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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

「BBQ松村香織の家事しながら語るシリーズ」のなんとも言えない良さ。それは神話と神官の話。

2012-02-21 00:11:18 | AKB48
やすす先生がいないと盛り上がれないAKB48メンバーを尻目に独走状態のBBQ松村香織。
咲子師匠が失速した今、ググタスでは先頭を走っていると言っても過言ではない。
一般的な知名度こそないが、影響力は既にかなりのものだろう。
人気もジワジワ押し寄せている。
こういう人気は、べき法則が働くので、臨界点を超えるとドンっと一気にくる。
まわりのみんなが気づいた時には、ずっと前を走っていることになるだろう。

さて、そんな松村香織がググタスで「家事をしながら語るシリーズ」を始めたのだが、これがなかなか面白い。

日常生活の中で作業中に時間を浪費してしまう場合があるけっこうある。
家事をしている時などがそうだ。
その時間を有効活用しようというのが、このシリーズの動機らしいのだが、これは意図せずヒットになるだろう。

皿洗いしながらの語り1



1人鍋を作りながらの語り



皿洗いしながらの語り2




何が面白いのか。

(ちょっと表現の難しい部分の説明になるので、わかりにくい文章になる可能性があるが、ご了承頂きたい)

たぶん、「皿洗い」や「料理」といったものをしながら語るこの行為が、彼女や母親と家事をしながら話をするシチュエーションとアナロジーなのである。

家事は誰にとっても日常的なものなので、ありふれたものであるが、皿洗いや料理といった食に関する光景について考えてみると、記憶のはじめ、つまり子供の頃から頭に焼き付いている光景でもある。

「食」そのものが人にとって、とてもプリミティブなものであるということと、小さな頃から記憶に焼きついている日常であるということが、皿洗いと料理の神話性をより一層引き立てているのだ。

つまり、皿洗いや料理をする彼女や母親はいわば神官のようなものだ。

だから、彼女や母親が皿洗いや料理をしながら語る時のそれは、まるで神官が神のお告げを語るかのようなものなので、その語りは聞く側の心に鋭く刺さる。

皿洗いや料理をしながらの語りは、自然にすっと心の中に入ってくるのだ。
(想像すればなんとなく理解できるはずだ。)

松村香織は意図せず、この音声をメインとした画期的なコミュニケーションを編み出したわけだが、これも彼女が日頃からググタスの活用方法を模索していることの結果だ。
日々のこうした小さな積み重ねが大きな結果を生み出すことを改めて感じ入るとともに、AKB48メンバーからこういった動き、新しい方法論なり顧客価値の創造がなかなか起きないということが、非常に危ぶまれるなと心配するものでもある。

松村香織は、ググタス民の理解を引き出し、知恵を吸収することに余念がない。
ググタス民も松村香織のために知恵を出すことにコミットしており、好循環が生まれ始めている。

他のメンバーはどうした?