東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

Hytte待機

2020-03-18 22:56:33 | 一時帰国 temp. return
ほんの2週間前
ノルウェーから日本への一時帰国は
安全な場所からわざわざ危ない地域へ行く、というふうに見られていました

でもあっという間に状況が変わって
いまやヨーロッパがコロナウィルスパンデミックの中心地と言われています

日本のメディアでは北欧についてはほとんど見聞きしませんけれど
ノルウェーの感染者は1500人に迫り
ありとあらゆる場所が閉鎖
原油価格の下落も加わり経済活動が大打撃を受けています

フィンエアーも大幅な減便を決定
現時点での4月運行予定便はフィンエアーウェブサイトによると…




少ない…
そして長距離便はなんと東京のみ
もしかしてオリンピックが予定されているから…?

オスロは国境封鎖が解除され次第の運行再開となるようです
フィンランドも国境管理強化を始めたし
予定通り戻れるかどうか全くわからなくなってきました



そんな状況にもかかわらず
ちょっとずっこけるような話も聞きました

ノルウェーでなんと「自宅待機」と言われて
「hytte待機」をする家族続出で問題になっているのだとか

hytteは日本語で言うと別荘のようなものですけれど
すごく簡素な山小屋タイプからラグジュアリータイプまで様々
でも基本的には大自然の中にあって
休暇は家族でhytteで過ごすというのはごく一般的です

自宅待機しなければいけなくなって
どこへも出かけられないならいっそhytteへ行こう!というポジティブ思考なのか
はたまたhytteのほうが安全と考えたのかはわかりませんが
この発想、日本人にはないですよね…

国にしてみれば
そんな所で発症されたら医療従事者を派遣できないため
すみやかに自宅に戻るよう要請していますが
なかなかうまくいかずとうとう軍を派遣することになったとか

いくらノルウェー人がhytte好きとはいえ
ちょっとビックリ

ちなみに相方から届いた自宅の様子は相変わらずです



森に住むシカにとっては
世は全て事もなし、かな

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