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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)が日本語で放射能大気中拡散シミュレーションを公表

2011-03-29 20:13:19 | ブログ情報(News Release)
以前から必要性を叫ばれていたシミュレーションですな。
将来予測もやっていただけるとありがたい。

フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)が日本語で放射能大気中拡散シミュレーションを公表。
http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-simulation-dispersion-jp.pdf

"シミュレーションの再生"をクリックすれば見れます。

日本語でってところに気合を感じるな。。
サルコジ大統領も来日するらしいし。
(最初ひどい言い様だったのにな。)
原発推進国として指くわえて黙っていられないってことでしょうか?
フランスの事情に詳しい人いたら教えてください。

原発大国フランス:福島のリスクあっても「必要悪」-代替手段なし(Bloomberg)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=a1DarvUcCZR0

多くの悲劇を無駄にしないために 今、明日の日本のためを考えよう

2011-03-29 18:43:15 | 社会
大学は東電に「汚染」されている (純丘曜彰)
http://agora-web.jp/archives/1291655.html

総額およそ5億円。これほどの大金が、東京電力から東京大学大学院の工学研究科に寄付口座としてだけでも流れ込んでいる。これは、東大の全86寄付口座の中でも、単独企業としてあまりに突出した金額だ。その内訳は、以下のとおり。

建築環境エネルギー計画学  ・・・  単独で1億4000万円
都市持続再生学  ・・・  14社で1億5600万円
ユビキタスパワーネットワーク寄付口座  ・・・  3社で1億5000万円
核燃料サイクル社会工学  ・・・  単独で1億5000円
低炭素社会実現のためのエネルギー工学寄付研究ユニット  ・・  単独で1億5000万円


気持ちはわかる。
こういう事実認識は必要だ。
だが、こういう話で世論をリードするのは間違い。

これだと「政治とカネ」の政局話と同じレベルだからだ。
金、愛人、利権などを巡る話で主要メンバーがパージされれば、真っ当な議論ができなくなる。
それはこれまでも幾度と無く繰り返されてきた日本の政治の悲劇だ。

原子力利権構造があるのは確かだろうし、その利権を欲しいままに貪ってきた既得権益者も大勢いるのだろう。
幾人かの識者は、日本の原子力政策が決してクリーンではなく、明らかな誤りが存在し、そのことが日本にとって負の要素を持つと指摘する。
そのことについて憤りを感じるのは、決して間違っていない。


だが、その話と、今後のエネルギー政策を議論することとは"別"の話だ。
我々には、もうそういう政局話に付き合うほどの余力はないのだ。
誰の言葉であっても、その言葉が有意なものであれば真剣に耳を傾け、どんな洞察にも敏感に反応し、皆で議論を深め、最も有用な答えを導き出す。
そういう誠実さ、真なる意味での前向きさが、今の日本に最も求められるものではないのか。

これまでのことを水に流してとは言わない。
ただ、それが、亡くなった多くの人たち、今も厳しい状況の中で必死に耐え忍ぶ多くの人たち、国や国民のため命を賭す覚悟で努力をする人たちの気持ちに応えるということではないか。
新しき日本、悲しみをただの悲しみで終わらせない日本、叶えられなかった夢を叶えられる日本、笑顔に溢れ前向きに生きていける日本、皆で喜びを分け合える日本。
彼らの死や努力や想いを無駄にしないために、今我々は眼を見開いて、自分という殻を脱しよう。
明日の夜明けを、新しい日本の夜明けにするのだ。

今回の地震は日本にエネルギー政策が国の根本に関わることだということを広く知らしめてくれた。
今後のエネルギー政策を議論するにあたって、このような政局化は絶対に回避しなければならない。

「失敗の本質」が売れてるらしい【追記あり】

2011-03-29 17:28:34 | ブログ情報(News Release)
今回の震災後の政府の対応があまりにも旧日本帝国軍と類似の失敗の軌跡を辿るがゆえに、『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』が売れ始めているそうです。
この書籍については当Blogでも何回か紹介していますが、日本人なら読んでおいた方がよい名著です。
ぜひこの機会にご覧になってくださいませ。
既にAmazonでは在庫切れのようですね。

敗戦から65年、見過ごされ続ける「失敗の本質」http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/cd44bc53f043525dfaf833c17f8b6b4a

【追記】
池田信夫氏が、Tweetで下記のようにおっしゃっておりました。

これを読むと、日本がなぜ戦争に負けたか、心の底から納得できる。 そして今度の「戦争」にも・・・

全くもってその通りなのですが、この本の本来の問題提起の意味からすると、こうなると思います。

これを読むと、日本がなぜあのような悲惨な負け方をしたのか、心の底から納得できる。

当Blogの過去のエントリでも書いていることなのですが、私は日本アメリカにが勝てたとは思いません。
確率は0ではないでしょうが。(絶対はない絶対は)
ですが、負けるにも「負け方」があったはずだと思います。
この本の意義は、戦後に思考停止してしまった敗北(失敗)の意味を問い直すところにあるように思います。

今回の震災のことで言えば、震災後の対応がうまくいけば被害が全くでなかったとは思いません。
ですが、もっと被害が小さくて済む方法があったのではないかと思います。
地震が起きてしまうこと、地震被害の想定が甘かったこと、これを今言っても何も始まらないことです。
ですが、起きてしまった地震にどう対応するか、これは今も現在進行形で進む問題で、今やり方を変えれば、今後起きる被害を小さくすることができるかもしれません。
そういう観点で、この本を読むと、非常に明確にこの本が応えてくれます。

ちなみに、これも池田信夫氏もその後のTweetで言っていたことですが、同じ著者の「戦略の本質」は読まなくていいです。
正直に言って役に立ちません。
いや、まずもって内容を理解するだけで労力がもったいないです。

福島の放射線量も半減期に従って下降中

2011-03-29 14:19:03 | ブログ情報(News Release)


福島県内の放射線量の値も下がってきてます。

東大の早野教授が、福島県内の放射線量を横軸を日時にしてグラフにプロットして、これに放射性ヨウ素131の半減期8日を仮定した減衰曲線を重ねてみたところ、ほぼ一致することがわかりました。
厳密な解析結果ではないとしながらも、この結果は3月15日の夜に振ったヨウ素が崩壊を続けている過程と思われ、3月15日以降には大量降下がないこともわかるようです。

そうすると、やはり3月14日の水素爆発の影響が大きいということでしょうか。
それが天候の影響を受けて降下したと。
やはり、今後どれだけ封じ込めれるかが焦点です。

ところがどっこい、茨城(ひたちなか市)は3/20-3/23にかけて上昇してますね。



雨が降ったことの影響が指摘されています。



というかあれですね。
地震から2週間経ってマスコミも最近ネタが枯渇してきたようで、だんだんと俗っぽい方向へと報道が流れていってますね。
ネタが不足すると何をし出すかわからないところが怖いですね。
結局、政局化に持っていくのではないの?という気がしてきました。
何かを見つけては仕掛けてくるところもあるのではないかと危惧します。

言葉にできない。こんな時、人はどうすればいい?

2011-03-29 14:01:41 | スピリチュアル
言葉にできない・・・。

東北関東大震災に寄せて(みすこそ)
http://misukoso.com/?p=477

日々死者数や行方不明者数がカウントアップされて行くが、数字は何も語ってくれない。
だが、数字の裏に、それだけの物語がそこにあるかと思うと想像を絶する惨状が思い浮かぶ。
表現のしようのない感情と、ただ自分の無力感に気が滅入る。

しかし、答えなどないのだ。
「問題には答えがある」というのは現代社会のドグマだが、実際には答えなどないものばかりだ。
善とか悪とか、そういうものが存在するのは人間社会だけの話。
幸せや不幸といったものさえもだ。

今回、多くの命が失われたが、それ自体には善悪も正誤も幸不幸もない。
善悪や正誤や幸不幸といったものは、それを感じる人間の側にあるのだ。
我々が失ったことと、それについて感じること。
その答えは、我々人間の側に託されている。

善とか悪とか、そういったものを基にして物事を語ってはならない。
それは人の手によって創られたものによって、人が振り回されるということだから。
我々は物事に真摯に向かい合って、できることを一つひとつ積み重ねていくことしかできない。
それ以外に答えに辿り着く道は無い。

人の手によって創り出されたものなら、人によって治める方法を考えなければならない。
我々が今回の震災から何を学び取り、そして今後何を生み出せるのか、その一点のみにおいて、我々は失われた多くの命たちに報いることができる。
その時、新しい言葉が生まれるだろう。

いや、やっぱり言葉が必要ないことがわかるのかもしれない。

[妄想] やはり事故後の駆け引きがヒートアップ

2011-03-29 10:04:31 | ブログ情報(News Release)
このエントリは相変わらず私の妄想です。

[妄想] 事故後の駆け引きがはじまっているのでは?』の続き。


炉心溶融を震災当日予測 応急措置まで半日も(47news)
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032701000673.html


与党関係者は「首相の視察でベント実施の手続きが遅れた」と言明。政府当局者は「ベントで現場の首相を被ばくさせられない」との判断が働き、現場作業にも影響が出たとの見方を示した。

 政府に近い専門家は「時間的ロスが大きい」とし、ベントの遅れが海水注入の遅延も招いたと解説。1号機では排出開始から約1時間後、水素爆発で同機建屋の外壁が吹き飛んだ。


今度は官邸に対する攻撃が始まった。
菅直人が12日早朝に行った原発の視察で、初動が遅れ、福島第一原発に関する問題を大きくしたとする批判がかなり強く出てきている。

が、私はこの話の流れに単純に乗ってはならないと思う。
このタイミングでこの話が強くなってきているのは、明らかに枝野官房長官からの攻勢に対する反応だ。
予想した通り、お互いの失策を徹底的に洗い出してせめぎ合う格好になるだろう。
しかし、圧倒的なバックグラウンドを持つ原子力利権構造側が有利だろうから、菅直人はかなり強力な人材を持ってこないといけない。
この問題は命の惜しくない人物でないと勤まらないだろう。

ただ、どちらがよいかということではなくて、こんな状況下で利権争いがはじまっているということが悲しむべきことなのだが。。