東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

実りの夏仕事

2019-08-11 19:06:01 | ノルウェーの食べもの mat
1年の半分は真白な景色のかわりに
夏は短いですが目まぐるしくいろんな花が咲きます



そして夏も終わりに近づく8月半ば
山の天気は不安定になり雷鳴や虹や霧や突風と忙しくて
日がな一日ポカポカ陽気とはいかなくなります

ああ、そうだ、夏のうちにあれもこれもやらないと
と、にわかに気持ちも焦り気味

ルバーブも終わりなので
若そうな茎を選んでジャムに





気温が高い今の時期を利用して
パン種とシードル目的の酵母作りも絶好調



自家製酵母は作り始める時に
大きな瓶とそれを煮沸消毒する大きな鍋が要ることに気づいたのですが
そこはなんでもある昔の家
倉庫にゴロゴロと良い瓶がよりどりみどり



こんなの一生使わない…と思って1番奥にしまい込んでいたずんどう鍋も大活躍
何から何まで揃えてくれていたお義母さん、ありがとう
(※もともと義父母の別荘だった家に住んでいるので)


(倉庫は築100年くらいの高床式の元食料庫)

それから夏といえばなんといってもベリー
ここは標高が高いせいか少し遅めの秋に実をつけることもありますが
もうすでに庭のラズベリーの群生地にところどころ赤い色が見えます



スカートとサンダルでいつでも気軽に実を摘める状態を目指して
一昨年から始めたラズベリーエリアの整備

今年の夏は日本に一時帰国中に雑草が伸び放題で
一見どこが通路かわからなくなってしまっていましたが
一度確保した通を取り戻すのはそう難しくなくて一安心



さらに一昨年かなりの時間と労力を注いだかいあって
そこいらじゅうにはびこっていたイラクサがほとんど生えていません
この素晴らしい成果を2年前の自分に教えてあげたい

イラクサは良質なハーブとして有名ですけれど
細かいトゲがあるので通り道にあるととても厄介です

ちなみにノルウェーでは brennesle (brenne は英語の burn) と呼びます
手に触れると火傷したようにヒリヒリするからなのですが
これがすぐに消えてくれないのが困りもの
ラズベリーに負けじとわたしの背丈くらいまで伸びていたりするのでなおさらです



ときどきふと
あたし庭師?と思いたくなるほど
庭での作業が長時間にわたってしまうことが珍しくない今の季節

でもそれは
やることが終わらないのが半分
外にいるのが気持ちいいのが半分

まあ半分趣味なので仕方がないか…


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