60代後半のスローライフ

                      

朝、起きてみたら、カーペットの上に、Pooが!(;゚Д゚)

2016-06-30 21:34:35 | ボランティア 犬
犬を預かってから、2週間になろうとしている。
夜中に、たとえば、キツネが来た時など、吠えることがあるので、
朝早く出かける夫の睡眠の邪魔にならないように、犬は、私たちの寝室ではなく、隣のラウンジで寝かせてる。

昨日は、いつになく、食欲旺盛で、与えても与えても、「もっと、もっと」とねだってくる。
目で、犬の餌の器を見て、私の顔を見て、「おかわり!」と言ってるのがわかる。

普段、あまり食べない犬なので、何故だろうと不思議だったが、きっと、普段とちがう環境、
そして、安い缶詰のドッグフードがお気に入りなのかと思っていた。
ドッグフードの缶を開けて、臭いをかぐと、「くさい」としか思えない臭い。

ドッグフードを作ってる会社では、スタッフが試食をすると聞いたが、よくぞ、こんなものを、人間様が、
試食できたものだと、思ってしまう。

昨日は、犬に、せがまれるまま、一日に、3,4回、この缶詰のドッグフードを与えた。
雨だったので、夜、寝る前、庭で、Peeをさせて、家に入れて、寝かしつけた。

夜中に、ドアを、ひっかく音がした。
また、こちらの部屋にやってきて、ベッドの上に寝るつもりなんだな~と思って無視して眠っていた。
そして、朝起きて、隣の部屋に行くと、何やら、黒いものが、4つほど、カーペットの上に転がってる。
何だろうと、メガネをかけてみる。(私は、視力が悪いので、メガネなしでは、何なのか、わからなかった)

見ると、Pooがしてあった。
思わず、犬を見ると、悪びれた様子で、私の方を上目使いで見るではないか?
「こんなところに、Pooをして!あかんやろ!」と関西弁で怒った。
何故か、怒る時は、関西弁になる私。

でも、犬を怒ると、隠れてするようになるので、怒らない方が良いと、ネットで調べると書いてあったので、
たたいたり、などのお仕置きは、しなかった。



ふと、息子が赤ちゃんだった時の事を思い出してしまった。
元夫と、3人で、レストランで食事をしていた時、息子は、私たちが食事を未だ終えないのに、とことこと
外に出て行った。
そして、な、なんと、レストランの、メニューの陳列のガラスケースの横に、息子がしたと思えるPooを見つけた。
あの時は、焦った。(;゚Д゚)
元夫と二人、あたふたして、必死になって、片づけた。
犬と子供を一緒にするつもりは、ないが、何となく、犬は子供みたいだと思えた。

しかし、預かってるこの犬、何故か、男の人に、ものすごく懐くのだ。
どんな人でも、男と見れば、すり寄っていく。
前世は、みだらな女だったのでは?と思うくらい。(;^_^A

夫が家に帰ってくると、尾っぽの振り方が、全く違う!
喜びを全身で表して、ジャンプしたり、くるくる回って見せたり。
ところが、私が、家に戻ってきても、案外、しら~っとしてる。( ̄▽ ̄;)
少しは、お愛想で、しっぽを振ってくるが。。

私が、餌も与えて、Pooの始末も、Peeの始末もしてるというのに! (~_~;)
(この犬、先日、僅かな量ながら、Peeもカーペットにしてしまった)
夫にばかり、懐いて、夫がいると、ぴた~と、四六時中、夫に張り付いて、トイレにまで、付きまとって、一緒に入っていく。
冗談で、(皮肉も込めて)「フォロワーやね!」と言ってる。

昨日は、電気屋が、メーターを見にやって来た。
犬は、ささっと、誰よりも早く、階段を駆け下り、早速、電気屋さん(♂)に飛びついた!
電気屋さんも、嬉しそうになでていた。
犬は、調子に乗って、電気屋さんが、取り出したファイルの上に乗っかり、さらに、すり寄っていた。

この子、なんで、男と女がわかるんだろう?
女の人には、ここまで、すり寄らないのだ。
犬でも、やはり、女の子は、人間の男子でも、好きなのでしょうか?

ちなみに、下記のPoemは、夫がこの犬のために作ったポエムです。

I want to go out
I want to go out
I want to chase the fox
And bite the cat
and bark and shout

I want to run wild
I want to be bad
I want to have fun
To bark and to run
And go crazy and mad

隣の公園は、今、ポピーの花ざかり。
可憐な花が可愛い。



犬と行く公園のベンチ、ここで彼女は、ボール遊びを、せがむのだけど、最近は、すぐに飽きてしまうみたい。



犬と一緒にメディテーション、この場所(ハーブガーデン)に来ると、何故か犬は、ベンチに座る私の膝に乗ってきて、ずっと、じっとしてるのであります。





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かつお節が好きな犬と、国民投票の結果

2016-06-27 16:14:16 | ボランティア 犬
この1週間は、忙しかった。
また、イギリスでは、23日の選挙の後、身近な所でも、いろいろな混乱が見られた。

わずか4%の差で、EU離脱派の勝利となった。
正直なところ、私は、どちらが良いのかわからなかった。
どちらにせよ、市民権のない私には、選挙権がないが。

若い人や、ロンドンに住む人の多くは、EU Remain (Euに残る)を支持する人が多かった。
それに比べ、お年寄りや、北部の労働者階級の人々は、EU Leave (離脱派)が多かった。

まず選挙の翌日、いつものように、預かってる犬を散歩に、隣の公園に行ったら、近所のおじさんが、彼の
愛犬のボーダーコリーと、友人らしき、おじさんと一緒に、散歩していた。

この犬、家の前を通ると、時々、吠えたりする。
怖くはないけど、何度かびっくりさせられた。
おじさんも、アンフレンドリーな感じで、今まで、近所に住んでいても、喋ったことも、挨拶したことも、なかった。

ところが、この朝、預かってるヨーキーが、いつものように、人見知りなく、おじさんたちの所に、とことこと歩いて行った。
そして、嬉しそうに、しっぽを振っていた。
おじさんは、にこにこ顔になり、犬の頭をなでていた。

そんなことから、私が、犬の名前を呼ぶと、おじさんの友人らしき人が、いきなり、私に、喋りかけてきた。
「選挙に、行ったか?」と聞いてきた。
わかりにくいスコットランド訛りの英語だった。
「私は、市民権がないので」というと、ものすごく、ご機嫌な様子で、「これから、シャンペンで祝うんだ!離脱派が、勝ったからな!」と言うのである。

「スコットランドに行ったことあるか?素晴らしい所だぞ!エジンバラとか、インパネスとか。。」
「行ってみたことないんです。でも、行ってみたいと思ってるんです。」と、言う会話で終わった。
ついでに、近所に住むアンフレンドリーなおじさんには、彼の愛犬、ボーダーコリーの名前も聞いた。
「ハイジ」というのだそうだ。

その後、フィットネスクラスに行くと、親しくしてくれるイギリス人女性のジェニーが、選挙の結果で、すごく怒っていた。
「離脱派の人たちは、わかってないのよ!あの人たちは、EUにどれだけ恩恵を受けてるかってことを!」

身近な人達の間でも、選挙の結果を巡って、対立が続いてる。
経済が悪化して、物価が高くなるとか、いろんな噂が飛び交っているが、物価が高くなったら困るなあと、少々不安である。

病院に入院している飼い主さんに代わって、犬を預かって、10日ほどになる。
夜は、自分の寝床で眠るが、朝方になると、我々のベッドにやってきて、気持ちよさそうに眠るのが、日課になってしまった。




ドッグフードは、つまらないのか、食べない。
私たちが食べてるものと同じものを欲しがる。



昨日は、きつねうどんが無性に食べたくなって、先日、Brightonに行ったときに買ってきた、うすあげで、キツネを作った。
だしは、日本から持ってきた業務用カツオ節で、本格的なだし汁を作った。
久しぶりに食べるキツネうどんの味は、格別だった。

出汁を取った後のカツオぶしを、犬にやると、美味しそうに食べた。
キツネうどんも欲しがったので、少しだけ与えると、ドッグフードには、見向きもしなかったのに、うどんを、「もっと、もっと」とせがんだ来た。

後で夫が、庭で、犬が、食べ物を吐いているのを見つけた。
どうやら、うどんの汁に入っていたネギが悪かったのでは?と思える。
カツオ節は、前日にも与えたけど、どうもなかった。

友人が、「犬には、玉ねぎをあげたら、あかんねんよ!」と言ってたのを思い出した。

ネットで調べてみると、

タマネギ中毒(ネギ中毒)とは?

たまねぎを含むネギ類(長ネギ、青ネギ、ニラ、ニンニク、らっきょう、わけぎ、あさつき等)には、「アリルプロピルジスルフィド」という有機硫黄化合物が含まれています。

これは、薄黄色の液状で、ネギ類独特の匂いのもととも言われています。

この「アリルプロピルジスルフィド」が、犬をはじめとする動物の赤血球内のヘモグロビン(酸素を結合する色素)を酸化させ、結果として、溶血性貧血という貧血を起こしてしまうのです。

そうなのか?
チョコレートなど、犬にとっては、危険な食物が、意外に多くあることにも気づかされた。

昨日は、飼い主さんの入院してるリハビリ施設に、犬を連れて、お見舞いに行った。

その後、近くのハムデンパークで、犬を連れて、お散歩。
いろんな人と喋り、いろんな犬と触れ合う一日だった。
犬を預かっていなかったら、こんなに大勢の人々と触れ合うことなどなかっただろうなあ。


この日は、午後からお天気で、公園は、人々で賑わっていた。









 
 
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くつろぐ犬

2016-06-23 15:53:03 | ボランティア 犬
ボランティアで行ってる犬の飼い主さんが、入院している。
退院はしたものの、日本で言う、老健のようなリハビリのケアハウスに、あと2週間ほど、滞在しないといけないらしい。

その間、私は、犬を預かることにした。
仕事といっても、私の仕事は、家でピアノを教えるくらいのもの。

おとなしい犬だから、世話はかからない。
生徒さんが来たら、喜んで、玄関まで、お迎えに上がる。

何よりも、夫が帰って来た時の、喜びようと来たら、くるくる回って、何度も、何度も、回転する。(笑)
そして、小さな足で、思いっきりジャンプして、飛びつく!
体全体で、喜びを、表現しているようだ。

犬に、こんなに表情があるなんて、と、感心させられる。

公園から散歩を終えて、帰る時は、リードを引っ張って、「もっと、遊びたいよう!」と、駄々をこねる。
まるで、子供みたいだ。尾っぽも、垂れ下がって、「つまんないよう!」と、体全体で、表現している。

夜は、彼女の専用のボックスに寝かせる。
おとなしく寝床に入ったのを確かめて、隣の部屋のベッドに入るのだが。
犬は、すぐに起きてきたリする。また、寝床に寝かせて、ようやく寝静まったのをみて、自分も寝床に入る。



夜中に、扉を、押し開けて、犬が入ってくる。
そして、いつの間にか、我々のベッドの上に、気持ちよさそうに寝ている。
枕元まで、上ってくると、夫を起こさないように、「足元に行きなさい」と、小声で叱る。



犬と子供は、本当に似てるなあって、つくづく思う。



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犬のボランティアの飼い主さんが、また入院して。

2016-06-17 22:50:31 | ボランティア 犬
今日は、何やら忙しい一日でした。(◎_◎;)

ボランティアで行ってる犬(ヨークシャテリア)の飼い主のおばあさんが
また、病院に入院することになりました。

先日、スーパーの駐車場で、転倒したのです。

その時は、自力で、車を運転して帰って来られたようですが、その後、病院に行って
入院しないといけないと言われたそうです。

飼い主さんの息子さんから電話があって、今日、犬を預かることになりました。

ああ、困ったなあ。。月曜日は、面接なんだ!

お掃除の仕事の面接。

この仕事場、車で行くと、20分くらいの距離だけど、バスを利用したら、1時間かかるんです。

それよりも、この仕事、自分に出来るかどうか、わからない。
もしかしたら、体力がついて行かないかも?
ケアハウスで管理職をしてる生徒さんの紹介なんだけど。。

面接の日は、犬を置いて行かないといけないので、ちょっと心配です。
留守中に、おしっこしないかな~。。とか。

この犬が来て、可愛くて仕方ありませんでしたが、ちょっと臭いにおいがしたので、
早速、お風呂に入れました。

たらいに入れて、洗いました。小さい犬なので、楽です。
でも、しゃがんで、洗うので、腰が、少し痛くなりました。

犬は、嫌がることもなく、されるがままに、洗わせてくれました。
最後に、お湯をかけて、流してやると、気持ちよさそうにしていました。

可愛いですね。
お風呂から、あがったら、かすかに、せっけんの匂いがして、爽やかな犬になっていました。(^-^;

子供が、小さい時の事を思い出してしまいました。
子供と、犬って、何だか似てますね?
もう、子供の世話をすることも出来ないし、孫にも会えないから、犬は、まるで、子供のようです。

でも、もし、この犬の飼い主さんに、もしものことがあったら、どうしようと、思ってしまいます。

飼い主さんは、もし、自分に、なにかあったら、私に、この犬を譲り渡したいみたいですが、私は毎年、日本に帰るし、
どうしたらいいのだろう?と悩みます。

それに、仕事をして外出することになったら、犬に、一日、誰もいない家で、留守をさせるわけにも、いかないだろうし。。

ペットがいたら、癒されるけど、何かと大変だろうなあ(;´・ω・)


犬を、一日中、家の中に置いて、仕事に出かける人もいるようだけど、そんなことは、かわいそうだと
夫は言います。

以前は、犬が飼いたくて仕方ありませんでした。
夫の反対で、結局、飼うことはできませんでしたが、犬のボランティアが出来て、今は、それで、満足しています。

以前、Borrow My Doggy (私の犬を借りて!)と言うサイトにも、登録していました。

他人の犬を借りて、散歩させたり、犬と一緒に過ごしたり、と言うマッチングサイトのSNSで、
犬が飼いたくても飼えない人や、仕事などで、犬を散歩させられない飼い主とのマッチングのサイトでした。
これは、とてもいいシステムなので、日本でも、こんなビジネスが出来たら、いいのでは、ないかと思うのですが。

でも、私は今、ボランティアの犬だけで、2匹もいるので、これ以上、散歩できません。(;^_^A

お風呂にも入って、くつろぐ犬。眠くなったみたい。。疲れたのかな?
飼い主さんがいないせいか、心なしか、ちょっぴり、淋しそう。



キツネが来なければいいのですが。
キツネが、家の周りに来ると、吠えるので困ります。

昨日は、友人宅に行く途中、フレンドリーな猫に会いました。



彼女(彼?)は、何やら、草を一生懸命食べていました。



お腹の調子でも悪いのかしら?
この猫を見てたら、ピーターラビットに出てくる子猫のトムを思い出しました。



新緑の季節、いつも犬の散歩に行くギルドレッジパークの並木道も、すっかり緑一色になりました。



犬にトリートを与えてたら、カモメまで、餌をねだりに来ました。



カモメに、犬のトリートを少し投げると、今度は、ジャックドアまでやってきました。



カモメは、この町のシンボル、いたるところで、人間みたいに歩き回っています。
道路も歩くので、よく、車の下敷きになっています。











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昨日の新聞の一面記事は?

2016-06-05 17:50:53 | 日記
久しぶりに新聞のコーナーに行き、新聞の見出しを見た。



いくつかの新聞の、一面記事は、モハメッドアリの死亡に、まつわる記事、そして、北海道で、1週間、行方不明になっていた、7歳の少年の記事だ。

こちらでは、12歳以下の子供を一人にしておいてはいけないという法律があると、聞いたことがある。
学校にも、親が車で送り迎えするのが、当たり前になっている。
ちょっと、日本人の私たちから見たら、過保護かなと思えるくらいだけど。

日本のように、子供たちだけで、集団登校というのもない。

それが、この事件では、親が、わが子の躾のために、7歳の子供を、山奥におきざりにしたという。
イギリス人からしたら、「考えられない」と言う意見が殆どで、このようなニュースが、海外でも、一面記事に、載ることとなった。

実は、私は、若いころ、北海道を旅したことがある。
浜頓別という所では、同じユースホステルに止まっていた大学生の女の子が、一緒にサイクリングしようというので、自転車を借りて
出かけた。
彼女は、体育会系で、鍛えてる。

私は、遅れを取る一方。(;´Д`)
とても、彼女の自転車には、追いつけない。

それでも、必死で自転車を、こいでいた。
森の中で、人っ子一人いない。
ふと見ると、立て札があった。
「危険!このあたりは、熊が出没します!」と書いてある。(;゜Д゜)
「どないしよ~? 引きかえそか?」と思ったけど、それにしても、距離がありすぎる。

上り坂になってきたので、ますます、自転車をこぐのが、つらくなってきた。
恐怖で、震えてくる。汗も、だらだら、こいでも、こいでも、進まない。
ようやく、ユースホステルに辿り着いた時、一緒に、自転車に乗ってサイクリングした女の子は涼しげな顔をして、とっくの昔に
着いていた。

話は、それたが、この少年、どんなに、怖かっただろうか?
北海道の森は、熊に出くわす危険が多いと聞く。
幸い、私は、出くわさなかったが。
地元の人たちから「寝たふりをしても、だめだ」と聞いていただけに、北海道の森を、小さな少年が一人で、
1週間も、サバイバルしたというのは、驚きだ。
そして、助けられた時は、このような笑顔まで見せている。

信じられない親だけど、この子が、たくましい子になることを願う。

 










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