誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、雲仙・吾妻岳869m

2013-11-16 | 山歩き
  誘われて、雲仙・吾妻岳869m
        
        何棟もトイレや炊事場がある田代原キャンプ場
 天気予報では。、夕方からの雨予報も、夜中までは星空の快晴で嬉しい誤算
が、明け方の3時頃に天候が急変し、車ごと持って行かれそうな強風に、棒で叩く様な雨が車の屋根を打ち始めた。

 荒れるとの予報ではあったが、あまりの激しさに震える思いでシュラフに潜り続けて時のたつのを待つ
5時半!まるで先ほどの嵐が、うそみたいにぴたりと風が止み、合わせて雨もやんだ。

 6時、やっと回りが見え始めて車から降りると、昨日の鳥甲岳と吾妻岳に濃いガスが漂い始めていた。
         
         鳥甲岳 
 簡単に朝食を摂り、万一に備えて、カッパのズボンだけを履いて、7:55田代原キャンプ場をスタートした。
         
 細いが明瞭な登山道を登って行くと、今にも朽ち落ちそうな鳥居があり、その先には立派な鳥居と馬頭観音があった。
         
馬頭観音からはゴロゴロ石の登山道となり、明け方の雨で石が滑り慎重に足を下ろしながら登る。
         
 残り400mの案内標柱を過ぎると、傾斜が増し所々にある木の階段は石と砂で埋まって滑った。
 もの前に登山道を塞ぐ様な大岩を縫うように登って行くと、山には不似合いな赤い梯子があった。
         
 登山道が急にフラットになると、右に”吾妻岳”を示す案内表示があり、狭い道が伸びていた。
         
 案内板から3分!目の前に吾妻岳の山頂プレートと三角点があり、登山口から35分でニューピーク1座をゲット♪
         
         
         ちょっと手前にも山頂標柱が
 山頂は、全く展望はない!
濃いガスといつ降り出すか判らぬ空模様に、証拠写真だけを撮影して案内標識まで戻る。
案内標識の、吾妻観音の矢印に向うと、ベンチのある広場があり、方位盤もあり展望もありそうだったが、この日は真っ白で何も見えず・・・・・・・

 来た道を引き返し、登りよりも滑る足元に苦労しながら田代原キャンプ場に戻った。
*吾妻岳:登り=35分、下り=25分(休憩含む) 

 

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誘われて、雲仙・鳥甲岳822m

2013-11-15 | 山歩き
 誘われて、雲仙・鳥甲岳822m
 
 野岳・普賢岳から降りて、池の原園地に戻りR389からR131へ向かうと、”あれを登るのか?”と言うような急峻の鳥甲岳が見えてくる。
        
        R389から鳥甲岳
 田代原キャンプ場入り口を左に見ながら2kmほど走ると、右側に目標とする林道入り口があった。
 藪が迫出す狭い林道をクネクネと登って行くと電波塔に突き当たった。
えっ?もしかして、ここが山頂?電波塔をほぼ一回りするころ目の前に三角のピークが見えてきた。
 車に戻ってみると、雑木林に赤いテープがありぽっかり空間があった。
        
        取り付き口
 ここか~と、足を踏み入れると、尾根伝いにテープが点々と点々と数えきれないほど付けられていた。
        
 尾根伝いに2つのピークを超えると、草地があり(たぶんトリカブト自生地?)、そこからいきなり急登りとなっていた。
        
 野岳・普賢岳周回の後で、やや疲れ気味だったが、一気に駆け上がる。
小木の先に猫の額ほどの狭い空間があり、鳥甲岳の山頂となっていた。
        
 山頂は藪に囲まれていて、ほとんど展望はなかったが、明日登る予定の吾妻岳は確認することが出来た。
        
        
        花はなく、唯一の見もの
 登山口から山頂まで10分の山、嬉しいニューピーク1座ゲットで証拠写真を撮影して下山開始。
下山中、急坂に滑る足を止めた目の先に、ご褒美の”キクラゲ”を発見し、俄か山猿に変身しする。
        
スルスルと木によじ登って、キクラゲをゲットして登山口へと戻った。
 
 この後、田代原キャンプ場に向い野営とする。
 鳥甲岳:登り=10分,下り15分(キクラゲ収穫含む)
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紅葉を追いかけて、雲仙 Ver-2

2013-11-15 | 山歩き
   紅葉を追いかけて、雲仙 Ver-2

鬼人谷分岐から5分ほどで、西の風穴に着き、風穴に手をかざすも、冷気も霊気も感じなかった

西の風穴
証拠写真撮影で、次の北の風穴に向う、左前方のピークに岩がポコンと乗っかているが
見た感じが”奴”に見えたが、位置的には鳩岩であり、自分の観察力の幼稚さを思う。
 北の風穴が近くになる頃、あの奴岩(?)を見ると、すっかり”鳩岩”に変身を遂げていた。
良かったね~ 多くの人と同じ岩が同じものに見えたって事は、当たり前が一番です。
鳩岩・・・リアルだね~
喜んでいると、北の風穴に到着したが、西の風穴同様に冷気は流れてこなかった。
人が立っては入れそうな大きな口を開けた風穴だが、柱状節理の崩落を見ると中へは遠慮
北の風穴
 北の風穴から鳩岩にお尻を向けて歩くと、ベンチのある展望所に到着する。
残念ながら、このころはガスと風で景色を楽しむことは、一切ままならず・・・(涙+)
展望所から急登りを黙々と登って、立岩に到着するも、何が立岩だか、全く判ら~~ん
自棄になって、立岩の展望所に駆け上がって、ヤッホー絶景だね~♪と叫ぶも空しかった。

 立岩からいったん下り、ちょろちょろと登ると霧氷別れの案内標識があった。
分岐点には、小学校の1、2年せいだろうか?7登山道いっぱいに足を延ばして昼食中
やっと霧氷沢へ着くも、目の前の溶岩はガスに霞み、もちろん今は霧氷もなし

 周回路に戻ってひと登りすると、秩父宮登山記念碑が見えてきたが、ロープで進入禁止?
今にも倒れそうな記念碑を横目に普賢岳の取り付に向かうと、大勢の登山者が食事中
美味しそうな食事光景に。一瞬足が止まりそうになるも、とにかく普賢岳山頂へと登った

 普賢岳の山頂に到着~
さぶ~それにしても強い風だ、突風に持って行かれそうになりながら証拠写真ゲット
ハートストーンどころか、平成新山すら姿を見せてくれない・・・平成新山はどこだぁ~
風に負けて、周回路に下り、込み合う狭い場所に食事場所を確保して食事を取った

 食事を終えて、もう一度普賢岳の山頂へ登ってみる。
と、ちょうど目を向けた位置にぼんやりながら、ハートストーンを見つけた。
ヤッター♪ ハートスーンの声に、周りの登山者に取り囲まれた。

 運よくハートストーんを目にして、気分よくモミジ茶屋を目指して下りを開始

妙見岳

      国見岳
急坂を下って、紅葉茶屋からあざみ台、今まで見られなかった紅葉も出迎えてくれた
ホッ 紅葉を追いかけて雲仙の面目が何とか保てそうな、そうでないような・・・
 

      





      
 あざみ台を過ぎると、妙見岳の中腹を縫うように緩やかに上って、ゴールの仁田峠
      
      
仁田峠を出発して、復活した鬼人谷ルート満足の5時間20分の山歩きだった。

 この後、鳥甲岳,吾妻岳,九千部岳に登るぞォ~~
 
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紅葉を追いかけて、雲仙 Ver-2

2013-11-14 | 山歩き
   紅葉を追いかけて、雲仙 Ver-2
コース&タイム
池の原園地(8:50)~仁田峠(9:20)~妙見神社・妙見岳(9:50)~国見岳(10:20)~
鬼人谷分岐(10:55)~西風穴(11:00)~北風穴(11:15)~鳩穴分(11:25)~立岩(11:35)~
霧氷沢(11:50)~普賢岳(~12:55)~紅葉茶屋~あざみ台~仁田峠(14:10)・・・池の原園地
 ***駄作の長文なので、前半~・後半~ 2回に分けてアップします。

 天気予報から雲仙行きを思案し、前日発を当日未明に出発で雲仙行きを強行した。
延岡を3:00発、未明とあって順調に走り、熊本港フェリー乗り場到着が5:40だった。
6:30-九商フェリー乗船手続き、ECOキャンペーンで嬉しい価格¥2500*2を購入

 7:00出航、熊本港~島原間約1時間だが、運が良ければカモメショウが展開される。
朝1の船だし期待は薄かったが、出港5分後だっただろうか?カモメが姿を表した。
ラッキ~♪と”かっぱえびせん”を持って、デッキに飛び出しカモメショーが展開する。    
   カモメショー
 8:00-島原港到着、真正面に七面山がくっきり見えるも、平成新山は雲の傘を被ってた。    

        
下船しコンビニで昼食の買出し後、R57からR389を走って仁田峠を目指して走る。
池の原園地⇔仁田峠の時間短縮を目論むも、登山者は仁田自動車道への進入を却下される。    
仕方なく、計画通り池の原園地の第二駐車場へ、3台分の空きスペースを見てホッとする。
 駐車場から仁田峠に向って歩きだすのを待っていたかの様にお天道様が雲隠れしていく           
仁田峠に着くと峠の駐車場は、ほぼ満車に近くロープウエー駅に向うお客さんの列が
のんびり歩きの観光客を横目に、駅の横から妙見神社へと狭い登山道に入って行く
         

         
        振り向くと
 紅葉を求めて、はるか延岡からやってきたが、妙見岳への登山道の紅葉は既に終わり  
山頂が終わりなら、紅葉真っ盛りの仁田峠を見下ろそうと、足早に高度を上げて行く
と、今度はお天道様の雲隠れに続いて、山が慌しくガスの鎧を纏い始めて真っ白に
        
 妙見神社の鳥居を潜り参拝を後回しにして、社の右隅から妙見岳に登って行った。
数分で、妙見岳1333mに到着、妙見岳は山名表示は無いが素晴しい展望がある
しかし、お参りを後回しにして、神様の逆鱗に触れてしまったようだ
見えるものは、真っ白いガス! 身を切るような冷たい強風までオマケに付いていた。    
   山頂で
 証拠写真を撮影し、妙見神社に無礼を詫びのお参りして、吹越し分れ・国見別れへ
妙見岳から国見岳に向かうと俄に登山者が多く、中にはUターンもあって混雑が始まった。    
   鞍部から振り向くもガスです。
 国見別れに着くと、強まってきた風に、国見岳を見送る登山者と挑む登山者がいた。
一も二もなく、左に進み国見岳へと向かう、国見岳の基底部からは登る人下る人の地獄図?    
優しく譲ると、何時までも待たされ、やや強引に行くと避難の冷ややかな目で睨まれた。

 国見岳山頂1347mに到着、ブラボーこんな景色見たことないよ~♪♪
とやけくそで叫びながら、にっこり作り笑いで、国見岳山頂の登頂証拠写真に納まった。    
  国見岳山頂
 国見岳の下りも行き交いが大変、『3人通りまぁ~す』と言っても、なかなか歩けず・・・
やっと、国見分れに戻り、鬼人谷分れまで一気に下っる腹つもりも、そうは問屋が卸さず。
子供がいたり、やや年配者がいたりで、思うような譲り合いもなく、予定をオーバー気味    

       
   国見岳の中腹に紅葉が♪
 鬼人谷分れから、未踏の地に足を入れる、どんなサプライズが待っているかとワクワク♪
なるほど、一方通行でルート復活が解かる、狭い登山道、アップダウン、露岩などなど           


鬼人谷分れから普賢岳は一方通行で、普賢岳から霧氷沢~・・・鬼人谷へは進入禁止!

 
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紅葉を追いかけて、雲仙 ver-1

2013-11-13 | 山歩き
  紅葉を追いかけて、in 雲仙
池の原園地~野岳1142m・・・45分

 R389沿いの池の原園地第二駐車場に駐車し、仁田峠を目指して歩きを開始する。
*紅葉シーズンは、仁田峠への車の通行制限があって、通行を却下された(--;)

 広いゆったりした、階段状の遊歩道を登って30分ほどで仁田峠に到着する。
峠に登り着き、トイレ脇の石畳の遊歩道をゆっくり登って行く広い展望所休憩所がある。
展望所⇒妙見岳&普賢岳
 左側には紅葉に染まった妙見岳と溶岩ドームの荒々しい平成新山が見えた。
ウッソ~、ガスで殆ど見えないじゃないですか!
右には、きれいな三角錐の矢岳や未だ未踏峰の絹笠岳、眼下には、池の原園地だ

 展望所から尾根筋に軽自動車なら走れそうな広い遊歩道を緩やかに下って登り返す。
     
遊歩道脇にはたくさんの”ミヤマキリシマ”があり、春はさぞかし見事な花の歩道だろう
     
 仁田峠から10分、東屋のある休憩所があり、大岩に昭和天皇の歌碑がある。
          
そのすぐ先の左手が野岳の取り付きで、大きな『野岳』の案内板があった。
5年前は案内板がなく、そのまま遊歩道を突き進み電波塔まで行き帰りに登った。
     
 案内板から狭い登山道を、露岩乗り越え、木の枝を掻き分けながら急登を登る
最後に”ヒカゲツツジ”を掻き分けると、目の前がストンと落ちた、野岳山頂に到着
目の前には、仁田峠からロープウエーが昇り、その上に妙見岳が聳えて見える
妙見岳の右には、ガスで全貌は確認できなかったが、普賢岳と平成新山が望める。

 残念だなぁ~、天気のいい日なら、抜群の展望が得られただろうなぁ~
あっ!国見岳の横に見えるのは、明日登る予定の九千部岳だろう。

 野岳のあとがき♪
 野岳は、仁田峠から20分と紹介してあります、広い石畳を歩いて15分で取り付き口
取り付き口で、『どんべえ赤いタヌキ』に、お湯を入れると、山頂がちょうど食べ頃です。
お湯を入れて、ジャスト5分で山頂、妙見岳を眺めながら『赤いタヌキ』が旨いでしょう♪
 雲仙、野岳での出来事
 野岳に登ったら、山頂で”ヒカゲツツジの蕾”が寒さに震えていた。
余り煮のかわいそうなので、両手で風を遮って暖かくしてあげました。
  
 なんと、余程嬉しかったのでしょうか?
ヒカゲツツジさんが、蕾を膨らませ、お礼にときれいな花を見せてくれました。
  
       
 ホラッ これが証拠のPhotoです~♪。
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