて細長く、
3~4センチ位の物でした・・・・ここの株は、カヤランではない!
オー 神よ! ここにある株はすべて、カシノキランだ!
~ 今日から、しばらく、多少の嫌な事や腹の立つことがあっても
すべて、許せます。(^^
房総のカシノキランは、絶滅、消息不明となっていましたが、
最近になって再び発見され、時々ネットでも見かけるようになりました。
何とか見つけようと、房総の山に来るたび、立ち止まりながら樹の上を
眺めていました。
ネットでは、自生する株の多くは、大きな望遠レンズがないと撮影できないような
場所が多い感じでしたが、ここでは、そんな苦労はまったく必要なさそうです。
下の方の株も横から覗いて見ると果実が付いていました。
果実の付いた株を撮影して、帰ってからパソコンの大きな画面で見て見ると
下の方が割れて種がこぼれているのが解りました。
この果実は、昨年咲いた株ではなく、一昨年に咲いた株のようです。
下の方が割れて種がこぼれているのが解りました。
この果実は、昨年咲いた株ではなく、一昨年に咲いた株のようです。
上の方を見上げても、多くの株を見ることができます。
周辺の樹も、ゆっくり見ながら歩いてみましたが、他の樹には着生している感じは
ありませんでした。
周辺ではカシの木は、この一本だけで、やはり名前どうりカシの木が心地よいのでしょうね。
見つけ出すのが難しい着生ランですが、何時かきっと見つかると思って探していました。
まさか一度に、こんなに多く見つかるとは思ってもいませんでした。
花の時期は、ナツエビネと同じ晩夏の暑い時です。
周辺の樹も、ゆっくり見ながら歩いてみましたが、他の樹には着生している感じは
ありませんでした。
周辺ではカシの木は、この一本だけで、やはり名前どうりカシの木が心地よいのでしょうね。
見つけ出すのが難しい着生ランですが、何時かきっと見つかると思って探していました。
まさか一度に、こんなに多く見つかるとは思ってもいませんでした。
花の時期は、ナツエビネと同じ晩夏の暑い時です。
次々と珍しいものを見つけますね。ランセンサーでもついているのでしょうか。
花が咲いたら見事でしょうね。
周辺の雰囲気も良くわかるのではないでしょうか。
女神がチョコの代わりに、くれたのかも・・・です。
気ままに上を向いて歩き回るしかないかな~と思って
いましたが、ムギやマメヅタと共通する感じの場所
でした。
花を見に行くのも、ハードルが高い感じです。
お花は全体的に丸くて色も可愛らしいのですね。
こんなお花が目の前に現れたら、舞い上がってしまいそうです。
長年探していらしたカシノキランだと確信されたときのドキドキ
そのあとの感激と幸せの余韻が
>~ 今日から、しばらく、多少の嫌な事や腹の立つことがあっても・・・
ここに集約されていますね。(^^)
サクラスミレさん、今年はお花を見(せ)てくださいね。
この感動の為に探し歩いていたのかもしれませんね。
一目見たら、もう十分満足してしまい
この後の詳しい観察は、案外さらっと
流して写真に収めたら、お終い・・・ってよくあります。
はなねこさん、写真ではなく本物はどうですか?
前日から塩漬けにしたパンツに、ロングスパッツ、
靴には、しこたまヤマビルバスターをつけ
首の周りのタオルや軍手も塩まみれに・・・
それでも、やつらは賢いですから
少々の体液は差し上げる覚悟をして、いざ
高温多湿の密林に、お誘いしますよ。(^^
今まで“着生”には目が行きませんでしたが、
サクラスミレさんのおかげで、先日、大木の幹を
ジッと探してみたら、カヤラン(たぶん)がついていました。
初めての発見で、とても嬉しかったです。
それにしても、カシノキランは珍しそうです。
丹沢では無いかもしれませんね。
ブログを拝見していると、房総の沢は植生が豊かですね~!
サクラスミレさんがお通いになられるのも納得です。
初めての発見で、申し訳ないですが
カヤランではなくシダ類ですね。
着生ランは、落ちないように根が四方八方に伸びて
樹に張り付いています。
4月末あたりになると、よく目立つ黄色の花を付ける
ので、そのころ探しやすくなりますよ。
これにガッカリしないで、また探してみてください (^^
高尾山では、けっこう多く見られます。
よかったら案内しますよ。
シダ類でしたか。
さっそく訂正文を追記しました。
やっぱり、慣れないことはダメですね(^^;
高尾山は植生が豊かですね。
博識のサクラスミレさんにレクチャーしていただけたら
勉強になりますので、
機会があったら、ぜひよろしくお願いします。