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風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

今年のクリスマスは。。。その5

2018-12-29 16:51:47 | 海外生活
本当は、28日、木曜日に帰る予定だったが、生徒さんとのパーティの約束が延期されたので、
29日金曜日に帰ることにして、この日は、近くのWells大聖堂に行くことにした。

朝から、とても霧が深くて、車の運転が大変そうだったが、息子とガールフレンドもFelixを連れてくるとのことで、現場で落ち合うことになった。

Wellsの商店街は、クリスマス後のバーゲンセールで賑わっていたが、どれも高くて、私には手の出る金額ではなかったので、ただ見て歩くだけだった。
それに、特にほしいと思うものもなかったし、最近、お店では、殆ど買いたいと思うものがない。

自分がほしいのは、本当に役に立つもの、実用的なものだけなのだ。
ここでは、そういう類のものは、見つけられない。

Wellsのお城の周りは、まるで、大阪城のお堀のようだった。

ただ、霧が深くて、冷たい湿気を含んだ空気が、身体の芯まで冷えさせて、どこか、カフェに入って、暖まりたいと思った。



霧に包まれた歩道は、それでも、美しかったし、来て良かったなと思った。



この日は、とうとう、日が照ることは、なかった。
朝、霧の出てる日は、お天気になるというのが、通常なのだけれど。

Wellsの大聖堂、この日は、やはりクリスマスだということで、入場は無料だった。
帰り際、Donation(寄付金)をBoxに入れただけで済んだ。



そして、翌日は、めずらしく、晴れの清々しい朝だった。
前の晩から、荷物をパッキングしていたが、やはり相当な量で、朝もかなり時間がかかってしまい、出発したのは、10時だった。



コテージともお別れ。初めて晴れたので、遠くの風景や牛の姿も見ることが出来た。

来るときは、早朝に出たので3時間半という速さで到着したが、帰りは家に辿り着くまでに、渋滞が多く何と7時間もかかってしまった。



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今年のクリスマスは。。その4

2018-12-28 22:04:07 | 海外生活
クリスマスの翌日、26日は、ボクシングデイ(ボクシングの試合があるわけではない)プレゼントを開ける日なのでBoxing dayというのだそうだ。

この日は、宿の近くの、Glastonbury Tor (グラストンブリーの丘)に登った。

運動不足になっていたので、ちょうど良かった。丘の上には、塔が建っている。みんな、その塔を目指して歩いてる。子供も老人も犬も、巡礼の丘のような場所だそうだ。

足底筋膜炎で、かかとが痛むかと思われたが、足のふくらはぎの筋肉を使うため、かかとには、あまり負担がかからなかったので、足が痛くなることは、なかった。
これで少しは、歩くことに自信がついた。


丘から眺めた風景



丘の上の塔



Glastonbury Torのふもとには、メディテーションの出来るガーデンがあった。この日はクリスマスということで、入場料は、無料だった。美しい庭で、お天気が良かったら、さぞかし気持ちの良い庭だろうと思われた。



この日は、宿から車で、約10分ほどしか離れていない夫の元奥さんの家に招かれた。

なんとなく、元奥さんのところに行くのは、なんだかなあと、思っていたが、2歳になる夫の孫とも会えて、一緒に遊んで、楽しいひと時を過ごすことが出来た。

夫の元奥さんとは、何度も面識があるけど、こんな風に、打ち解けて、リラックスできたことは、自分でも不思議なくらいだった。

今まで、自分で壁を作っていたのかもしれない。

普通、日本だと、離婚した夫婦の元奥さんや元旦那さんのところに招いたり招かれたりなんて、ありえないことだと思っていたから。

自分の息子や孫に会えない分、(日本に帰ったとき、息子の家族に会いに行ったとしても、いつも彼らは、慌ただしくて一緒に、くつろいで過ごせないので、)むしろ、この血のつながりのない家族の方が、本来の家族のような気がしてくるのだった。

おまけに、私にまで、プレゼントをくれたりした。その気持ちが有り難かった。
手作りのクリスマスカードも喜んでくれた。

実の息子家族からは、なんのコメントもなかっただけに、この言葉が嬉しかった。

今日、息子に電話してみたが、クリスマスカードを見てもいないという。
勿論、息子の嫁からも、何の言葉もなかった。
それを聞いて、何だか悲しくなってしまった。
私が海外から、送ったカードは、そのまま、ゴミ箱行きか?
もう、来年からクリスマスカードを送るのはやめようかと思った。


でも、夫の孫と遊んでいる時、つい息子の子供たち(自分の血の繋がりのある孫たち)のことを思い出して、会いたくなってしまった。

血のつながりがあってもなくても、子供は、可愛いものだ。一緒に遊ぶのが楽しい。

夫の孫のFelixとかくれんぼ(Hide and Seek)をして、子供が興奮して笑い逃げ回る姿に、つい、息子が小さかった時のことを思い出して、懐かしく思えてきた。

もうひとりくらい子供がほしかったけど、残念ながら、その機会は、私の人生には与えられなかった。

夫の孫は、大勢の人から夥しい数のプレゼントをもらっていた。
次から次へと、プレゼントのボックスが開けられていった。

私は、たまたま生徒さんが貸してくれたキーボードを持って行って、Felixが、たいそう気に入った様子だったので、それをあげることにした。(生徒さんは、そのキーボードを売るつもりだと言ってたので、ちょうど良いかなと思ったので)



夫の孫のFelix

こんな風にして、今年のクリスマスは、夫の家族と、実の家族のように過ごすことが出来た。




夫の元奥さんの家で行われたパーティに招かれた。
旦那さんが、クリスマスプディングにブランディをかけて、火をつけていた。

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今年のクリスマスは。。。その3

2018-12-28 21:37:27 | 海外生活
24日のクリスマスイブは、夫の友人や、息子のガールフレンドの住むフルームと言う町に行き、美味しいレストランに連れて行ってもらって、とても小さなお店なのに、行列を作るほど人気があって、それだけのことはあり、美味しいお料理が食べられた。イギリスでは、なかなか美味しいレストランに出会うことが少ないだけに、満足した。



フルームは、お洒落な小さな町だけど、洗練されたカフェやお店が多く、街並みも、とてもお洒落。




25日は、クリスマス!

毎年なら、夫の娘と息子は、近くに住む夫の元奥さんのところで、クリスマスを過ごすのだけど、今年は、私たちが来たので、クリスマスを、このセルフケータリングのコテージで過ごすことになった。

夫は、朝から、クリスマスディナーの準備で大忙し。

クリスマスディナーは、大体、午後1時か2時くらいから始める。

去年もおととしも近くに住むローズマリー(現在83歳くらい)を招いた。
クリスマスディナーの準備は、いろいろ大変なのだ。
特に、今年は、自分の家でないので、何もかも揃っているとは限らない。

パッキングする時に、いったい何を持っていったらよいのか迷った。
夥しい量の荷物になった。

この日は、オーブンにローストする鳥を入れて、散歩がてら、隣の池にいるダックに餌をやりに行くことになった。
15分ほどして、戻ってきたら、大変なことになっていた!

オーブンから煙が、もくもく出ていて、煙探知機のアラームが、ピーピーと鳴り続けていた。

うちの家はガスオーブンだけど、このコテージのオーブンは、電気である。
夫は、パッケージに書かれた温度に調整して、外に出かけたのだけど、想定外に温度が上昇したようだ。

私たちは、大急ぎで窓という窓、ドアを開けた。

そしてすぐに、オーナーのご夫婦が、「大丈夫ですか?」と飛んできてくれた。

料理は、かなり焦げたけど、幸い真っ黒に焦げたわけではなかったので、そのあと、低い温度で焼いて、何とか無事に料理を用意することが出来た。(;´Д`)

それにしても、オーブンに料理をいれたまま、短時間でも、出かけるのは、危険だなと、つくづく思った。たいしたことにならなくて良かった。
料理も台無しにならなくて、皆が、がっかりする羽目にならなくて良かった。(;^_^A

夫は、その辺に咲いてる草木を取ってきて、花瓶に飾っていた。ささやかな、おもてなしだ。



いろいろ口喧嘩もしたりしたけど、この日は、皆がやってきて、楽しく過ごすことができた。

山下達郎のクリスマスイブをYoutubeで流していたら、夫の娘は、気に入って、一緒に口づさんでいた。

彼らに会って、なんだか今までになく、自分の家族のような気がしてきた。
プレゼントもくれたり、(自分の実の子供からは、プレゼントなどもらったことないのだけど)クリスマスカードと安物のチョコレートをプレゼントにあげただけなのに、喜んでくれたりした。

夫の息子は今まで手伝ってくれたことなどないのに、めずらしく、洗い物を手伝ってくれたりした。

新しいガールフレンドが、よく気の付く人だからかもしれない。

最後はみんなで、ヤッツイというゲームをした。
ゲームが苦手な私なのに、偶然にも私が一番だった。

現実の生活でも、こんなに成功して、お金に苦労することがなかったらいいのになあ~なんて、つくづく思ってしまった。


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弱り目に祟り目

2018-12-19 18:01:41 | 海外生活
先週の月曜日から、急に声が出なくなり、そして、目のまわりのアトピーが悪化して、瞼が腫れあがり、
痒くて、そして、ひりひりして、どうにもならない状態が続いた。

医者に行けば、ステロイドを出されるだけだし、しまいに、目の中もInfectionで、目やにが出て、左の目の瞼が腫れあがって、目も開けられないほどになってしまった。

このままでは、どうしようもないので、とうとう、強いステロイドを、目のまわりに塗ることにした。
これで、少し、マシになってきた。
それまでは、まるで、お岩さんのような顔で、人前に出られないほどだった。

風邪は、大したことないと思っていたが、これが長引いて、未だに、咳が出る。
鼻をかむせいか、鼻の下も、アトピーになってしまって、痛くて仕方ない。

仕事(生徒さん)も、いつまでもキャンセル出来ないので、先週末からは、また、仕事を再開した。

何とか、咳は、治まっていたが、やはり、声が出しにくい。


こんな時、ネットの新聞で、超簡単で安上がりのレシピを見つけて、自分なりにアレンジした。

用意するものは、ニンニク適量、ジャガイモ大2個、サバ缶1缶、そして、トマト(ミニトマトでもOK)、
バジル、または、ロケット(ルーコラ)、水菜でも、OK。
調味料は、醤油、マヨネーズ 適量。

エキストラバージンオリーブオイルで、ニンニクを炒め、キツネ色になったら、ジャガイモの茹でたものを
加えて炒める。
そして、サバ缶を加えて炒め、マヨネーズと醤油で味付け。
最後にトマトを入れて炒める。




盛り付ける際に、ロケットなどの緑の野菜を、乗せる。





クリスマス前になると、スーパー、箱入りのみかんが売り出される。
このミカン、クレメンタインというのだが、香りが良くて、特別、美味しい。



これだけで、たったの3ポンド。

週末には、サマーセットに行かなければならない。
早くアトピー、治さないと、と焦ってしまう。



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次から次へと、トラブルが発生

2018-12-10 22:16:08 | 海外生活
先日の日曜日は、息子に電話したら、ようやく繋がった。
お嫁さんにメールで知らせておいて、電話があることを前もってわかったいたからだ。
携帯の料金を払ってなかったようで、繋がらなかったようだ。

短い会話だったが、私の身体のことも気遣ってくれて、優しい言葉をかけてくれた。
それだけで、嬉しかった。やはり、日本人の男は、忙しいから、こちらの人の生活と比べたら、ダメだと
わかった。

夫は、相変わらず、未だに仕事がまともに決まらない。
その日の朝、仕事の依頼があって、行く場所は、大抵、酷くストレスフルな職場のようだ。

私のトラブルは、足底筋膜炎だけでなく、目のまわりも、腫れてきて、目や瞼が痒くて、医者に行き、抗生物質入りの目薬をもらって、少しは、マシになった。

足底筋膜炎に関しては、GPにFoot Specialistを紹介してほしいと頼んだが、病院の整形外科を紹介してくれたらしいが、何か月も待たないといけないようだ。

そう思っているところに、誰かから(多分、一緒に住んでる夫から)風邪をもらってしまったようだ。
日本から持ってきた改源を飲んで、大丈夫と思っていたところだったのに、今朝、起きてみると、声が
全く出ない!

これには、焦った。今日来る予定の生徒さんをキャンセル。
そして、夕方になっても声が出ないので、明日の生徒さんもキャンセルしないといけなくなった。

日銭で暮らしている身分の私にとって、これは、本当につらいことだ。
僅かな収入だけど、これしか、私にとって、ここで出来ることって、夫も、私も、この年になっても、キリギリスのようなその日暮しである。

昔から、蟻さんには、なれなかった。。。
老後の不安が迫ってくる今日この頃。

おまけに、夫は、仕事先で嫌な事が多いと、不機嫌になって、扱いにくくなる。
こんな生活、いつまで続けられるかな?

日本に帰っても、今更、仕事もないし、大好きだった母親も他界して、待っていてくれる人もいないし。
終の棲み処は、なかなか見つけられるものではない。

この家の為にお金をつぎ込んでも、ずっと、ここに暮らしていける保証はないのだ。
考えても仕方ないことだけど、体調の悪い時は、心も折れそうになってしまうものだ。

せめて、息子から優しい言葉が聞けただけでも、マシだったかなあ。
孫たちには、クリスマスプレゼントに、Amazonから、本を送った。
気に入ってくれるといいのだけど。

早く声が出るようになって、何とか仕事が出来るように、今は、ゆっくり休むしかないかな。





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