2008/9月上旬 花園山・七つ滝遡行
発動
北茨城・花園山の山麓、七ツ滝。久々の「ふるさと探検隊」発動だ。
七ツ滝は花園山の入口、花園神社から奥山へ程なく進む。
滝幅は狭いが、高さは約60m、その名の通り一ノ滝から七ノ滝まで7段落下している。
とくに三ノ滝が最も壮観で、岩をうがった滝壺には「鮑」が生息している、という伝説も・・・。
そもそも、遅めの夏休み山行、唐沢岳幕岩になるはずだったのだが、ここのところの不安定な天候によって計画変更。
残念といえば残念なんだけど、ここ半月ほど仕事が立て込んでいてお疲れモ-ドのさかぼうには、かえって良かったのだろう。
気を取り直して、七つ滝。
元来、そう登られている滝ではないらしい。
さて、真価のほどは・・・。
動員
アプロ-チはほとんどなし。
駐車スペ-スから10分ぐらい。
七つ滝が豪快に流れ落ちる。
2段目からアンザイレン。フォロ-。
このたびのパ-トナ-、Mさんは右岸をいく。意外と手こずっている。アブミ動員。
うむむ。
当初、かなりお気楽に構えていたさかぼうもいってみると、スタンスがつるつるで安心できない。
しかも支点がぼろぼろ。まるでクラッカ-のように触ればポロポロと粉々になる有様。
最初っから、してやられた感。
合点
2ピッチ。リ-ド
右岸のハング下クラックも行けそうだが、相変わらず、足場がツルツルなので、沢屋ならここだろうと、右岸小チムニ-から小さく巻く。
一旦水流に戻ってから左岸に移り、次の滝も小さく巻く。何だかすっきりしないが・・・。
と、上部で左岸水流沿いに支点発見。
ここまで来て、合点する。
七ツ滝ル-トは「沢登」ではなく、あくまで「シャワ-クライミング」なのだということに!
とはいえ、この曇天にシャワ-は勘弁。
一番大きな滝も左岸に支点があるものの、右岸を行く。
最後の2段は水線をいく。なかなかカイテキだ。
オマケ
残念ながら、核心らしい核心をル-トミスしてしまったが、それはそれで次回のお楽しみ。
今度は暑い盛りに来てみたい。
そうして今度こそシャワ-クライミングだ。
天妃山
それから、その帰りの、オ・マ・ケ。
茨城の低山「天妃山」21m。
海の眺めがヨカッタヨ-。
sak