60代後半のスローライフ

                      

行きは、よいよい、帰りは、こわい!(;´Д`) その3

2018-05-12 15:57:43 | 日本からイギリスに帰る
ホテルに着いて、この日は、やっとリラックスできると思った。
部屋に入った途端、暑いなあ、と予想もしなかった暑さに、驚いた。

天井を見上げると、南国にあるような扇風機が取り付けられている。



どうやって回すのか、念入りに見てみたら、スイッチがあって、扇風機を回すのに成功。(^_-)-☆

夕食、案の定、どこも食べに行くところがない。
パブが近くにあったけど、一人でパブに行く勇気がなかった。(~_~;)

こんなこともあろうかと、日本から持ってきたカップヌードルと、割りばしを取り出して、
簡単な夕食を済ませた。

荷物を整理して、お風呂に入り、すぐにベッドに横になった。
考えてみたら、22時間、ずっと眠っていない。
そのせいか、すぐに眠りについた。

扇風機があるお陰で、良い風が吹いてきて、気持ちよく眠れた。

あとは、翌朝、イーストボーンに行くタクシーを待って、家に帰るだけだ!!

ところが、このタクシーが、とんでもなくストレスだったのだ。
朝、ホテルの外で待っていても、タクシーが、時間になっても来ないので、どうなってるのだろうと
思っていたら、タクシーのドライバーから携帯に電話がかかってきた。

そのタクシードライバーの話す英語が、何を言ってるか聞き取れない。
イギリス人ではないようだ。あとで聞いたらスリランカ人とのこと。

どうやら、ハイストリートにいるが、ホテルが、どこにあるかわからないらしい。

散々、電話でのやり取りをしていて、どうにも手に負えなくて、レセプショニストのネパール人に、
電話を代わってもらった。

タクシーは、大型のバンでメルセデスだったが、リクライニングも出来なくて、おまけに
この運転手、最初から最後まで、ずっと携帯で、友達か誰かとスリランカ語を話し続けて、疲れた。

ぶっ飛ばして車を運転しているかと思えば、急ブレーキをかけるので、リラックスしして、乗って
いられなかった。

挙句の果てには、気分が悪くて、窓を開けてと言ったら、全開にして、風がびゅうびゅう、入ってくる。
「そんなに開けなくて、もう少し閉めて」と言ったら、全部、閉めるのかと、こちらの言うことが全くわからない。
言葉の問題でなくて、常識で考えたらわかるだろうが、ということでも、わからないようだ。

しかし、幸い渋滞もなかったので、2時間ちょっとで、家に着いた。

長い道のりだった。
イギリスから日本へ行く道のりは、楽だったけど、帰りは大変だった。

これが、また来年も、繰り返されるのかと思うと、ぞっとするけど、やはり、日本には、一年に一回は、帰りたいと思うのだ。
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行きは、よいよい、帰りは、こわい!(゚Д゚;) その2

2018-05-12 12:53:37 | 日本からイギリスに帰る
日本から、ヘルシンキまでの10時間10分、隣の席に座った女性が、ずっとお喋りを続けるので、
私は、ほとほとFed Upしていた。

Finnairで出た食事、昔、乗った時は、結構、美味しいし、量も普通に多かったと思うけど、今回は
とても少ない量で、節約してるのかな、なんて思った。

別にお腹がいっぱいにならなくても平気だけど、今まで、ずっとアシアナエアライン(韓国)を利用して
いただけに、その差には、ちょっと驚いた。

アシアナエアラインの食事は、とても美味しくて、お腹いっぱいになったし、
野菜も新鮮な野菜が、たっぷり出てくるし、洋風料理と韓国料理を選べた。
私は、いつも韓国料理を選んだけど、暖かい料理に味噌汁まで、付いてきて美味しかった。

それでも、フィンエアは、最短距離でヨーロッパに行く便なので、それは、やはり魅力だった。
ロンドンまで約3時間だ。
もうちょっとの辛抱だ。

ヘルシンキ-ロンドン間の飛行機は空いていた。

私のナナメ前と横の席を中国人のグループが陣取っていた。
彼らの、騒がしいことと言ったら!( ̄▽ ̄;)

私の前の席は、やはり中国人の中年のカップルだったが、静かだった。やれやれ、良かった!

お腹がすいてきた。
先ほどの食事は、とても量が少なかったので、何か食べたくなってきた。
ヘルシンキのエアポートでは、水と小さなパンを買った。
ここは、何でも物価が高い上、まずそうなサンドイッチも、買う気がしなかった。

バーガーキングがあったけど、食べていく暇などなかった。

機内の食事メニューを見てみる。
Koreanのカップヌードルが5ユーロか6ユーロだったけど、お腹がすきすぎて、今夜、ホテルでも
食べる所がない可能性が多いので、何か少しでも食べておこうと思った。

現金は使えないので(ユーロも持っていないので)イギリスのデビッドカードで支払いを済ませる。

フライトアテンダントがお湯を注いで、持ってきてくれた。
ナナメ前の中国人男性も、同じものを食べている。

私の座った席は、通路側だけど、窓側と真ん中もあいてるので、食事をすませると、窓際に座った。



どこだろう、これは? どこかのエアポートみたいだけど、どこの国なんだろう?

景色に見とれていて、本を読むひまもなく、ロンドン上空に近づいてきた。

うわ、雲が覆ってる。今までずっと晴れていて雲ひとつなかったのに!(;゚Д゚)



( ,,`・ω・´)ンンン?
なんだか、嫌な予感がしてきたぞ!

雲の中に入った!と思ったら、強烈なタービュランスが、やって来た!

こわい!こわいよ!助けて!(~_~;)
体を曲げて、しっかりと前の席をつかんだ。

落っこちる!落っこちる!
神様! 助けて!
未だ死にたくないよ!

私、ジェットコースターが大嫌い!
若い時でも、恐くて乗れなかった!

心臓がどきどきしてきた。(-_-;)
一難去ってまた一難!

先日、USJで起こったアクシデントのニュースを思い出した。
高い所に、逆さづりにされて、さぞかし怖かっただろうなあ。。

それにしても、落ちる時の恐怖ときたら。。

雲から出ると、また普通のフライトに戻ってほっとした。
そしてまた雲の中に入る!
うわ!落ちる!タービュランスが、また来た!

いつになったらヒースロー空港に着くの!?

どうやら、空港は、発着の飛行機で満員で、着陸できないで、同じ所を旋回しているようだ。

隣の席に座っている中国人たちが、ゲエゲエ吐いていた。

私は昔から、車酔いしやすいたちだけど、この時は、運よく吐き気は、襲って来なかった。



上空からテムズ川が見えてきた。
もうすぐだ!
そして、間もなく着陸のアナウンスが流れてきた。

着陸した!!(^^)/

乗客は、皆、無事に着いたことで拍手するのではないかと思っていたが、それはなかった。

この日はヒースロー空港の近くのホテルで宿泊した。
日本をたってから○○時間、という「こんなところに日本人」というテレビ番組の事を思い出した。

本当にトラベラーは、死ぬような思いで、毎回、旅してるんだよな、と思った。

着いた日は、驚くほどの暑さだった。
ホテルの部屋は暑くて、半袖でも暑いくらいだった。

このホテル、ネットで見つけた。
他のホテルより少しだけ空港から遠いけど、住宅街の中にあって、庭まである。
ここで、一晩、くつろげそうだ。







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行きは、よいよい、帰りは、こわい!(゚Д゚;) その1

2018-05-12 07:49:22 | 日本からイギリスに帰る
日本に行く時、今回は、ちょっと贅沢だけど、年齢と腰痛などを考慮してプレミアムエコノミーの席を取った。お陰で、すごく楽チンだった。
思い切りリクライニングをしても、後ろの人に迷惑がかからない設計のシートになっている。
だから、少し眠ることもできた。
飛行機で、たとえ、2時間でも3時間でも眠ることが出来たら、体には負担がかからない。

でも、帰りは、Finnairのエコノミーで帰ることにした。
日本からヨーロッパへの最短距離だから、大阪からヘルシンキまで10時間10分だという。

イギリスに帰る1週間前くらいから冷蔵庫を空っぽにするため、食料品を買わないようにしていた。
そして、冷凍室に残っている食料品を調理したりしていた。

にもかかわらず、最後の日は、やっぱり、冷蔵庫の掃除で時間を食ってしまった。
余った食材は、捨てるのに罪悪感を感じるので、近所の年輩の女に、もらっていただいた。

そして、その日は、関西空港の近くのホテルに1泊。
夜、歯磨きをしていると、前の歯の詰め物が、ぽろっと落ちてしまった。
うわ、何で今なの?!
日本にいる間なら、健康保険で修理できたのに!(;´Д`)



ホテルの窓から眺める風景は、10年以上前と、そんなに変わらない。
相変わらず、観覧車が見える。そして、年々、中国人が増えて、店員さんも中国人だったりする。

翌日、空港に、2時間半以上前に着いていたというのに、掲示ボードにはフライトの案内が出てこない。
1時間45分を切っても出てこないので、焦り始めて、インフォメーションに行くと、案内してくれた。
もうすでに、長い行列が出来てる!(゚Д゚;)
せっかく、早めに着いたというのに。。。(;´Д`)

乗客は、日本人とヨーロッパ人が殆どで、中国人の団体客は見かけなかった。
これなら、静かかな、と内心ほっとしていた。

隣の席の女性は日本人で、フレンドリーな感じで話しかけてきた。
最初は、自分の身の上を話し出す彼女の話を興味深く聞いていた。

ところが、私が新聞を読もうとしても、おかまいなしに、のべつ幕なしに話しかけてくる。

映画を観たいと思ってヘッドホンを付けても、平気で話しかけてくる。

読書をしたいと思っても、日記を書きたいと思っても、映画を観たいと思っても、
彼女が、ずっと話かけてくるので、自分の時間が全く持てなかった。

いい加減、うんざりで、席を立って、トイレに行って戻ってきたら、また別の話題で、自分の
人生の一部始終を話し始める。

興味深い内容の話も多々あったけど、本当に疲れた。
休みたいと思っても、目をつぶっても、話しかけてくるのには、うんざりした。

やっとヘルシンキに着いた時は、「やっと解放される!」と思って、ほっとした気分になった。

ヘルシンキからロンドン行きの飛行機の待ち時間は少なくて、大急ぎで搭乗ゲートに行くと、バスが待っていた。そのバスに乗ると、結構長い距離をバスで移動。その間、満員バスの中では、立ちっぱなしだった。

そして、飛行機に乗るため、重い荷物を下げて、タラップを登って行かなければならなかった。
ヘルシンキ、ロンドン間の飛行機は、食事のサービスはなくて、ドリンクだけだった。
それも限られたドリンクしかなかった。

ここから、いよいよNightmareが始まった。


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