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産直後の母乳不足感を乗り切るお手伝いがママを救う

2018年09月22日 | エッセー
 先手必勝作戦をとることにした。
 母乳育児をしたいママへの応援作戦。
 
 世の中には、いろんな産婦人科がある。

 ある産婦人科で産んだ新米ママは、医療スタッフの母乳指導と泣いたら抱っこという言葉により、産後1か月夜もほとんど眠れない、昼間はずっと抱っこという状況で心理的にもかなり追い込まれていた。産後1か月は実家で過ごしたとのことだが、実の母も夜はほとんど寝れなかったと。
 その母乳指導とは・・・。
 産後、赤ちゃんの体重増加が思わしくなかったため、『母乳を3分3分飲ませて、ミルクを足す。夜間は、2時間毎に授乳する。』という指導をされたという。夜、母乳を吸わせてミルクを作って飲ませて、おむつを替えていたりしたら、次の2時間が直ぐにやってくる。寝たかなと思ったら、目覚まし時計が鳴る。
 
 昼は昼で、ぐずって泣くので、オッパイを吸わせてみるけれど、泣き止まない。横抱きじゃ泣くので縦抱きにしてみたら、泣き止んだから、ずっと、その体制。寝たかなぁ~と思ってそ~っとそ~っとお布団に寝かせようとすると、パチッと目を開ける。そして、また、ぐずる。の繰り返し。・・・で、一日中抱っこ。だって、産婦人科んスタッフが、泣いたら抱っこしてねと・・・・・・・・・・・・・。

 そして、驚いたことに、もっと、アンビリーバブルな指導を追加された。

体重増加が思わしくないからと、『おっぱいを2分2分吸わせてミルクを足す』という指導をされたという。3分3分でも信じられないのに、次は2分2分とは、開いた口がふさがらなくて、顎が外れそうになった。

 まだ、ピューピューおっぱいが飛んでいるのに。
 この産婦人科は、母乳育児を推進している病院。なのに、どういうこと?ピューピュー出ているおっぱいを無理やり赤ちゃんから取り上げて、ミルクにするってどういうこと?
 何を大切にしているの?
 母乳育児って、何を一番大切にしているかって、おっぱいを通して、ママと赤ちゃんの慈しみの心のやり取りなんじゃないかなって思う。
 おっぱいは、赤ちゃんにくっついてきたもので、ママのものではないとも言われているのに。
 つまり、赤ちゃんに選択権がある。

 このママは、その後、乳腺炎で39度の高熱が出て大変だったという。




 母乳分泌がいまいち+体重増加がいまいち+赤ちゃんがぐずりっぱなし = もうわけがわかんない


  という状況にママが追い込まれる前に、退院直後に、助産師とタッグを組んで、訪問して、おっぱいケアと心のケア(赤ちゃんがおもいっきり泣きはらすことおもいっきりができるようなお手伝い)をするしかないと痛感した出来事でした。


 ただ、どんなに、赤ちゃんが泣くのは仕事で、すっきりするまで泣けたら、この晴天の秋空のようにすっきりした気持ちになれるんだよと伝えても、赤ちゃんが泣くと心が不憫な気持ちに占領されて、胸が疼いてしまうというママの場合は、なかなか難しいです
 ママ自身が、ごくごく小さいころ、泣いたらだめというメッセージを母親から受け取っていたら、心の古傷が疼く場合があると聞いたことがあります。

 明確に、『お姉ちゃんなんだから、泣いたらダメ!』というような言葉により、がまんしてしまう性格になってしまった人・・・は、赤ちゃんに泣かれると、知識で泣くことの大切さを聞いても、心に届かないかなぁ。心が、拒否するかなぁ。

 
 
 
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