※しつこいですが、繰り返します。
今日は、勉強のためにAKB関連ブログを徘徊してみました。
(今推しさんのサイトから芋づる式に探して)
いろいろと勉強になりました。
ほんとうにみなさんAKB48について詳しくて、にわかの当Blogとは段違いです。
ファンとはこういうことか・・と思いました(笑)
それで、それらのブログでよく見たのが「米騒動」についての考察だったのですが、(完全に個人的見解でしかないのですが) どうも皆さん邪推するのが好きみたいです(笑)
ほんといろんな説がありましたが、「好き故に」かもしれませんね。
当Blogの意見は異端のようです。
『米騒動は脱退に値するか?』
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/3e441344ef76ab10a38f8fbc5a9e1572
『本当にファンならば、米沢・平嶋を辞めさせてあげるべき 』
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/dba091475661864fbfa6d107ddca8faf
でも、私は最も実態に近いのは当Blogの主張だと思います。
私にわかのくせにファンの方に失礼かもしれませんが、あえて直言します。
壁の外から、壁の内から聞こえてくる音だけを頼りに壁の内を想像するのではなくて、壁の内にいる気持ちになって考えてみてください。
つまり、当事者の気持ちになって考えてみて!ということです。
いわゆる「その考えには主語がない。」というものかもしれません。
(悪気はないんです m(_ _)m )
本人達の投稿を見ても、戸賀崎さんの投稿を見ても、私は当Blogの主張に整合性があると思います。

まず、今は「恋愛禁止の掟」の正当性は問題ではないのです。
それを議論し始めると、論点がずれるので今はしません。
この問題の核心は、AKB48のメンバーが、AKB48内において明らかに問題だと判断される事を、それを認識していながら長期間にわたって、しかも事態が発覚し言い逃れのできない状況に追い込まれるまで、改めることをしなかった。
ということです。
本質論からすれば、恋愛したか、セックスしたか、そんな表面的なことを重要ではありません。
AKB48という組織として、この問題を決して看過することができないのは、問題を問題として知りながら放置してしまったということです。
珍しい話ではありません。
世の中には似たような事は数多く起きています。
昨年話題になった「オリンパスの粉飾決算」あれが同じです。
(当Blogでは逸早く「これは粉飾決算で、大型の経済事件だ!」と取り上げました。)
粉飾決算は犯罪ですが、オリンパスが糾弾されるべき本質的な問題はそちらではありません。
オリンパスが責めを負うべきなのは、粉飾決算と知りながら、粉飾し続けたことにあるのです。
しなしながら、この手の問題の難しい点は、粉飾に関わった経営幹部達に悪意はないという点です。
もちろん法律違反であることは認識していたのは間違いのないことです。
粉飾するきっかけになった損失を隠すために組んだ損失隠しスキームにも非常にグレーな方法がとられました。
それでも、本人達は「悪意」と言うよりも、むしろ「善意」に基づいて行動していたに違いありません。
自分達の為だけではなく、オリンパスそしてその従業員やその家族、ステークホルダーのために損失を隠し、密かに処理しなければならないと考えたのです。
繰り返します。
オリンパスが責めを負うべきなのは、経営幹部達が悪だからではありません。
オリンパスという組織が、問題を問題と知りながら改めることができない組織であったからです。
ドラッカー流にいえば、企業は社会内存在として社会的機関ですから、反社会的行為は自滅行為です。
社会は問題を改めることができない組織の存在を許してくれません。
なぜなら、組織が社会的機関である限りその組織の存在意義は必然的に社会的なものになるため、反社会的行為は組織の存在意義そのものを無効化するものだからです。
AKB48は、AKB48において問題だと認識できることを放置することはできないのです。
問題を解決できない組織は、成長しない組織だと言っているに等しく、もし、そういう組織だとわかってしまうと、顧客も離れていきますし、また組織を構成するステークホルダーも離れていき、結局は自滅することになります。
そして、米平脱退問題を考えるにあたって重要なことは、米沢・平嶋の両名が、それらのことをよく理解しているということです。
古参ゆえにです。
古参ゆえ、事の重大性を理解しているのです。
だから、誰から言われる前にすぐ辞退を申し出た。
それ以外の選択肢は2人になかった。
それが古参ゆえの最期のプロ意識です。
2人は自分達の起こした事態について、反省してもし切れない、悔いても悔やみきれない気持ちでいっぱいだと思います。
それで、せめてという想いで2人が申し出たのが、握手会への参加だと思います。
謝って許されるなんて考えていないと思います。
批判だけではなく誹謗中傷されることも覚悟の上で「自分の言葉で自分の想いを伝えたい」それだけ思ったのです。
だから、運営はそれがわかっているから、2人から申し出を、その気持ちを受け取ったのです。
コストもかかるし、問題も起きるかもしれないけれど、でもそれが運営としてできる2人への最後のプレゼントだから。
オリンパスについても、米平についても、批判するのは簡単です。
悪者扱いすることもまた容易であります。
でも、「人間の問題」に答えはないんだな。
人間社会のあらゆる縦糸と横糸を、綺麗に編みこめる人なんかいないし、複雑きわまる世界で、うなだれながら、それでも前向いて歩くしかできないんだよ。
凸凹なセーターを着てさ。
今日は、勉強のためにAKB関連ブログを徘徊してみました。
(今推しさんのサイトから芋づる式に探して)
いろいろと勉強になりました。
ほんとうにみなさんAKB48について詳しくて、にわかの当Blogとは段違いです。
ファンとはこういうことか・・と思いました(笑)
それで、それらのブログでよく見たのが「米騒動」についての考察だったのですが、(完全に個人的見解でしかないのですが) どうも皆さん邪推するのが好きみたいです(笑)
ほんといろんな説がありましたが、「好き故に」かもしれませんね。
当Blogの意見は異端のようです。
『米騒動は脱退に値するか?』
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/3e441344ef76ab10a38f8fbc5a9e1572
『本当にファンならば、米沢・平嶋を辞めさせてあげるべき 』
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/dba091475661864fbfa6d107ddca8faf
でも、私は最も実態に近いのは当Blogの主張だと思います。
私にわかのくせにファンの方に失礼かもしれませんが、あえて直言します。
壁の外から、壁の内から聞こえてくる音だけを頼りに壁の内を想像するのではなくて、壁の内にいる気持ちになって考えてみてください。
つまり、当事者の気持ちになって考えてみて!ということです。
いわゆる「その考えには主語がない。」というものかもしれません。
(悪気はないんです m(_ _)m )
本人達の投稿を見ても、戸賀崎さんの投稿を見ても、私は当Blogの主張に整合性があると思います。

まず、今は「恋愛禁止の掟」の正当性は問題ではないのです。
それを議論し始めると、論点がずれるので今はしません。
この問題の核心は、AKB48のメンバーが、AKB48内において明らかに問題だと判断される事を、それを認識していながら長期間にわたって、しかも事態が発覚し言い逃れのできない状況に追い込まれるまで、改めることをしなかった。
ということです。
本質論からすれば、恋愛したか、セックスしたか、そんな表面的なことを重要ではありません。
AKB48という組織として、この問題を決して看過することができないのは、問題を問題として知りながら放置してしまったということです。
珍しい話ではありません。
世の中には似たような事は数多く起きています。
昨年話題になった「オリンパスの粉飾決算」あれが同じです。
(当Blogでは逸早く「これは粉飾決算で、大型の経済事件だ!」と取り上げました。)
粉飾決算は犯罪ですが、オリンパスが糾弾されるべき本質的な問題はそちらではありません。
オリンパスが責めを負うべきなのは、粉飾決算と知りながら、粉飾し続けたことにあるのです。
しなしながら、この手の問題の難しい点は、粉飾に関わった経営幹部達に悪意はないという点です。
もちろん法律違反であることは認識していたのは間違いのないことです。
粉飾するきっかけになった損失を隠すために組んだ損失隠しスキームにも非常にグレーな方法がとられました。
それでも、本人達は「悪意」と言うよりも、むしろ「善意」に基づいて行動していたに違いありません。
自分達の為だけではなく、オリンパスそしてその従業員やその家族、ステークホルダーのために損失を隠し、密かに処理しなければならないと考えたのです。
繰り返します。
オリンパスが責めを負うべきなのは、経営幹部達が悪だからではありません。
オリンパスという組織が、問題を問題と知りながら改めることができない組織であったからです。
ドラッカー流にいえば、企業は社会内存在として社会的機関ですから、反社会的行為は自滅行為です。
社会は問題を改めることができない組織の存在を許してくれません。
なぜなら、組織が社会的機関である限りその組織の存在意義は必然的に社会的なものになるため、反社会的行為は組織の存在意義そのものを無効化するものだからです。
AKB48は、AKB48において問題だと認識できることを放置することはできないのです。
問題を解決できない組織は、成長しない組織だと言っているに等しく、もし、そういう組織だとわかってしまうと、顧客も離れていきますし、また組織を構成するステークホルダーも離れていき、結局は自滅することになります。
そして、米平脱退問題を考えるにあたって重要なことは、米沢・平嶋の両名が、それらのことをよく理解しているということです。
古参ゆえにです。
古参ゆえ、事の重大性を理解しているのです。
だから、誰から言われる前にすぐ辞退を申し出た。
それ以外の選択肢は2人になかった。
それが古参ゆえの最期のプロ意識です。
2人は自分達の起こした事態について、反省してもし切れない、悔いても悔やみきれない気持ちでいっぱいだと思います。
それで、せめてという想いで2人が申し出たのが、握手会への参加だと思います。
謝って許されるなんて考えていないと思います。
批判だけではなく誹謗中傷されることも覚悟の上で「自分の言葉で自分の想いを伝えたい」それだけ思ったのです。
だから、運営はそれがわかっているから、2人から申し出を、その気持ちを受け取ったのです。
コストもかかるし、問題も起きるかもしれないけれど、でもそれが運営としてできる2人への最後のプレゼントだから。
オリンパスについても、米平についても、批判するのは簡単です。
悪者扱いすることもまた容易であります。
でも、「人間の問題」に答えはないんだな。
人間社会のあらゆる縦糸と横糸を、綺麗に編みこめる人なんかいないし、複雑きわまる世界で、うなだれながら、それでも前向いて歩くしかできないんだよ。
凸凹なセーターを着てさ。