acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

佐渡山スキー

2014年03月10日 23時10分04秒 | 山行速報(山スキ-)
2014年3月2日
メンバー Tkさん、Nak
昨日は戸隠キャンプ場前に泊まって、今日は半日で行けそうでかつすっきりしたルートを辿って、佐渡山へ初見参、
黒姫や乙妻の山並みを見てみようと思うが、天候は曇りで展望は無理そうである。でも、風はなく気温も適度、行動には絶好の気象条件である。

7:06 戸隠大橋(1144m)-7:58林道の橋(1287m)-8:25佐渡山南尾根(1401m)-8:56(1500m)-9:13(1600m)-9:30(1700m)
9:45(1775m)-10:00佐渡山山頂(1834m,地図では1822m)-10:38山頂から滑降開始-10:40(西尾根に入りそうになりルート修正)
-10:52(1700m)-11:11(1600m,上りの尾根へ戻るため、やや急な谷頭を少しトラバース)-11:13(1550m)このあたりから南方向の谷側へくだり始める-11:41(1400m)-11:44(1308m)佐渡山の南コルからのトレースに合流-11:45(1300m)-11:46(林道の橋)-11:54(戸隠大橋)


すでに入山口の大橋には3台の車があり、先行している。


黒姫方面との林道分岐。左へ行くと間もなく沢を橋でわたっている。
橋を渡って少しトレースを辿ってから、佐渡山の尾根の方へ入るべく、真北方向へ転向、尾根の最初の部分はやや急であった。もう少し先で尾根に取り付いた方が効率的だろう。


1430m付近、明瞭な尾根ですっきりしたルートだ。


1500m付近。どんどん高度をかせげるので、ピッチが上がり気味。マイペースを守ろうとおもうのだけど。


少し雪をまとったブナの木。


もうすぐ1700m。相変わらず効率よく高度のかせげる尾根が続く。


山頂間近。最後のなだらかな部分が意外と長くて、山頂が遠く感じた。山頂には木がなく、天気がよければ展望が良さそうだ。





もうすぐです。がんば!山頂直下の西側斜面はやや木が密でスキーには向いていないので、なるべく西側をトラバースしたほうがよいようです。


山頂です。何も見えません。残念


山頂から南西方向の斜面をギルランデ気味に下ります。最初、西尾根を下りそうになり、ルート修正に少々手間取りました。


1400m付近。少し尾根を外れて沢状に入るとカラマツ林になる。モナカ雪をそぉーっとすべっていきます。林道にでるとトレースが体を運んでくれます。ベルトコンベヤーに乗ったかのように。


我々のあとにも何台も車が入ってきています。


赤:登り、緑:下り

飯縄山周回スキーツアー

2014年03月10日 22時27分08秒 | 山行速報(山スキ-)
戸隠スキー場から飯縄山ー神社を経て中社へ
2014年3月1日
メンバー Tkさん、Nak
天候:曇り、風弱い。ときどき小雪。霧、ときどき太陽がうっすらと見える。
戸隠スキー場に来て気がついた。昔、子供の頃、このスキー場に来たことがある。
入ったスキー学校の先生がおもしろい方で、密な林の中をすべったりアイスバーンの急斜面トラバースなんかをわざとやらせてもらったことを今も覚えている。そんな経験が今の山スキーにのめり込むきっかけになっているのかもしれない。


8:30 戸隠スキー場越水ゲレンデからリフト2本に乗る。ポールをやるジュニアレーサーが数人、さっさと上がっていった。


9:10 リフトからおりて数メートル登ると瑪瑙山頂1758m、展望無し。雪はバリバリにクラストしていて、しかもスキーヤーやボーダーのシュプールが固まっているので、やっかいだ。視界が良くて雪質が良ければ、霊仙寺山の方向へ谷へ下るなど少しバリエーションのコースを滑ってみようと思っていたが、素直に尾根沿いのルートを辿ることにしよう。それでもなるべく人の滑っていないところを選んだほうが滑りやすいだろう。


滑り始めてすぐに方向を間違えてしまった。まちがえたまま行くとスキーゲレンデに戻ってしまう。北東へトラバースして修正することができた。


9:44 すぐに瑪瑙山と飯綱山の鞍部1647mに到着した。ここでシール装着。意外と尾根は細い。
シール登高に慣れていない人には難しい登りもある。途中で傾斜が急になりクラストしているのでスキーアイゼンをつけた。風はなく暑い。


10:59 飯縄山頂は風がある。展望なし。少し西側に下ると風も当たらないところがあり休憩。登山者が数人上ってきていた。



11:37 シールをつけたまま飯綱神社1910mへ達した。鳥居の下は急斜面で亀裂が入っていた。ここでシールはずす。



12:39 いくつか南へ下る尾根の分岐があるので、地図とにらめっこしながら滑走する。


12:41 1600m 


12:51 1450m 
傾斜のゆるい植林地帯に入る。鳥居をくぐって?滑って行く。


13:14 林道に降りる。1230m ここからすぐに除雪終了点に達し、少しスキーを担いで戸隠スキー場中社ゲレンデに到着する。


緑:下り、赤:登り、

那須・中ノ大倉尾根からすだれ山スキー

2014年03月10日 20時26分27秒 | 山行速報(山スキ-)
那須・すだれ山(三本槍岳東面)スキー登山
2014年2月23日 メンバー Nak
週末の晴れが約束されたとたん、青空の下でスキーがしたくて、前日に急遽、山行きを決定しました。自宅を4時前に出発してMtJスキー場に6時半到着。リフトが動き出すまでだいぶ間があるなあ、もったいないので、自力でスキー場から北側の浅い谷を挟んだ尾根を自力で上ることにした。
7:30出発する。新雪が少し乗っていてシールがよく効く。


8:30 標高1197m 尾根の林はこんな感じ。ちょっとうるさいけど、シール登高に問題無し。


尾根の南側の方が細い木が多くて密な感じだ。下りは低速運転であれば問題無し。


8:48 1380m 尾根が広くなっているところ。帰りも楽しめそうだ。


8:53 1410m 浅い沢の源頭が消滅して広くなった尾根は地形がつかみにくいので、北側斜面に回り込んでいく。ついでに北側の谷に滑り込めないか偵察をかねて。


8:58 1442m 1462m峰の東直下、尾根の北側は雪が付かず、笹がでている。
9:37 1600mー10:07 1700mー10:30 1841m 登山道沿いの岩陰にスキーをデポ


清水平への分岐点付近から、朝日岳方面



赤面山の北面、雪の付きは悪い。密な灌木や林に覆われている。
11:17 デポ地点のすぐ下からスキー滑降開始


急に雲が広がってきて西側は見えなくなってきた。三本槍がかろうじて見える。


すだれ山直下を見下ろす。最初はシュカブラの斜面なので、ずるずると横滑りやボーゲン多用で雪が柔らかくなるところまで下る。真ん中が中ノ大倉尾根。


11:21 1800m付近から赤面山方面。南側は雪が付いている。この前行ってきたところだ。


11:35 1700m付近から滑ってきた斜面を見上げる。ごく浅い新雪の下が固いバーンなので、すれないように滑るのは難しかった。


12:05 MtJスキー場よりすぐ上にある火の見やぐらのような展望台から展望、正面がすだれ山、左端は朝日岳、右端に半分だけ見えているのが赤面山。


これから下る方向。いつも風がつよいのだろうか、シュカブラ状が稜線近くに見える。


すだれ山東面アップ。正面をすべった。


12:41 下山。滑った尾根の末端はちょうどMtJの4thPあたりだ。


赤:登り、青:下り


岩根山荘アイスツリー訓練

2014年03月10日 19時52分12秒 | 山行速報(雪山・アイス)
岩根山荘アイスツリー訓練
群馬の吾妻渓谷不動の滝に行く予定だったが、先週の情報によると崩壊して登れなくなったとの事。この時期になると標高の低い所は崩壊の危険性が高くなってくる。氷の崩壊は自分はまだ見たことないが一気に崩れるらしい。以前、雲龍瀑で「バリ”ボリ“」っと異音がしており、怖くなって先行パーティ共々敗退したことがあったっけ。そこで選んだのが岩根山荘のアイスツリーだった。まだ行ったことないので興味もあった。
3月9日早朝現地集合。メンバーはいつもの4名。私とGは同行で昨夜発。Yは早朝発。YNは前日来て付近の偵察を行い山荘泊。みんな都合がありバラバラである。
登録料500円、使用料2000円。まあアプローチゼロだからしかたないか。25回登れば1本100円だ。単価はその位にしたいものだと、みなさんガツガツ登って25回は登った。高さは9mなので200m以上は登ったことになり良い練習になった。その後、南面にあるドライツーリング用パネルを2回ずつ登り終了とした。隣を登っていたお客は、昨日不動の滝を登ってきた、と言っていた。この2~3日の冷え込みで、また登れる位に凍ったようだ。でもいつ崩れるかわからない中、登るのは怖いような気がする。
どうだろうか、今シーズンのアイスはこれで終わりかな。どうでも良いことだが、渓流釣りをする人達が、シーズン最後の釣りを終える事を「納竿」と言うではないか。アイスクライミングを終える事をうまく言う言葉はありませんか?「氷納」「納氷」?なんかイマイチですね。良い言葉があったら教えてください。このシーズン、八ヶ岳あたりでもう一回できれば来シーズンに繋がると思うのだが。


NY君


ガストンでーす


G君ドライツーリング訓練の巻


同じくY君の登攀


YN君、2本目の登攀

時間も早かったので、甲斐大泉にいる友人宅を訪ねた。彼はアイガー北壁冬期直登、アンナプルナ2峰、ドロワット北東稜など数々の登攀歴を持つ岳人だが、今は近隣の低山登山を楽しんでおられる。彼と私は一緒に44年前、アジアハイウェー(パリ~カトマンズ間)をボロ車で走破したことがある。昔の思い出話に花を咲かせ、またの再会を約束して帰茨した。
                                           ガストンガニマタ