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風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

犬が去った後は。。。

2016-07-19 12:44:50 | ボランティア 犬
今回は、1か月に及び、犬を預かった。
こんな経験、なかなか出来るもんじゃない!

犬といえば、子供の頃、外で飼っていたくらいで、殆んど記憶にないくらい。

犬が、息子の小さい時のことやら、孫たちと重なった。



何故か、犬の持つ性格と、小さな子供たちと、似通ってる部分があり、思わず、苦笑することが
何度もあった。

夫の作った詩を翻訳してみた。



I want to go out         お外に行きたいよう!
I want to go out          お外に行きたいよう! 
I want to chase the fox      キツネを追いかけてやりたいなあ!
And bite the cat           ネコにも、噛みついてやるんだ!
and bark and shout          そんでね、吠えて、叫びまくるんだ!  

I want to run wild        思いっきり走り回りたいなあ!
I want to be bad         うんと、わるい子になるんだ!
I want to have fun         それって、楽しいだろうなあ!
To bark and to run          吠えて、走り回って、
And go crazy and mad        そんでね、夢中になって、転げまわるんだ!

最後のところ、どうやって、表現したらいいのかな。。。日本語で(;^_^A
この犬、よく草むらで、転げまわるから、「転げまわる」に変えてみた。

この詩を書いて、孫のバースデーカードを作ってみた。
面白がってくれたら、いいんだけど。。

この犬は女の子だけど、男の人が好き。

男の人が投げるボールは、遠くまで届くからかな?
犬は、全速力で走る、走る!
この小さなヨーキーが、10歳という年齢の犬が!(人間にしてみたら、60歳くらいだという)


おととい、犬を返しに行った。飼い主さんが退院したからだ。
犬がいなくなって、急に淋しくなってしまった。



でも、最後まで、犬とビーチで遊んで、楽しかった。まるで、子供に返ったような気分だった。

このところ、ヒートウェーブがやってきて、暑いこと暑いこと!(;´∀`)

イギリス人は、暑い(Hot)という表現をしないで、Very Warm(とても、暖かい)という表現をする。
そう、この暑さは、快適な暑さだからかもしれない。



昨日は、(Hesitationなしに)ためらうことなく、海に飛び込んだ!
少し冷たいと感じる海の水が、心地よかった。

そして、とても、リフレッシュできた。
この時ばかりは、海の近くに住んでいて、良かったと思える。


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犬と過ごす週末

2016-07-10 14:33:22 | ボランティア 犬
犬を預かってから、何やら忙しいし、癒される日々でもある。
昨日は、近所に住むローズマリーが、具合が悪くて、車で運転出来ないと言うので、買い物に連れて行った。
彼女は、83歳になる。83歳といえば、日本では、もう運転などしない年齢である。
してる人もいるだろうけど、大抵のお年寄りは、この年になって、運転するのは、危険という気がする。

昨日は、ボランティアで、もう一匹の犬の散歩も兼ねて、丘に登った。
ピアノの生徒の犬好きのMちゃんも、一緒に来た。
人間3人と犬2匹で、いつになく賑やかなお散歩となった。



道すがら、会う人々は、大抵、犬好きな人ばかり。
特に、この日、散歩させたミリー(コッカプー2歳)は、エネジェティックで、会うなり、いつも
飛びついてくる。そして、力いっぱいリードを引っ張る。
何しろ、この3日間くらい、全然、外に出してもらってないのである。



犬が、気の毒になってくる。



この日は、Long Walkで、足底筋膜炎の私は、すっかり足が痛くなってしまった。
無理できない(;´Д`)
上り坂、特に階段は、膝も痛くなるいので、要注意だ。

丘に登ってボール遊びをしたミリー(コッカプー)とペニー(ヨーキー)2匹とも、とっても幸せそうだった。
私たちも、そんな犬たちの喜ぶ姿を見ると、ささやかな幸せを感じてしまう。



パブでは、Mちゃんがピアノを弾いた。
私もリクエストされて、1曲だけ弾いた。
パブのスタッフの女性と、あと一人だけいたお客が、「水曜日のジャムナイトに来たらいいよ!」と言ってくれた。
私も興味がある。
ちかいうちに、行ってみるかな?



大好きな夫の膝で、くつろぐ犬。
私の膝には、こんな風に、乗ってこない。(;^_^A



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かつお節が好きな犬と、国民投票の結果

2016-06-27 16:14:16 | ボランティア 犬
この1週間は、忙しかった。
また、イギリスでは、23日の選挙の後、身近な所でも、いろいろな混乱が見られた。

わずか4%の差で、EU離脱派の勝利となった。
正直なところ、私は、どちらが良いのかわからなかった。
どちらにせよ、市民権のない私には、選挙権がないが。

若い人や、ロンドンに住む人の多くは、EU Remain (Euに残る)を支持する人が多かった。
それに比べ、お年寄りや、北部の労働者階級の人々は、EU Leave (離脱派)が多かった。

まず選挙の翌日、いつものように、預かってる犬を散歩に、隣の公園に行ったら、近所のおじさんが、彼の
愛犬のボーダーコリーと、友人らしき、おじさんと一緒に、散歩していた。

この犬、家の前を通ると、時々、吠えたりする。
怖くはないけど、何度かびっくりさせられた。
おじさんも、アンフレンドリーな感じで、今まで、近所に住んでいても、喋ったことも、挨拶したことも、なかった。

ところが、この朝、預かってるヨーキーが、いつものように、人見知りなく、おじさんたちの所に、とことこと歩いて行った。
そして、嬉しそうに、しっぽを振っていた。
おじさんは、にこにこ顔になり、犬の頭をなでていた。

そんなことから、私が、犬の名前を呼ぶと、おじさんの友人らしき人が、いきなり、私に、喋りかけてきた。
「選挙に、行ったか?」と聞いてきた。
わかりにくいスコットランド訛りの英語だった。
「私は、市民権がないので」というと、ものすごく、ご機嫌な様子で、「これから、シャンペンで祝うんだ!離脱派が、勝ったからな!」と言うのである。

「スコットランドに行ったことあるか?素晴らしい所だぞ!エジンバラとか、インパネスとか。。」
「行ってみたことないんです。でも、行ってみたいと思ってるんです。」と、言う会話で終わった。
ついでに、近所に住むアンフレンドリーなおじさんには、彼の愛犬、ボーダーコリーの名前も聞いた。
「ハイジ」というのだそうだ。

その後、フィットネスクラスに行くと、親しくしてくれるイギリス人女性のジェニーが、選挙の結果で、すごく怒っていた。
「離脱派の人たちは、わかってないのよ!あの人たちは、EUにどれだけ恩恵を受けてるかってことを!」

身近な人達の間でも、選挙の結果を巡って、対立が続いてる。
経済が悪化して、物価が高くなるとか、いろんな噂が飛び交っているが、物価が高くなったら困るなあと、少々不安である。

病院に入院している飼い主さんに代わって、犬を預かって、10日ほどになる。
夜は、自分の寝床で眠るが、朝方になると、我々のベッドにやってきて、気持ちよさそうに眠るのが、日課になってしまった。




ドッグフードは、つまらないのか、食べない。
私たちが食べてるものと同じものを欲しがる。



昨日は、きつねうどんが無性に食べたくなって、先日、Brightonに行ったときに買ってきた、うすあげで、キツネを作った。
だしは、日本から持ってきた業務用カツオ節で、本格的なだし汁を作った。
久しぶりに食べるキツネうどんの味は、格別だった。

出汁を取った後のカツオぶしを、犬にやると、美味しそうに食べた。
キツネうどんも欲しがったので、少しだけ与えると、ドッグフードには、見向きもしなかったのに、うどんを、「もっと、もっと」とせがんだ来た。

後で夫が、庭で、犬が、食べ物を吐いているのを見つけた。
どうやら、うどんの汁に入っていたネギが悪かったのでは?と思える。
カツオ節は、前日にも与えたけど、どうもなかった。

友人が、「犬には、玉ねぎをあげたら、あかんねんよ!」と言ってたのを思い出した。

ネットで調べてみると、

タマネギ中毒(ネギ中毒)とは?

たまねぎを含むネギ類(長ネギ、青ネギ、ニラ、ニンニク、らっきょう、わけぎ、あさつき等)には、「アリルプロピルジスルフィド」という有機硫黄化合物が含まれています。

これは、薄黄色の液状で、ネギ類独特の匂いのもととも言われています。

この「アリルプロピルジスルフィド」が、犬をはじめとする動物の赤血球内のヘモグロビン(酸素を結合する色素)を酸化させ、結果として、溶血性貧血という貧血を起こしてしまうのです。

そうなのか?
チョコレートなど、犬にとっては、危険な食物が、意外に多くあることにも気づかされた。

昨日は、飼い主さんの入院してるリハビリ施設に、犬を連れて、お見舞いに行った。

その後、近くのハムデンパークで、犬を連れて、お散歩。
いろんな人と喋り、いろんな犬と触れ合う一日だった。
犬を預かっていなかったら、こんなに大勢の人々と触れ合うことなどなかっただろうなあ。


この日は、午後からお天気で、公園は、人々で賑わっていた。









 
 
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くつろぐ犬

2016-06-23 15:53:03 | ボランティア 犬
ボランティアで行ってる犬の飼い主さんが、入院している。
退院はしたものの、日本で言う、老健のようなリハビリのケアハウスに、あと2週間ほど、滞在しないといけないらしい。

その間、私は、犬を預かることにした。
仕事といっても、私の仕事は、家でピアノを教えるくらいのもの。

おとなしい犬だから、世話はかからない。
生徒さんが来たら、喜んで、玄関まで、お迎えに上がる。

何よりも、夫が帰って来た時の、喜びようと来たら、くるくる回って、何度も、何度も、回転する。(笑)
そして、小さな足で、思いっきりジャンプして、飛びつく!
体全体で、喜びを、表現しているようだ。

犬に、こんなに表情があるなんて、と、感心させられる。

公園から散歩を終えて、帰る時は、リードを引っ張って、「もっと、遊びたいよう!」と、駄々をこねる。
まるで、子供みたいだ。尾っぽも、垂れ下がって、「つまんないよう!」と、体全体で、表現している。

夜は、彼女の専用のボックスに寝かせる。
おとなしく寝床に入ったのを確かめて、隣の部屋のベッドに入るのだが。
犬は、すぐに起きてきたリする。また、寝床に寝かせて、ようやく寝静まったのをみて、自分も寝床に入る。



夜中に、扉を、押し開けて、犬が入ってくる。
そして、いつの間にか、我々のベッドの上に、気持ちよさそうに寝ている。
枕元まで、上ってくると、夫を起こさないように、「足元に行きなさい」と、小声で叱る。



犬と子供は、本当に似てるなあって、つくづく思う。



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犬の散歩のボランティアで、素敵な村を、発見

2016-05-21 21:08:48 | ボランティア 犬
Willingdon Village


先日、私が属するボランティア団体(シナモントラスト)から、電話があって、新たに、もう一匹、
犬の散歩に、行ってもらえないかと依頼があった。



この村までは、車で20分、バスでは、遠回りをするので、とても行けないので、車が使える週末だけ
行くことになった。

今日は、あいにくの小雨だったが、先週に引き続き、この犬ミリー(コッカプー=コッカスパニエル+プードル)
の散歩に行くことになった。

ミリーは2歳、すごくエネジェティックで、私たちが到着すると、飛びついてきた。
まあ、どの犬もたいてい、ボランティアの散歩に行くと、喜んで興奮して飛びついてくるものだ。

それだけ、犬たちは、散歩に飢えているのだろう。

犬の飼い主さんは、84歳の男性と、車椅子に座った奥さんの老夫婦。
車椅子の女性は、非常に、太っている。
この国では、生活習慣病で、太り過ぎて、車椅子に乗っている人の何と多いことか?

ご主人は84歳にしては、しっかりした感じの方。
そして、家の中も、こぎれいで、掃除も行き届いている。

ご主人は、抗がん剤の治療中だとのことで、先週、お会いした時は、殆ど、声が出なかったのに、今日は、声が出ていた。
きっと、回復してきたのだろう。

トイレを借りた時に、洗面所に、無造作に、モルヒネの液体が置いてあったので、ちょっとびっくり。
でも、他のお宅でも、「これを処方されてるの」と、モルヒネの液の入ったボトルを見せてくれた。

この国では、痛み止めとして、簡単にモルヒネを出すのだなあ。

今日は、小雨が降っていたので、犬を連れて丘の近くまで歩いて行った。
初めて歩く場所。
丘に向かって歩いたけど、丘へのアクセスは、なかった。



その代わり、素敵なお家を、たくさん見かけた。
ガーデニングの行き届いている家々。。。
絶え間なく、さえずる小鳥たち、とりわけ、ブラックバードの歌声が美しい。




今は、いろいろな花が咲き乱れている。
クレメイタスの花は、蔦になり、ライラックの花も咲き誇っている。

古いパブは、地元の人で、賑わっていた。
何と、皆、パブに犬を連れて、ビールなどを楽しんでる。
犬たちも、何とおとなしいことか?



ミリーを連れてきたら、どうだろう?
きっと、好奇心旺盛だから、いろんな人の所に行きたがったり、他の犬に、ちょっかいをかけに行くかも?
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