総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

たかが一票。されど、一票。

2013年07月24日 | エッセー
 自民党の圧勝だった。
 今回の選挙は、どうしても自民党に入れたい人とどうしても自民党に入れたくない人が選挙会場に行った選挙だった・・・・のかなぁ。
 自民党に入れたくない人の票が政党の数だけ割れてしまったかなぁ。 
 自民党議員が落選した県は、岩手と沖縄と・・・・。福島は?
 
 政治のことはよくわからない。

 ただ、一つだけ言えることがある。
 それは、文句言える野党は絶対必要だということ。
 つまり、野党とのバランスが崩れ、圧勝してしまうと危険だと思う。
 どうか、国民は、どうせ、選挙に行っても、たった一票じゃどうにもならないなんて言わないで、政治のバランスに一票投じてほしいと心から願う。
今、暗殺国家ロシアという本を読んいる。
 イギリスに亡命した男性が、放射能物質を服毒し、全身の皮膚がブツブツになってしまった写真を新聞で見て衝撃を受けた記憶がある。あの時、ロシアは怖いってマジ思った。この本は、ジャーナリストが次々と暗殺されていっても、なお、真実を暴かんとするロシアで最後の砦的存在となったある新聞社のルポである。権力を握った者にいつ暗殺されるかわからない状況で、真実を追求し、真実を見ようとしない大衆にたびたび裏切られているのにも関わらず、それでも国民に真実を伝えんとするそのエネルギーはどこから来るのだろうか?

 わたしは、きっとできない。いつ魔の手が自分に襲ってくるかわからず、ビクビクして生きることが耐えられない。拷問が待っているかもしれないという恐怖が耐えられない。だいたい、権力国家ロシアに比べれば米粒くらいのパワーにもめげて胃がおかしくなるような情けなさでウロウロしているんだもの。チョー!チィッチェー心臓。
 だからというわけではないが、せめて、私に与えられた一票を大切に扱いたいと思う。
 たった1票では政治は変わらないという声が多かったようである。
 でも、暗殺国家ロシアという本を読んでしまうと、きちんと取り扱われる1票の存在がどれだけありがたいことか身に染みる。
 ヒトは、やっぱり痛い目に合わないとこの当たり前の自由のありがたみがわからない生き物なのだろうか。痛い目にあってもすぐに忘れる生き物なのだろうか。
 大学3年生の息子には、『憲法9条、ただ今お勉強中』と『昭恵夫人がんばれ!』を10部コピーし、速達で送った。彼の周りで、選挙に行かなそうな人に配ってくれと頼んで。どうだったかなぁ?私も20歳の学生の頃は、あんまり興味なかったもの。やっぱ、子どもを産んで、子どもの未来について真剣に考えるようになって目覚めたもの。ぼちぼち・・・・だね。

 昨日の朝日新聞に、目を引く記事が掲載されていた。
 フムフムとうなづきながら読み進め、いったい誰がこんな記事を書いているのかと人の名を探すと、納得だった。
 やっぱりね。

 
 

 
 
 
 


 
コメント
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