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風とカモメの街に暮らして

海外生活、20年、シニアの生活を綴っています。                   

日々の暮らしが少しずつ、戻って来ました。

2020-07-03 05:43:27 | 海外生活 、コロナウィルスの影響

コロナウィルスの影響で、ずっと、生徒さんを教えることが出来ませんでした。
今週に入って、やっと、一人の大人の生徒さんから(彼女は、私と同世代のシニアです)レッスンを再開してもらえませんかというテキストメッセージが入ってきました。
とても、嬉しかったです。
久々のレッスンに、お互いにマスクをして、レッスンをしました。
距離を1.5メートル離して教えるのは無理ですが、マスクをして、窓を開けて換気良くしてレッスンしました。
久々のレッスンで、少し緊張しましたが、終わった後は、彼女は、大変、満足して帰って行きました。
私も、とても嬉しかったです。
あと、双子の女の子のお宅には、出張レッスンに行きました。
ここは、すごく立派な古いイギリスの建築で、豪邸です。
庭もステイトリーホームのような広い庭に、びっくりしました! 今週で2回目でしたが。

このところ、風が強くて、今日は、久しぶりに海岸沿いを自転車を走らせましたが、北に行く時は、すいすい、風に押されて、ペダルを漕がなく手も良いくらいだったのに、帰りは南風が強風で、前に進めないくらいでした。でも、何と言っても南風なので、冷たくは、なかったです。

夕方、丘に行くことが多くなりました。 昼間は夫が忙しいからです。
桜の木にチェリーがなっていたのですが、先日、中国人らしいカップルが来て、殆ど、摘んでいったみたいで、残り僅かでした。



小さ目でしたが、ほんのり甘く酸っぱいサクランボ、



アザミなどのワイルドフラワーも摘んできて、花瓶に飾りました。
素朴な美しさで、観ていて飽きることがないです。

昨日は、久々に、お寿司食べたくなって、ちらし寿司を作りました。



オクラのお浸し、かつお節をかけて。 母が夏になると作っていたメニューです。
オクラがスーパーで買えるのが有難いです。



ホワイトベートの天ぷら、くっついてしまいました。でも味は美味しかったです!



豆腐の味噌汁も添えて。 やはり、和食が一番ですね。



先日から、毎日のように、朝方、手がしびれるので、今日は思い切って、医者に行きました。
電話でアポイントを取ってから行くのですが、電話がずっと繋がらなくて、30分ずつ間をあけて、電話かけて、3回目でやっと繋がりました。

驚いたのは、ドクターは、私を診察する間、3回もビニールの手袋を交換していたことです。
ビニールのエプロンも2回も交換していました。
すごいプラスティックのゴミが増えるだろうなと思ってしまいました。 (;´・ω・)

私の症状は、Carpal Tunnel Syndromeというのだそうです。
日本語では、毛根管症候群、50歳以上の人にとっては、よくある症状だそうです。
脳腫瘍とか脳梗塞に関係なくて、ほっとしました。
ずっと気になっていましたが、コロナウィルスで、医院に行くのを、ずっと躊躇っていました。

ついでに、デパス(Dipazepam)も、無理言って処方してもらいました。
こちらの先生は、これは、習慣性になるからと、なかなか処方してくれないのですが、「ロックダウンになってから、不安などで、眠れないことがあるので」 と言ったら処方してくれました。
今日は、処方薬局は、行列していたので、受け取れませんでした。
明日に行こうと思います。

庭のラベンダーが咲きそろいました。



今夜は、鶏肉と彩野菜の黒酢あんかけ、最後に、にんにくと生姜のすりおろしを入れると、一段と美味しくなりました。
食べることだけが楽しみの毎日です。 でも、晩御飯を作った後は、疲れます。



明日は、別の生徒さんの出張レッスン、土曜日はスカイプレッスンと一人、生徒さんが来る予定です。




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フィットネスクラブで耳にした会話。

2020-02-26 08:10:03 | 海外生活 、コロナウィルスの影響

今日も、ニュースでは、イタリアでのコロナウィルスの感染者拡大、そして、オーストリアとの間が閉鎖されたニュース、シシリー諸島でも、感染者、もう、感染者が増える一方で止まらない。

昨日は、嵐だったけど、ボディバランスのクラスを予約してたので、ジムに行ってきた。
行きは、まだ雨が降っていなかったので、ササ~と、チャリで行けたのだけど。
帰りは、酷い嵐だった。
クラスには、ちょっと遅れて行ってしまった。

朝一番に来た生徒さんがあったので、フィットネスクラスには、少し遅れてしまった。

私が入っていくと、見慣れない人々が多かったように思う。
そして、私は、後ろの方で、エクササイズを始めたのだが、まず左隣の人が、す~っと、マットを返して、退出して行った。
そして、しばらくすると、右隣の人も、すす~っと、マットをたたんで出て行った。
「あれ?こんなこと、今までなかったのに!」と思った。
そうか?もしかして、私、中国人と思われたか?
いろんなところで、差別とか、避けられるというのは、聞いてるけど、まさか、この田舎町で
も、と、ちょっと驚いた。

そして、ボディバランスの後は、久々にマシンジムに行ってみた。
何と、ムキムキのマッチョな黒人男性が、いかにも~~というくらいの仰々しい毒ガス用のマスクをつけてエクササイズをしてる!!
息が苦しそう~~(;'∀')

この後、暖まりたかったのでサウナに行こうかと考えたけど、男女別でないので、何か差別を受けたりするのも、怖かったので行かなかった。

今日も、朝、フィットネスクラスに行った。ピラティスのクラスを受けた。
そして、トイレに行くと、洗面所を占領して話している二人の70代くらいの女性の会話が、耳に入ってきた。
どうやら、彼女らの共通の友達が、クルーズの旅に出かけて、今、肺炎で入院してるらしいとのこと。
一人が言うには、「それがねえ~!何と、彼女、中国に行ったっていうのよ。」
それって!?コロナウィルスじゃねえの!? 心の中で叫んでた。

今や、ダイヤモンドプリンセスは、氷山の一角で、もっと、いろんなクルーズの旅をしてる人が、感染して、身近にいるんだと思った。
おそろしや~~!?
もう、防ぎようないじゃん!!(;'∀')

何しろ、この町は、結構、リッチなリタイアした人々が住んでる。
彼らは、旅行するのが大好き。
特に暗いイギリスの冬を避けて、暖かい国に旅行したりする。
特に最近は、クルーズの旅が大人気のようだ。

イタリアで、感染が拡大して死亡した人も増えて、スーパーの商品がすべてなくなっている映像を目にしたけど、イギリスでは、ゆるゆる、NHSでは、予算がないから、検査しないだけで、隠れた感染者は、もう、あちこちにいるんじゃないの?!と思ってしまった。

しかも、フィットネスクラブも清潔とはいえないし、何しろ、ドアノブが多すぎる。
普段でさえ、ドアノブに汚い手で、ばい菌がついてるのでは、と思うのに。
掃除も行き届いてないし。
もっと高いフィットネスクラブなら、少しは清潔だろうけど、うちの家からは遠いので通えないのだ。
今のところ、咳をしてる人が来てないのは、幸いだけど。
そして、私は、日本にいた時のように、満員電車で通勤しなくてよいから、リスクは少ないけど。
日本に帰る5月末には、おさまってるだろうか?

ただ、イギリスが、日本と違う点は、こちらの人は、結構、換気をする点がちがう。
冬でも、窓を開けて換気するし、ショッピングセンターも、日本と違って、天井が高く、日本のように空気が密閉してない感じがする。
日本は、どこもかしこも締め切って換気をしない感じなのだ。
冬に帰った時も、暖房と、人の多さで空気が悪く、風邪もうつりやすい感じがする。

あと、こちらの暖房は、セントラルヒーティング(ラジエーター)なので、暖かい空気が出てくるということはない。スーパーもショッピングセンターも過剰な暖房はしていないので、空気がきれいな感じはする。私は、もともとエアコンや、ファンヒーターが嫌いで、日本に帰った時も、ファンヒーターは使わずに、風が出ないストーブを使ってる。

衝撃的なYouTube、これが、もし真実だとしたら?
身の毛が、よだちます。
https://www.youtube.com/watch?v=FS_gdPCd7DM



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マスクの効用?

2020-01-29 07:47:45 | 海外生活 、コロナウィルスの影響

連日のように、中国武漢市で発生したコロナウィルスのことが、報道されている。
特に中国は、春節、中国のお正月、休暇を利用して、日本に行く観光客も増えることだろう。

私も、何年か前までは、2月か3月初めに日本に帰っていた。
年々、あふれかえる中国人観光客に、毎年、驚いていたものだ。
その数、増える一方だったから、ホテルに泊まって朝食を取ろうにも、席を占領され続け、とうとう朝食をあきらめたこともある。

ニュースによると、マスクが売り切れて、日本にも買い求めにくる中国人観光客がいて、マスクが日本でも品薄になっていると聞いた。
マスクだが、ここイギリス、いや、ヨーロッパでは、誰一人、マスクをしてる人などいない。
日本人や、中国人や、韓国人など東洋の国だけのもののようだ。

昔、私がイギリスに来た頃、マスクをしようとしたら、夫に止められた。
「やめてくれ!そんなマスクするなんて!」と言われたものだ。
誰一人、マスクをしてる人などいないのだ。
マスクをしてるのは病院の医者と看護師だけだそうだ。

日本人なら、風邪が流行してる時、マスクをするのが当たり前なのだけど。
夫が言うには、特に今、流行してきてるコロナウィルスなどには、絶対に、マスクなど通用しないというのだ。
気休めに過ぎないのか?と思っていたところ、今日の朝日新聞の記事で、「新型肺炎、コンビニのマスクで防げる?」という記事があったので読んでみた。

粉塵を防ぐマスクは、N95というらしい。
米国労働安全衛生研究所の規格を満たしたマスクのことで、直径0.3マイクロメートルの粒子を95%以上除去する効果があるらしい。
スギ花粉の数百分の1で、たばこの煙に含まれる粒子と同じだそうだ。

しかし、なんと新型コロナウィルスは、何と0.1マイクロメートルで、この粉塵用のマスクでも役に立たないらしい。
また粉塵用のマスクは、丸いものが多く鼻回りにフィットさせるのが難しいらしい。

そして、基本的な考え方として、マスクの予防効果はないと言われてる。

そうだったのか?それで、この国の人々、いや、ヨーロッパの人々は、マスクをつけないのか?
と妙に納得した。

勿論、花粉には、効果があるだろうマスク。でも、ウィルスには効果がないということ。
また、マスクをつけるなら、口や鼻回りに隙間なくフィットさせること、「もったいない」と言って何度も同じマスクをつけたり、ポケットに入れたりするのは、外からのばい菌が入ってきて効果がなくなるとのことでした。

そして、大事なことは、外から帰ってきて、手洗い、うがいが、大事だとのこと。
日本にも、感染者が出たとのこと、心配です。
私が思うには、やはり抵抗力が弱ってると感染しやすいので、普段から健康に気を配ることかな~と思いました。






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明日から来なくていい!非情な仕打ちにUpset (-_-;)

2018-11-24 10:54:08 | 海外生活 、コロナウィルスの影響
夫は、Supply Teacher(非常勤講師)である。

この秋は、仕事に恵まれていると喜んでいたのも束の間。

月曜日の朝、エージェントから電話がかかってきて、「残念ながら、明日から、仕事に来なくて良いとのこと」との連絡があった。
この仕事は、CollegeのCarpentry(大工職人さんになるコース)
夫は、残念ながら、このコースを教える資格は持っていない。

でも、アンティーク家具の修理や製作、セカンドリースクールに於いて、テクノロジー(技術)のクラスを、教えてきた。

突然、クビになったのは、何もミスをしたからではない。その前の週に、資格を持つ人が入って来たからだと、夫は推測している。理由も何も言われなかったが、そういうことなんだそうだ。

夫は、勿論のこと、私も、ショックで、がっくり来てしまった。

来年は、この家のリモルゲージ(ローンの組み直し)で、多額のDeposit(頭金)も支払わなければならない。私も、なけなしの日本の貯金を、つぎ込んで、何とかこの家に住み続けるために、犠牲を払わなければならないというのに。将来の事を考えると、不安が次から次へと、頭をよぎる。

老後の資金など、貯められないではないか?!

私も最初の頃、何度も、ここで仕事を探したけど、難しいと思った。
この町に住んでる友人も、仕事探しに苦労している人の何と、多いこと。

しかも、若くて美しい人でも、ホテルのお掃除の仕事などをしていると聞いた。

私の知り合いの日本人女性は、日本にいる頃は、歯科技工士として活躍していたが、こちらでは、新たに
資格を取りなおさないといけないということで、同じ仕事には就けなかった。
今は彼女は、何とか、半年間、仕事を、探しに探した挙句、やっと、スーパーのレジの仕事に就いたようだ。


ロンドンにまで行けば日系企業があるから、何とか雇ってもらえる可能性もあるらしいが、この小さな町では、仕事といえば、Carer(介護職)以外は、何か特別な資格でも持っていない限り難しいのだ。

スーパーの仕事なんて、日本だと、いくらでもありそうだけど、こちらでは、いろいろな難関を乗り越えなければならないのだ。

まず、スーパーのレジの仕事も、今は、人にとって代わって、オートマチックのTill(レジ)になっていて、自分自身でスキャンして、支払いをする。そのTillには、必ず、一人くらい係員がいるが、いつも、何やら、上手く行かなくて、係員に来てもらわなければいけない。

人員削減のためとはいえ、やはり、人にレジを売ってもらって、買い物ができることが、人間味があっていいと思うのだ。
こんな風にして、全てが、機械化されて、人が減らされて、人がする仕事が亡くなるのかと思うとやりきれない。

会社に電話をしても、機械が応答する。人との会話がなく、すべてコンピュータで、何もかもやる未来になるのだろうか?
コンピュータが出来ない年寄りは、益々取り残される。

私が仕事が見つからなかった頃、こちらの友人が、「ピアノを教えたら?」と言ってくれた。
「ええ?!私なんかが?大丈夫かしら?」

でも、他に仕事もないし、やってみるしかないかと思い、最初は、日系2世の子供たちを教え始めて、それから、広告を出して教えるようになった。

確かに、収入は少ない。でも、何もやらないでいるよりは良い。と思った。
そして、今でも収入は少ないけど、そして、時には、教えるのが難しい生徒もいるけど、ここで、私に出来ることは、他に何もないので、やるしかないのだ。

日本でだったら、音大卒のとか、立派なピアノがないと、とか言われるのだろうけど、こちらでは、関係ないのだ。フリートライアルレッスンに来て気に入ってくれたら、レッスンに来てくれるし、勿論、すぐにやめてしまう人もいる。

ここで、有り難いことは、人と比べる必要がないということかもしれない。

先日、フリートライアルレッスンに来た日本人がいた。
若い日本人男性で、医者の仕事をしているという。同僚から聞いて来られた。

Diplomaの資格を取ってると聞いたから、私より上手なんだろうなと思った。
でも、むげに断る必要もないし、来ていただいた。
そして、彼は、おもむろに、うちのデジタルピアノで、曲を弾き始めた。

8年間弾いていないとは、信じられないくらいだった。
家にピアノがないというのも信じられなかった。
こういう人のことを、天才というんだろうなと、思った。

ショパンやリストの曲を何曲か、全て暗譜で、1時間くらい、ぶっ通しで彼は弾き続けた。
指がすごい速さで動き、見えないくらいだった。

ラカンパネラなどは、まるで、辻井伸行さんのピアノを聴いているようだった。
当然、私が教えられるレベルではないので、私の先生を紹介した。

「すごいですね!」と私が感心していると、謙虚な彼は、それでも、
「(自分のレベルなんて)たいしたものでは、ないですよ」と、言った。



先週、宿泊したSurryのホテルの庭。



寒くなってきて、暗くなってきた。ゴンキチは、夕方、2日に1回くらいの割合いで姿を見せる。






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