50歳からの海外移住生活

風とカモメの街に暮らして                               

イギリスの履歴書事情

2019-05-23 08:48:18 | 夫の仕事のこと
昨日、やっと、1週間ぶりに仕事が入り、夫は、少し気分が良くなったようです。
このところ、毎日、コンピュータとにらめっこで、ややこしい、アプリケーションを書く仕事をしてイライラしていたからです。それでも、簡単には仕事は見つかりません。

年齢では差別しないと謳っていますが、(法律で決まっていますが)結局は、年齢で、仕事は、あるなしが決まることが多いです。企業は当然、若い人を雇います。

何しろ、普通なら、65歳といえば、定年の年ですから、その年から、仕事を探すのは、困難極まりません。

日本とちがって、この国では、履歴書を書くだけでは、すみません。
まず、その会社や学校、そのフォームに従って、アプリケーションを書き、CVを書き、そして、自分をアピールするレターを書きます。

フォームがちがうので、その都度、書き込まないといけません。
それに、仕事には、まったく関係のない小学校の出身校から、どこの学校に行ったか、仕事の空白の期間も何をしていたか、細かく書かないといけません。

学校関係の仕事だと、その上にCriminal Record(犯罪歴があるかないか)を証明する書類も、必要です。
これも、何年か毎に更新したものが必要で、その都度、書類を出してもらうのに、お金がかかります。

さらに、通常は、二人の保証人のサインが必要で、その保証人の所に行き、彼らのメールアドレス、電話番号、住所、生年月日、職業などの詳細も必要です。

それでも、昨日は、エージェントから、久しぶりに仕事の依頼が来て、夫は、嬉しそうに出かけていきました。
私も、勿論、嬉しかった!
収入も勿論ですが、メンタル的には、仕事で出かけて、充実することが大事だからです。
仕事から帰って来た時も、爽やかな顔をしていました。
良い学校だったせいもあります。

そのせいか、朝、出かける前に、庭の前面だけでも、雑草を刈ってよいかと、お伺いを立てたら、お赦しが出て、朝から、早速、庭の前面だけ、伸び放題に伸びた雑草を、刈り取りました。
それも、花の咲きそうなものは、注意深く除けて。
少しだけ、こぎれいになりました。



今日も、朝、エージェントから電話があり、かなり遠方の仕事ですが(ここでは、車で、1時間や2時間の距離の仕事は当たり前のようです)出かけていきました。

中古で買った車も、もう15年も乗っています。
いつ、車の買い替えの時期が来るか、不安です。
その時の為の、お金も残しておかないといけないし。。。
車なしでは仕事が出来ないのが実情です。



庭の赤いベルベットのようなバラも咲きそろいました。






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夫の仕事がなくて、不安が募ります。夫のイライラもMAX!(-_-;)

2019-05-21 17:49:35 | 夫の仕事のこと

私が日本から帰ってきてからと言うもの、ぴたり、と夫の仕事がなくなった。

夫の仕事は、Supply Teacher、(非常勤講師)知り合ったころ、結婚した頃は、それこそ、Supply Teacherであろうと、常に仕事があったものだ。

でも、年齢とともに、だんだん仕事がなくなって来た。
昨年の秋は、Leaning Difficulty や Autisticの子供たちや、暴力的な問題児のいる学校の仕事しかなかった。
それでも、生活の為には我慢して行くしかなかった。
そして、今年になり、冬の間は、それでも、週に2、3回は、必ず仕事があったのに、私が帰って来た
5月初めには、ぴたりと何の仕事もなくなった。
あったとしても、週に1回、半日の仕事とか。

相対的に仕事は減っているような感じがする。
近くの大きなスーパーのTESCOでは、私が日本に帰る前は、Meat Counter(肉を売るカウンター)やら、 Fish Counter (魚介類を売るカウンター)そして、 Deli (デリカテッセン)などあったのに、そういうのがすべて無くなってしまった.

これも、人員削減の為なのか?
全てパーッケージに入った食品になってしまった。

レジも、殆ど、マシンで自分がスキャンして、支払いする形式に代わってしまった。
人と人とのコミュニケーションもますます、なくなってくるのかと思われる。

イギリスの政府の教育機関は、どんどん、教師を減らして、どんどん、教育にかける予算を減らしている。人間のやる仕事がなくなって、すべて機械かロボットにとって代わられる時代が来るような不安が押し寄せてくる。

空港に行っても、昔は搭乗カウンターに行って、チケットを発行してもらったけど、今は、自分で
パスポートをスキャンして、Eチケットのナンバーを入力して、搭乗券(しかも、ぺらぺらのレシートのような)を発行するのだ。
味気のない搭乗券。
薄っぺらいから、すぐに失くしそうだ。
実際、私は、どこに入れたのか、バッグを必死で探す羽目になった。
これが、昔のような、分厚い、威厳のある搭乗券なら、簡単に失くすことはないだろうに。

そんなこんなで、仕事のない夫は、イライラしていて、何かちょっとしたことで、怒る。
昔からこんな人だと知っていたら、結婚しなかったかもしれない。
最近は、私の事も嫌いだという。
そんなこと言われたら、私も嫌いになりそうだ。
というか、年取って、どんどん、頑固になって、益々、扱いにくいオッサン、ジイサン、になってきてる。

相変わらず、嫌なら出ていけと、口癖のように言うし。
Depositを払わないと、この家から出て行かなければならないくせに。
私の貯金もはたかないと、ここに住んでいられないのに。

私の将来も、どうなるやら?
夫の仕事がなかったら、食費も私がすべて負担しないといけなくなるし、今は、半分負担してる。

洗濯機を使ってもシャワーを使っても、嫌みを言われるし、住み心地悪いなと思う。
勿論、夫の仕事が順調な時は、そんな言葉もなかった。

今年は私の誕生日のプレゼントも、なしだ。

仕事がないのだから、仕方ないけど、やはり、誰からもプレゼントがないのは、淋しいものだ。




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明日から来なくていい!非情な仕打ちにUpset (-_-;)

2018-11-24 10:54:08 | 夫の仕事のこと
夫は、Supply Teacher(非常勤講師)である。

この秋は、仕事に恵まれていると喜んでいたのも束の間。

月曜日の朝、エージェントから電話がかかってきて、「残念ながら、明日から、仕事に来なくて良いとのこと」との連絡があった。
この仕事は、CollegeのCarpentry(大工職人さんになるコース)
夫は、残念ながら、このコースを教える資格は持っていない。

でも、アンティーク家具の修理や製作、セカンドリースクールに於いて、テクノロジー(技術)のクラスを、教えてきた。

突然、クビになったのは、何もミスをしたからではない。その前の週に、資格を持つ人が入って来たからだと、夫は推測している。理由も何も言われなかったが、そういうことなんだそうだ。

夫は、勿論のこと、私も、ショックで、がっくり来てしまった。

来年は、この家のリモルゲージ(ローンの組み直し)で、多額のDeposit(頭金)も支払わなければならない。私も、なけなしの日本の貯金を、つぎ込んで、何とかこの家に住み続けるために、犠牲を払わなければならないというのに。将来の事を考えると、不安が次から次へと、頭をよぎる。

老後の資金など、貯められないではないか?!

私も最初の頃、何度も、ここで仕事を探したけど、難しいと思った。
この町に住んでる友人も、仕事探しに苦労している人の何と、多いこと。

しかも、若くて美しい人でも、ホテルのお掃除の仕事などをしていると聞いた。

私の知り合いの日本人女性は、日本にいる頃は、歯科技工士として活躍していたが、こちらでは、新たに
資格を取りなおさないといけないということで、同じ仕事には就けなかった。
今は彼女は、何とか、半年間、仕事を、探しに探した挙句、やっと、スーパーのレジの仕事に就いたようだ。


ロンドンにまで行けば日系企業があるから、何とか雇ってもらえる可能性もあるらしいが、この小さな町では、仕事といえば、Carer(介護職)以外は、何か特別な資格でも持っていない限り難しいのだ。

スーパーの仕事なんて、日本だと、いくらでもありそうだけど、こちらでは、いろいろな難関を乗り越えなければならないのだ。

まず、スーパーのレジの仕事も、今は、人にとって代わって、オートマチックのTill(レジ)になっていて、自分自身でスキャンして、支払いをする。そのTillには、必ず、一人くらい係員がいるが、いつも、何やら、上手く行かなくて、係員に来てもらわなければいけない。

人員削減のためとはいえ、やはり、人にレジを売ってもらって、買い物ができることが、人間味があっていいと思うのだ。
こんな風にして、全てが、機械化されて、人が減らされて、人がする仕事が亡くなるのかと思うとやりきれない。

会社に電話をしても、機械が応答する。人との会話がなく、すべてコンピュータで、何もかもやる未来になるのだろうか?
コンピュータが出来ない年寄りは、益々取り残される。

私が仕事が見つからなかった頃、こちらの友人が、「ピアノを教えたら?」と言ってくれた。
「ええ?!私なんかが?大丈夫かしら?」

でも、他に仕事もないし、やってみるしかないかと思い、最初は、日系2世の子供たちを教え始めて、それから、広告を出して教えるようになった。

確かに、収入は少ない。でも、何もやらないでいるよりは良い。と思った。
そして、今でも収入は少ないけど、そして、時には、教えるのが難しい生徒もいるけど、ここで、私に出来ることは、他に何もないので、やるしかないのだ。

日本でだったら、音大卒のとか、立派なピアノがないと、とか言われるのだろうけど、こちらでは、関係ないのだ。フリートライアルレッスンに来て気に入ってくれたら、レッスンに来てくれるし、勿論、すぐにやめてしまう人もいる。

ここで、有り難いことは、人と比べる必要がないということかもしれない。

先日、フリートライアルレッスンに来た日本人がいた。
若い日本人男性で、医者の仕事をしているという。同僚から聞いて来られた。

Diplomaの資格を取ってると聞いたから、私より上手なんだろうなと思った。
でも、むげに断る必要もないし、来ていただいた。
そして、彼は、おもむろに、うちのデジタルピアノで、曲を弾き始めた。

8年間弾いていないとは、信じられないくらいだった。
家にピアノがないというのも信じられなかった。
こういう人のことを、天才というんだろうなと、思った。

ショパンやリストの曲を何曲か、全て暗譜で、1時間くらい、ぶっ通しで彼は弾き続けた。
指がすごい速さで動き、見えないくらいだった。

ラカンパネラなどは、まるで、辻井伸行さんのピアノを聴いているようだった。
当然、私が教えられるレベルではないので、私の先生を紹介した。

「すごいですね!」と私が感心していると、謙虚な彼は、それでも、
「(自分のレベルなんて)たいしたものでは、ないですよ」と、言った。



先週、宿泊したSurryのホテルの庭。



寒くなってきて、暗くなってきた。ゴンキチは、夕方、2日に1回くらいの割合いで姿を見せる。






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