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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

世界が東京は安全だといい始める頃合だ。停電を除けばね。

2011-03-21 20:35:10 | ブログ情報(News Release)
今の状態でも、十分多くの海外諸国よりも安全だと思う。

福島第1原発:日本への渡航制限「必要なし」 WHO(毎日jp)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110319k0000e030023000c.html

一部の外国大使館や外国人などが東京から西へ「避難」している対応については「感情的な問題だ。それぞれの危機対応なので、気持ちは理解はできるが、現時点で公衆衛生上、東京に滞在するのに健康への危険は低い」と指摘した。


福島第1原発:東京、「健康上の危険ない」 IAEA(毎日jp)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110319k0000e030024000c.html

国際原子力機関(IAEA、本部・ウィーン)のグラハム・アンドリュー科学技術担当補佐官は18日、同機関の専門家チームによる放射線量計測の結果、「東京都内で健康上の危険はない」との評価を明らかにした。


下記のページと同様の内容を当Blogでも事故発生当初から主張してきたつもりです。。
全くの専門外でも、よほどの情報弱者でない限り、論理的に考えれば、このような考えに行き着くのが標準的です。
一般の国民が理解すればよいのはこのレベルの話で、これ以上のことは専門家に任せておけばよいのです。
TVや新聞だけに頼らず、信頼に足る専門家なり有識者を情報ソースとして持っておくことが重要です。

放射能の影響をどうとらえたらよいのか?(河北新聞社)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t73060.htm


◎被ばく量、普段と同じ/報道・発表、科学的に正確
東北大加齢医学研究所 川島隆太教授

 連日の新聞やテレビの報道にあるように、東京電力福島第1原発の事故は深刻な状況にあります。皆さま大変不安なことと思います。

<「絶対」と言えず>
 こうした中、信じられないことですが、放射能の被ばくを恐れて、診療を放棄し逃げだす医師まで出ていると聞きました。東北大医学系研究科の教授として、放射線防御に関する医師への教育が足りなかったと猛省するとともに、同じ医師として、そのような人がいることが悲しくて悔しくて仕方ありません。
 現在の放射能に関する報道は科学的には極めて正しいものです。東北大でも放射能の測定をいくつもの研究室で行っていますが、政府の発表にうそ偽りはありません。
 こうした報道を見聞きしていて皆さんが一番不安に思うのは、専門家が決して「絶対に」安全であるとは言ってくれないことだと思います。絶対ではないのだから、危険なのではないかと感じるのは当たり前です。専門家は科学者の良心から、絶対とは口が裂けても言うことができません。
 少し難しい言葉ですが、放射線の影響には確率的影響というものがあり、放射線を一度でも浴びると何らかの影響が出ると考えなくてはいけないと科学者は考えます。だから、うそをつきたくない科学者の口からは「恐らく」安全という言葉しか出てこないのです。


政府や東電からの情報が少ないことはあっても、意図的な嘘は有り得ないもう1つの理由は、「嘘のつきようがない」ということでしょう。
世界中が福島原発に注視していて、なおかつ放射線量は観測できてしまいますからごまかしようがありません。
政府や東電は嘘をつきたくても嘘を付けないのだから、嘘を言っているかどうかに着目するのはナンセンスです。
揚げ足取りに一生懸命になるのは日本報道機関の習性ではありますので、この習性を理解しておくとよいでしょう。


外国人たちが大勢、日本からの脱出を試みていますが、飛行機で米国や欧州に逃げ帰ると空気の薄い高高度の場所を飛行するため、地上にいるときよりも大量の放射線(宇宙線)を浴びます。
 その強さは80マイクロシーベルト。10日間、現在の放射能を浴び続けるのと一緒です。しかも現在心配されている放射能はほとんどが服や靴に付いています。自宅に帰り、服や靴を脱ぐと、24時間被ばくし続けることは難しいのです。この程度の放射能を気にする人は、飛行機に乗るとかえって大量に被ばくするので、船で逃げだすことを科学者として推奨します。


それ言えばよかった・・帰国する人々に。
「船で逃げ出せば?」って。


<喫煙の方が有害>
 先ほど「確率的影響」という話をしました。実際に放射能をどれだけ浴びると、どのような障害が起こるのかは、今回のような低濃度の放射線の場合は、影響が目に見えないので、明らかに影響が出る高い濃度の放射線を浴びた時の状況から類推しており、「確率的」という言葉を使います。
 ですので、正確にどの程度の悪影響があるかを正確に計算することは誰にもできませんが、同じ確率論で言えば、現在のレベルの放射能を1カ月間浴び続けるよりも、たばこを一箱吸う方が皆さんの寿命を縮めます。


全くもってそのとおり。

液状化がはじまった瞬間

2011-03-21 17:49:10 | ブログ情報(News Release)
今更ながら3月11日の震災時に浦安で起きた液状化の映像です。

2011.03.11 earthquake urayasu chiba Japan 東北地方太平洋沖地震


液状化のリアルタイム映像。
今回は津波映像といい、世界で稀に見る貴重な映像が多くとれたようです。

ちなみに、金かけて埋め立てたところは液状化しにくいらしいです。
ここは金かけたのか知りませんが・・。
浦安は若い家族向けの新興住宅地として人気だったのだが・・人生わからないものです。。

↓よくわかりませんが、土木技術者によると水が飛び出るだけ?なんでしょうか。

液状化現象についての解説(大貫剛)
http://togetter.com/li/114267

街角は落ち着きを取り戻してきたようです

2011-03-21 17:28:03 | ブログ情報(News Release)
昨日は計画停電がないことがあらかじめわかっていたせいか、街はいつも以上に人で賑わっていました。
みんなストレスがたまっているんですね。。

で、今日は関東地方は雨だったのですが、商業施設の中は人で賑わっていました。
やはり計画停電の威力はものすごいものだったのですね・・。
私の予想ではみんな雨にビビッて外に出ないと思ったのですが、そうではなかったようです。
道には人が少ないので皆車で移動してるってことでしょうか。
(使わないでいいところではガソリン使うなって・・)

で、私は毎日複数のスーパーやドラッグストアを回って商品棚の様子を確認しているんですが、商品にもよりますがだいぶ戻ってきてますね。
当たり前ですが、食品が戻ってきてます。
スーパーによって偏りがありますが、かなり品不足が改善されてきました。
(なかなかオムツやトイレットペーパーが戻りませんな・・)
当初から当Blogで指摘していたように、食品は供給量が減っていない状況かつ消費量が増えるわけではないので、買いだめ疲れが発生します。
買ったはいいが使い切れないからです。
私は地震発生直後から1週間~10日で戻ると指摘しましたが、予想通りの展開です。

ひとつ気になったのは、早速ほうれんそうの値段が下がっていることです。
昨日まで一束200円弱程度だったのものが今日は100円になっていました。
しかも水で洗われていました。
風評被害を見越して店舗側で先手を打っている感じですね。
風評被害で福島の米も残っているとか・・・原発事故起きたのいつだよ・・って思いますが、とにかく今が買い時です。

苦笑せざるを得ないのは、消費期限の短い食べ物を買いだめするという行為がいろんなところで見られたことです。
納豆や豆腐を買いだめする高齢者の話を聞いて笑いを通り越して呆れかえりました。
パン屋に行列作る光景も毎日見られましたが、これも面白い現象です。
米が手に入らないからなのでしょうか?(笑)
米なんか余っているので我先に買いだめる理屈がわからないのですがね。
(今思えば即席ご飯を買いあさった人たちは何がしたかったんでしょうか・・)

先週のイトーヨーカドーでの一幕
小さい女の子を連れたお母さんが即席ご飯を買い漁っていました。

女の子:お母さん!なんでご飯買ってるの?

母 親:・・・。

女の子:ねぇ!お母さん!なんでご飯買うの?

母 親:・・・。

女の子:おかーさん!!

(母親は無言で買い物を進めるのであった)


(私の心の声)

おねえちゃん、私が答えてあげるよ。
君のお母さんはね、なんで自分が即席ご飯を買っているのか知らないんだよ。
だから何も答えられないんだ。
何かよくわからないけど、周りが買っているから買った方がいいのかなと思っちゃうんだね。
でもさ、こういうのを集団同調バイアスっていうんだ。
人間なら周りのみんなと同じ行動をしてしまいがちなんだよ。
意味なんてなくていいんだ。
動物として本能的に周りに合わせて行動しちゃうんだよ。
大人はよく子供に説明を求めるくせに、実は自分達も説明できないことばっかりやってるのさ。
これに対抗するには知識が必要なのさ。
だから、おねえちゃん、あなたは賢くなるんだよ。
そういう私も、日常から理屈じゃない感情に押し流されて生きる代表格みたいな人間だがね。


さて、前にも書きましたが、海外から赴任している会社の同僚達の何人かが先週末に帰国したのですが、今頃安堵しているのでしょうか?
普通に考えたらわかることだと思いますが「あんたの国が日本より安全?なわけないじゃん」ということです。
そもそも異常事態に冷静な判断をせよという方が難しいのかもしれませんね。

震災でも日米の構想力の違いがよくわかる

2011-03-21 12:53:14 | ビジネス
アメリカ第7艦隊(US7thFlt)のTweetによると


空母ロナルド・レーガンの画像分析者が、艦載機であるF-18が上空から撮影した45,000枚以上の被災地の写真をチェックし、見逃したSOSサインなどがないかの確認作業を行いました。


このITを駆使するあたりが何ともアメリカらしいというか・・
人手でやると人海戦術になり、かつ正確性が落ちる作業を、テクノロジーを使ってどうやって実現するか。
普段から感じていることだが、こういう問題解決力、つまるところ広い意味での構想力の違いが、日米で激しい。

技術力の違いではなく、構想力の違いなのだ。

如何に迅速に計画停電をやめるか

2011-03-21 12:06:11 | 経済
電源復活と放水の効果がある程度認められるということで、福島第一原発に関する異常報道が落ち着いてきた。
既に始まっているが、当初から当Blogで予想した通り、いたるところの放射線量をガイガーカウンターなどを使って計測し、大騒ぎすることがメインになっていくだろう。

ただ、原子炉の問題の場合には、地震直後で人々の心が浮ついていたことと、また水素/水蒸気爆発の衝撃的な映像の影響もあって、その流れに流されてしまう専門家が多かったが、この放射線量の問題に関しては、衝撃度という点に関して原子炉ほどのインパクトがないだけに、冷静な報道が目立つ。

マスコミという拡声器がどちらの方向に振れるかにもよるが、放射線に関する報道は基本的には落ちついて行くと見ている。
もはや今の日本では、本質的ではない虚構の情報に右往左往する余裕などないのだ。
地に足を付けた活動が重要であり、日本人の瞳は覚醒していくと私は信じている。
ただ、マスコミはニュースのネタが切れると何をし出すかわからないので、注意は必要だ。

さて、閑話休題。

ここ1~2日を眺めていると、ようやく今後の話が多くなってきた。

特に経済だ。
問題はエネルギーだ。
エネルギーが日本経済を維持していくのに圧倒的に足りていない。
少なくても、計画停電をどうにかしなければならない。
このまま計画停電が続けば日本経済に与える影響が甚大で、東北どころか日本全体が沈む可能性が高い。
とにかく、実現性および即効性のある対応策を考え、スピード感を持って行動に移す必要がある。
これは日本全体で取り組むべき至急の課題だ。

現実的な解としては、価格の調整機能(価格メカニズム)を信じるしかないと思う。
公共財に対して価格メカニズムが有効に機能するかどうかは、やってみないとわからないレベルだとは思うが、それ以外に有効な手立てが思いつかない。
(価格メカニズムだと実際に効果を持つまで1,2ヶ月必要かもしれない。)
理想的には、最も迅速かつ確実な方法は、電力供給側で戸毎に供給量にキャップ(上限)を当てはめることだ。
しかし今ない武器について語っても仕方がない。
(ただし、この方法でも、各家庭で医療器具などを使用している場合などで戸毎の交渉が必要になり、この交渉コストが発散すると実効性が失われてしまうが。)

短期的には電力供給量を増やすことはできないのだから、解決すべき問題は明瞭である。

「電力需要ピークをどう抑えるか」である。
経済活動や生活に最低限必要な電力量を担保しながら、ピークを抑え込んでいく、正確にはピークを均して平準化していくことだ。
こんな時、やれることは何でもやった方がいい。
実行に移すのが遅れれば遅れるほど、損失は大きくなっていく。


緊急提言2:
基本料金の見直しで、節電と利用平準化を進めよう (野口悠紀雄)
http://diamond.jp/articles/-/11554


、「各家庭の基本料金を、40A以上は5倍程度に値上げする」というものである。これは、大変優れた方式だと考えられるので、その意義を検討してみたい。

[中略]

この方式の長所はいくつかある。

 最も重要なのは、判断が個々の家計にゆだねられていることだ。「契約アンペア数を引き下げる」ということさえ、強制的なものではない。各家庭が個別事情を勘案して、自主的に決めればよいことである。

 また、その時々の節電、利用の平準化なども、各利用者の個別事情を勘案しながらなされるだろう。

 一般には、「価格を引き上げると、所得が低い家計が購入できなくなる」という問題が発生する。しかし、ここで提案した方式によれば、基本的な生活には支障が出ない。これも、基本料金方式の優れた点だ。

 計画停電方式の最大の欠点は、こうした個別事情が勘案できないことだ。実際、計画停電によってさまざまな不都合が生じていることが報道されている。

 電車等の公共的利用に関しては、勘案されるようになったが、信号機などでは問題が残っている(都内の信号機は約1万5000基あるが、停電時に自動発電するのは700基程度しかないとされる)。実際に、交通事故も発生した。

 医療関係でも深刻な問題が発生している。自家発電を装備した病院でも、すべての必要電力には対応できず、エレベータや空調に問題が生じる。人工透析などにも支障が出るという。

 人工呼吸器などの医療機器を在宅で用いる家庭に関しては、東電が自家用発電機の無償貸与を始めた。そうした措置はもちろん必要だが、それだけで対応できるとは限らない(関東地方で用いられている人工呼吸器は2万台程度と言われるが、東電が準備できる自家用発電機は2000台から3000台程度と言われる)。

 こうした事態が長期的に続くことは、是非避けるべきだ。

[中略]

なお、「40A以上は5倍にする」というのは、例示に過ぎない。40Aは3倍、50Aは5倍、60Aは7倍といったことでもよい。具体的な設定は、さまざまなデータを勘案して決定すべきである。


問題は、一体何倍にしたら計画停電をしなくてよいレベルまでピークを平準化できるかだが・・。

それと、価格メカニズムだと実際に効果を持つまで1,2ヶ月必要かもしれない。
請求書を見て驚いて使用を控えるというパターンもかなりあるような気がする。
これこそマスコミ拡声器を使い倒して周知していく必要があるだろう。