acc-j茨城 山岳会日記

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裏妙義・木戸壁右カンテ

2020年12月22日 16時42分53秒 | 山行速報(アルパイン)

2020/12/3 裏妙義・木戸壁右カンテ


11月から始まったクライミングロ-ドはまだまだ続く。
先週の太刀岡山の苦難を乗り越えて、今日は癒しの岩登り。

多少の脆さはあるけど、ホ-ルドもフリクションも支点も充実したここは初めてのマルチに丁度いい練習場。
リ-ドやツルベを実戦形式で試すこともできる。

miyさん、kumさんは新人同士でツルベ登攀。
tosさんはマルチピッチの練習メイン。sakと組んでセカンドで。


-クライミングメモ①-

「パ-ティ-を組む」ということは相手に自分の命を預けること。
決して一方的に信頼を寄せるものではありません。
互いに預けるのです。心して臨みましょう。


1~3ピッチ
概ね安定した岩場を快適に行く。
時に被り気味のところも支点がたくさんあるので思い切り行ける。
反面、支点が多く玉切れ注意。

tosさんは久々のクライミング。
ハイステップのところで逡巡。
そこは、足にね。乗り込むんですよ-。

kum-miyパ-ティ-は、じゃんけんで勝ったmiyさんから。
順調に登ってきます。


-クライミングメモ②-

岩登りは足の使い方と重心に気を配りましょう。
体が伸び切ってしまっては、次のホ-ルドに手が届くことはありません。
まず、足を上げられる場所を探しましょう。

 

4ピッチが核心。
高度感あふれるピッチですが、思い切って体を壁から離して。
しっかり足に乗りましょう。

5ピッチ~
最後の終了点手前は左の凹角ではなく右上フェ-ス。
ほら、支点があるでしょ。

終了点から懸垂下降。
スタックリスクを避け、ロ-プ一本で。

安全確実を心がけて。
途中のラッペルステ-ションは狭いので、待機場所での位置取りに注意します。


-クライミングメモ③-

懸垂下降でのミスは致命的です。
万に一つも無傷で済むことはありません。
一つ一つ、安全を確認してから体重を預けましょう。

 

下降を終え、木戸前ルンゼというオプションもあったけど、miyさんのリクエストで1ピッチ目をトップロ-プで反復練習。
フィジカルに優れたスポ-ツマンのmiyさんは腕力に頼る傾向があるので、足に乗ることを意識して登ってもらう。
あとはその足に重心を乗せることですかね。
安定すれば、両手を放すこともできますよ。

ひとしきり飽きるまで登りこんでから撤収。
表妙義の岩塔群を望みながら。

 


-山岳会メモ-

acc-j茨城は、クライミング・沢登りを中心に活動している社会人山岳会です。
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