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風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

まさに、キリギリスのような生活

2016-08-26 20:19:18 | 海外生活
今週は、気温が26度まで上昇して、まさにヒートウェーブが押し寄せてきてる感じだ。
夜になっても、暖かくて、半袖で外を歩くことが出来る。
こんなことは、こちらでは、滅多にないこと。

夜に半袖で外を歩けるなんて。。なんて心地良いのだろう。
おまけに、お天気の日々が続いてるし、空は澄み渡っている。
昼間は、青空。
夜になると、空を見上げると、一面の星空。
ミルキーウェイも見える。時には、人工衛星さえも見えることがある。

暖かいものだから、毎日のように、海で泳いでる。
今を逃したら、と言う気持ちで、毎日、海に行く。
それもこれも、海から徒歩10分くらいの距離に住んでいるから、出来ること。

いつまで、こんな暮しが出来るか?
秋になって、夫に、仕事が入ってくるかどうか不明である。
お気楽なものだ。まさにキリギリスのような生活。

それでも、毎日、ぎらぎらと太陽が照り付け、海がきらめく季節。
毎日、海で泳いで、食べて寝て、それで、一日が終わる。
明日のことなど、考える余裕もないくらいだ。
考えても仕方ないから、考えないようにしてるのかもしれない。


今夜は、先日、Brightonの日本食料品店で買ってきた、冷凍のウナギで、うな丼を作った。


産地を見てみると、中国になってる。たれは、ついてないので、自分で、味醂や日本酒、醤油で作った。


スーパーで売ってたオクラで、お浸しを作り、鰹節かけ、あとは、これも先日、Brightonで買ってきた
豆腐で、冷ややっこを作った。


こちらでは、寒いことが多いので、滅多に、こんなメニューにすることなんてない。
まるで、日本の夏みたいだ。


おまけに、暑かったので、スイカも食べたくなって、スーパーで丸ごとのスイカ(スペイン産)を買った。
これが、甘くて美味しかった!


こちらのスイカは、日本のスイカと違って、甘みは強くなく、あっさりしていて、種が非常に小さいので、
気にならなくて、種も食べてしまう。

ウナギと、オクラは、夫には、不評だった。「二度と、作らないでくれ!」と言い渡された。
そういえば、夫が、日本に来た時、ウナギを出した時も、不評だった気がする。(~_~;)
今回も、私ひとりが、ウナギが、無性に食べたくなって買ってしまったのだ。

昔、Southendという所に住んでた時、ウナギのお店に入ったことがある。
Mush and Eel(マッシュ&イール)マッシュドポテトとウナギのお料理のお店。
ウナギは、白いままで、タレなどにつけない。
他の人の食べてるのを見たら、ミントソースをかけて、食べていたので、真似して食べてみたが、途中で、きもち悪くなって、ギブアップ。

あと、ジェリードイールといって、ウナギに透明のゼリーを混ぜたものを売ってることもある。
これも、日本人のお口には、合わない。(-_-;)
イギリス人の口に、日本式のウナギの食べ方が、合わないように、私の口にはミントソースもジェリーも気持ち悪かった。

イギリス人は、オクラなど、ねばねば系も好きじゃないようだ。

豆腐は、最近、イギリス人にも人気がある。
しかしながら、こちらのスーパーで売ってる豆腐は、硬くて、まるで、チーズみたい。(;´Д`)
だから、私は、わざわざ、Brightonの日本食料品店まで行って買うのだ。

近頃は、スーパーでも、冷凍食品コーナーで、枝豆などが売ってるから有り難いことだ。

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将来の不安。迫られる決断。日本に帰るかどうか?

2016-08-21 21:11:40 | 海外生活 お金の問題
思えば、10年以上も、ここで何とか暮らしてきました。
良くも悪くも、ここで、よく耐えてきたものだと思います。

2012年に母が亡くなるまでは、父母の遠距離介護のため、日本とイギリスを半分、行ったり来たりの生活をしてきました。父は、私がイギリスに来て、僅か1年半後に亡くなりました。

最初来たころは、お掃除の仕事にありついたのですが、すぐに両親の具合が悪くなって、日本に帰国。
それから、8年間、行ったり来たりの生活が続いてきました。

こちらで、仕事はしたくても、言葉の壁があり、しかも、この田舎町では、ネイティブEnglish Speakerでも、なかなか、仕事に、ありつけない場所で、いつしか、雇われる仕事は無理だと思えるようになっていました。

この町に住む日本人の子供たちに、ピアノをボランティアで教えるようになったのが、きっかけで、それから、ABRSM(The Associated Royal School of Music)の資格を取得すべく元大学教授の先生について、勉強して、何とか最上級のグレード8を取得しました。

まだまだ上の資格は、勿論あるのだけど。Diplomaは、流石に難しいし、手の小さい私には無理と思い、断念しました。それで、今は、こちらでピアノを教えて暮らしています。
好きな仕事なのですが、やはり、こずかい程度の収入にしかなりません。
生徒集めにも苦労します。
これで、生計を立てていくのは、なかなか難しいものがあります。  

この町は、お年寄りのリタイアメントの町なので、ケアハウスが多く、介護の仕事なら、いっぱいあるようですが、私は、膝や腰が痛いのと、足底筋膜炎なので、とても、出来そうもありません。

もう、私も61歳、昔なら、年金生活者です。
でも、私には、あいにく年金が殆どありません。
シングルマザーだったので、年金は減免申請しておりました。
あの当時は、とても、払えるような金額じゃなかったので。 
今は、65歳まで、何とか払い続けて行くつもりです。
僅かしかもらえないけど、役所の人に昔、言われました。
「障害者になった時には、全額が出るので、減免申請だけでもしておいてくださいね」と。

体力は、年々、衰えていきます。

しかし、あと3年で、このフラット(住まい)も出て行かないといけないのです。
利子だけのモルゲージ(ローン)で、夫が家賃を払うより安いということで、このフラットを
買ったのですが、3年後に、利子だけを払い終えます。
でも、その後、どうするか?ローンの組み直しは、とても高すぎて出来そうもありません。
それに、65歳で仕事があるかどうか?
イギリスの年金は、67歳からです。毎年のように、福祉が削られて行ってます。

救急病棟も、平均で4時間待ちだし、突然、病気になったり、事故に遭ったらどうしようと思ってしまいます。

将来のこと、考えると不安が、よぎります。
日本に住むことも考えてるのです。
夫は、日本に住みたくないと言ってましたが、ここでの家賃を考えると、他に選択技がないように思えます。

今は、この狭いフラット、安い値段で、ローンを払っていってます。
もしこのフラットを賃貸で借りるとしたら、今の3倍くらいのお金を払わないと住めません。

大阪には、傾きかけた両親の家が、一応あります。
地震が来ると、ひとたまりもないような家ですが、ホームレスになるよりマシです。

それでも、夫は、日本に住みたくないと言うので、1年か2年か、私の貯金も崩して、何とか、やってみようかと考えています。

この町は、留学生も多く、ホストファミリーをビジネスとしている人も多くいます。
3寝室の部屋でしたら、家賃は、多分、18万から20万円くらいするでしょう。
ホストファミリーをやって、それで、何とか、家賃分だけでも支払えたら。。と思ったりします。

夫と話し合って、出したアイデア。
65歳になって、この家を追い出されたら、高くても賃貸に2年ほど住んで、ホストファミリーのビジネスをして、それでも、貯金を崩してしか暮らしていけないようなら、日本に帰国を考えています。

夏の暑い大阪は、苦手なので、長野とか北海道に移住しようかと考えています。
夫が言うには、ログハウスなら安く買えるらしいし、その上、どこにでも運んでくれるらしいので、
日本の田舎に土地を安く買って、ログハウスに住めないものかと考えています。


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美味しいものを食べると幸せな気持ちになる

2016-08-20 15:35:04 | 料理
先日、隣町のBrightonに行ってきた。
久々に行ったピアノのレッスンの帰り、いつものように、立ち寄る日本食料品店。

このお店、オーナーが変わって、新しいオーナーになった。
働いているスタッフは関西の人たちだが、オーナーは、群馬出身の女性。
見た所、私と同年代くらいの女性。

スタッフも、以前の経営者よりも、ずっとフレンドリーで、会話してるだけで、楽しい気分になってくる。
それに、笑顔がとてもいい。

若い女の子のスタッフ、彼女は、ワーホリで、1年間、来てるのだと言う。
親切に、いろんなアドバイスをくれた。
「この商品は、ロンドンの、アタリ屋さんという仕入先から来てるんですよ。とっても、新鮮なんです」とのこと。
そういえば、アタリ屋さんって、聞いたことあるなあ?
日本人向けの新聞で見たような。。。?

この日は、珍しいものが、いっぱいあったので、たくさん買い物をしてしまった。
まず、いつものように、冷凍された納豆、そして、やはり、冷凍された、うすあげ、これ、自分で、味付けするんだけど、キツネうどんにすると、美味しいのだ。

日本では当たり前の食べ物が、こちらでは、貴重な食べ物になる。

そして、冷凍のきずしも買った。持って帰る間に解凍されたので、その日のうちに食べた。

もともと、きずしは、大好き。でも、自分で作るのは、面倒だし、新鮮なサバも手に入るかどうか、わからないので、(一度、海で魚釣りをしてる人に聞いて、譲ってもらおうかと思ってるのだが)買ってみた。
リーズナブルな値段の割に、美味しかった。
そんな時は、とても、幸せな気分に浸る。


しばし、日本にいるような、錯覚にさえ陥ってしまう。

今日は、犬の散歩の後、ランチに、キツネうどんを作った。


日本で買ってきたカツオの業務用だしを使うと、本格的な、うどんだしの出来上がり。
みりんは、こちらのスーパーでも売ってるものを使う。


んんん~!満足!

昨日は、夫と喧嘩したりで、気分も滅入っていたが、今日は、この美味しい、キツネうどんを食べて、また
元気になりつつある。食べ物によって、こんなにも、気分が変わる、単純な私である。(;^_^A 

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お盆が過ぎたら。。

2016-08-18 22:38:15 | 海外生活
何だか、急に、夏が、終わりのような雰囲気になってきた。
7月中旬から、8月は、素晴らしいお天気が続いたこの夏。
少々、冷たいながらも、何度も、海で泳いだ。

足を付けた途端、「わあ~!冷た!」と思って、怖気づいてしまうが、勇気を出して
海に入ってしまえば、あとは、簡単。
平泳ぎで泳ぐ。足の届かないところにも、やってくるが、塩水なので、沈むことはない。

時折、犬も泳いでたりする。(特にラブラドールと言う犬は、海で泳ぐのが大好きである)

今日は、老人ホームでの演奏のお仕事も終えて、ほっとした。
今日、行ったところは、初めての所で、小さな老人ホーム。
でも、殆んどが、認知症であったり、体が不自由な老人ばかりだった。

弾いてる間、歌を口ずさむ人、踊りだす人など、少人数の老人ホームで、拍手も少なかったが、まずまず。


今日は、老人ホームでの演奏の後、海に行き、泳いだ。
気温は、20度くらいだったが、昨日よりも、風が少なく、また晴天でなく、曇り空で、雲に覆われていたせいか、雲がベールになって、暖かかった。

海に入ったら、やはり、リフレッシュできて、気持ちよかった。

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終の棲家は?あと3年で、此処を出て行かないといけない。

2016-08-15 11:31:04 | 海外生活
私たちが住んでいるフラット(フラットとは、アパート、または1軒の家を、1階と2階に区切って、1世帯の住居としているもの)は、Interest Only(利子のみを払うローン)で、利子を払い終えたら、そこから、またローンを組み直さないといけないものだ。

私が、ここに来た時、夫が、高い家賃を借りるより、家を買ったほうが、毎月の支払いが、安いからということで、Interest Onlyのローンにしたのだ。
この家を買った時、夫は、すでに51歳。南アフリカに住んでいたり、前妻と離婚したり、養育費を払ったりで、家を買う余裕もなかったようだ。

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