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コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

スイスへの旅 ~ 旧市街散策など

2025-06-16 12:32:17 | 日記
空港からチューリッヒ市内へは鉄道で15分ほどで到着しました。

今回スイストラベルパスを事前に購入してスマホのウォレットに入れておいたので
列車での移動や乗り変え、観光にはとても楽でした。
2等席の15日間で大人1名 81000円。
最初は少し高いなと思っていましたが、切符購入の煩わしさがら解放されるだけでも良かったです。
鉄道だけでなくバス、観光船、なども無料でしたし
博物館、美術館なども無料で入れる所が多くあり、登山ケーブル、ロープウェイなども
半額で購入できたので、最終的にとてもお得感がありました。

宿泊地は、最初チューリッヒに三泊、首都ベルンに一泊したあと後半は
インターラーケン周辺、ツェルマットなど山岳地に五泊の予定です。

すぐに来た電車に乗り・・ボタンを押さないとドアが開かない・・・下りる人がいれば大丈夫です。
二階建ての列車が多く、二階は一等席の場合が多いです。
座席に座ると広い窓の横に見慣れない器具が一座席ごとに備えてありました。









これは車などで浸水したときに窓を叩き割って脱出する器具です。
広くて明るい窓は固定されていて日本の鉄道のように開け閉めができないから
緊急時の時の為に備えてあるようです。


天井が高く、いかにもヨーロッパの主要駅といったチューリッヒ駅に到着。









初めて知ったのは、改札がないということ・・・・・
息子に聞いたら、ヨーロッパはだいたいそんなな感じだそうです。
キセルのやりたい放題のような気もしますが列車は必ず検札がきました。
ただ市電、バスなどは一度もありませんでした。
そのおかげで、駅での混雑はなく来た電車にすぐ乗り込めてとても楽でした。
駅のホームの脇に道路の歩道があったりする所もあり、スケボーや自転車でもすぐに乗り込めます。
もうひとつ驚いたのは、大型犬も普通に乗ってもOKだということ・・・










宿泊ホテルに移動

歩いても15分だというけど、トラム(市電)だと5分というので・・・・
というより乗ってみたいので、市電で移動です。
市内全域というくらい市電が走りとても便利でした・・・昔の岐阜市内のようだな~

最初3泊のチューリッヒ市内のホテル、息子は最安値のホテルを決めたようで
一泊一人1万円ほど(キャンセル料込)・・・・これは今の東京より安いかも・・・
少し心配しながらたどり着いたら、まず入口がわからないでウロウロ・・・
路地に入ると、道路に落書きが多くなり周辺の環境は場末の飲み屋街という感じ。
フロントはなく、チャイムを押すと年配の女性が出てきて、鍵を渡されて終わり・・・
それでもベッドは3つあって、アメニティーはないけどタオルは3枚ありました。
シャワー室、トイレは廊下の反対側にあって、毎回部屋から出入りしなければならないけど
値段からして、まぁ~こんなもんかな・・・・と思いました。
・・・・ただ夜は騒がしかった・・・・・

荷物を置いて身軽になったので、旧市街を中心に散歩に出かけました。



















洋画で見るような石畳の街並み散歩。
渋谷や鎌倉のような人混みの中を歩くのかなと思っていたら
観光客はあまりいなくて、騒音もなく静かでした。
住んでいる人の日常の中をブラブラ散歩している感じです。
列車内もそうでしたが、耳に入る言語は英語 ドイツ語 フランス語だとは何となくわかりますが
内容は不明で理解できないので、頭の中を素通りしていく感じで
小鳥の囀りと同じストレスフリーでいいな~と思いました。
山歩きと違い街中を歩くのは疲れるのですが、今回あまり疲れなかったのは
それかな~と思っています・・・・中国人観光客がいると状況は変わりますが・・・・


小高い公園で休憩。






旧市街が一望できて、遠くにアルプスも見えます。

韓国のドラマか映画の撮影場所になったこともあり人気の公園のようです。
景色を眺め、セイヨウシナノキ(たぶん)の木陰でしばらく休んでいると
あらためてヨーロッパの街へ来たんだな~という気分になりました。








下を流れる川の水は冷たくてアルプスの雪解け水か湧き水のような感じです。







街角には蛇口から水が出ている所も多く、飲んでいる人もいました。
水は豊富なようで、噴水の水を汲んで飲んでいる叔父さんもいました。
これ以降は水を購入することなく、街角の水をペットボトルでくんで飲むことにしました。






スーパーで夕食と明日の朝食を買い込んでホテルに戻りました。

日が暮れるのは22時ころなので、18時頃はまだ日中感覚ですが
いつものように息子と夕方?散歩に出かけてみました。
帰宅する人達がいる街の橋の真ん中たりで、下を眺めている水着のカップルに出会いました。
まさか冷たい川に飛び込むわけないだろうと思っていたら、
歓声をあげて仲良く川へと消えていった!・・・・下までかなりの高さです。

誰も止めたりしないし規制もしないけど、気をつけてね・・・・
・・・・何かあっても自己責任?ですよ・・・・そんな感じですか・・・
この後も、こんなような光景を何度も見ました。
後半の山岳地も同様で、人目を気にすることなく開放的な気分で楽しめた気がします。




・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



飛行機ではほとんど寝ていないので、翌日は朝ゆっくりの予定でしたが
早朝の掃除車の騒音で目覚めました。
道路だけでなく歩道も掃除車が乗り上げてブラシを回転させて道路を清掃していきます。

今日の予定は何も決めていませんでしたが、ガイドブックを見ていたら郊外の街を
歩くのも楽しそうだと思い、シュタイン・アム・ラインという
ドイツ国境ちかくの街へ出かけてみることにしました・・・列車で1時間少々。
半端な時間なのか列車は空いていて、座席広く・・・・・グリーン車並みなので
この後もスイスでの鉄道移動は快適で疲れませんでした。







日本でいえば北海道の道東あたりような景色の中を行きます。




思い付きで決めたたど、正解だったかも。

静かで小さな町です。












お昼くらいはテラスで食事をしようと思いまして・・・・






もう一か所くらい回れると思い地図をみていたら
近くに滝の観光地があるようなので行ってみることに・・・













滝なんて日本の山で何度もみているけどと思っていたら
まったくスケールの違う滝でした。(^^
滝の周辺の濡れた岩場には、ツタバウンランかと思う花が咲いていました。







多分、外来種ですので同じ花かな・・・・

暗い森では日本では見ない花も咲いていますが、グーグルカメラでは同定できませんでした。

・・・・・明日はフランス、ドイツ国境のバーデンに行ってみようと思います・・・・・つづく。

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スイスへの旅 ~ 機内から

2025-06-14 01:10:53 | 日記
息子の留学先のノルウェーへ旅行する計画を立てていましたが
調子が今一つ良くなくて、どうも乗り気ではありませんでした。

行き先をスイスにして現地合流にしては? と迷う私に気を使ってくれたのか
行き先の変更を提案してくれました。

スイスといえば・・・ヨーロッパアルプス! 
いつかは行ってみたいな~なんてボンヤリと思っていましたが
今回を逃がすと、もう次はないだろうと急遽チケットを取り
宿泊地はこんなどころで・・・・と場所だけ指定して
宿は息子に任せて、バタバタと準備して6月1日に出発
帰国は12日の予定です。

最初は成田空港発、チューリッヒ行きのスイス航空直行便を予約する予定でしたが
羽田発のターキッシュエアライン(トルコ国営航空)に変更しました。
羽田空港の方が近くて便利という理由もありましたが、仕事を終えた夜便で
到着も早朝なので、着いたその日から行動でき、帰りの便の時間も18時35分なので
その日もゆっくりできて、しかも価格が安い・・・・・・
イスタンブール経由でチューリッヒまでは18時間掛かりますが
早めに窓側の席を確保したので、一万メートル上空からの景色を見ながら行けば
長いフライトも飽きないだろうと・・・・・

飛行機は定刻どうり羽田空港を21時35分離陸しました。
飛行ルートは日本横断して(たぶん若狭湾~能登半島あたりから)日本海に出て
朝鮮半島を横切り中国とモンゴル国境あたりの中国領からチベット~カスビ海~黒海
を越えて行く感じです・・・・たぶん・・
夜便なので暗闇なんか見ても・・・・と思う人もいますが、星を眺めたりGPSを見ながら
今どこを飛んでいるか確認したりして時間を過ごしていました。
チベット奥地にも街の灯りが見えたり、不思議な模様の灯りが見えると
何の施設なのかな・・・と想像したりと、私的には飽きることはありませんでした。
黒海上空あたりから暗闇だった空が明けてきました。
 




 







イスタンブールの街が見えてきました。









時間どうり早朝にイスタンブール空港に到着。






空港の端に下りたのでバスでターミナルへ・・・
このバスが飛ばす飛ばす・・・・クラクションを鳴らしながら滑走路内を高速で移動。
空港ターミナルに到着して、まず異国を感じたのは嗅覚からで
独特の香水の香りに、朝のパンや惣菜などの香辛料が混りあっているのか
何ともオリエンタルな香りがしました。
少しお腹も空いたのでクレープのようなパンを1つ購入。






トルコリラ表記なのだと思いますが、スマホ決済の後で送られてきた明細は約1400円。
空港なので値段が高いのは承知でしたが、この先のスイスでは自販機の水が700円だったり
美味しそうなサンドイッチは1つが2000円くらいでした。

2時間少々のトランジットでチュウリッヒへ。









3時間くらいのフライトでバルカン半島を通り、ヨーロッパアルプスを越えてチューリッヒ空港に到着しました。

・・・・・つづく。



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セッコクを見に ~ 大雄山最乗寺 

2025-05-28 06:57:24 | 日記
セッコクの花が見頃を向かえたようなので、曹洞宗の古刹
最乗寺を訪問してきました。

開門時間のAM6時に到着。






珍しく冷え込んだ早朝、上着を着て出発。
明神ヶ岳へ登る予定はないので、ノンビリ行きます。
杉の巨木に囲まれた広い敷地内は見るべき建築物も多く
まだ誰も訪問者はいなくて境内は静寂に包まれています。









古木を見上げながら行くとセッコクは点々と見られました。
古刹の景色の中に馴染んでいて、良い花景色です。



























カエデの樹に多く着生していました。
杉、マキ、タイサンボク・・・石塔などにも見られました。











境内の入口にあるカエデの樹は見事な着生数です。



























脇にあるベンチに腰を下ろして眺めていました。

鎮守の森や寺社林には着生ランが多く見られることがありますが
ここ最乗寺は巨木が混じる深い山の中を歩いている雰囲気満載です。












セッコク以外にはカヤラン、ムギランが見られました。
カヤランも多くいそうです。ムギランはもう花が見られました。










林床の花は、ユキノシタ、カンアオイくらいでしたが
斑入りの葉が印象的です。










3時間くらいの散策でしたが、階段を登ったり下りたりして
隅々まで歩くと、それなりに体力を使います。
アチコチ寄り道するなら登山靴でもいいかも・・・
富士山の帰りにでも寄ってみようかと思っていた最乗寺でしたが
わざわざ来た価値は十分アリでした。

駐車場、入場料、拝観料などは無料です。
開門の早朝6時に入るのがお薦めですね。
パワースポットという言葉は好きではないですが、凛とした静けさに心癒され
花も十分に楽しませてもらいました。


5月27日









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富士山麓へでも・・・

2025-05-14 18:06:11 | 日記
連休中は忙しく、天気の巡り合わせも良くなかったので
久しぶりの山歩きです。一日歩き通す体力はないと思い
軽く散策でもと富士山麓へ。
晴れてくる予報は外れてガスガスの一日で何処からも富士山は見えませんでした。
宝永山まで行こうと思いましたが、ガスは引かない感じがしたので
もう少し上にいけば雲の上に出て雲海が・・・を期待して登ってみることにしました。






新六合~宝永火口の間には雪のトラバースが一か所ありますが、
登山靴なら心配ありません。

たまにガスが引いて一瞬山頂が見え隠れしますが、またすぐに隠れてしまいます。






南風の影響なのか、今日は寒さを感じません。
晴れると陽射しで暑くなりそうです。
アイゼンも持参しましたが必要なさそうです・・・9合5尺からは必要なようです。
どうも天気の回復は無理そうですので、引き返して山麓へ。
帰りのスカイラインは視界30メートルほどの乳白色の世界で
車速30キロくらいで慎重に下りました。







丁度新緑が美しい標高を選んで森を散策。
立派なブナの樹も多く、マメザクラが見頃です。











林床はイワセントウソウが多く咲き、見かけたスミレは少ないですが
エイザンスミレ、ミヤマスミレ、シコクスミレ、トウカイスミレなど・・・
ヤマシャクヤクの蕾は固く、花はまだまだ先の感じです。












場所によってはバイケイソウ畑が続きます。







しっとりした新緑の森を歩くのは気持ちが良いですが植林の森へ・・・
少し薄暗い森ですが、小さなスズムシソウが咲き始めていました。














とてもミニサイズで可愛らしいのですが
食圧を受けつづけた為の姿で
本来はもう少し大きな株となります。
ヤマトグサも多くいますが、まだこれから咲くところでした。







見慣れてくると小さなスズムシソウはけっこう多く見かけました。





気をつけないと、うっかり踏んずけてしまいそうです。
食害がなく盗掘もなければ、本来は立派な株が多く自生しているのでしょうね。


5月13日








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また奥高尾

2025-04-25 11:05:37 | 日記
予定は上越の春山でしたので夜中に起きて準備はしたものの
疲れもあってか腰が重く、結局半日ハイクに変更で・・・・近場の奥高尾を半日歩いてきました。
いつもの小仏峠下の駐車場には4時前に到着・・・ほんとうなら関越道を走っている頃でしたが・・
今日の日ノ出時間はAM5時ちょうど、明日からは4時台になります。
すっかり日も長くなりました。

トラツグミのヒュ~という鳴き声を聞きながら夜道を登ります。

ヘッデンに照らされるとキイチゴの白花が浮き上がるように見えます。
少し明るくなるとツツドリの囀りも聞こえてきました。






冬の空のようにクリアではないけど、やっぱり夜明けの景色はいいです。









今日は富士山が見えないし陣馬山までの道は飽きてきたので
堂所山から関場峠経由で小下沢林道を歩いて周回しようと思います。
ヤマザクラは終わり、ヒトリシズカを登山道沿いで多く見ました。












堂所山~関場峠までは山深い感じがします。






大岳遠望







小下沢は久しぶりです。

沢沿いはチドリノキが多く、新緑が眩しいです。









奥高尾は晩秋から冬の時期に歩いていましたが
花の季節に歩いてみると思っていたよりも多くの花に出会うことができて
あらためて花の名山という印象を持ちました。
ニリンソウ、ヤマルリソウ、オオギカズラ、イカリソウ・・・














4月22日





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